
更新日:2023/05/08
保険相談をFPにするべき理由!保険相談におすすめのFP相談窓口も解説

ファイナンシャルプランナーによる保険相談サービスには、様々な種類がありますが、相談の質が最も重要なポイントです。この記事では、ファイナンシャルプランナーによる保険相談サービスの内容やメリット・デメリット、どのサービスを選べばいいのか徹底的に解説していきます。
▼この記事を読んでわかること
- FPに保険相談することで、自分に合う保険が見つけられる
- FP保険相談は無料・有料、店舗型・訪問型などいろいろな形式がある
- まずは無料訪問型のFP相談を利用するのが非常におすすめ
保険に関する悩みならまずはマネーキャリアを相談してみてください!
目次を使って気になるところから読みましょう!
ファイナンシャルプランナー(FP)の保険相談サービスを大解剖

今、ファイナンシャルプランナーへ保険相談する方が増えてきています。
それは以前に比べファイナンシャルプランナーが増加したこと、そして相談しやすい環境が整ったことによる影響が大きいと言えるでしょう。
結論から申し上げると、保険はファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがおすすめです。
その一方で、どの窓口・方法で相談するかが重要なポイントとなります。
この記事を読んで、
- ファイナンシャルプランナーによる保険相談サービスにはどのような種類(有料・無料、店舗型・訪問型など)があるのか【基礎知識】
- 保険相談でファイナンシャルプランナーを利用した方が良い理由とは何か
- 保険サービスはどのような内容なのか
- それぞれのメリット・デメリット
ファイナンシャルプランナーに保険相談したいとお考えの方には特に知っておいてほしい情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
FP協会の保険相談サービス

具体的におすすめの無料保険相談窓口を知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
ファイナンシャルプランナー(FP)とはお金のプロ
日本FP教会によれば、ファイナンシャルプランナーの仕事は
- 相談者の夢や目標を実現するために、家族構成や家計や資産の状況などの多くのデータを分析すること
- 相談者のライフスタイルや価値観、人生設計(ライフプラン)にあわせて、長期的な視点でアドバイスや資産設計を行い、実現をサポートすること
です。
そのためには、
- 社会保障制度
- 金融
- 税金
- 不動産
- 保険など
お金に関する総合的・網羅的な知識が必要となります。
もちろんそれぞれの分野には、社会保険労務士や税理士などの専門家も存在しています。
そのなかでファイナンシャルプランナーは、それぞれの分野について幅広い知識をもち、分野をまたいで解決策を導き出していくのが役割です。
ファイナンシャルプランナーはお金のプロであり、認定試験に合格した資格者だけがファイナンシャルプランナーを称することができます。
ファイナンシャルプランナー(FP)には国家資格と民間資格が存在する
FP技能士の種類(国家資格と民間資格)

- 国家資格である「FP技能士」
- 民間資格である「AFP・CFP」
- 5年以上のFP実務経験がある人
- 2級合格者で1年以上のFP実務経験がある人
保険相談をFPにするべき3つの理由!
