更新日:2022/10/04
30代必見!お金がかかる世代におすすめの資産形成・運用術を紹介
30代は結婚、出産、マイホームの購入を検討とお金がかかるイベントが多いですよね。同時に将来のお金について考えだす年代ではないでしょうか。そんな方のためにおすすめしたい資産形成・資産運用です。ここでは30代での資産形成や資産運用について紹介していきます。
内容をまとめると
- 30代でも資産形成・資産運用を始めるべき!
- 30代でも資産形成・資産運用を始めるべき理由は「少額からできる、複利効果がある、失敗しても取り戻せる時間がある、経験を積める」
- 投資初心者なら「投資信託、株式、国債」がおすすめ
- 効率よく資産運用したいなら、マネーキャリアに相談することがおすすめ!
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 30代で資産形成・資産運用を考えるべき理由
- 理由①30代はライフイベント満載でお金が必要な世代
- 理由②30代は将来のお金のことが心配になる世代
- 30代の資産形成・資産運用の現状
- 30代の平均年収は424万円
- 30代で投資している人の割合は17%
- 30代から資産形成・資産運用する4つのメリット
- メリット①少額から始められる
- メリット②複利効果を活用できる
- メリット③失敗しても取り返せる時間がある
- メリット④経験を積むことができる
- 30代で資産形成・資産運用する際の4つの注意点
- 注意点①配分を間違うと生活にしわ寄せが来る
- 注意点②元本割れのリスクがある
- 注意点③手数料がかかる
- 注意点④換金に時間がかかる
- 30代投資初心者の資産形成・資産運用におすすめの商品3選
- おすすめ商品①投資信託
- おすすめ商品②株式投資
- おすすめ商品③国債
- 30代が資産形成・資産運用で利用すべき2つの節税制度
- 節税制度①NISA
- 節税制度②iDeCo
- 30代からの資産形成・資産運用で目指すべき金額
- 年金だけでは老後資金が2000万円不足する
- ゆとりある老後の生活には3000万円必要
- 目標額はライフスタイルで異なる
- 30代が資産形成する上で投資の前に考えるべき2つのこと
- ①節約をして支出を削る
- ②収入を増やす道を探る
- 参考:30代で3000万円の資産形成しFIREした女性もいる
- 30代が効率よく資産形成したいならプロの助言を得よう
- 30代の資産形成・資産運用に関する心構えやおすすめ商品のまとめ
目次
30代で資産形成・資産運用を考えるべき理由
先日、30代の友人からこんな相談を受けました。
「将来のためにお金を貯めたいんだけど、どうしたら良いかな。」
結婚や出産、マイホームの購入などライフイベントがたくさんある30代。
ライフイベントに加えて、老後資金も考えなくてはならないなどお金について考える機会が増えてくるのでないでしょうか。
そこで考えるべきなのが資産形成や資産運用です。
将来を見据えて、30代で資産形成や資産運用を考えるべき理由はこちらです。
- ライフイベントがたくさんあり、お金がかかる
- ライフイベントに加えて、老後のことも視野に入ってくる
この記事を読んでいただければ、30代での資産形成や資産運用が大切なことがわかります。
是非最後まで読んでください。
理由①30代はライフイベント満載でお金が必要な世代
30代で最もお金がかかるライフイベントと言われているのは、以下の3つです。
- 結婚費用
- 出産、子育て費用
- マイホーム購入の費用
- 結納式:22万7,000円
- 両家顔合わせによる食事会:6万5,000円
- 指輪(婚約指輪・結婚指輪):婚約指輪:35万円、結婚指輪25万円
- 新婚旅行:65万1,000円
理由②30代は将来のお金のことが心配になる世代
社会に出て間もない20代と比べて30代は、仕事にも慣れてきて、役職に就く人もいるなど社会的責任も重くなってくる年代。
プライベートでも前述の通り、結婚や出産など、自身の役割について改めて再認識する機会が多いです。
そんな30代が不安になるのが、将来のお金のことです。
昨今は新型コロナウイルスの影響もあり、仕事に影響があった方も多いのではないでしょうか。
経済状況が不安定の中、
「このまま一生給与が増えないのかな。」
「家のローンは大丈夫かな。」
「老後は安心して暮らせるかな。」
と漠然とした不安を持つ方もいます。
このような不安も、資産形成や資産運用で将来に備えておけば、安心できますね。
30代の資産形成・資産運用の現状
多くの人生の転機を経験する30代は、まとまった資金が必要になることがわかりましたね。
同時に、将来のお金について深く考えだす時期でもあります。
そんな30代の実態を見ていきましょう。
ここでは以下の2点について解説していきます。
- 30代の平均年収と平均金融資産保有額はどれくらい?
