子供の独立は保険の見直しをするべき理由と必要性をわかりやすく解説

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子供が誕生した時に保険に入ってそのままの方も多いのではないでしょうか。子供の独立は、保険の見直しに最適なタイミングです。なぜ子供の独立のタイミングが保険の見直しに最適なのか。その理由とポイントを現役ファイナンシャルプランナーの声もまじえ、解説していきます。





この記事を読んでほしい人

  • 子供が独立した人、もしくは独立の時期が近い人
  • 子供が独立後、保険の見直しをしてない人
  • 保険の見直しのポイントがわからない人
  • 老後の保険が今の保険の保障であっているかわからない人
  • 子供が独立後、住まいの見直しをしていない人
この記事を読んで分かること
  • 子供の独立のタイミングで保険見直しをするべき理由
  • 老後資金の貯蓄をすることが重要な理由
  • 種類別に夫婦のための保険見直しのポイント
  • 9人のファイナンシャルプランナー(FP)が開設する保険の見直しポイント
  • 子供独立時に住宅の見直しも重要になる理由とポイント
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内容をまとめると

  • 子供の独立後は、子供のための保険から配偶者のための保険に切り替える
  • 老後に必要な貯蓄の目安は2,000万~3,000万円
  • 老後の収支は毎月およそ42,000円赤字
  • 子供が独立したときの夫婦の保険見直しのポイントは、死亡保障と医療保障
  • 子供が独立した後は住居の見直しも大事
  • 持ち家の人は、老後に住みやすいようにリフォームや住み替えを視野に
  • 賃貸の人は、老後住みやすく賃貸料が安いところへ引っ越しを考えると良い
  • 自分にぴったり合った保険を探すには無料相談ができるマネーキャリアがおすすめ
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子供の独立は保険の見直しをするべきベストタイミング


「子供が独立したし、生命保険の見直しした方がいいかな」

「でも、どこをどう見直したらいいの?」

こんなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

多くのご家庭では、子供が誕生した時に生命保険に加入したと思います。


その主な目的は、親などに万一のことがあった時、子供のために養育費や教育資金を残すためだと思います。

しかし、子供が独立した後、養育費や教育費は必要なくなります。

ですから、子供の独立のタイミングで保険を見直しましょう。

子供の独立後必要になるのは、子供のための保険ではなく配偶者のための保険です。

子供が独立したらまずは老後資金の貯蓄が重要

子供が独立したら、まず第一に老後のために資金の貯蓄を考えましょう。


老後に必要な貯蓄の目安は、およそ2,000万~3,000万円と言われています。

なぜ2,000万~3,000万円の貯蓄が必要かというと、老後、毎月入ってくる年金などの収入より支出が上回るからです。

また昨今は医療技術も発展し、長寿化の傾向にあります。

そのため不安のない老後生活を送るためには、十分な貯蓄を確保しておく必要があります

高齢夫婦無職世帯の主な収支

では、実際に老後の夫婦無職世帯ではどのくらいの収支があるのか見てみましょう。

以下の表は、総務省の家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年)から抜粋した「高齢夫婦無職世帯の支出」です。
項目月平均金額(円)割合(%)
消費支出合計(以下内訳)235,615 100.0
食料65,31927.7
住居13,6255.8

光熱・水道

19,9058.8
家具・家事用品9,3854.0
被服及び履物6,1712.6
保険医療15,1816.4
交通・通信28,07111.9
教育20.0
教養・娯楽24,239
10.3
その他の消費支出53,717 22.8
非消費支出合計(税・保険料等)
29,092
総合計
264,707
同データを元に見ますと、高齢夫婦無職世帯における年金を含む社会保障給付の実収入は「222,834円

収支計算をしますと、毎月41,873円の赤字ということになります。

この赤字を毎月貯金から補填し、65歳から85歳まで約20年間続けると赤字補填金額は10,049,520円

85歳までで、最低でもおよそ1000万円必要なことになります。

老後資金の貯蓄方法

老後資金の貯蓄方法はたくさんありますが、代表的な貯蓄方法をご紹介します。

◆預貯金

商品名取扱機関詳細
普通預金銀行や信用金庫など自由に預け入れや引き出しが出来る口座
定期預金銀行や信用金庫など 預けたお金を設定した期間、引き出せなくなる。
金利は、普通預金より高くなる。
積立定期預金銀行や信用金庫など 毎月目標の金額になるまで、決まった金額を積み立てる
財形貯蓄勤務先と連携している金融機関財形貯蓄を採用している勤務先で利用できる。
毎月給料から天引き積立てされる