- プロの立場から顧客本位の提案をしてくれる
- 多数の保険会社の保険商品を一括比較できる
- 無料の保険相談窓口も多数存在する
保険をはじめとするお金の知識に精通しているFPは、相談者の状況を把握した上で、中立的な立場で保険提案をしてくれます。
保険は難しい用語も多いので、素人ではすべてを細かく把握しきるのは難しいものです。プロの手を借りて、安心して保険が加入できるように相談しましょう。
理由①プロの立場から顧客本位の提案をしてくれる
保険相談をFPにするべき3つの理由の1つ目は、プロの立場から顧客本位の提案をしてくれることです。
保険は様々な種類があり、加入にあたっては払込期間や満期などの条件や、特約など細かく決めていかなければいけません。同じ特約の名称でも会社によって条件が異なるケースもあります。
そのため、保険は保険商品に精通しているFPに相談すると安心です。プロならではの目線で、相談者に合わせた提案をしてくれます。
FPの本業はライフプランの作成・改善です。ライフプランを作成して必要な支出を把握し、その資金に備えるための手段の一つとして、保険の提案をします。
ライフプランや必要な支出などの根拠をもとに提案をしてくれるので、相談者側も安心して保険を検討できるのは大きなメリットですね。
理由②多数の保険会社の保険商品を一括比較できる
保険相談をFPにするべき3つの理由の2つ目は、多数の保険会社の保険商品を一括比較できることです。
保険相談窓口は複数の保険会社と代理店契約を結んでいます。保険相談窓口の中には、40店舗以上の保険会社の商品を扱っている窓口もあります。そのため、多くの保険会社・保険商品の中から、自分にぴったりの保険を見つけ出してくれるのです。
保険会社には、医療保険に強い会社や、資産運用系の保険に強い会社、法人の保険に強い会社など、それぞれに得意分野が存在します。例えば「医療保険はこの会社の商品がいいけど、運用系の商品はこっちの会社がいい」と思った時のことを考えてみましょう。
それぞれの保険会社と連絡を取り、それぞれの会社で複数の保険商品を比較して、加入手続きを取るのは大変ですよね。また、素人だとどの保険会社がどの分野に強いのか理解するのも無地かしいでしょう。
しかし、保険相談窓口では保険のプロであるFPが複数の保険会社の商品の中から保険料や保障内容などを一括比較してくれます。
手続きに何回も時間を割くこともないので、手軽に自分に合った商品を探すことができるのも大きな魅力です。
理由③無料の保険相談窓口も多数存在する
保険相談をFPにするべき3つの理由の3つ目は、無料の保険相談窓口も多数存在するからです。
保険相談窓口には無料相談と有料相談のものがあります。有料相談では相談料が必要となるため「気軽に相談してみたい」と考えている人にはハードルが高いでしょう。
しかし、保険相談窓口には無料相談が可能な窓口も、多く存在しています。初めてFPへの相談をする時は、このような無料の保険相談窓口を利用するのがおすすめです。
FPへの保険相談にあたっては、ヒアリングやライフプラン作成を行って必要保障額を決定します。そのため、相談は複数回にわたることがほとんどです。
また、保険は長期間保険料を支払うため、住宅、教育、老後の生活、車と並んで人生の5大支出と言われています。大きな支出が伴うものは、しっかり納得して加入したいですね。
しっかり納得するまで相談したいと思っても、有料相談では相談料が気になって落ち着いて相談しづらいでしょう。無料の相談窓口を利用できるのは大きなメリットと言えます。
FPへの保険の相談サービスは無料と有料の2つがある
サービス内容 | |
---|---|
無料 | ・FP協会などが開催する無料相談会を利用する ・来店型の保険ショップで相談する ・訪問型の保険相談サービスを利用する |
有料 | ・FP事務所などで、相談料を払って相談する |
ではそれぞれの相談サービス内容はどのようなものなのか、仕組みや特徴について見ていくことにしましょう。
FP保険相談を無料でできるサービスの仕組みは?保険会社から報酬もらってる?
無料で相談サービスを行うファイナンシャルプランナーも、ボランティアではなく報酬を受け取っています。
ただ相談者からは直接報酬を受け取っていないというだけの話なのです。
無料で保険の相談サービスを行うファイナンシャルプランナーの場合、保険契約が成立した際に保険会社から支払われる手数料が報酬となっています。
この手数料は、わたしたちが支払う保険料の中から支払われています。
ただ保険料はあらかじめ保険会社によって決められたもので、ファイナンシャルプランナーを介して契約しても、インターネット経由で直接保険会社と契約しても変わりません。
