がん保険の払込期間は終身払いだけではない!60歳払込の注意点も解説

がん保険料の払込方法には、終身払いだけではなく、60歳払込や65歳払込といった短期払い方法もとれます。60歳払込とは60歳までにがん保険の終身分保険料を払い終えてしまうやり方です。保障は生涯続きますが払込終了後は保険料の負担はありません。





▼この記事を読んでほしい人

  • 終身がん保険の払込方法に悩んでいる人
  • がん保険の見直しを検討している人

▼この記事を読んでわかること

  • 終身がん保険には終身払いだけでなく短期払いが選択できる
  • 終身払いにもメリット・デメリットがある
  • 短期払いにもメリット・デメリットがある
  • 終身払いと短期払いで保険料の比較

内容をまとめると

  • 終身がん保険は終身払いや短期払いの選択が可能
  • ただしどちらの払い方を選んでもメリット・デメリットはある
  • 自分に合った払込方法を選択しよう!
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終身がん保険の払込期間は終身払いと短期払いの2種類ある


終身がん保険といえば終身すなわち死ぬまでがんに対しての保障はあるけれど、その反面保険料も一生涯支払わなくてはなりません。退職した後の老後も保険料を支払い続けることを考えると、不安な面もあるはずです。

ただ終身がん保険であっても、保険料を必ずしも終身で払っていかなくても良いということ、すなわち払込期間が終身払いと短期払いがあるということはご存知でしょうか。

保険の保障内容を確認する際に、いつまで保険料を支払わなくてはならないのかも確認すると思いますが、保険期間と払込期間は一致しないこともあります。そのため保険期間は終身を希望したとしても必ずしも払込む期間も終身というわけではありません。

がん保険の払込期間を選択することができるということで、終身がん保険の検討もしてみたいという方もいらっしゃるはずです。

そこでがん保険の払込期間すなわち保険料を払う期間をいつまでにするかということに焦点をあてて、終身がん保険についての払込方法についてもう一度見直してみましょう。

がん保険の終身払いの2つのメリット


がん保険の保険料を払込む期間を終身払いにすればどのようなメリットがあるのでしょうか。終身払いとなれば保険を掛けている間はずっと払込を続けていかなければなりません。一生涯払込むことに不安を感じている方は多くいらっしゃるでしょう。

  • 月々の保険料が安い
  • 保険の見直しをすることができる
ただしがん保険の商品によっては、払込免除などの特約が付いているものもありますので、そういった場合には短期で支払うよりも保険料の合計金額は安くなるはずです。

メリット①:短期払いより月々の保険料が安い

がん保険の保険料を終身払いで払いこむメリットとして、短期払いで支払うよりも月々の保険料が安いということです。


保険料が安ければ月々の家計の負担が少ないということなので、終身で払い込んでもそれほど影響がないでしょう。もしも途中で保険の見直しを行って解約することとなっても、その時点までの保険料は短期払いと比べると少ないはずです。


がん保険に加入する際には、月額の保険料を比較して終身払いを選択する方は多いのではないでしょうか。確かに掛捨て保険の場合、どれだけ保険料が安くてお得かということを重視している方は多いはずです。

メリット②:現状に合わせて保険の見直しをすることができる

がん保険の保険料を終身払いで払込むメリットとして、現状に合わせて保険の見直しをすることができるということです。


がん保険の場合掛捨て保険となっていますので、保障が同じなら少しでも安い保険に乗り換えたいと考えられている方は多くいらっしゃるはずです。実際に元気なうちに少しでも安い保険を探している方もいらっしゃるでしょう。


終身払いを選択している方の場合は、新しく保険料の安いがん保険を見つけるとすぐに乗り換えることができるはずです。なぜなら安い保険料で毎月支払うのであれば、いつ辞めても損をした気分にはならないからです。こうして生活環境などに合わせて保険の見直しができるのも終身払いだからこそかもしれません。


自分の今加入の保険が高いのか、もっと安いところがあるのか迷ったらぜひマネーキャリアの無料保険相談を活用してみてください。保険料の比較などもしてもらえますので、自分が必要な保障でお得な保険料のがん保険を見つけることもできるはずです

がん保険の終身払いの2つのデメリット


もちろんがん保険の終身払いにはデメリットもあるはずです。一生涯払い続けることがすでにデメリットだと思いますが、他にもデメリットはあるのでしょうか。

  • 老後も支払い続けなければならない
  • 長生きすればするほど保険料の支払総額は高くなる
終身で払込むことに抵抗がなければデメリットがないようにも思いますが、実際に働かなくなっても家計の負担なく払込める金額かどうかということも気になるところです。

