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終身保険は、若いうちに加入したほうが本当にお得なのか!?

社会人になると何かと話題に出てくるのが終身保険の話。先輩方から「若いうちに加入したほうが絶対お得」と聞いたことはありませんか。しかし、本当に若いうちに終身保険に加入したほうがお得なのかわからない人が多いはず。そこで、メリットとデメリットを詳しく調査してみました

終身保険の入るタイミングは本当に「若いうちに」が良いのか解説します

若いうちに終身保険に加入したほうが良いというアドバイスは、保険会社の担当者、もしくは人生の先輩方からアドバイスを受けた方もいるのではないでしょうか。


そのことが本当のことかどうか、確認しようとも誰に聞いて良いものかわからない人もいることでしょう。


ここでは、終身保険に若いうちに加入するメリットとデメリットを詳しく見ていきす。

若いうちに終身保険に加入するメリット



若いうちに終身保険に加入するメリットの大きなところは次のようなところになります。


  • 毎月の保険料の負担が少ない
  • 毎年生命保険料控除の対象となることを考えると、若いうちに入ると、さらにお得
  • 健康なうちに加入ができるため安心

それでは、詳しく見ていきましょう。

毎月の保険料の負担が少ない

若いうちに終身保険に加入すると、一番のメリットは保険料が安いというところでしょう。


実際にある終身保険で比べてみると、保険金額300万円の時の月々の保険料を男性20歳と40歳で比較してみました。


保険料払込期間:60歳保険料払込期間:終身
20歳4,797円3,363円
40歳10,629円5,436円
上記を比べてだけでもわかるように、同じ内容の終身保険に加入する際、年齢が違うと、保険料が若いうちの方が安いことがわかります。


ここで、悩むところが、60歳払済に加入するのがお得なのか、もしくは、保険料が安い終身払いに加入するのかというところです。


仮に20歳で終身保険に加入し、80歳まで生存した場合の支払保険料総額を比べてみると、

60歳払済の支払保険料総額:4,797×12×40=2,302,560円

終身払の支払保険料総額:3,363×12×60=2,421,360円

以上のようになります。


結局は、「どれくらい自分が生存するのか」というところになりますが、早く終身保険に加入し、早く支払いが終わった方が、メリットがあるといえます。

毎年生命保険料控除の対象となることを考えると、若いうちに入ると、さらにお得

終身保険は、生命保険料控除の対象となります。

生命保険料控除とは、納税の申告時に、保険料を支払ている契約者の所得から、支払った保険料の一定額が差し引かれます。


差し引かれた所得を元にして所得税と住民税が計算されるため、所得税と住民税が安くなります。


若いうちに終身保険に加入すると、長い間、生命保険料控除の恩恵が受けることができるので、さらに、終身保険がお得になります。

健康なうちに加入ができるため安心

年を重ねるごとに、病気になる確率が上がっていきますし、体力的にも老いには勝てず、怪我をする確率も上がります。


そういった理由から、年を重ねるごとに保険料が高くなる上に、保険にも加入しずらくなります。


若いうちは、そのような確率が少ないため、保険に加入しやすいメリットがあります

いつの間にか年は取るものです。

健康なうちに、しっかりと終身保険の事を考えた方が良いでしょう。

若いうちに終身保険に加入するときの注意点

このように、終身保険に早く入ることはメリットが多いですが、物事にはメリットがあれば、デメリットも存在します。


次は、若いうちに終身保険に加入した際のデメリットを見ていきましょう。

途中解約の心配があるときは、若いうちに加入することをおすすめしない

終身保険の魅力の一つは、保険料が払い済みになり解約すると支払った以上の解約返戻金があることです。


例えば上記に記した20歳で加入し、60歳払済の場合、支払保険料総額2,302,560円に対し払い済み直後の解約返戻金は2,613,540円になり、返戻率は113.5%にもなります。


しかし、途中で解約した場合は、逆に損をしてしまいます。

若いうちに終身保険に加入し、長く保険料を支払うからこそ、途中で解約する理由が出てくる可能性も否定はできません。

60歳払済などの場合、若いうちに入った方が返戻金がお得になるまでに時間がかかる

上記にも述べましたが、60歳払済の場合、返戻率が113.5%と魅力もあるのですが、それまでには40年という長い年月があります。


40年間支払わないと、支払保険料総額を超えないので時間がかかるというデメリットがあります。


しかし、仮に40歳で加入し、60歳払済の場合、この保険では支払保険料総額が2,550,960円に対して、払い済み直後の解約返戻金は、2,613,540円となり、返戻率は102.4%でした。


解約返戻金がお得になるまで時間はかかりますが、返戻率が高いところはメリットとみるべきでしょう。

若い頃の1万円と歳をとってからの1万円では、価値が異なる

終身保険のデメリットで聞かれるのが、終身保険とインフレの関係です。

インフレとは簡単にいうと物価の上昇です。

例えば100円で買えていた品物が100円で買えなくなる状態のことで、物価が上昇すると相対的にお金の価値が下がってしまいます。


終身保険は長い年月をかけて保険料を支払うので、インフレのデメリットを受けやすくなります。


昭和40年に1万円だった品物は、平成25年では2万円でないと購入できないといわれているほど、お金の価値が変わってきています。


ということは、昭和40年に20歳で終身保険に加入し、60歳で300万円受け取ることのできる場合は、お金の価値が下がってしまい、300万円の価値がないことになります。


インフレの影響を受けてしまうところが終身保険のデメリットといえます。

統計として、ほとんど9割近くの人は60歳になるまで亡くならない

保険は自分に万が一のことがあった場合の時、家族や子どもが困らない為に加入している人も多いでしょう。

特に、子どもがまだ小さかったり、高校や大学受験なども多額の費用が必要となってきます。


しかし、それは一家の大黒柱が働き盛りの60歳までのことです。


そして、統計によると男女ともに60歳以上の生存率は90%を超えており、本来の目的が自分の保障だと、目的を果たすことなく60歳を越えていく方がほとんどとなります。


この様な理由で「保険は必要ない」という方もいらっしゃいます。


しかし、終身保険は貯蓄性があり、60歳払済であれば、2,613,540円の金額が貯蓄されていることになります。


さらに、60歳で保険料の支払いが終わり、そのままにしておけば家族に自分の葬儀代金を残すこともできます。


老後の資金として活用できるため、死亡保障を使うことがなくとも、その貯蓄は無駄ではないでしょう。

まとめ

いかがでしたか?


終身保険に若いうちに加入した際のメリット・デメリットをまとめてみました。


確かに若いうちに加入することは、保険料が安くすむなどメリットの方が多いようです。


しかし、メリットばかりではなく、しっかりとデメリットも理解して若いうちに終身保険を考えると、さらに終身保険が魅力あるものに見えることでしょう。


どうでしょうか。

若いうちに終身保険を検討してみませんか。

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