【がん保険ブログ】膵臓がんと再発を経験した私の家計とがん保険事情

本記事は、膵臓がんを患い手術から2年半後に再発したAさんの体験談を寄稿していただきました。Aさんは高校生と中学生の2人の子供がいる時期に長期闘病生活に入り、抗がん剤治療の副作用で仕事は休職されています。闘病の記録と家計・がん保険の事情を解説してもらいました。



▼この記事を読んで欲しい人
  • がん保険選びで失敗したくないと思っている人
  • 重要な保障内容について知っておきたい人
  • 実際に利用した場合にどのような後悔があるのか知りたい人

内容をまとめると

  • ブログのようにがん保険の保障内容に後悔する可能性は誰にでも起きる
  • 古いがん保険では通院保障が手薄い可能性が高く、現在の治療法に合っていない
  • 保障内容だけでなく、支払いの条件も確認が必要
  • がん保険を検討している方は、プロに相談できるマネーキャリアの保険相談がおすすめ
  • 今ならスマホひとつで無料保険相談が可能!必要な保障をしっかりと判断しましょう

膵臓がんの経験したAさんのがん保険ブログを紹介


がんに罹患した方のなかには自身の経験をブログなどに載せる方もいらっしゃいます。これらのブログは体験談として治療やその際の治療費を知るためにも、新たにがんに罹患した方は参考にすることも多いと思います。


ここでは、膵臓がんに罹患経験のあるAさんのブログについてご紹介していきます。2年半後に再発を経験し、治療費や生活費についても書かれているブログについてご紹介します。


Aさんは、

  • 40歳男性
  • 技術系管理職
  • 妻・子供2人(中学生・高校生)

という家族構成です。


罹患したのは膵臓がんのステージⅢで、

  • 罹患時に1ヶ月の入院
  • 2年半後に再発し、長期の通院治療

を経験しました。


がん保険には加入しており、給付金を受け取っています。しかし、Aさんのブログでは「通院保障が手薄いがん保険を選んでしまい失敗した」ということがつづられています。


がん保険に加入していることで保障もしっかりとうけられそうですが、なぜ失敗したと感じてしまうのでしょうか?以下ではAさんのブログの内容や体験談についてまとめていきたいと思います。

Aさんのブログ「”通院保証がない”がん保険を選んだのは失敗」

すい臓がんの疑いがあると手術が行われ、その後1ヶ月間ほど入院をすることになりました。病理検査の結果、すい臓がんのステージⅢという診断が出ました。


がんが発覚したことで、がん保険が利用できることに気付きました。診断給付金が支給されることになり、治療費や家族の生活費に困ることはありませんでした。とても助かったことを覚えています。


そのあと、2年半後に再発となってしまいました。このときに通院保障のないがん保険を選んだことを後悔しました。再発時には手術や入院ではなく、通院が治療のメインとなっていたため、加入していたがん保険の保障をあまり受け取れなかったのです。


しかも、治療は長期に渡り、副作用も強く出たため休職を余儀なくされてしまったため、生活も困窮状態となってしまったのです。


もっと通院時でも保障の手厚いがん保険を選んでおくべきだったと痛感しました。

発症・初期治療時は診断給付金の請求だけでよかった

Aさんが感じた体の異常としては、

  • 黄疸
  • ひどい痒み

などでした。


黄疸が発症したことにより、まず膵臓に対して何らかの異常があることが分かります。原因を探るために黄疸に対する応急処置が行われた後、精密検査が行うことになりました。検査には1カ月半の入院が必要となり、この間も会社を休む必要が出てきてしまいます。


検査の結果、すい臓がんまたは膵臓の炎症という診断になり、検査1カ月後に手術が行われることになります。手術の際に膵臓がんの診断が下されることになります。診断後には1ヶ月の入院となり、この間も仕事はできません。


合計で2ヶ月半の病欠となってしまいました。収入が減ってしまい治療費の支払いもあることを考えると金銭的な不安が大きいですが、このときは診断一時金が支給されていたため、十分しのぐことができました。