デメリット①:老後も保険料を支払い続ける必要がある

がん保険の保険料を終身払いで払いこむ大きなデメリットとしては、老後も保険料を払い続ける必要があるということです。


退職した後も毎月保険料を支払い続けていかなくてはなりませんから、一生涯固定費として考える必要があります。たとえ遠い将来のこととはいえ、自分が働けなくなって収入が減ってしまっても一定の出費があると考えた場合、不安になってくるのではないでしょうか。


そして老後はがんになるリスクも大きくなってくるため、保険は必要不可欠であると考えると、負担も大きくなってしまいます。

デメリット②:長生きするほど保険料支払い総額は高くなる

終身払いを選択するとがん保険の契約を続けている限り保険料の支払いは続きます。そして人生100年時代とも言われていますから、長生きをしてしまえば保険料の支払い総額は高くなってしまい、結局デメリットとなってしまいます


契約の際に保険料が安いからと終身払いを選択していて、長生きをした場合に一生涯保険料を支払うとなれば、合計の保険料は短期払いよりも高くなってしまうこととなってしまいます。毎月の保険料が安いからお得と思って終身払いを選択したのに、最終的には終身払いの方が多くの保険料を支払う羽目になってしまう可能性もあるのです。


そう考えると老後の負担をなるべく減らしたいという方には、がん保険の保険料を終身払いで支払うことを選択することは避けておくことをおすすめします。

がん保険の短期払いの2つのメリット

ではがん保険の短期払いを選択した場合のメリットをみていきましょう。終身払いのメリットは何よりも保険料が安いということでしたが、短期払いにはどういったメリットがあるのでしょうか。

  • 仕事をしなくなったら保険料を払わなくても良い
  • 長生きしたとしても保険料の支払総額は変わらない
終身払いと短期払いのどちらが自分に向いているのかを比較してみましょう。保険に加入する際に、終身払いに抵抗があったという方は特に検討材料にしてみてはいかがでしょうか。

メリット①:老後は保険料の支払いをしなくてよい

がん保険の保険料を短期払いを選択する大きなメリットとして、老後は保険料の支払いをしなくても良いということです。


短期払いは、払込期間が終われば保険料を支払わずに保障だけが続くことになります。そのため退職後収入が減ったとしても保険料の支払いが無くなるわけですから、固定費が一つでも減少することとなります。


老後のことを考えると不安という方も多くいらっしゃるでしょう。病気になる確率も高くなってしまいますし、働いている時のように安定した収入が年金だけになってしまいますので、当然生活も今まで通りというわけにはいかなくなってしまうでしょう。


そうしたときに、毎月の家計費から保険料を除けるとなると、気持ちも楽になるのではないでしょうか。

メリット②:長生きすれば終身払いより保険料支払い総額が安く済む

がん保険の保険料を短期払いを選択するメリットとして、長生きすれば終身払いより保険料の支払い総額が安く済むということです。


たとえ長生きをしたとしても短期払いの場合は、払込期間が終わってしまったあとは保険料の負担が無くなります。終身払いの場合は、先ほど述べたように一生涯支払わなくてはなりませんので、長生きをすれば最終的には保険料の総額は短期払いの方が安く済むこととなり、経済的だということになります。


たとえがん保険の加入の際に、短期払いの毎月の金額は終身払いと比べて高くなっていますが、長生きした後には結局保険料は安く済んだという結果になります。

がん保険の短期払いの3つのデメリット

がん保険の短期払いにもデメリットは当然あるはずです。ここでは短期払いで払い込んだ場合のデメリットをみていきましょう。

  • 月々の保険料が高い
  • 保険の見直しが困難になる
  • 払込免除特約の恩恵を受けられない可能性がある
終身払いとのデメリットを比較してみると、自分にとってどこまでなら納得できるかどうかがわかるはずです。

デメリット①:終身払いより月々の保険料が高い

がん保険の保険料を短期払いで支払うデメリットの1つ目は、終身払いよりも月々の保険料が高いということです。


短期払いは払込の期間を60歳や65歳に設定している場合が多いですから、期間を短くするということは当然終身払いよりも毎月の保険料が高くなってしまいます。


たとえ働いている間だけと思っていても、毎月の保険料が家計の負担になるようでは長年の保険を継続していくことも困難になってくるでしょう。


がん保険のような掛捨保険の場合、少しでも安い保険料で継続していくことが望ましいはずです。そう考えると同じ保障で高い保険料を払いたくないという人には短期払いはおすすめできません。

デメリット②:保険の見直しが困難になる

がん保険の保険料を短期払いで支払うデメリットの2つ目は、保険の見直しの際にすぐに解約したり乗り換えたりすることができないことです。


保険の見直しなどを検討したときに、短期払いの場合もしも途中で解約してしまうと一生涯分の保険料をある程度の短い期間で払い込んでしまうために、払い込んだ保険料を計算すると損をしてしまうことになり、保険の見直しには躊躇してしまうでしょう。