つまり、ファイナンシャルプランナーへの相談料は実質無料と言えるのです。
無料で相談が受けられるとはいえ、相談の質や強引な勧誘などを心配される方もいらっしゃるかと思います。
様々な無料保険相談サービスがあるため、残念ながらそういった業者がないわけではありません。
ただ、
- 経験豊富なファイナンシャルプランナーによる質の高い相談を行う
- 顧客満足度90%以上
- 強引な勧誘もなく安心して相談できる
このような利用者にとって嬉しい相談サービスももちろん存在しています。
つまり、しっかりとした無料相談サービスを選ぶことが大切なのです。
顧客満足度が高く評価されている保険相談所は、下記にてまとめています。
また、保険相談が無料でできる理由はこちらでより詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。
有料のFP保険相談の料金の相場は?無料相談とメリット・デメリットを比較
有料相談FP | |
---|---|
相談料 | 1時間5,000円〜10,000円程度 |
メリット | ・より中立的なアドバイスを受けられる ・質の高いFPが多い |
デメリット | ・相談時間が増えるほど相談料は高額になる ・保険を取り扱っていないので、保険の加入や見直しをするには、他の 代理店などで別途手続きする必要がある。 |
無料相談FP | |
---|---|
相談料 | 無料 |
メリット | ・基本的に何回でも無料で相談できるため、納得いくまで利用できる。 ・複数の保険会社をまとめて比較できる |
デメリット | ・相談の質が担当者によって異なる ・場合によっては特定の保険会社を勧められることがある |
FP保険相談は店舗型(来店型)・訪問型(出張型)・オンラインの3種類
- 店舗に出向いて相談を受ける店舗型(来店型)
- 自宅などにFPが来てくれる訪問型(出張型)
- オンライン
それそれのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
▼店舗型
- メリット①:気軽に立ち寄ることができる
- メリット②:全国店舗だと移住しても継続的に相談できる
- デメリット:FP資格を持っていない人の場合がある
- メリット①:自宅や近くのカフェで気楽に相談できる
- メリット②:金融に関する知識が豊富な方が比較的多い
- デメリット:予約するのがやや面倒である
▼オンライン
- メリット①:ネット環境さえあればどこからでも相談できる
- メリット②:画面共有によって資料を見ながら話を聞ける
- デメリット:オンラインでは保険加入手続きができないことがある
それではどのようなサービスなのか、上記のメリット・デメリットの解説も含めて詳しく見ていくことにしましょう。
店舗型(来店型)保険相談のメリット・デメリットや特徴
店舗型のメリット①:気軽に立ち寄ることができる
来店型保険ショップは、ショッピングセンター内や駅前など、普段からよく出かける場所を中心に出店しています。
そのため相談したいと思ったときに立ち寄り、予約が埋まっていなければそのまま相談を受けることもできるなど、気軽さがメリットです。
また、保険への新規加入や大幅な見直しでは、
- ライフプランニング
- 保険プランの提案
- 加入手続きなど
何度も相談に通う必要が出てきます。
平均で2〜3回、場合によってはそれ以上の回数通うことも。
普段立ち寄りやすい場所に店舗があれば、それほど負担なく相談に通うことができ、相談がスムーズに進むといったメリットもあります。
店舗型のメリット②:全国店舗だと移住しても継続的に相談できる
遠くに引っ越した場合には、契約した保険代理店や保険会社の担当者とは電話でやりとりをするか、担当する代理店や担当者を変更することになります。
店舗型のデメリット:FP資格を持っていない人の場合がある
しかしそのサービスを維持するためには、多くの店舗を展開し、営業時間中は相談員を配置しておかなければなりません。
来店型保険ショップが多く出店するショッピングセンターは、年中無休で夜遅くまで営業しているところが多く、その結果より多くの相談員が必要となります。
すべての相談員がFP資格を持っていることが理想ではありますが、人員確保の事情も関係してそれが難しいという現実もあるのです。
訪問型(出張型)保険相談のメリット・デメリットや特徴
訪問型のメリット①:自宅や近くのカフェで気楽に相談できる
訪問型の保険相談サービスでは、希望の時間に自宅にファイナンシャルプランナーが来てくれます。
もし自宅での相談に抵抗があれば、近くのカフェやファミレスなどで相談することも可能です。