また、退院後に半年間の抗がん剤治療も行われていますが、副作用が少なかったため十分に働くことができ、一時金も残っていたことからカバーすることができました。


すい臓がんのステージⅢでも、がん保険を活用することで問題なく治療を受けることが可能と言えます。

まさか再発時の通院治療でお金が足りなくなるなんて

ブログの内容を見ていただくと分かりますが、問題が起きたのは2年半後の再発時です。


Aさんの加入していたがん保険では、診断給付金が1度のみのタイプでした。そのため、再発の際には診断給付金が支給されず、その他の保障でカバーするしかありません。


さらに、再発時の抗がん剤が合わないなどのトラブルもありました。

  • 以前の抗がん剤では悪化してしまった
  • 変更した抗がん剤は副作用が強く、治療中は欠勤するしかなかった
  • 加入していたがん保険は通院保障が手薄いものだった

などが重なり、働けなくなり収入が減ってしまう事に加え、保障をしっかりと受けられない状況となってしまっています。


がんの治療では抗がん剤でも入院が必要と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、通院のみで対応する場合もあるのです。入院ばかりを心配して内容を組んでいると、治療方法によっては十分な保障を受けられないことになります。


通院だけでも保障が受けられるような、通院に対する保障が手厚いものに加入しておくことが重要と言えます。


また、傷病手当金などで一部の給料は保障されますが、治療費と生活費を賄うには全く足りていない状況となり、貯金を崩すなどの対応を取る必要があったようです。

Aさんが加入していた「がん保険の保証内容と後悔」

がんが発覚したタイミングでは金銭的な不安はあまり感じていませんでした。がん保険に加入しているから大丈夫、と感じていたのかもしれません。


実際に、

  • 診断一時金:100万円
  • 入院一時金:5万円
  • 入院給付金:30万円
  • 手術給付金:20万円

合計で155万円が支給されたため、治療に時間がかかっても特に不安を感じませんでした。


抗がん剤治療も行いましたが、治療給付金でカバーされました。そもそも副作用が少なく、働けていた点が大きかったと思います。


しかし、再発時には受け取れる金額が少ないことに愕然としました。受け取れるのは抗がん剤治療給付金のみだったのです。治療費はある程度カバーされるかもしれませんが、生活費までとなると無理でした。


通院での治療もしっかりとカバーされるがん保険を選んでおけば、と後悔しました。

Aさんの「がん保険の診断給金とその他の給付金の内訳」

後悔してしまうほどの保障内容とはどのようなものなのでしょうか?

内容金額適用条件
入院一時金100万円(1度のみ)がん診断確定
入院一時金5万円入院
入院給付金1万円/日入院
手術給付金外来:5万円
入院:20万円
手術
抗がん剤治療給付金10万円/月抗がん剤使用時
放射線治療給付金20万円放射線治療時
線量条件あり
通院給付金5,000円/日20日以上の入院後
一見すると幅広くカバーされ、治療費には困らないように感じますよね?通院での保障もあり、十分な内容と感じてしまいます。

注目ポイントは
  • 診断一時金の回数
  • 通院保障の条件
です。

診断一時金の回数複数回となっている事が重要です。がんは再発などのリスクが高く、このような場合にも受け取れるようにしておくことが重要なのです。

また、通院保障に条件があることもマイナス要素になっています。入院が無い通院も増えてきている現在、条件があると利用できない可能性が高くなってしまうのです。

古いタイプのがん保険ではこのような内容が多く見られます。入院を重点的に保障しているのです。


確かに以前は入院をすることが多かったため、入院メインでも十分な保障を受けることが可能でした。


しかし、治療方法は変化します。現在では通院治療が行われることも多いため、それに見合った保障内容に変えていく必要があるのです。

今の時代は診断給付金だけでなく通院保証も必要だと後悔

Aさんは加入中のがん保険に対して、

  • 再発時の保障の少なさ
  • 通院保障の手薄さ

などを後悔しています。副作用が強く出ることもイメージできていませんでした。


がんは再発の可能性が高い病気です。そのため、がん保険に加入する際には、再発時の保障についてもしっかりと考えて加入しておく必要があるのです。


診断給付金も1度のみの支給では再発や転移時に利用することができないため、十分な保障とは言えません。Aさんのように、治療方法が合わなければ通常通りに働くことができなくなってしまいます。収入が激減してしまう可能性もあるのです。