今後生活環境が変化したとしても、すでに加入している保険はそのままにしておくというのであれば、トータルで考えれば短期払いでも全然問題はないと思いますが、何年かに一度の見直しを検討される方には短期払いはおすすめできません。

デメリット③:払込免除特約の恩恵を受けられない可能性がある

がん保険の保険料を短期払いで支払うデメリットの3つ目は、払込免除特約の恩恵を受けられない可能性があるということです。

がん保険を契約する際に商品によっては、がんになった際にその後の保険料は要らないという払込免除を特約として付随している方がいらっしゃるはずです。

そこで、もしも保険料を短期払いを選択していた場合、短期払いの保険料を支払い終えた後にがんになってしまったとしましょう。せっかく払込免除特約を付けていたにもかかわらず、そうした場合に保険料の払込免除特約は無駄になってしまい、要らない特約分の金額を支払ってしまう可能性もあります。

確かにがんは年齢が高くなるほど罹患率も高くなってしまいますので、この可能性は多いにあると考えておくべきです。

終身がん保険の終身払いと60歳払込の保険料を比較


終身がん保険の終身払いと60歳で払込が終了する場合とでどのくらい違うのかご存知でしょうか。そこまで大きな金額の違いはないのではというイメージですが、実際にはどのくらい違うのでしょうか。


ここではチューリッヒ生命の終身がん保険でシュミレーションしてみます。

たとえば下記は35歳の男性の場合の保障内容で、同じ条件の場合の保険料を終身払いと短期払いで比較してみました。

保障内容
がん診断給付金50万円
がん入院給付金1万円
がん通院給付金5千円
がん手術給付金10万円
終身払月額保険料3,380円
短期払月額保険料6,445円

引用:チューリッヒ生命「終身がん治療保険プレミアムZ」

この金額で契約したとして、60歳になったとき合計でいくらの保険料を支払っているのでしょうか。

60歳時合計保険料83歳時合計保険料
短期払い1,933,500円1,933,500円
終身払い1,014,000円1,946,880円

このように比較してみるとよくわかると思いますが、60歳の時点での合計保険料は終身払いの方がかなりお得だということがわかります。ただし長生きして83歳を超えてしまうと、60歳で払い込んだ保険料を上回ってしまいます。


そのため退職後に保険料の負担はしたくないという方短期払いを、けれども自営業などで長く働いていく予定がある方や、自分はがんにかかる可能性があると思われている方終身払いを選択するべきではないでしょうか。

60歳払済がん保険の払込期間は満60歳誕生月までではないため注意しよう

ここで60歳の短期払いで払い込みが終わる短期払いの払込期間を選択した場合、満60歳の自分の誕生月が来れば保険料の支払いが終わるのでしょうか。

実際は満60歳の誕生日を迎えた直後に初めて到来する、年単位の契約応当日の前日まで保険料の支払いが必要となります。

たとえば月払いを選択していて、契約日が11月1日だったとします。そして60歳の誕生日が12月10日とした場合、この誕生日を過ぎた後すなわち60歳になった次の年の10月31日が支払い月となります。

契約日などは覚えていない方がいるため、どうしても誕生月と思いがちですが、契約日が重視されることを覚えておきましょう。

ここで参考までに年払いの場合ですが、通常保険料は先払いとなっているため、59歳の11月が最終支払い時期となります。さらに半年払いの場合は、60歳となった後の5月が最終支払い時期になります。

がん保険の払込期間の違いによるメリット・デメリットに関するまとめ

がん保険の払込期間は終身払いだけではないことがわかりましたし、払込期間によってメリットやデメリットがあることもわかりました。


終身がん保険は終身で払込むことで安い保険料が実現できていますが、保険料の高い短期払いにもメリットがあることもわかりました。


払込方法を選択する際には、家計から負担できる保険料はいくらぐらいなのかということを考えておく必要があります。そしてその負担できる保険料は、一生涯払い続けていけるのかどうかということです。無理のない範囲であれば終身払いを選択しても良いでしょう。


けれども退職した後に少しでも生活費の負担を減らしたいと思うのであれば、短期払いを選択した方が良いでしょう。


とはいえまだまだ先の話だからそこまで考えられないとか、どちらを選択したらよいかわからないという方もいらっしゃるはずです。そんな方は、ぜひマネーキャリアの無料保険相談を活用して、家計からどの程度の保険料なら払えるのか、さらには将来に渡って自分にとってどちらを選択すればよいのかなど、あらゆる保険の悩みを相談することをおすすめします。


この機会にマネーキャリアを利用して、保険を見直してみるのも良いのではないでしょうか。

がん保険の選び方が知りたい方はこちらの記事もご覧ください

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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