学資保険は持病がある場合に要注意!加入できない場合があります。

学資保険は貯蓄だけはなく、保障の機能があります。そのため、持病がある場合は保険の加入を断られてしまうケースがあります。持病を隠して学資保険に加入し、保険会社に発覚をすると保障を受けられないだけではなく、解約返戻金が大きく元本割れしていますので要注意。

契約者に持病があると学資保険には加入できないのか



子供の教育資金を貯めるために定期預金よりも貯蓄率が高く、万が一の保障や毎年の税控除がある学資保険への加入を検討している方も多いと思います。しかし学資保険は誰もが無条件に加入できるわけでなく、契約者である親や被保険者になる子供に持病がある場合は断られてしまうこともあります。

なぜ契約者に持病がある場合に加入できない場合があるのか

学資保険は貯蓄のみならず保障の役割もあり、契約者の親や被保険者の子供が三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)に罹患したときや死亡したときには保障が適応されます。そのため、病気や死亡リスクが高い方が学資保険の契約者として申し込みをする加入を断られてしまうケースがあるのです。

持病があっても学資保険に加入したい場合

持病をお持ちで学資保険に加入できるのか不安に思っている方のために明治安田生命の学資保険に加入の際に告知の必要な病気と健康診断の検査項目について下記に列挙しました。


血圧
心臓
高血圧(症)、不整脈、狭心症、心筋こうそく、心臓弁膜症(心臓弁の病気)、先天性心臓病、心筋症

精神
神経
脳卒中、脳出血、脳こうそく、くも膜下出血、パーキンソン病、(筋萎縮性)側索硬化症、てんかん、知的障がい、認知症、統合失調症、気分(感情)障害、うつ病、不安障害、適応障害、パニック障害、睡眠障害・不眠症、自律神経失調症

白内障、緑内障、網膜色素変性(症)、(加齢)黄斑変性(症)、ちくのう症(慢性副鼻腔炎)

気管支
ぜんそく、肺気腫、慢性気管支炎、肺結核、気管支拡張症

胃かいよう、十二指腸かいよう、かいよう性大腸炎、クローン病
肝臓
すい臓
肝機能障害、肝炎、肝硬変、すい炎
腎臓腎炎、ネフローゼ、腎不全
腫瘍
ポリープ
腫瘍、ポリープ、上皮の異形成
女性の病気子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、不妊症、帝王切開、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
その他の
病気
糖尿病、耐糖能異常、貧血(症)、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、関節リウマチ、こうげん病、椎間板ヘルニア、変形性膝関節症・変形性股関節症、痔、前立腺肥大(症)

健康診断検査項目

臓器脳・心臓・肺・胃・腸・肝臓・腎臓・すい臓・胆のう・子宮・乳房・皮膚
検査血圧測定・尿検査・血液検査・眼底検査


 契約者である親や被保険者である子供が上記の病気で現在治療をしていたり、過去治療歴がある場合は学資保険の加入を断られる可能性があります。


さらに病気と診断されていなくても、健康診断において身体の異常を指摘されている方は、加入を断られてしまうことがあるので注意が必要です。

保障性がない学資保険を選択する

もしも持病をお持ちで健康状態に自信がない方であっても、保障性がない学資保険であれば加入をすることは可能です。保障がない学資保険であっても銀行の定期預金よりも貯蓄率は高く、保険料控除を受けることができるので税制上のメリットはあります。

しかし、保障性のない学資保険では、契約者が死亡したときや三大疾病を患ったときに「保険料払込免除」などの特約がなく、今までの累計積立額分の保証しかないため「保険」という役割が果たすことはできないので注意が必要です。

契約者を妻や祖父母にする

夫による契約者による加入が難しくても、契約者を妻や祖父母にすることによって学資保険を加入することが可能です。

しかし祖父母を契約者にして学資保険を契約をすると、毎月の保険料は変わらなくても危険保険料の割合が高くなるため、貯蓄率は下がってしまいます。そのため、奥さまに持病がなく健康であれば契約者を祖父母ではなく奥さまにしたほうがいいでしょう。

子供に持病がある場合:学資保険以外の貯蓄手段を探す

学資保険は契約者の親の持病だけではなく、被保険者である子供の持病も告知が必要です。親に持病がなく、健康であっても子供に持病がある場合は学資保険の加入を断られることがあります。

もしも被保険者である子供の学資保険の加入が断られてしまった場合でも、親の生命保険やジュニアNISAなどで教育資金を準備することは可能です。

親の生命保険で準備する

子供に持病があって学資保険に加入できない場合は、「低解約返戻金型終身保険」をお勧めいたします。低解約返戻金型終身保険は契約者と被保険者を親にすることができるので、夫婦どちらかの健康上状態に問題がなければ加入可能です。学資保険と同様に銀行の定期預金よりも利回りはよく、死亡保障と保険料控除もあります。

しかし低解約返戻金型終身保険で加入をした場合は学資保険と異なり、入学祝い金などの途中支払いがありません。そのため満期になったときにしか積立保険金を受け取ることができませんので、注意が必要です。


また保険と銀行の定期預金以外では「ジュニアNISA」というものもあります。ジュニアNISAは保険や定期預金とは異なり、株式や投資信託などの投資商品によって運用をし教育資金を準備します。学資保険に加入できない場合はジュニアNISAの活用もご検討ください。

告知義務違反に注意

持病のある方の中には貯蓄性の高い学資保険に魅力を感じ、学資保険への加入を諦められない方もいると思います。

しかし学資保険に加入する際に、病歴を隠して加入することは非常にリスクが高いのでお勧めはできません。自身の病歴を隠して保険に加入することは「告知義務違反」として後々大きな不利益として自分自身に返ってきます。


そのため保険加入の告知に関しては虚偽の申請は行わず、ありのままの健康状態についてお答えください。

保険金を受け取れない可能性がある

告知義務違反をして学資保険に加入したときには、大きく2つのリスクがあります。


1.解約返戻金が大きく元本割れをする。

契約者の告知義務違反が保険会社に発覚した場合、保険会社は弁護士を通じて一方的な契約解除を通知します。保険会社によっては解約返戻金を全く支払わないケースや、返戻金の支払いがあっても途中解約という扱いになり、解約控除から大きく元本割れしてしまうケースがあります。


2.必要な時に必要な保障を受けることできない。

保険会社に告知義務違反が発覚するケースの多くは、契約者や被保険者が三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)になった時の請求や死亡時の請求をするときです。保険会社は契約者が病気になったときや死亡したときは、病院の診断履歴などを調査して持病が今までなかったかを調査します。そのため、持病を隠して学資保険に加入をすると保障が必要な万が一のときに必要な保障を受けることができず、子供に教育資金を残すことができません。


告知義務違反をして学資保険に加入するこは保障を受けられないだけではなく、貯金額の元本割れという最悪のケースを防ぐために告知はしっかり行いましょう。

まとめ

学資保険には銀行の定期預金にはメリットが多く、魅力を感じる方も多いと思います。しかし学資保険はあくまでも「保険」ですので、契約者の健康状態によっては加入できないケースもあります。持病を隠して学資保険を契約した場合、告知義務違反が保険会社に発覚すれば、保障を受けられないだけではなく、積立してきたお金も失ってしまう結果になるので絶対にやめましょう。

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