- 30代ではどれくらいの人が資産形成・資産運用しているの?
30代の平均年収は424万円
ここでは30代の平均年収と、平均金融資産保有額を見ていきます。
30代の平均年収
国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、30代の平均年収は424万円でした。
男性は30代前半か後半かで大きく平均値が異なり、30歳から34歳の30代前半の平均給与は461万円、35歳以上の30代後半の平均給与は517万円という結果に。
一方女性の平均年収は、30代を通してあまり変わらず、約315万円でした。
30代の平均金融資産保有額
金融広報委員会が発表した、「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」によると、30代の平均金融資産保有額は590万円となっています。
また、厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況」では、貯蓄の増減状況についても述べており、30代の約3割が「貯蓄が減った」と回答しています。
貯蓄が減った理由として、「日常生活への支出」が6割を超える結果になりました。
給与がなかなか上がらない反面、物価がどんどん高くなる背景が映し出されています。
30代で投資している人の割合は17%
日本証券が発表した「平成30年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)(有価証券の保有割合)」によると、30代で投資している人の割合は17%と非常に少ないことがわかりました。
一方で、預貯金のみだと、男性の48%と、女性の52%にのぼりました。
預貯金のみの世帯が、投資をしない理由をまとめた結果がこちらです。
- いつでも出し入れができるから便利
- 十分な知識がないから
- ギャンブルのような感覚がある
30代から資産形成・資産運用する4つのメリット
「資産形成や資産運用て大切だと思うけれど、まだ30代だし早すぎない?」
と考える人も多いのではないでしょうか。
そもそも資産形成をするにあたって、何から始めたらいいのかわからない、という方も多いと思います。
ここでは30代から資産形成、資産運用を始める以下の4つのメリットを解説していきます。
- 少額からスタートできる
- 複利効果が期待できる
- 失敗しても取り戻せる時間がある
- 若いうちから経験を積むことが出来る
メリット①少額から始められる
積み立て型の商品で資産形成や資産運用を行う場合、30代から始めれば、長期間にわたって積み立てていくことが可能です。
ここで例を上げましょう。
積み立て目標金額を2,000万円とし、60歳までに資産運用を行う場合、30代から50代それぞれの年代でいくら貯めればいいのかをまとめました。
なお、想定利回りは3%とします。
年代 | 毎月の積立額 |
---|---|
30代 | 3,5万円 |
40代 | 6,2万円 |
50代 | 14万円 |
30代と40代でも約2倍の差がありますが、30代と50代で比較すると、毎月10万5,000円もの差があります。
若いうちから資産形成、資産運用を始めることの大切さがわかりますね。
メリット②複利効果を活用できる
利息には2種類あります。
- 単利:投資元本にのみ利息が付く
- 複利:投資元本と元本についた利息に新たな利息が付くこと
メリット③失敗しても取り返せる時間がある
投資などの資産運用は、元本保証ではありません。
複利効果によりどんどん資産を増やせる可能性がある一方で、元本割れのデメリットはもちろんあります。
例えば50代から資産形成や資産運用を始めるとなると、すぐに来る老後の生活設計が狂うので、保守的になりがちです。
一方で30代なら、たとえ失敗しても、損失分を取り戻せる時間がたくさんあります。
また、30代は働き世代で年収アップも期待できることから、様々な投資商品にチャレンジできるチャンスがあります。
攻めの姿勢で投資に向き合うことが出来るということですね。
メリット④経験を積むことができる
例えば今まで一切投資の経験がなく、いきなり退職金で投資を始めようとすると、経験がないので、大きな損失が出てしまう可能性があります。
前述のように、老後の生活への不安感から、保守的になりすぎるのも投資に失敗する原因の1つです。
若いうちから少額でもコツコツ投資を行っていると、投資によるいい面や悪い面もみてきていることから、さまざまなことに対応できるでしょう。
失敗を含めた経験も、資産形成や資産運用をする上で大切です。
30代で資産形成・資産運用する際の4つの注意点
早いうちから資産形成や資産運用をするメリットについてお話してきました。
「投資などで、資産形成や資産運用を始めてみようかな。」
と思った方も多いのではないでしょうか。
ただ、資産形成や資産運用を始めるにあたって、注意してほしい点があります。
