更新日:2023/04/11
生命保険でレーシック手術が保障対象になる場合・ならない場合
レーシック手術を受けるか迷っている理由の1つが、高い手術料ではないでしょうか。そのようなときに生命保険がレーシック手術に適用されたら、手術も受けやすくなります。では生命保険に加入していれば、レーシック手術の給付金が受け取れるのでしょうか。
目次を使って気になるところから読みましょう!
レーシック手術で生命保険の給付金はおりる?
レーシック手術で生命保険の給付金がおりるかという件に関しては、おりるかおりないかはっきりと言えるものではありません。
実は生命保険の契約内容によって、生命保険が適用されるものとそうではないものがあるのです。
そのためレーシック手術を受けるか迷っているのであれば、まずは生命保険の契約内容を確認してみましょう。
この記事では保障される場合・されない場合や注意点などについて解説していきます。
是非最後までご覧ください。
ほけんROOMでは他にも保険に関する記事や、どの保険相談窓口を選べば良いかと言った記事を公開しておりますので、お悩みの方はそちらも合わせてご覧ください。
また、生命保険についての記事はこちらをご覧ください。
適用されない場合:生命保険に新規に入った場合
残念ながら、新規に入った生命保険の場合、レーシック手術は対象外です。
もしかしたらレーシック手術のために生命保険への加入を検討している方もいるかもしれませんが、今から生命保険に入っても給付金は受け取れないので注意しましょう。
今から加入した保険だと、レーシック手術は適応外になってしまうため、慌てて加入したとしても、レーシック手術の給付金を受け取ることは不可能です。
保険加入については保険のプロに相談してみましょう。
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2007年4月1日以前の生命保険には適用されるものがある
その時に注目したいポイントが、契約が2007年の4月1日以前のものかという点です。
この日付以前のものであれば、適用される可能性があります。
逆にいえば、2007年の4月1日以降に契約した方は、レーシック手術で生命保険の給付金は受け取れません。
これは保険会社が改定を行ったことによって、2007年の4月1日より、レーシック手術は生命保険の適応外となったためです。
レーシック手術は自由診療 お得に手術する方法は?
病院で受ける治療の多くは、国民健康保険が適用され、支払う金額は一部ですみます。
ですがレーシック手術は自由診療であるために、全額自己負担で料金を支払います。
レーシック手術には健康保険も適用されない
レーシック手術は自由診療なので、料金は全額自己負担です。
また自由診療だと病院ごとに料金が設定できるので、手術を受ける病院を料金で選ぶのも1つの手です。
レーシック手術で10万円以上の場合は医療費控除を利用するとお得に
実は生命保険の給付金が受け取れない方であっても、医療費控除が利用できます。
医療費控除は、年間10万円を超える医療費を支払った場合が対象です。
ただし、実際に医療費控除を受けるためには、確定申告が必要です。
確定申告の時期に慌てないように、書類の準備を早めに行っておくことが大切です。
レーシック手術で医療費控除を受けたい場合、1つ注意しなければならない点があります。
それがレーシック手術に関する医療費控除の対応が、税務署によって異なる点です。
実は税務署によって、レーシック手術を医療費控除の対象にするかどうか見解が異なります。
確定申告をしてから税務署に認めてもらえないことを防ぐためにも、事前に住んでいる地域の税務署に確認しておきましょう。
レーシックの手術給付金が適用される場合の手続き手順
レーシック手術が生命保険に適用される場合、手術給付金という形でお金を受け取れます。
もし手術給付金が適用されるのか、契約書を読んでもわからない場合には、保険会社に問い合わせてみましょう。
自分1人で契約書とにらめっこするよりも、保険会社に問い合わせることで早く正確な答えがもらえます。
手術給付金はいくら給付されるのか
もらえる額は各保険会社の契約内容によって変わってきますが、5万円~10万円受け取れるケースが多いです。
具体的な金額が知りたければ、生命保険会社に問い合わせてみましょう。
手術給付金を受け取る手順
手続きの流れは加入している生命保険によって異なるケースもあるため、事前の確認が大切です。
またどのような生命保険であったとしても、レーシック手術を受けたことを証明する診断書が必要です。
診断書は、担当医に書いてもらうしかないため、診断書が必要な旨について、あらかじめ担当医に伝えておくことも忘れてはいけません。
生命保険の保険金の請求期限や請求方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
まとめ
その負担を少しでも減らすために、生命保険の給付金を利用するのも1つの手です。
ただし2007年の4月1日以降に加入した生命保険の場合、レーシック手術の手術給付金が受け取れないので注意しましょう。
またレーシック手術では、医療費控除を受けることも可能です。
税務署によって、レーシック手術を医療費控除の対象にするかどうか見解がわかれるため、確定申告を行う前に確認しておくことが大切です。
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