三大疾病保険のおすすめ人気ランキング!本当の必要性と選び方を解説

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三大疾病は日本人の死因TOP5に入るくらい、いつなんどき誰がなってもおかしくない病気です。三大疾病になって、慌てないように今から保険に入って備えておくことが大切です。三大疾病保険のおすすめの商品や必要性、選び方などについてまとめました。



▼この記事を読んで欲しい人
  • 三大疾病のリスクに不安があり、保険に加入しようか迷っている方
  • 三大疾病の備えとともに万が一のときにも備えたい方
  • 保険料を抑えて三大疾病、死亡保障の保険を検討している方

内容をまとめると

  • 三大疾病保険は、三大疾病になった場合に所定の条件で保険金が出るだけでなく、死亡・高度障害のときにも保険金がでる。
  • 三大疾病保険とがん保険の違いは、がん保険はがんの治療費に対しての保険金で何度も受け取れるのに対して、三大疾病保険は病気になった後の生活費などの保障で一回きり。

  • 三大疾病保険の選び方に迷ったらマネーキャリアなどの保険のプロに相談するのがおすすめ。

三大疾病保険に関する知っておくべき知識




三大疾病保険とは、「がん(悪性新生物)」「心疾患」「脳血管疾患」の病気に備えて加入しておく保険のことを言います。


三大疾病とは

三大疾病病気の特徴
がん(悪性新生物)悪性の腫瘍のこと。
細胞が勝手に増殖し、浸潤や転移をして他のところにも悪影響を及ぼす。
がん細胞がいい細胞から栄養を奪い取り、身体が衰弱していくのも特徴。
心疾患三大疾病で対象となる心疾患は心筋梗塞
動脈硬化などで心臓の血管が閉塞されて、血流が途絶えてしまうことにより起こる病気。
発症すると激しい胸の痛みが出現する。死に至る場合もある。
脳血管疾患三大疾病の対象となる脳血管疾患は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つ
脳梗塞は脳の血管が詰まってしまう病気
脳出血は脳の血管から出血が起こってしまう病気
くも膜下出血は脳を覆っているくも膜という部分から出血してしまう病気
梗塞や出血により脳が損傷されるとその部分の機能は回復しない。
したがって、後遺症が残ったり、最悪の場合は死に至ることもある。


この三大疾病は日本人の死因の中でも大きく割合を占める病気です。


いつだれがなってもおかしくありません。

そんな病気だからこそ、万が一のときのために備えておく必要があります。

そもそも三大疾病保険ってなに?三大疾病保険の主な保障内容

三大疾病保険とは、「がん(悪性新生)」「心疾患」「脳血管疾患」に対しての保障が付く保険になります。


主な保障内容

  • 三大疾病保険金:三大疾病のいずれかに診断され、所定の条件を満たしたときに三大疾病保険金が支払われる
  • 死亡・高度障害保険金:保険会社によっては、三大疾病以外でもなくなった場合や高度障害状態になったときに支払われる
保険金を受け取る際には、各会社ごとに定められている所定の条件があります。

所定の条件を満たしていないと保険金は支払われないので、契約時にはしっかりと確認しておきましょう。

保険会社によっては、ほかの保険(定期保険や医療保険など)の追加して付けることができる三大疾病保険もあります。

定期保険、医療保険では賄えきれない部分も保障されるので、追加して付ける制度があるのであれば、一緒に加入しておくのがおすすめです。

また、単体での契約の場合、保障が足りないなどのときのためにオプションで保障内容を追加できるところもあります。

それぞれの保険会社により、違うので確認してみましょう。

三大疾病保険とがん保険の違い

三大疾病保険とがん保険の違いは以下のようになります。


がん保険三大疾病保険
目的がんになった時の治療費に対して備えるための保険がん、心疾患、脳血管疾患になった時のための生活費など様々なことに対して備えるための保険
死亡・高度障害にも備えられる。
給付条件入院時に日数で給付される入院給付とがんと診断されて給付される診断給付があるがん、心疾患、脳血管疾患と診断され、保険会社の所定の条件に満たしたときに一括で保険が支払われる。
給付された時点で契約は解除される
メリット入院日数には制限がないため、治療費を安心してまかなうことができる
保険期間中であれば、何度も保険金の請求ができる
保険料が割安
三大疾病になった後、まとまったお金が入り、生活費や入院費の補填ができる
終身タイプの場合だと、病気備えながら老後の資金としての貯蓄も可能