そのため近くに保険ショップなどがない方や、小さなお子さまがいて長時間の外出が難しい方でも、自宅などで楽に相談を受けられるというメリットがあります。
加えて自宅であれば、家計簿や現在加入中の保険証券などをすぐに用意できるため、スムーズに相談を進められるというメリットも。
周囲に人がいる保険ショップよりも、自宅やカフェの方が落ち着いて相談できるという方も多いようですので、自分のより相談しやすい場所を選ばれるのがよいでしょう。
また保険相談を行う場所や保険相談をカフェや喫茶店でやる場合についてより詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
訪問型のメリット②:金融に関する知識が豊富な方が比較的多い
ただしFP資格者かどうか、FP資格者でもその知識レベルはまちまちです。
その点、訪問型の保険相談サービスでは、知識や経験が豊富で一定の審査基準を満たしたファイナンシャルプランナーのみが紹介されます。
そのため保険会社の営業員や来店型保険ショップの相談員と比べ、金融に関する知識が豊富な方が多いというメリットがあるのです。
金融全般に関する豊富な知識を持ったファイナンシャルプランナーであれば、保険だけでなく、家計全体やライププランにあった適切なアドバイスをしてもらうことができます。
これは相談を受ける側としても安心ですよね。
ただし訪問型の保険相談サービスであっても、残念ながらすべてのサービスで質の高いファイナンシャルプランナーを紹介してもらえるわけではありません。
そのため、どのサービスを利用するのかは、しっかりと選ぶ必要があります。
訪問型のデメリット:予約するのがやや面倒である
また予約の変更なども、担当者であるFPと予定の調整が必要となります。
これは店舗型でも同じことが言えますが、FPの移動時間なども考えなければならないので、調整がやや難しくなることも考えられるのです。
オンライン保険相談のメリット・デメリットや特徴
オンラインのメリット①:ネット環境さえあればどこからでも相談できる
何より最大のメリットは、一切外出せずに相談することができることです。
例えば幼い子どもがいる方や介護などで外出しづらい環境にある方は、利用しやすいという魅力があります。
また
- 住んでいる近くに店舗型の保険相談所がない
- 訪問エリアの対象から外れている
という場合も安心。
ネット環境がある場所であれば、どこにいても気軽に保険相談することが可能です。
オンラインのメリット②:画面共有によって資料を見ながら話を聞ける
オンラインの不安は、担当者に会えないことではないでしょうか。
それに関連して資料が手元にないことでも、心配になってしまいますよね。
しかしご安心ください。
オンライン相談でも、デバイスのカメラなどを使い担当者の顔を見ながら相談することが可能です。
さらに画面共有の機能があるので、同じ資料を見ながら解説や相談をすることもできます。
オンラインでもなんの不自由もなく相談できるのです。
オンラインのデメリット:オンラインでは保険加入手続きができないことがある
オンライン相談でも心強い「オンライン完結型」(オンライン上で保険を見つけ加入手続きまで完了できるもの)も、もちろん存在しています。
ただし、販売されているすべての保険商品がオンライン完結型というわけではないので気をつけてください。
各保険会社の所定のルールにより、「相談や提案はオンライン上で行えても、申し込みの手続きは本人確認のために来店が求められる」商品も多く存在します。
オンライン保険相談でそのまま保険加入をしたいと考えている方は
- オンライン完結型の保険なのか
- 近隣店舗に保険加入のために来店する必要があるのか
以上の2点について、相談時に確認しておきましょう。
最も重要なのは担当者のお金の知識!オンライン型の保険相談がおすすめ

どのくらいの保障が必要なのかは、社会保障や家計の状況、保有資産などを踏まえて考える必要があり、そのためにはお金に関する幅広い知識が欠かせません。
もし相談を受ける担当者の知識が不足していれば、必要以上の保険に加入して余計な保険料を払うことになるかもしれません。
保障が多いのはまだいいですが、万が一もしものときに保障が足りないということになれば一大事です。
どのサービスを選ぶのかで迷ったあなたには、マネーキャリアのオンライン相談がおすすめ!
マネーキャリアには、知識や経験が豊富で相談の質の高いファイナンシャルプランナーが揃っています。
保険加入だけでなく見直しなど、保険に関することなら何でも相談可能です。
気軽に何回でも利用できるので、保険相談しようか迷っている方は是非利用してみてください!