ここでは実際に30代で資産形成、資産運用をする際の4つの注意点について解説していきます。
- 資産形成や資産運用の資金の配分に気を付ける
- 資本元本割れのリスクがある
- 資産形成や資産運用には手数料がかかる
- 預貯金とは異なり、換金に時間がかかる
注意点①配分を間違うと生活にしわ寄せが来る
資産形成や資産運用には十分な資金が必要です。
今ある資金を全て投資につぎ込んでしまうと、生活費を切り詰めたり、急な出費に対応できないなど、人生を楽しめなくなってしまう可能性があります。
理想の形は、生活に必要なお金は確保したうえで、余ったお金から資産形成や資産運用を行うことです。
無理せず自分のできる範囲で、投資を始めましょう。
注意点②元本割れのリスクがある
株式や投資信託は利益を上げるチャンスがある反面、100%利益が出るわけではありません。
つまり、運用成績次第では、元本割れのリスクもあるということをしっかり認識しておくことが大切です。
ただ、iDeCoや積み立てNISAなどの積み立て投資の場合、運用期間が長期間になるので、元本割れのリスクも低くなります。
あとは一部の商品のみに投資するのではなく、万が一のため、分散投資をするなどリスク回避も重要です。
繰り返しになりますが、無理のない金額で投資を行いましょう。
注意点③手数料がかかる
株式や投資信託などの売買・保有する場合、手数料がかかります。
支払う手数料はこちらです。
- 販売手数料
- 信託報酬
- 信託財産留保額
注意点④換金に時間がかかる
ATMですぐに引き落とせる預貯金とは異なり、株や投資信託は売却してもすぐに手にすることはできません。
株や投資信託は売買してから出金できるまで、原則として3営業日で支払われるところが多いですが、中には5~8営業日の販売会社もあります。
正確な日数については、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
なので急な出費が必要になった時も、すぐに引き出すことはできないので、注意してください。
ここでも生活に必要な資金を残したうえで、余ったお金で資産形成や資産運用を行う大切さがわかりますね。
30代投資初心者の資産形成・資産運用におすすめの商品3選
「将来のために資産形成や資産運用を始めたいけど、何をすればいいのかわからない。」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
上述の通り、30代での資産形成や資産運用は積み立て型の商品がおすすめです。
理由は以下の2つでした。
- 少額から始められる
- 失敗しても時間があるため取り戻せる
- 投資信託
- 株式投資
- 国債
おすすめ商品①投資信託
投資信託は、投資初心者に最もおすすめしたい商品です。
理由は以下の3つです。
- 投資の専門家がお金を運用してくれる
- 少額から購入可能
- 分散投資が可能
月額1,000円から5,000円、中には100円で購入可能という商品もあります。
「まずは投資を試してみたい。」
という方にぴったりです。
投資信託がおすすめの理由3.分散投資が可能
投資信託は、商品1本で国内外の株式や債券に分散投資することが可能です。
そのため1つの銘柄が値下がりしても他の銘柄がカバーするなど、リスクを抑えられる特徴を持っています。
おすすめ商品②株式投資
投資商品の中でも最も有名なのが、「株式投資」ではないでしょうか。
株式投資のメリットはこちらです。
- 配当金や株主優待がある
- 1万円からの購入も可能
株式投資のメリット1.配当金や株主優待がある
そもそも株式投資とは、株式会社が発行する「株式」を購入し、株式を購入した会社により多くの利益を生み出してもらうことで、利益の数%である配当金を狙うことです。
また、株式を購入すると、株主優待の恩恵を受けられるのもメリットの1つ。
株式優待とは、企業が株主に対して自社サービスの商品や割引券をプレゼントのことです。
2021年11月現在、株主優待を行っている企業は1,500社以上あります。
配当金だけでなくプレゼントまで用意されているなんて、それだけで得した気分になれますよね。
株式投資のメリット2.1万円からの購入も可能
会社の「株式」を購入するとなると、
「資金が高そう。」
と感じる方も多いと思います。
確かに株取引を行う場合、100株単位での取引が必要となります。
ですが最近では、投資単位が小さくなり、1株からも購入可能な「単元未満株」が登場するなど、初心者にも株式投資しやくすくなっています。
「リスクを抑えて投資をしてみたい。」
「今後の資産形成や資産運用に向けて、株について勉強したい。」
という人におすすめです。
おすすめ商品③国債
国債とは、国が発行する債券のことです。
主に日本銀行などの金融機関が国債を保有していますが、国債の中でもおすすめの商品が「個人向け国債」です。
個人向け国債とは、個人が国債を購入することです。
個人向け国債のメリットはこちら。