がん保険は「がん」にのみ保険金が支払われます。


 それに対して、三大疾病保険はがん、心疾患、脳血管疾患の3つの病気に備えることが合できます。


また、死亡・高度障害になったときや老後の資金にも備えることができ、万が一のときにがん保険よりも幅広く備えることができるのが特徴です。


しかし、がん保険は保険金を受け取る回数に制限はありませんが、三大疾病保険は受け取った時点で保障はなくなり、お金を受け取れるのは1回切りになります。


がん保険よりもまとまったお金を受け取ることはできるので、メリット・デメリットを考えた上で契約するようにしましょう。

三大疾病保険の保険料

三大疾病保険は年齢とともに月額保険料が高くなっていきます。


以下に保険料例について2社紹介していきます。


月額保険料例

A社

契約時年齢男性女性
20歳4,088円3,722円
30歳5,124円4,586円
40歳6,548円5,670円
50歳8,878円7,340円
60歳12,830円10,166円


B社

契約時年齢男性女性
20歳1,215円1,340円
30歳1,685円1,805円
40歳2,500円2,370円
50歳4,020円2,935円
60歳6,345円3,595円


A社では20歳と60歳のでは月の支払いが3倍近くも違います。

B社でも月の支払いが、年齢とともに上がっているのがよく分かります。


このように三大疾病保険の月額保険料は年齢とともに上がっていきます。

また、いつなんどき病気になるかも分かりません。

したがって、三大疾病保険には若いうちから入ることをおすすめします。

データから見る三大疾病保険の必要性




三大疾病は人ごとではありません。


日本人の死因の約50%(2人に1人)は、三大疾病でなくなっているというデータがあるくらい身近な病気です。


そして、三大疾病に罹患すると入院費、通院費など治療費にはお金がかかります。


そのため、三大疾病保険に加入し治療費や病気の罹患後の生活費の補填への備えをしておく必要があるでしょう。


三大疾病保険の必要性は主に以下3つになります。


  • 三大疾病の治療にかかる平均日数は2週間以上と長い
  • 三大疾病の医療費は高額になる
  • 三大疾病の罹患率は高く、だれでもなる可能性がある
上記3つについて具体的に解説していきます。

必要性①:三大疾病の治療にかかる平均入院日数

三大疾病では、入院することが多くあります。


では、平均してどれくらいの日数がかかるのでしょうか。

以下にまとめてみました。


平均入院日数
がん17.1日
心疾患19.3日
脳血管疾患78.2日

厚生労働省「平成29年患者調査の概況・3.退院患者の平均在院日数等」


入院日数に関しては、このようになります。


治療費に関しては保険適用での費用になりますが、差額ベッド代や入院中の食事は保険適用外です。


また、入院中の家族の生活費に関しても公的な保障はありません。

ある程度の貯蓄があればいいですが、それでも貯蓄だけだでは治療後の生活レベルを下げなければいけない可能性があります。


三大疾病は突然襲ってきます。

予期せぬ出来事で、治療中は精神的にもかなりのダメージを受け大変な状況です。

したがって、経済的負担だけでも事前に対策しておくべきでしょう。

必要性②:三大疾病治療にかかる平均医療費

三大疾病に罹患すると医療費が高額になってきます。


医療費は高額になると高額医療費制度が使えるから大丈夫では?と思う方もいるでしょう。

高額医療費制度を使っても、三大疾病の治療費は高額です。


また高額医療費制度は、収入に応じて自己負担額が変わってきます。


例えば胃がんで20日間の入院で960,000円の医療費がかかった場合、医療費の自己負担額は以下のようになります。


月の標準報酬自己負担額
30万円87,030円
60万円171,420円
90万円253,780円

引用:価格.com保険


高額医療費制度によっても、20日間の入院で10万円前後の医療費がかかってきます。 


 これは、ベッドの差額代や入院中の食事代は含まれていません。 


 退院時などの支払いでは、これにベッドの差額代、食事代などを含んだ料金になり請求時はさらに上乗せされた料金になります。 


 このように、三大疾病の治療にかかる費用は高額です。 

 いまからの備えが大切になってきます。

必要性③:年代別の三大疾病の罹患率

日本人の死因の中で約50%が三大疾病で、全死亡者からの割合で「がん」が約28.5%、「心疾患」が約15.1%、「脳血管疾患」が約8.4%となっています。


三大疾病の中でも「がん」の罹患率が高いことがわかります。


「がん」は生涯で診断される確率が、国立がん研究センターの統計によると男性で65.0%、女性で50.2%(2018年のデータに基づく)で2人に1人の割合で診断される計算です。


