海外旅行保険にはどれくらいの補償額をつければ安心できる?

海外旅行保険に加入する際、どの補償項目にどれくらいの補償額を付ければいいのか迷う方は少なくありません。ここでは、海外旅行保険の基本的な補償項目や特約にどれくらいの補償をつければいいのか、また補償を考える上での注意点についてご説明していきます。

海外旅行保険ってどれくらいの補償額が必要?

海外旅行に行かれる方は、異国の地に思いを寄せて期待に胸ふくらませていることでしょう。

海外旅行をより安全に楽しく過ごすためには、しっかりとした海外旅行保険の補償が不可欠です。 


しかし、海外旅行保険にどれくらいの補償額をつければいいのか迷われる方は少なくありません。 


できるだけ万全な補償内容にすれば安心ですが、その分保険料が高額になってしまいます。 


ここでは、海外旅行保険に必要な補償額はどれくらいが目安となるのかについて


  • 海外旅行保険の各特約の補償額の目安
  • 死亡補償額、個人賠償費用、携行品損害の補償額の目安
  • 海外旅行保険の補償額を決める上での注意点

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、海外旅行保険の補償額を決める際に役立つかと思います。


ぜひ最後までご覧ください。

海外旅行保険の補償額がどれくらいかは、自身が付帯したい特約にあわせて決まる!

海外旅行に出かける際、海外旅行保険の補償額をどれくらいにすればよいのかについては、非常に悩むところです。  


海外旅行保険では、基本的に補償される項目の他に、ご自身の希望によって付帯できる「特約」があります。 


ここでは、海外旅行に付帯していただきたい「応急治療・救援費用補償特約」と「旅行変更費用補償特約」について、どれくらいの補償が必要になるのかご説明していきます。 

”応急治療、救援費用補償特約”の補償はどれくらい?

海外旅行前からの病気をお持ちの方は旅行先での治療費用の補償が気になるところですが、海外旅行保険にはそのような方でも安心できるように、海外旅行先で旅行前にかかっていた病気の症状が急激に悪化して治療が必要になった場合に補償される「応急治療・救援費用補償特約」があります。 


海外旅行出発前に発病し医師の治療を受けたことがある病気が対象となり、妊娠・出産・歯科疾患など対象外になる病気もあります。 


「治療費用」部分の補償では、海外旅行中に旅行前からの病気が急激に悪化した場合に医療機関を受診した際の治療費用が補償されます。 


また、「救援費用」部分の補償では、旅行前からの病気が急激に悪化し3日以上続けて入院した場合に、親族が現地まで向かう際の交通費や宿泊費が補償されます。 


この応急治療・救援費用補償特約には300万円程の補償を付帯している海外旅行保険が多くみられます。 

”旅行変更費用補償特約”の補償はどれくらい?

海外旅行を申込んだ方が、やむを得ない事情のために旅行をキャンセルせざるを得ないこともあります。 

そのような場合には、海外旅行保険に「旅行変更費用補償特約」を付帯しておけば安心です。


対象となる「やむを得ない事情」には主に次のものがあります。 


  • 配偶者や3親等内の親族が死亡または危篤になった場合 
  • 被保険者本人が病気や怪我で3日以上続けて入院した場合 
  • 配偶者や2親等内の親族が14日以上続けて入院した場合 
  • 被保険者の家や家財が火災・落雷・水災・雪災などで100万円以上の損害を受けた場合 
  • 渡航予定先で地震・噴火・戦争・テロ行為などが発生した場合 など 


このようなやむを得ない事情に対してどれくらいの補償の旅行変更費用補償特約を付帯するかは、渡航先によって異なります。 

  • アジア圏:10万~20万円 
  • ヨーロッパ:30万~40万円 
  • ハワイ、オーストラリア、アメリカなど:20万円~40万円 

旅行変更費用補償特約をどれくらい付帯すればいいのかは、渡航先によりますが10万~40万円になることが多いといえます。

海外旅行保険が基本的に補償してくれるのはどれくらい?




海外旅行保険の補償を考える際に、基本的にどれくらいの補償がなされているかを知るのは大切なことです。  

それをもとに、もっと手厚くしたい補償があれば特約として付帯することができます。 


まずは基本的な補償である、死亡補償、個人賠償費用、携行品損害についてみていきましょう。  

怪我や病気による死亡補償

海外旅行保険の補償でまず考えるのが、怪我や病気で死亡した場合の補償をどれくらいにするのかではないでしょうか。 

一般的に、海外旅行保険での死亡補償は1,000万円、3,000万円、5,000万円など希望する補償を選ぶことができますが、どれくらいの補償にするのかは人により判断が分かれるところです。


といいますのも、国内で生命保険に加入している方は多いと思いますが、海外で死亡した場合も当然に死亡保険金を受け取ることができるからです。 


そのため、海外旅行保険で付帯する死亡補償は必要最低限に抑えるという方が少なくありませんが、もちろん出来るだけ大きい補償を付帯することを希望する方もいらっしゃいます。 


インターネットから申し込める格安海外旅行保険での死亡補償額は1,000万円とされているものが多く見られ、生命保険などで別途補償がある場合は海外旅行保険はインターネット申し込みの必要最低限のものを選び、あまり大きな補償を付帯しないという考え方もあります。 