保険相談にかかる時間と回数
先ほどの店舗型に関するメリット・デメリットを紹介した箇所でも少し触れましたが、保険相談は複数回行うことになります。
つまりある程度の時間は確保する必要が生じるのです。
そこでこの項目では
- 1回あたりの保険相談の時間
- 何回通う、あるいは相談する必要があるのか
保険相談は1回あたり1~2時間を想定しておく
保険相談は、おおよそ1〜2時間必要であると想定しておきましょう。
ただしこれは平均時間ですので、相談内容など人によって異なるものであることは念頭に置いておいてください。
多くの場合時間制限を設けていないため、満足がいくまでじっくり相談することが可能です。
反対に保険相談に時間をそこまでかけたくないという方は、あらかじめどのような相談をするか、内容をしっかり整理しておきましょう。
例えば
- (加入している方であれば)現在加入中の保険について保障内容などの情報
- どのような保険を探しているのかなど
知りたいことや疑問についてまとめておくと、担当者との相談がスムーズに進みます。
2回~3回行うのが一般的
保険加入の手続きに及ぶまでに、保険相談へは2〜3回通うのが一般的です。
「どうしてそんなに多くなるの?」と疑問に感じる方もおられることでしょう。
そこで、それぞれの内訳をご紹介していきます。
1回目(1時間半程度)
まず初回の相談では
- 相談者の現状
- 今後のライフプランニングについて
- どのような相談をしたいのか
- 保険の仕組みの解説
- 2回目で検討した結果
- プランの修正または保険加入
保険のFPに相談する前に事前に知っておきたい5つのこと

どこに相談するかが決まれば、相談を申し込みましょう。
でもその前に知っておきたい、知っておくべきことがあります。
簡単にまとめると
- 1.保険の加入・見直しの相談の目的を明確にしておく
- 2.保険にかける予算を明確化させておく
- 3.気になっている保険や保険会社については一通り資料請求しておく
- 4.時間に余裕を持って相談日時を決める
- 5.複数の保険相談窓口で複数のファイナンシャルプランナーに相談する
1.保険の加入・見直しの相談の目的を明確にしておく
- なぜ保険に加入するのか
- なぜ見直すのか
保険に加入する目的としては、主に以下のようなものが考えられます。
- 死亡や就業不能、病気・ケガなど、もしもに備える保障
- 進学資金・老後資金など、将来のための資産形成
- 相続対策や保険料控除など、節税対策
保険として最も大切なのは保障だと言えますが、家計や資産状況などによって優先順位は変わってきます。
この加入の目的や優先順位についての相談者の希望が定まっていなければ、プロであるファイナンシャルプランナーでも適切な保険を提案するのに手間取ってしまいます。
「保険が必要なのかわからない」、あるいは「今の保険が自分にあっているのかわからない」「保険料を負担に感じている」といった程度でもいいので、まずは相談の目的を定めておきましょう。
保険相談の心構えも含めた事前準備はこちらの記事をご覧ください。
2.保険にかける予算を明確化させておく
- 掛捨型
- 貯蓄型
掛捨型
貯蓄性は低いが、割安な保険料で大きな保障を確保できるもの。
例)定期保険、収入保障保険、就業不能保険、医療保険など
割安な保険料で保障を確保できるというメリットがありますが、何もなければ支払った保険料は戻ってきません。
貯蓄型
貯蓄性は高いが、保険料は割高なもの。
例)終身保険、養老保険、個人年金保険など
保険料は割高ですが、満期や保障が不要となって保険を解約した際にお金が戻ってきます。
場合によっては、支払った保険料よりも増えて戻ってくることもあり、保障と資産形成を兼ねることができるというメリットもあるようです。
比較してみよう
貯蓄性の有無による保険料や満期・解約時の受取額ついて
- 30歳・男性
- 保険期間・保険料払込期間:60歳
- 保険金額:1,000万円
保険種類 | 月額保険料 | 60歳時受取額 |
---|---|---|
定期保険 | 4,200円 | 0円 |
終身保険 | 21,900円 | 763万円 (解約時) |
養老保険 | 27,400円 | 1,000万円 |
必要な保障を確保できるのであれば、掛捨型と貯蓄型のどちらを選ぶかは加入者の自由です。
しかし保険にかけられる予算によって選択できる保険は左右されます。
保険プランも変わってくるため、相談前に予算を明確にしておくようにしましょう。
3.気になっている保険や保険会社については一通り資料請求しておく
あらかじめ資料を見て保険について予習しておけば、相談者から具体的な質問もできます。
受け身の相談になることを避けることができ、相談もより有意義なものとなることが期待できるでしょう。
またファイナンシャルプランナーから提案された保険と気になっていた保険が違う場合には、どう違うのか比較して説明してもらうことも可能です。