- 元本割れのリスクがかなり低く、安全性が高い
- 少額投資が可能
- 普通預金と比べると、金利が高い
個人向け国債のメリット1.元本割れのリスクがかなり低く、安全性が高い
国債は元本と利息の支払いを国が保証してくれます。
そのため国家が財政破綻しない限り、元本割れすることはありません。
投資信託や株と比べるとリスクが抑えられることがポイントです。
個人向け国債のメリット2.少額投資が可能
個人向け国債は月々1万円から購入できます。
証券会社や銀行などの金融機関で口座を開いて申し込むだけなので、手軽に、簡単にできますよ。
個人向け国債のメリット3.普通預金と比べると、金利が高い
2021年11月現在、メガバンクの普通金利は0.001%です。
定期預金ですら0.002%となっています。
しかし国債の金利は、最低でも年率0.05%を保証してくれます。
普通に銀行に預けておくよりも、メリットが大きいことがわかりますね。
30代が資産形成・資産運用で利用すべき2つの節税制度
30代の資産形成や資産運用を効率よく進めるためには、節税制度のある投資制度をおすすめします。
利用すべき制度はこちらの2つです。
- NISA
- iDeCo
節税制度①NISA
NISAとは一定の期間、投資信託や株などの利益や配当金が非課税になる、個人投資家のための税制優遇制度です。
NISAには2種類あります。
- 一般NISA
- つみたてNISA
節税制度②iDeCo
iDeCoとは、公的年金以外に、自分自身で老後資金を貯める私的年金制度のことです。
iDeCoを利用すると、3つのメリットがあります。
- 住民税と所得税が安くなる
- 運用益が非課税
- 受け取りの際に控除の恩恵が受けられる
- 一括で受け取る:退職所得控除
- 年金方式で受取る:公的年金控除
30代からの資産形成・資産運用で目指すべき金額
2019年に世間で議論を巻き起こした「老後2,000万円問題」は記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
安定した老後の生活のために、30代からの資産形成・資産運用で目指すべき金額はどのくらいなのか、ここでは以下の3点について解説していきます。
- 年金生活だけでは老後資金がいくら不足する?
- 安定した老後の生活を送るための金額は?
- 目標額はどうやって決めたらいい?
年金だけでは老後資金が2000万円不足する
2019年に金融庁がまとめた報告書によると、年金だけでは老後資金が2,000万円不足すると発表され、話題となりました。
いわゆる「老後2,000万円問題」です。
では根拠は何でしょうか?
金融庁の報告書には、以下の条件だと、老後2,000万円不足する可能性があるとされています。
- 夫65歳、妻60歳の夫婦でともに無職である
- 30年後も健在である
- 家計収支が毎月5.5万円の赤字
毎月の家計収支が5.5万円の赤字というのは、60代以上の高齢夫婦で無職世帯の平均額です。
赤字分は当然、自身が保有する金融資産から補填する形になります。
5.5万円×12か月×30年=1,980万円
となり、約2,000万円不足するということです。
ゆとりある老後の生活には3000万円必要
ゆとりある老後の生活には、3,000万円以上が必要と言われています。
根拠を解説していきます。
生命保険文化センター「令和元年度生活保障に関する調査」によると、旅行やレジャーを含めたゆとりのある老後生活を送るためには、毎月約35万円の生活費が必要と言われています。
また、厚生労働省の「令和元年簡易生命表」によると、日本男性の平均寿命は81歳、女性が87歳となっています。
ここではひとまず男性に合わせて老後生活を考えると、65歳の定年退職から15年の老後生活を送るとします。
必要な老後の生活費は、
35万円×12か月×15年間=6,300万円
になります。
さらに、女性は男性よりも6年長生きする傾向にあります。
「妻の6年分」として夫婦の生活費の半分である毎月175,000円の6年分も加算しておきましょう。
175,000円×12か月×6年分+6,300万円=7,560万円
ここで、夫婦が受け取れる年金を差し引きします。
2019年に総務省が発表した「家計調査報告(家計収支編)」によると、夫が65歳以上、妻が60歳以上の無職世帯における手取り収入額の平均は、月額20.6万円でした。
206,000円×12か月×15年間=3,708万円
ゆとりのある生活費から差し引くと、
7,560万円ー3,708万円=3,852万円
あくまで試算ではありますが、この金額が不足するというわけです。
目標額はライフスタイルで異なる
2,000万必要と言われたり、3,000万円以上必要と言われる老後資金ですが、老後の必要資金は家族構成や生活様式など、個人のライフスタイルによって変わってきます。
もちろん早く備えることに、損はないです。