損害賠償を”請求されたとき”の個人賠償費用

損害賠償については日本での常識が海外で通用しないケースが非常に多くみられます。 


例えば、お店で買い物をしている最中にうっかりしてお店のものを壊してしまった場合など、弁償しなければならないことがあります。 


このような事態に備えるものとして海外旅行保険では「個人賠償費用」という特約があります。


偶然の事故によって他人に怪我をさせてしまった場合や他人の物を壊してしまい弁償することになった場合に、賠償に必要な費用を補償してくれます。 


訴訟費用もカバーしているので訴訟に発展してしまった場合でも安心です。 


個人賠償費用特約は通常どれくらい付帯されているのかというと、1億円付帯されているケースが多いです。 


やはり、損害賠償は日本に比べて海外の方がシビアですし、仮に訴訟になってしまった場合の費用までもカバーしてくれるほうが安心ですので、大きな補償が付帯されている方がいいでしょう。  

持ち物の”盗難や損壊”を補償する携行品損害

海外旅行保険の補償で忘れてはならないのが「携行品損害補償特約」です。 

海外旅行に持参するバッグや時計、デジカメ、衣服などの身の回りの物を「携行品」といい、それらを破損してしまったり盗難にあってしまったときに適用されるのが携行品損害補償特約です。 


海外では日本に比べてスリなどの犯罪が多発していますし、荷物を持ち運びするため携行品が破損してしまうケースも多くみられます。 


そのような損害をカバーするために携行品損害補償は大切なものですが、一般的にはどれくらいの補償額になっているのでしょうか? 


携行品損害補償は通常、20万~50万円の範囲で付帯されていることが多いです。 


補償額としては少額なので、あまり重要視されない方もいらっしゃいますが、海外旅行においては携行品の補償もしっかりと付帯しておくことが大切です。  

参考:帰国後の公的制度により海外療養費が支給されるが、”ほとんどが不十分” 

海外旅行中に急な病気や怪我をしてしまい医療機関で治療を受けた場合、帰国後に治療費の一部が支給される「海外療養費制度」というものがあります。 


しかし、この海外療養費制度で負担してもらえるのは国内で保険診療として認められている医療行為のみとされ、支給額についても日本で同じ治療をした場合にかかる費用の7割だけとなっています。 


現地で支払った医療費が戻ってくるのはうれしいですが、全額戻ってくるというわけではないので不十分であるケースがほとんどです。 

海外旅行保険をどれくらい検討するかによって”注意点”も出てくる

海外旅行保険の補償内容をどれくらい付帯するかによって注意すべきことがあります。

 

海外旅行保険を有効活用するためにも注意点についてしっかりと確認しておきましょう。  

海外旅行保険会社によっては、特約は”自動で付帯されていることもある”

海外旅行保険には、基本となる補償セットに自分が付帯したい特約を追加させることができますが、保険会社によっては特約が自動で付帯されているケースもあります。 


本来特約扱いである補償なので、人によっては必要としないものも含まれている可能性があるため補償項目についてはしっかりと確認しましょう。 


また、特約の補償が自動で付帯されていれば「手厚い補償」ということになりますが、その分保険料も割高になっていることが考えられますので、保険料をできるだけ抑えたい方は要注意です。  

クレジットカード付帯の海外旅行保険では補償されないこともある

海外旅行保険は、保険会社で販売しているもののほかに、クレジットカードに付帯しているものがあります。 


海外旅行にはクレジットカードは必携なので、どうせならクレジットカードに付帯している海外旅行保険で済ませたいと考える方もいらっしゃるでしょう。 


しかし、一般的にクレジットカードでの補償は保険会社で販売しているものに比べて補償が薄めな傾向にあります。 


また、「疾病死亡」や「緊急歯科治療費用」など保険会社の海外旅行保険では対応している補償が、クレジットカードの補償では対応していないものもあります。 


クレジットカードの保険で済ませる場合は、補償される項目が充分なものかどうかをしっかりと確認することが大切です。 

コラム:海外旅行保険に入る4つの方法

海外旅行保険の加入方法には4つあることをご存知ですか? 


大きく分けて次の4つの方法があります。 

  1. 旅行代理店での加入  
  2. <オススメ>インターネットでの加入 
  3. 空港の自動販売機での加入 
  4. クレジットカード付帯のもの  

このうち、旅行代理店で加入するという方が多いのではないでしょうか。 


ほけんROOMでは、インターネットでの加入をオススメしています。 


この2つの入り方を比較してみました。以下の表をご覧ください。 

旅行代理店での加入インターネットでの加入
保険料高い安い
保険の種類少なめ多い
加入できるタイミング旅行代理店で旅行を申し込む時いつでも
検討時間少なめじっくり好きなだけ

ご覧になればわかるように、海外旅行保険はインターネットでの加入の方が圧倒的お得なのです。 


さらに、インターネットでの加入であれば、保険料が安い上に、海外に行くまでならいつでも加入することができるのです。(現地についてからだと加入できないので注意) 


ただ自分で保険会社を選ぶのは意外と大変だと思います。 


ほけんROOMでは、おすすめの海外旅行保険について記事を書いています。


総合ランキングだけでなく、人によって違うオススメについても書いてあるので、参考になると思います。 


ぜひ読んでみてください!

まとめ:海外旅行保険にどれくらいお世話になるか、万が一のために十分な検討が必要

海外旅行保険にどれくらいの補償を付帯しておくのかは、個人によって異なります。 


死亡補償を手厚くしたい方、治療・入院補償を手厚くしたい方、携行品損害を手厚くしたい方など、考え方は人それぞれです。


 海外旅行保険は、万が一のための備えとして納得できるまで検討し、安心して海外旅行を楽しめるよう、十分な補償を付帯することが望ましいです。  

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