◆非課税で運用できる投資

商品名特徴
iDeCo(個人型確定拠出年金)60歳まで毎月積み立てることが出来る。
60歳まで引き出すことが出来ない。
つみたてNISA年間40万円まで20年間積み立てることが出来る。
いつでも引き出すことが出来る。

上記のような制度やサービスを利用することによって、効率よく貯金することができますので検討してみてはいかがでしょうか。

子供が独立したときの夫婦の保険見直しのポイント【種類別】

保険を見直す時、まずは以下の2点に注目してみましょう。

  • 死亡保障
  • 医療保障
死亡保障は、万が一の時に残された配偶者の生活費の不足分の補填

医療保障は、ご自身が病気やケガの際の保障

また貯蓄性を生かした保険に切り替えることで、老後資金の確保にも繋がります。

子供が独立したタイミングでどのポイントを見直ししていけばいいのか、それぞれの保険ごとに見ていきましょう。

①死亡保険の見直しポイント

死亡保障は、子供が独立した段階で大きな金額は必要なくなります。

子供のための養育費や教育費が不要になるからです。

子供が複数人いる家庭では、子供が独立するごとに補償金額を下げていくことをおすすめします。

子供が全員独立したあと、完全に解約してしまうと、万が一のことが起きた時に配偶者の生活費が心配、という方は遺族年金などを差し引いて、足りない分の生活費を賄える分の保障を残しておきましょう

また掛け捨て型の定期保険から、貯蓄性の高い終身保険に切り替えることも考えましょう。

◆見直したい死亡保障付きの保険

  • 定期保険
  • 収入補償保険
不要な保険料はカットし、その浮いた分を貯蓄に回すなどし、老後のための貯蓄に回しましょう。

また相続税にも注意しましょう。

受取人を配偶者にするか子供にするかで、税金の負担が大きく変わってきます。

基本的には、相続税対策として有効なのは受取人を配偶者にすることで負担が軽くなると覚えておきましょう

②医療保険の見直しポイント

子供が独立する頃、40~50代の方が多いと思います。

若い頃に比べて、病気やケガで入院や手術のリスクが増え、病院に通う機会も多くなる年代になってきます。

そこで見直したいのが医療保険です。

以下のポイントを元に保障を見直してみましょう。

  • 収入が少なくなる老後でも保険料は無理なく支払い続けられるか
  • 保障内容は適切か
  • 保証期間はいつまでか
これらの項目を確認してみて、適切でない部分があれば見直しをしましょう。

また三大疾病と言われる「がん急性心筋梗塞脳卒中」を患った場合、医療費の負担が高くなります。

がん保険」や「三大疾病保険」に加入し、保障を整えることも考えましょう

また「先進医療」を受ける場合、公的医療保険(健康保険や国民健康保険)が適用されないため、医療費が全額負担となります。

そのため万が一の時に「先進医療」を受けたいと考えている方は「先進医療保険」へ加入しておくことをおすすめします

9人のFPの方たちの子供が独立したときの保険の見直しに対するコメント

今回、現役のファイナンシャルプランナー(FP)の9名の方にアンケートを受けていただき、ご回答をいただけましたのでご紹介させていただきます。

お金のプロのご意見はとても参考になりますので、是非ご覧下さい。


※各FPのコメントはほとんど原文のまま掲載しています。(敬称略) 

拝野 洋子FPの子供独立後の保険の見直しポイント

1.これから家をどうするか?売るつもりならその後の住まいが毎月いくらかかるか、売っていくらになるか予測。

足りない分を終身保険。


 2.相続財産がどのくらいあるか確認。

多いようなら終身保険に入り、相続税対策を。


 資産を減らす意味や、渡したい相続人に保険金を渡せるので。

3.持ち家に住むなら、住宅総合保険も手厚く。


 万一地震で家に何かあっても住宅総合保険に入っていれば、給付金が出る可能性も高いので。


 (拝野 洋子) 