自分が気になっていた保険と比較することで、より納得して保険を選べると言えますね。
今はネットなどでも資料請求ができる保険会社も増えています。
また保険ショップなどでも自由に持ち帰れるパンフレットが用意されていますので、これらを利用して気になっている保険については一通り資料請求しておくことをおすすめします。
4.時間に余裕を持って相談日時を決める
1回あたりの相談時間は前述したように、1〜2時間程度です。
しかしこれはあくまで平均。
特に初回の相談においては、かなり余裕を持って相談日時を決定することをおすすめします。
これは、1回目の相談で
- 相談者のライフスタイル
- 相談者の家計状況
- 補償や保険料など、どのような点に重きをおいているのかなど
5.複数の保険相談の窓口で複数のFPに保険相談をする
「セカンドオピニオン」という言葉をご存知でしょうか。
主治医以外の医師に対して求める意見のことです。
これによりプロからの複数の意見を比較することができ、より患者が納得できる形で治療を進めることができます。
セカンドオピニオンは主に医療で使われる言葉ですが、保険においても同じことが必要です。
つまり、特定の保険窓口やファイナンシャルプランナーのみの意見を聞くのではなく、複数の意見を求めるように心がけましょう。
例えば生命保険を探していたとします。
同じ希望を伝えたとしても、窓口やファイナンシャルプランナーごとに勧めてくる保険商品は異なるはずです。
世の中には数え切れないほど生命保険商品があるので当然のことと言えます。
その複数の提案を自分で比較して、よりベストな洗濯をすることが相談者にとっても良い結果となることは想像に容易いですよね。
複数社の無料保険相談を受けることについてより詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
FPに保険相談をした方が良いタイミング
FPに保険相談をするべきタイミングは、以下が当てはまります。
- 将来の経済的な備えに不安を感じたとき
- 身内や友人が怪我や病気で経済的な不安を自分でも感じたとき
- 保険の更新が近くなったとき
- 住宅の購入を検討しているとき
- 子供が生まれたり、結婚をしたとき
- 自分の生活環境が変化したとき
- 保険に加入する目的
- 保障内容、保険金と保険料
- 資産状況
- ライフプランや家族構成
保険の「無料」相談に関するQ&A集
Q&A①:やはり、保険加入へのしつこい勧誘などはあるの?
相談後、保険加入が不要だと感じたのであれば、無理に保険に加入する必要はありません。
保険マンモスでは「イエローカード制」を導入されているほか、他の大手保険相談サービスでも強引な勧誘に対しては、厳しく対応する仕組みが整っています。
ただし保険相談サービスの中には、しつこい勧誘を行うような業者もゼロではありませんので、どこに相談するかはしっかりと選ぶようにしましょう。

Q&A②:保険の見直しや家計についても相談しても良いの?
むしろ保険加入や見直しは、家計全体の状況をふまえた上で判断すべきことです。
もちろん相談の結果、保険加入や見直しが必要ないこともあります。
その場合は無理に保険に加入する必要はありません。

Q&A③:無料相談でキャンペーンギフトがもらえるのは本当?
もちろん、プレゼントをもらったからと言って保険契約を強要されるということはないので安心して相談できます。
ただしプレゼント目的であることが明らかな場合などには、プレゼントがもらえない場合もあります。
そのような相談は相談を受ける側にも失礼ですし、相談者にとっても時間の無駄ですのでやめましょう。
また、以前は商品券やポイント還元などのプレゼントが行われていたことをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、2017年4月以降は換金性の高い金券類のプレゼントを自粛することになり、現在は行われていません。
今でも商品券プレゼントキャンペーンなどを行っている保険相談サービスなどもあるようですがコンプライアンス的に問題がある業者なので、このような業者は避けるのが無難です。
無料保険相談プレゼントキャンペーンをさらに詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
まとめ:質の高いFPを見極めて保険相談サービスを利用しよう

ファイナンシャルプランナー(FP)に保険相談をする上で知っておくべきことを解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

総合的にみたおすすめの保険相談サービスはこちらで解説しています。
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