更新日:2022/01/15
80歳以上の高齢者でも保険に加入できる?検討する上で重要なことも解説!
80歳以上の高齢者は保険に加入できないと思っていませんか?実は高齢者でも保険に加入できるんです。高齢者が保険に加入するときには様々な留意点もありますが死亡保険や医療保険などに高齢者からでも加入できます。今回は高齢者でも加入できる保険について解説します!
内容をまとめると
- 80歳から加入できる死亡保険はある
- 高齢者の方は、葬式代、介護費用をまかなうために死亡保険に加入する人が多い
- 高齢者が保険に加入する際に家族が同席するとトラブルが防げる
- 高齢者でも加入できる医療保険もあるがあまり必要性は高くない
- 高齢者におすすめな保険が知りたい、加入しようとしている保険が高齢者でも加入できるか知りたいという方は保険の専門家への無料相談がおすすめ
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目次を使って気になるところから読みましょう!
80歳以上の高齢者でも保険に加入できる?
若いうちは病気にかかる機会も少なく保険に加入しようと考える方は少ないのではないでしょうか?
- 高齢者で加入できる保険の一覧(死亡保険・医療保険・引受緩和型医療保険)
- 高齢者の対応については、生命保険業界でガイドラインが作成されている?
- 高齢者が加入する際の留意点とは?
【高齢者向け】80歳以上でも加入できる保険商品
高齢者で加入できる保険があるとお伝えしましたが、それも一種だけではありません。
80歳以上の高齢者向けの生命保険サービスに関するガイドライン
生命保険協会は「高齢者向けの生命保険サービスに関するガイドライン」というものを策定しています。
加入時の対応
- 親族の同席を伴った募集
- 複数の募集人による募集
- 複数回の面談による募集
契約継続時の対応
- 定期的に通知するお知らせ・お届け冊子等にて、保険に加入している事実や契約内容・支払手続内容等を確認する機会を設ける。
- 契約内容等をご理解いただくため、契約内容をご案内する書類等について文字は大きく、見やすく、わかりやすく簡単な文章で記載する。
手続発生時・手続時の対応
- 通知物の不達状況や電話の通話状況などから、契約者等との連絡先や生存状況を確認する。
- 請求に必要な書類については、わかりやすい説明を行い、受取人からの照会に適切に対応できるようにする。
- 手続きに必要な書類を少なくしたり、簡単に手続きをできるようにする。
- 受取人と連絡がつかない場合に、可能な範囲で受取人の連絡先が特定できるようなにしておく。
- 受取人の請求意思は確認できるが、受取人が請求書類へ自署することが困難な場合に、代筆で手続きができるようにする。
- 受取人が請求を行うことができない場合、法定後見制度の活用に加え、指定代理請求人など受取人に代わる代理人が請求・受取ができるようにする。
保険契約における高齢者募集の留意点
保険募集時に親族等の同席を求める方法
保険の申込みをする際には契約者と被保険者と面談する必要がありますが、契被が同一の場合は、将来的に説明した・していないといったトラブルが発生する可能性があります。
そこで、親族に同席してもらえれば、親族も保険商品の内容を理解してくれるので、後々のトラブルが防げます。
また、同席する親族が死亡保険金受取人・指定代理請求人などの場合には、保険金・給付金の請求時にもスムーズな手続きができ、高齢者募集時の方法としては一番効果的とされています。
保険募集時に複数の保険募集人による保険募集を行う方法
保険の募集人はどうしても契約してほしいという気持ちがありますので、1対1で面談していると、相手の理解度反応の確認が十分でないまま手続きを進めてしまう可能性があります。
そこで、2名以上の募集人が立ち会い、説明者でない募集人が高齢者の言動や態度をしっかりと確認することによって、本当に理解しているのかを客観的に判断することができます。
また、書記に徹することで、面談記録などの作成をして、高齢者と共有することも効果的です。
複数回の保険募集機会を設ける方法
高齢者は保障内容を理解していなくても、その場の雰囲気で申込みを決断してしてしまったり、認知機能が低下していて、説明したことをすぐに忘れてしまう可能性があります。
そこで、複数回の募集機会を設けることにより、申込の検討に必要な時間的余裕が確保できますし、認知機能に問題がないかも確認することができます。
高齢者の意向に沿った商品内容等であることを確認する方法
高齢者の場合は加入した直後でも思っていた商品と違っていたと申し出をすることも少なくありません。
そこで、申込書を受け付けた後に、別の担当者から電話などで連絡をして、本当に意向に沿った商品なのか、手続きを進めて問題がないかを確認しています。
もし、意向と異なっていた場合には、保険の申込みを無効とすることができます。
ここで紹介してきたトラブルを防ぐその他の方法として、保険のプロに無料相談するというのもおすすめです。
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80歳以上の高齢者が保険に加入する際に検討べきこと まとめ
高齢者が新しく保険に加入する際に検討すべきことはいくつかあります。
大切なのは
- 現在の保障を確認しておくこと
- 公的医療保障制度でカバーできるものはないか確認すること
- 本当に保険加入が必要か考えること
まとめ:80歳以上の高齢者でも保険に加入できるか
高齢者でも加入できる保険と高齢者を募集するときに保険会社が注意していることについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のこの記事のポイントは、
- 80歳以上の高齢者でも死亡保険、医療保険、引受緩和型医療保険に加入できる。
- 高齢者の対応には生命保険業界全体として取り組みをしている。
- 高齢者の募集時には保険会社は様々な対策を施している。
です。
人生100年時代と言われている現代では、以前に比べて高齢者が保険に加入するケースが増えてきています。
そのため、保険会社は80歳以上でも加入できる商品を用意したり、高齢者に対して後々トラブルにならないように丁寧な対応をしています。
高齢者だからといってあきらめずに、新しく保険の加入を検討してみても良いかもしれません。
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