がんの罹患率について具体的に以下にまとめてみました。

男性10年後20年後30年後40年後50年後
20歳0.2%0.8%2%7%21%
30歳0.6%2%7%21%42%
40歳2%7%20%41%
50歳5%19%41%
60歳15%39%
70歳30%


女性10年後20年後30年後40年後50年後
20歳0.4%1.8%2%6%12%
30歳1%5%11%19%31%
40歳4%10%18%30%
50歳6%15%27%
60歳10%22%
70歳14%

引用:価格.com保険


「がん」は若い人でも罹患します。

水泳の池江選手の白血病も血液のがんと言われており、がんの一つです。


小さな子どもにも「小児がん」という病気があり「がん」になります。


特に若いうちは男性よりも女性の方が罹患率は高くなる傾向がこの表からわかるでしょう。


このことからも三大疾病保険は、若いうちから入っておくことをおすすめします。


必要性④:日本人の死因TOP5

日本人の死因TOP5は以下のようになります。


全体死因割合
1位がん27.3%
2位心疾患
15.0%
3位老衰8.8%
4位脳血管疾患
7.7%
5位肺炎6.9%

引用:令和元年(2019)

人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)


全体では、第1位にがん(悪性新生物)、第2位に心疾患、第4位に脳血管疾患が入っています。


男女別でみると、


男性死因割合
1位がん
31.1%
2位心疾患
13.9%
3位肺炎7.5%
4位脳血管疾患
7.3%
5位老衰4.5%


男性は第1位にがん(悪性新生物)、第2位に心疾患、第4位に脳血管疾患と全体の死因順位と一緒です。


女性死因割合
1位がん23.2%
2位心疾患
16.3%
3位老衰13.4%
4位 脳血管疾患
8.1%
5位肺炎4.3%

引用:日本人の死因ランキング2021(男女別)


女性に関しては、第1位がん、第2位に心疾患、第4位に脳血管疾患となり、死因の第3位、第5位の入れ替えはあるものの三大疾病に関しては同じ順位です。


昭和22年以降、三大疾病は順位の入れ替えはあるもののずっと死因のTOP5に入っています。


割合として3つ合わせて50%というのは、決して少なくありません。

50%と言えば、2人に1人は三大疾病になるという結果です。


したがって、いつなんどき誰がなってもおかしくありません。

「昨日は、あんなに元気だったのに。」という方が突然倒れてしまうこともあります。

いまのうちから三大疾病保険に入って備えておくことをおすすめします。

損をしないための三大疾病保険の選び方




三大疾病保険に入る際には、いくつかポイントがあります。


  • すでに加入している保険との保障内容の重複を避ける
  • 保険金の給付条件を確認する
  • 自分のライフプランなどとのバランスを考えて加入する
とくに意識していきたいのは上記3点です。