下澤 純子FPの子供独立後の保険の見直しポイント

死亡保障は本当に必要ないのか子供が大学を卒業し社会人になったところで、一般的には世帯主の死亡保障の必要性は低くなります。

世帯主に万一のことがあっても子供は一人で生きていけるからです。


では、妻はどうでしょう。

中高齢寡婦加算など、公的なもので生活していけるのであれば、子供が独立してからの死亡保険は必要ありません。


また、老化からの体力の低下も感じる時期でもあり、「夫に先立たれた後、自分が病気や介護になったら」を心配される女性が多いのも事実です。


妻自身の保険を充実させるのか、夫の死亡保険で準備するのか、今一度考える時期でもあります。


老後の貯蓄はできているか。


保険に初めて加入した時よりも、『老後』というキーワードに強く反応する時期です。

高齢化という現実から、定年退職まであと〇年、そこから老齢年金で足りないお金はいくらか、具体的に試算する必要性が出てきます。


また、自分の親の介護を始める人も多く、『介護』に関しての現状から、自分の将来を考えるようになります。 


この時に、老後と介護にどんなリスクがあり、いくらあるとカバーできるのかを知ること、この目標金額をいつまでに準備するのかを明確にすることが大事です。


介護に関しては、医療保険の特約で準備できる商品も出てきていて、保険料も貯蓄で準備するより高くはないので、介護に関してのリスク対応の一部の方法として医療保険の介護特約で準備する、というのは賛成です。

但し、この場合、介護1にならずに死亡した際には給付されません。

人生におけるリスクを書き出してみる 子育ても終わり、第二の人生に入る時でもあります。


自分の夢、夫婦の夢を描き、それに向かう際のリスクを書き出してみましょう。

夫婦の夢が実現できなくなる原因を書き出すのです。


現実的なのが大きな病気になってしまうことです。


その場合でも、完治さえできれば夢を叶えることは可能です。完治するためには治療費がかかります。


このように、具体的にリスクを想像しながらリスクを回避させる保険に見直しをしましょう。

(下澤 純子) 

鳥海 光夫FP子供独立後の保険の見直しポイント

①死亡保障の見直し:子供が独り立ちした後は、学資を考える必要がない分、夫婦で必要な金額は下がる。


保険料も当然のことながらカットできる。

②入院・傷害補償の見直し:65歳から75歳未満で就業しているかしていないか、75歳以上で公的健康保険の負担が大きく変わるので、その内容に応じて保障内容も見直す必要がある。


公的保険で賄えない部分だけ補てんする保障内容に改める。


③退職後の生活資金を確保するための見直し:退職(経営の第一線からの引退を含む)により、生活資金を手当てするのに保険商品を利用するのか、しないのかを本格的に検討する時期に入る。


年金額との兼ね合いで個人年金保険にするのか、定期預金にするのか、証券投資を含めた投資商品にするのか、リスク対効果を自分で分析して決めることになる。

その情報を提供するのがFPの役割である。

(鳥海 光夫)

前佛 朋子FPの子供独立後の保険の見直しポイント

保障を減額する ・老後の生活費を考える

子どもへの教育費などの負担がなくなれば、必要保障額は減ります。


そのため、保障を減額することを考えても良いでしょう。


減額する分、老後資金の貯蓄に充てるのがよいと思います。

老後資金にどれくらいのお金が必要かを考え、貯蓄でまかなえるかどうかチェックしておくと安心です。

(前佛 朋子)

正田 きよ子FPの子供独立後の保険の見直しポイント

死亡保険金額の確認

保険は、万一の場合の遺族の生活費と死後の整理費用。

持ち家であれば、住居費はあまりかからないが、賃貸であればずっと賃料がかかるので多めに。 

ただし、保険以外に貯蓄などで用意があれば、死後の整理費用としてお葬式代程度の小さい保障を残すのみでよいかもしれない。

医療保険の保障の確認。終身払いの医療保険であれば、ずっと必要か見極めも。 

子供名義の保険子供に掛けていた保険があれば、契約者や受取などを変更して子供に渡す。

相続対策。

子供が複数にいるが、資産としては土地建物のみといった場合、家を継ぐ子供以外が受取人となる保険を検討する。

(正田 きよ子)

林 健太郎FPの子供独立後の保険の見直しポイント

1.過剰な保険が残っていないか点検します。 

2.退職後の収入減に備えて不要な保険は解約、払済等を検討します。 

3.相続に向けた保険の活用法について検討を開始します。

家族が独立、減りますので必要保障額は一般に大幅に減ります。 

死亡保障等は不要となることも多いですので過剰な保険加入となっていないか見直すと良いと思います。 

相続対策としての保険活用がありますので必要に応じて検討を開始してもいいと思います。

ただしライフプランを見ながら自分たちの老後資金が枯渇しないように慎重に検討する必要があります。

(林 健太郎)