老後の必要資金の目標額を決めるために、自身の老後シミュレーションをしておくことをおすすめします。
シミュレーションのステップはこちら。
- 生活費(支出)を確認する
- 老後の収入を確認する
- 支出と収入の差額を計算し、必要金額を算出する
例えば、以下のような試算になったとします。
- 支出:23万円
- 収入:20万円
- 支出と収入の差額:3万円(年36万円の不足)
年数 | 15年 | 20年 | 25年 | 30年 |
---|---|---|---|---|
必要金額 | 540万円 | 720万円 | 900万円 | 1,080万円 |
30代が資産形成する上で投資の前に考えるべき2つのこと
資産形成というと、投資をして資産を増やしていくと考えがちですが、実はそれ以外にも資産を増やす方法があります。
そもそも資産形成とは、大きく分けて2つに分類されます。
- 貯蓄:急な出費のために備えておく
- 投資:余った資金を働かせて資金を増やす
銀行預金などで貯蓄をしている方が多いと思いますが、貯蓄も立派な資産形成です。
30代が資産形成をする上で、投資の前に資産を増やす方法は2つです。
- 支出を削る
- 収入を増やす
①節約をして支出を削る
節税をして支出を削れば、自由に使えるお金が増えます。
自由に使えるお金、つまり余剰資金をまた資産形成や資産運用に利用し、お金を増やしていくことも可能です。
「でも具体的にどこを削ればいいのかわからない」
という方は、まず家計簿をつけて支出をしっかり把握しましょう。
また、1番見直してほしい部分が、保険です。
保険は人生でもトップ3に入る支出と言われています。
そんな保険料ですが、しっかり見直し出来ている方は少ないのではないでしょうか。
ここで、おすすめしたいのが、マネーキャリアです。
マネーキャリアなら複雑でわかりにくい保険設計も、専門性の高いプロの相談員をご紹介します。
家計に合わせた保険の見直しにより、支出が減るかもしれません。
②収入を増やす道を探る
資産形成や資産運用には、当然それなりの資金が必要になってきます。
もし資産形成や資産運用に回せる資金が少ない場合、収入を増やして余剰資金をつくることも、ひとつの方法でしょう。
現在よりも収入を増やす方法は、以下の4つです。
- 今いる職場でより一層仕事を頑張り、昇進する
- 資格を取る
- 転職する
- 副業する
- 1位 電気・ガス・熱供給・水道業 約601万円
- 2位 金融業・保険業 約541万円
- 3位 情報通信業 約524万円
参考:30代で3000万円の資産形成しFIREした女性もいる
FIREとは、Financial,Independence,Retire,Earlyの頭文字を問った略称で、「経済的自由と早期リタイア(=退職)」を意味します。
ある女性は、100万円を元手に、20歳で株式投資を始め、給与の多くを貯蓄や投資に充ててることで、着実に資産を増やしていきました。
投資を始めた当初から、将来を見据えてたと言います。
そして30代で3,000万円の資産を形成し、FIREを決断。
ただ、資産3,000万円のままだと、いつか底をついてしまうと考えた彼女は、ブログやYouTubeを解説。
地道に活動を続けることで、収益につながるようになりました。
「激務だった会社員時代とは異なり、自分自身で仕事の力量を決められるのが最大のメリットだ」
と語ります。
FIRE後の収入としてはブログやYouTubeの他に、現在も投資を続けており、配当金収入があるとのこと。
もちろん現在でも、毎月一定額を投資に回せており、生活には困っていません。
彼女のように早い段階でのFIREを検討している方は、早い段階でストック型の収入を増やすことと、老後を見越したライフプランを立てることが大切です。
30代が効率よく資産形成したいならプロの助言を得よう
イベントが盛りだくさんの30代。
出費も多いので、なるべく効率よく資産形成をしたいですよね。
そんな時にはプロの助言を聞くのもおすすめです。
マネーキャリアなら、資産形成から家計の節税、さらにはライフプラン設計まで、お金に関するお悩みを何でも解決します。
3,000人いるマネーキャリアのFPが、納得いくまでご説明し、しかも相談料は一切かかりません。
相談いただいた方の満足度は93%と、大変ご好評をいただいています。
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30代の資産形成・資産運用に関する心構えやおすすめ商品のまとめ
この記事では、30代でも資産運用や資産形成を始めた方が良いことをお伝えしてきました。
30代で資産形成・資産運用を始めるのは、決して早すぎるということはありません。
理由は以下の3つです。
- 少額から始められる
- 複利効果が得られる
- 失敗しても取り戻せる時間がある
- 投資信託
- 株式
- 国債
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