ではこの3つのポイントについて詳しく解説していきます。

選び方①:既に加入してるがん保険や医療保険との保障内容の重複

三大疾病保険は「がん」「心疾患」「脳血管疾患」に対応した商品です。


既にがん保険や医療保険に加入している場合、三大疾病保険に入ることで重複してしまう可能性があります。


とくに医療保険の場合は、三大疾病特約が付いている場合があります。


これは、病気での治療費の保障に加えて、とくにお金の必要になる三大疾病をさらに手厚い保障にするためのものです。


三大疾病保険に新たに契約する目的と同じことが多く、新たに契約する必要がない可能性もあります。


再度すでに入っている保険の保障を重複していないか確認してみましょう。


その上で三大特約保険が必要だったり、保険を見直して特約などを外して三大疾病保険に入りなおした方がいいと思うときには、契約していくことをおすすめします。

選び方②:保険金の給付条件

保険の支払い時には、支払い条件があります。


そのため支払いまでに時間がかかる場合があります。

また、給付条件に病気の状態についても明記されているものがほとんどで、病気の状態によっては支払われない可能性もあります。


給付条件を確認しないまま契約してしまうと、自分には合っていない保険を契約してしまうことも考えられます。


自分がどんな時に保険の給付を受けたいのか、明確にしておきましょう。


そのうえで、自分にあった給付条件の商品を選ぶようにしていくことをおすすめします。

選び方③:ライフプランや貯蓄・公的医療保険とのバランス

三大疾病保険に入るときには、自分のライフプランや貯蓄・公的医療保険とのバランスも大切です。


三大疾病保険に加入する際に、今の自分に保障はどれくらい必要かということを考えて加入するように心がけましょう。


必要な分だけの保障内容にすることで、月の保険料の支払いを抑えることができます。


三大疾病保険を契約するときには、いまの貯蓄や公的医療保険で賄えそうない分を備えるかたちで、加入していくことが大切です。

選び方で迷ったら保険のプロへの無料相談を活用する!

三大疾病保険は各会社で様々な商品が出ています。


何を選んだらいいのか分からないという方は、マネーキャリアなどの保険のプロを活用するのもおすすめです。


また、すでに保険に加入しており新たに三大疾病保険を契約したいという方は、保障の重複がないように決めていく必要があります


そんなときにも、マネーキャリアのような保険のプロに相談するといいでしょう。


マネーキャリアのような保険代理店での、保険相談は無料でできます。


ムダな保険料の支払いがないようにするためにも、三大疾病保険を契約する際にはマネーキャリアなどで相談することをおすすめします。

三大疾病保険の加入を特におすすめする人の特りょう




三大疾病保険の加入をおすすめする人は以下のような方になります。


  • 保険料を無駄にしたくない
  • 死亡保障・三大疾病になった時の保障両方の保障が欲しい
  • 三大疾病になる可能性が高いと思う人。
このような方におすすめするワケについて、解説していきます。

①保険料をできるだけ無駄にしたくない人

死亡保障のある終身保険と医療保険を両方契約すると、保険料だけでかなりのお金がかかってしまいます。


三大疾病保険では、死亡保障と三大疾病に罹患した時の両方の保障がされます。


終身保険と医療保険のふたつの保険を契約するよりも保険料が安く済みます。


また、ふたつの保険に加入していると保障が重複して、もったいない思いをする可能性もありますが、三大疾病保険だけの加入ならその心配もありません。


また、保険に加入していると源泉徴収や確定申告時に申請することで税金の控除を受けることができます。


三大疾病保険も生命保険控除を申請して、税金の控除を受けることで節税もできるのでおすすめです。

②死亡保障と三大疾病の治療費のどちらにも備えたい人

医療保険やがん保険では治療費のみの保障です。


医療保険やがん保険に加えて、死亡保障もしたいという場合は終身保険で保障を加える必要があります。


しかし、それでは月の支払いが高くなってしまいます。


 三大疾病保険では死亡保障もあるので、三大疾病の治療費とともに万が一のことがあったときに家族にその後の生活費などの保障を残すことが可能です。


三大疾病の治療費だけでなく、万が一のときのための備えもしておきたいという方にも、はおすすめです。

③三大疾病にかかるリスクが高いと感じている人

「がん」だけを心配するのであれば、がんの治療費を備えられることに特化した、がん保険が保険料も抑えながら治療費を確保できるためいいでしょう。


しかし、三大疾病の「心疾患」「脳血管疾患」もいつなるかは誰もわかりません。

「心疾患」や「脳血管疾患」については突然倒れてしまうということも起こりえます。


したがって、そうなったときに慌てないためにも、三大疾病のすべてに対応できる三大疾病保険がおすすめです。


健康診断の血液検査などで数値が高くてリスクが高いと感じる人などには、三大疾病保険がとくにおすすめの商品と言えます。

まとめ:三大疾病への対策は若いうちからするべき!

三大疾病は、ここ最近では若い人でも見られることが多くなってきました。


三大疾病への加入をおすすめするのは


  • 保険料を無駄にしたくない人
  • 死亡と三大疾病の両方に備えたい人
  • 三大疾病のリスクが高いと感じている人
です。

また加入時には

  • いま入っている保険との保険の重複
  • 保険金の支払い条件
  • ライフプランとのバランス


を確認しましょう。


死因の50%をしめている三大疾病は、いつ誰がなってもおかしくありません。


また、保険料は若いうちから入っておいた方が安く支払うことができます。


三大疾病保険に若いうちからはいって、万が一のときのための備えをいまからしておくことが大切です。


迷ったときにはマネーキャリアなどの保険のプロに相談してみましょう。

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