横川 由理FPの子供独立後の保険の見直しポイント

この先の死亡保障は子どものお金がかからないので、保険は卒業です。

妻が専業主婦で貯蓄がないなどのケースを除くとほぼ必要ありません。

減額等を検討してください。 

つい、医療保険などに加入したくなりますが、不利な金融商品のため・全体的に見直し、貯蓄を増やすことを第一に考えてください。 

入院せずに亡くなるケースも多いものです。 

(横川 由理)

冨士野 喜子FPの子供独立後の保険の見直しポイント

1セカンドライフで必要な資金について考える 

2、今後のキャッシュフローについて考える 

3、家計のバランスシート(資産と負債)を作る子どもが独り立ちして、支出がぐっと下がると思います。 

しかし、定年後に年金生活になった時の収支を考えて、どこまで保険でカバーして、どこまで貯蓄で賄うかを考えなければいけません。 

年金生活後に、保険料を払い続けられるか、を考える必要があります。 

まとまった資金があれば、一時払い商品を活用する方法もありますが、現在の資産や負債を書き出し、キャッシュフロー表などを作成すると良いでしょう。

これから定年までにいくらお金を貯められるか?ということも明確になります。 

(冨士野 喜子)

松浦 建二FPの子供独立後の保険の見直しポイント

夫に万一時の死亡保障の適正化(大型の保障は不要)

夫婦の老後に向けた生活費の確保 

夫婦の老後に向けた医療や介護への備え

子どもが独立して夫婦のみの生活になれば、次に考えるのは自分たちの老後への備えです。

公的年金や退職金、私的年金で不足がないかどうか確認し、不足があればどのようにして備えるか、収入が限られていく中で想定外の医療費や介護費が必要になった時に困ることのないような備えをどのようにしておくか等がポイントになります。 

(松浦 建二)

【参考】子供が独立したら住宅の見直しも重要!


子供が独立する頃、今まで住んでいた住宅も見直してみましょう。


子供が家から離れたことによって使わない部屋が余っていたり、また老朽化が進んでいたり。

老後に向けて、建て替えやリフォーム、住み替えなども視野にいれて検討することをおすすめします。

見直しによっては、今後の住宅費等の節約にも繋がります

持ち家と賃貸では見直すポイントも変わってきますので、それぞれのケースごとに見ていきましょう。

①持ち家の場合

子供が独立する頃には住宅も老朽化が進んでいる頃だと思います。

そこで、建て替えリフォームをして老後に住みやすくしておくといいでしょう。

特にリフォームは、必要な部分だけを新しいものに交換し、新築同様に生まれ変わります。

持ち家をリフォームするメリットは

  • 建て替えに比べて費用を抑えられる
  • 建て替えより短期間で工事が終わる
という点が挙げられます。

また、リフォームする際は以下の点に着目して下さい。
  • バリアフリー化
  • 将来に合った間取り
  • 耐震・耐熱性
老後、快適に暮らせるように最適なリフォームをしましょう。

また、一軒家の場合どうリフォームしても広すぎたり、2階等老後使いにくい場合は、売却してマンション等に引っ越すことを考えてもいいでしょう

②賃貸の場合

賃貸住宅の場合、勝手にリフォーム等することが出来ないケースが大半です。

しかし、賃貸のメリットは手軽に引っ越せるということでしょう。

引っ越しするメリットは

  • 老後の生活に合った間取りや住む場所が選べる
  • サイズダウンすることで、毎月の賃貸の金額を抑えることができる
賃貸の場合、フットワークが軽いことはメリットです。

県営・市営など公営の賃貸住宅などであれば更に月の賃貸料金を抑えられる可能性もあります。

引っ越しする際は、以下の点に注目してみましょう。
  • 老後無理なく払える賃貸料金か
  • 買い物などは徒歩、もしくは公営の乗り物で行ける距離にあるか
老後の生活に合わせた間取り場所賃貸料金を重点に引越し先を決めることをおすすめします。

まとめ:子供が独立したら配偶者のために保険の見直しをしよう!

子供が独立したら保険を見直しをする理由とそのポイントについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。 


 この記事のポイントは

  • 子供の独立後は、保険を見直すベストタイミング
  • 老後の資金作りのための貯蓄が重要!
  • 種類別、夫婦のための保険見直しのポイント
  • 9人のFPの方の保険の見直しに対するコメント

でした。

子供のために備えていた保険を、今後は配偶者と自身の将来のために見直しましょう

子供が独立する頃は、時間とお金に余裕ができる時期でもあるので、この機会にしっかりと見直して、無駄な支払いはカットし、その分貯蓄に回しましょう。

自分で調べただけでは理解できたか不安という方は、マネーキャリア無料相談するのがおすすめです!

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