更新日:2023/01/29
子供のために加入するべき貯蓄型保険とは?おすすめ商品をご紹介!
子供がいる世帯であれば、将来のためにも加入しておきたい貯蓄型保険ですが、さまざまな種類が存在します。この記事では、子供のためにどのような貯蓄型保険に加入すべきか、ライフスタイル別のおすすめ商品や各商品の特徴やメリットをまとめてみました。
目次を使って気になるところから読みましょう!
子供がいる場合の貯蓄型の保険はどの保険を選んだ方がいいの?
子供がいる場合、どのようなタイプの貯蓄型の保険を選ぶべきなのでしょうか。
ポイントをまとめてみました。
ぜひ最後までご覧ください。
貯蓄型の保険には4つの種類がある!ライフスタイル別に考えてみよう!
- 学資保険
- 終身保険
- 養老保険
- 個人年金保険
それぞれの保険の特徴はどのようになっているのでしょうか。ライフスタイル別におすすめの貯蓄型の保険を考えていきましょう。
子供が小さく子供の教育資金を貯めるなら学資保険!
子供がまだ生まれたばかりの方、まだ幼いという方はにおすすめなのが、将来の学費に備えることができる学資保険です。
学資保険は、毎月決まった保険料を納めることで、満期保険金として学資金を受け取ることができます。
銀行で貯蓄するよりも金利がよく、節税効果も期待できます。
妊娠中や、子供や幼い時に加入しておくことで、子供が15歳や18歳になった際に、まとまった学資金を受け取ることが可能です。
また、世帯主に万が一のことがあった場合には以降の保険料が免除されるので安心です。
将来の子供の教育費に備えたいという方は、学資保険に加入されることをおすすめします。
子供のために保険料を押さえて貯蓄をするなら終身保険!
貯蓄型の保険は、掛け捨ての定期保険に比べて、保険料が高い場合がほとんどです。
貯蓄型の保険のに加入したいけれど、毎月の保険料を抑えたいという方には、終身保険への加入がおすすめです。
終身保険は、年齢が若ければ若いほど保険料が割安になります。
また、終身保険には、死亡時や病気時に保険金が受け取れるだけでなく、解約時にも解約返戻金を受け取ることができるという側面があります。
いざというときの保障だけでなく、まとまった資金を備えることができる終身保険は、保険料おを抑えながら貯蓄したいという方にはおすすめの保険です。
解約返戻率は、保険商品や、解約時期によって異なるので、必ず事前に確認しておきましょう。
子供のために万が一に備える死亡リスクを同時にカバーした養老保険!
子供がいる間はしっかりと死亡保障を受けたい方、満期時に満期保険金を受け取りたい方にはおすすめの保険です。
満期は50代から60代に設定される場合が多く、受け取れる満期保険金額は、死亡保障の保険金額と同額です。
子供が大きくなったときの老後の資金を準備する個人年金保険!
預貯金で貯蓄するよりも、金利がよい場合が多く、簡単に引き出しができないため、確実に老後の資金を準備することができます。
ただし、個人年金保険は途中で解約してしまうと、元本割れのリスクが高いので注意しましょう。
子供のために貯蓄型の終身保険は相続税対策になる!
生命保険で受け取る死亡保険金は、死亡した人の財産ではありません。
しかし、相続財産と同じように相続税が課税される「みなし相続財産」として扱われることとなっています。
ただし、死亡保険金には、「500万円×法定相続人の数」の非課税枠が設けられているのです。
法定相続人が2人なら1,000万円、3人なら1,500万円までは相続税がかかりません。
預貯金の場合は、全額が課税対象ですから、貯蓄型の終身保険に入ることで、その分、相続財産を減らせることになります。
年末調整時に確定申告時に保険料が控除される節税効果もある
生命保険料控除は所得税や住民税における所得控除の一つで、1年間に支払った生命保険料等の一定額が所得から控除される制度です。
生命保険料控除には対象となる保険の種類によって3つの控除枠があります。
- 一般生命保険料控除
- 介護医療保険料控除
- 個人年金保険料控除
それぞれの控除額の合計が、所得から控除されるという仕組みです。
貯蓄型の保険に加入することで、所得税や住民税の負担を軽減することができます。
貯蓄型生命保険を子供のために生前贈与することで節税効果がある
年間110万円以下の現金を生前贈与すると、贈与税がかかりません。
親から子供へ年間110万円以下の現金を贈与し、子供はそれを保険料に充てて貯蓄型の保険に加入することで、親から子への財産贈与を行うことができます。
被保険者は親に設定し、保険契約者と保険金受取人は子供に設定しましょう。
子供は親から受け取った現金をもとに保険料を負担することで、所得税や住民税の控除枠も利用することが可能です。
まとめ
- 子供が小さい場合は学資保険
- 保険料を抑えながら貯蓄するなら終身保険
- 一定期間の死亡リスクと貯蓄性を兼ね備えるなら養老保険
- 老後資金は個人年金保険
- 貯蓄型保険で節税効果も
以上がこの記事のポイントです。貯蓄型保険にはさまざまな種類があります。
ライフスタイルに合わせて最適な保険を選びましょう。