また、再発時には通院のみでの治療も増えることが考えられます。支給条件に入院などがある場合には、支給対象にならない可能性も高くなってしまうため、契約時には支給の条件なども確認しておく必要があります。


特に通院保障が手薄いがん保険は、古い保険に多く見られます。がん保険に加入していることで安心してしまっているかもしれませんが、本当に支給されるのか、条件などをこの機会に確認しておくことをおすすめします。

がん保険選びで後悔しないためにもプロに相談しておくべき

Aさんはがん保険の保障内容を後悔してしまっていますが、これは現在の治療方法に保障内容があっていないために起こってしまったことです。


治療方法は時代によって変わってきます。時代の変化とともに柔軟な保険選びが必要と言えるのです。


しかし、その時代に合った保険がどれなのか、保険や医療に詳しくないと判断ができませんよね?そこで行いたいのがプロに相談することです。


がん保険のプロであるファイナンシャルプランナーなどに保険相談を行うことで、その時代に合ったがん保険を選ぶことが可能になります。

がん保険は時代の変化により「昔正しかった」が通用しない!

Aさんのブログでも分かるように、がん保険に加入していても通院保障がしっかりとしていないと後悔してしまう可能性は高くなります。


特に古いタイプのがん保険では、通院での治療を考えていないものが多く、通院に対する保障がない・手薄い商品も多数あるのです。


現在の治療法では、以前よりも入院での治療が減っている一方、通院での治療が増えている傾向にあるのです。そのため、通院治療に対する保障を手厚くしておく必要性は高いと言えます。


厚生労働省のサイトでも、入院での治療は年々減少傾向にあります。また、65歳以上の通院は増加傾向にあります。(参考:厚生労働省・患者調査の概況・推計患者数


このように、Aさんのブログや実際の医療技術の発達から、通院保障は重要になってきている事が分かるのです。

プロと一緒に”今の時代で正しい”がん保険をに確実に選ぼう!

Aさんのブログなど、がん経験者の方が発信しているブログを見ることで、ある程度必要な保障が見えてくると思います。


確かにブログなどの実体験が分かれば、保障の内容も選びやすくなると言えます。抗がん剤や放射線などでの治療が増えている事も読み取れるため、これらの保障に対して手厚くしておこうと考えるかもしれません。


しかし、自分一人で判断することは避けた方が良いと言えます。様々なブログを参考に自分に必要な保障を付けられる、と自信がある方もいらっしゃるかもしれませんが、契約前にはプロに相談することがおすすめです。


がん治療は複雑で、さらに時代によって変化します。現在は抗がん剤や放射線が主流でも、今後どうなるのかはプロに意見をもらっておくべきなのです。


保険のプロにがん保険について相談したい、という場合、マネーキャリアの保険相談がおすすめです。保険のプロであるFPがしっかりと相談に乗ってくれます

Aさんの体験ブログから:通院保証のあるがん保険を選ぶべき


いかがでしたか?ここではがん保険を実際に利用した方の体験ブログについてご紹介しました。


Aさんのブログでは通院保障が手薄いものに加入していたことを後悔している事がつづられていました。以前の治療では入院を伴う治療が多かったため、通院に対する保障がないものや手薄いものも多く出されていたのです。


しかし、ブログを見ても分かるように、現在の治療方法では通院保障はかなり重要になってきています。条件などによっては保障があっても利用ができないこともあり得るため、これから契約する場合にはしっかりと内容や条件をチェックするようにしましょう。


体験者のブログなどを参考に自分に合ったがん保険を選ぶのも良いですが、契約前にはプロに相談することがおすすめです。がんの治療方法は数多くあり、複雑になっているため、プロの意見を聞いておきましょう。


マネーキャリアの保険相談は保険のプロに何度でも無料で相談することができます。自分に合ったものを選ぶためにもじっくり利用してください。

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