レーシック手術は、高額なのに、医療保険が適用されない!?

視力低下の救世主的手術がレーシックです。術後は、快適な裸眼生活を送れるレーシックですが、健康保険適用外のため、かなり高額な費用がかかります。こんな時、医療保険の給付金が使えたらと思う方も多いでしょう。では、レーシックで、医療保険は、利用できるのでしょうか。

レーシックの概要を説明します

レーシックとは、角膜の屈折力を矯正し、正常な視力を取り戻すことで、近視、遠視、乱視を治す方法です。

この治療には、レーザーが使われ、角膜にそのレーザーを照射することにより、角膜を削り屈折率を矯正します。 

安心して受けられ、矯正の精度が高く、術後の早期視力回復を考えると、レーシックは非常にすぐれた視力回復手術といえます。 


しかし、現在では自由診療のため、健康保険の適用がされず、医療保険や生命保険の内容によっては、保険金などの支給がされないので、高額な費用が必要となります。

レーシック手術に失敗のリスクはあるの?

安全性の高いレーシックですが、手術というだけあって100%安全だと言い切ることはできません。 

では、レーシックにおいて考えられるリスクとは、どのようなものがあるのでしょう。 


成功率が99%以上といわれているレーシックでは、さすがに失明に至ったケースは、ないですが、後遺症やリスクが伴う場合があります。

具体的には、ドライアイ、光が異常にまぶしく感じる、必要以上の矯正などです。


レーシックは、角膜を削り視力を矯正する手術なので、リスクが全くないというわけではありません。 

手術を受ける際は、そのことを充分理解したうえで、受けるようにしましょう。

レーシック手術に医療保険は適用されるの?

民間の医療保険の保障対象になるか

公的健康保険の適用外とされているレーシックでは、自由診療となるため、各医療機関によって費用にばらつきがあります。

一般的に、両目のレーシックで40~50万円程度とかなりの高額になります。


そこで、民間の医療保険の手術給付金などが利用できればたすかるのですが、現在は、残念ながら適用外とされている医療保険が多いです。 


契約時期や契約内容によっては、医療保険などの対象になる場合があるので、自分の加入している保険が、レーシックにも対応しているかどうか、必ず生命保険や医療保険の会社に確認してみましょう。 

公的保障の対象になるか

レーシックは、失明などの病気とは違い、見え辛い状況を改善するための手術なので、公的保障である健康保険の適用対象外になります。

そのため、現在では、医療保険などでも補償の対象外とされています。 


健康保険対象外の自由診療では、費用を全額自己負担しなければならないので、費用がかなり高額になります。 

医療保険への加入時期によっては、適用される可能性あり

以前は、レーシックも医療保険の手術給付金対象となっていたので、医療保険の契約内容によっては、保険金給付される場合があります。

ただし、ごく最近に医療保険に加入されている場合などは、支給されないケースが多いので、注意してください。 


手術給付金の支払いができるかどうかは、生命保険や医療保険の契約内容や時期によって違うため、必ず、生命保険や医療保険の契約先保険会社に問い合わせることをおすすめします。 

2007年4月1日以前に契約していたら適用される?

2007年4月1日以前については、レーシックも生命保険や医療保険の手術給付金の対象となっていたので、生命保険や医療保険を契約した日が、2007年4月1日以前であれば、生命保険や医療保険の給付金が支払われる対象になります。 

しかし、2007年4月1日より後に契約された生命保険や医療保険の場合は、保険会社の改定内容により、生命保険や医療保険の支給対象からレーシックは除外されています。 

医療費控除を受けるには?

医療保険で補填できなければ、全額自己負担は、結構厳しいです。 

レーシックの手術費用を少しでも安くしたいのであれば、医療費控除を利用しましょう。 


医療費控除とは、その年の1月~12月の間に自分や生計を同じくする配偶者および親族が払った医療費に対して、一定額が控除される制度です。 


金額の算出方法は、実際に支払った医療費の額―保険金などで補てんされた金額―総所得金額の5%ただし、総所得金額が200万円以上の場合は、総所得金額の5%の部分が、一律10万円になります。 


保険金などで補填された金額としては、生命保険や医療保険から支払われた給付金などがあげられます。

確定申告での医療費控除の申告をしよう

医療費控除を受けるためには、確定申告での手続きが必要です。

その際に必要なものは、医療機関が発行した領収書などの医療費の支出を証明する書類、給与所得のある方は、源泉徴収票(原本)をつけて、確定申告書の書類とともに最寄りの税務署へ提出してください。 


生命保険や医療保険で保険金が給付された場合は、生命保険や医療保険の契約先保険会社が出す証明書なども必要となります。 


確定申告の期間は、毎年2月16日~3月15日なので、忘れずに申請手続きをしましょう。 

レーシック手術後に視力を維持するためにできること

レーシックでは、術後に視力が低下することもあります。

だからといって、再手術するにも、目への負担や費用のことを考えると難しいです。 


そこで、術後は、できるだけ目を酷使せず、目のストレッチで疲れを回復させたり、目の周りの血行を良くするよう温タオルなどで目を温めたりしましょう。 


ドライアイに注意して、こまめに目薬を差すこともおすすめです。 

手術後5年経っても視力を維持できた人の割合は?

2013年度の消費者庁のレーシックに関する調査によると、術後に視力が下がったと回答した人は、全体の5%でした。

95%の人は、視力を良くなったままの状態で維持できていたのです。 


ただ、年月が経つと、視力低下を実感する人数が増えるのも事実で、術後6年では、47%の人が視力1.0を下回る結果が出ています。 

まとめ

メガネやコンタクトなどに煩わされず、裸眼で生活できる快適さが、レーシックの魅力ですが、やはり手術というからには、レーシックにも、リスクが伴います。 

自由診療のため、費用面の負担も大きいレーシックを受ける際には、レーシックをするメリットとデメリットを充分考慮したうえで、手術を受けるようにしましょう。 

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