専業主婦でもがん保険は必要?主婦が気になるがん保険について解説

「家計の支えは夫の給料。専業主婦のわたしはパートだけ。わざわざ保険料を払ってまでがん保険に入る必要はないと考えていませんか?今回の記事ではがん保険に関して「主婦こそががんに対して備えが必要だ」ということや主婦にどのようながん保険がおすすめかを解説します。

▼この記事を読んで欲しい人 

  • がん保険に加入しようか迷っている主婦の方
  • がんを患った主婦の方
  • がんやがん保険について詳しく知りたい主婦の方


▼この記事を読んでわかること

  • 主婦こそがん保険に加入すべき理由
  • がん保険と医療保険の保証内容の違い
  • 加入すべきがん保険の種類と選び方


内容をまとめると

  • 主婦はがんの罹患率の高さや家事の忙しさがあるからがん保険は必要である
  • 専業主婦もがんを罹患すると金銭面や家計に大きく負担がかかる
  • 主婦の行う無償労働の価値は年間約440万円にもなる
  • がんは治療が長期化しやすく、再発率が高いので終身型のがん保険が良い
  • 公的な医療保険では保証が薄い
  • 出産前に医療保険に加入するとお得
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高い罹患率や家事・育児がある主婦こそがん保険が必要である

主婦の年代になるとがんになる確率が高くなると言われてますよね。


でも主婦の場合、収入がないし保険診療は安いからがん保険に入らなくても大丈夫だと思うかもしれません。


ところが主婦ががんになると思いもよらないお金がかかることをご存知でしょうか。


なぜなら主婦は収入こそありませんが、本当なら支出になることなのに家族のために「無料」で行っていることが数多くあるからなのです。


そこでこの記事では主婦こそがん保険に加入する必要があるということについて


  • 主婦ががん治療を受けるときに必要なお金について
  • 保険証の制度だけで受けられる治療の限界について
  • 一般の医療保険とがん保険の違い
  • 女性専用のがん保険について
  • 専業主婦ががん保険に加入するタイミングについて
  • がん保険の契約内容や特約などについて
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、主婦こそがん保険への加入が必要だということを理解できると思います。

是非最後までご覧ください。


専業主婦ががんに罹患した場合の家族の負担はどのくらい?

がんは全体的には女性より男性の方が罹患率の高い病気です。


しかし、30〜40代の女性のがん罹患率は同年代の男性のがん罹患率を上回るのです。(国立がん研究センター:最新がん統計


30~40代の主婦というと、幼児や小学生や中学生の子どもがいることの多い年代ではないでしょうか。


そんな時、急に主婦がいなくなった家庭はどうなるでしょうか。


おそらく夫である男性も働き盛りでしょうから、とても家事・育児まで手は回らないですよね。


平成25年の内閣府の調査「家事活動等の評価について」では、主婦の行う無償労働の価値は年間約440万円にもなるそうです。


ベビーシッター代、ハウスキーピング代、外食費等を考えると、妻の治療費・入院費以外に生活費が1日約2万円も必要という試算もあります。


また若い年代でがんになった場合、がんの治療を長期に行う必要があります。


抗がん剤治療や、放射線治療で、何度も通院する必要があります。


子どもの進学や家族の生活に影響が出るのではないでしょうか。

公的医療保険があるからがん保険は必要ではないのでは?

健康保険や国民健康保険には高額療養費制度というものがあります。

手術費や入院費等の負担が一定額を超えないように上限が決められており、がんの治療も対象です。


上限は収入によって変わります。


例えば胃がんで19日程度の入院をした場合、保険診療の自己負担額は約30万円になることがあります。


月収40万円の世帯の人が高額療養費制度を利用すると「80,100円+(総医療費-267,000円)×1%」が上限となります。


自己負担額を30万円として計算すると、80,430円を超えた金額が払い戻されることになります。


保険組合や職場の担当者に依頼すれば事前に限度額以上を支払う必要もなくなります。


保険診療以外にあるがん治療にかかるお金


収入や貯蓄に余裕のある人は「この制度を使えば生活に負担はないからがん保険は必要ない」と考えるでしょう。


ただし高額療養費制度の対象となるのは保険診療のみであるという点です


病気やケガの治療で保険の効かない治療を受けることはほとんどないでしょう。


ところががんの治療の場合、保険診療の対象外である薬や治療法は珍しくありません。


がんと闘う手段があるのに、治療費が高いためにあきらめるなんて残念ですよね。


主婦にとって、医療保険やがん保険の必要性を比べてみる

医療保険やがん保険など保険の種類はたくさんがあります。


そして具体的にどの程度まで保障してくれるのか、違いは何か、など気になるところだと思います。


とはいえ、種類が多すぎて自分にとってどの保険が良いのか分かりにくいですよね。


でも主婦というと30代以上の方がほとんどで、だんだん女性特有の病気などの心配が増えてくる年代です。


以下では医療保険とがん保険の違い、女性のための医療保険とがん保険について説明します。


そもそも医療保険とがん保険の違いとは?

がん保険は、その名の通りがんになった時に保障を受けられます。

がんで死亡した時以外にも、がんと診断されただけで一時金が受け取れたり、手術や入院、通院をした時に給付金が受け取れるものもあります。

医療保険は、がんに限らず様々な病気やケガで手術や入院、通院をした時に給付金が受け取れる保険です。

「医療保険でがんも保障されるならがん保険はいらないじゃないか。」と思われるかもしれません。

がん保険と医療保険の大きな違いは、1つは「入院支払限度日数」や「通算支払限度日数」の上限があるか、という点です。

医療保険では「入院60日まで」や「通算入院1,000日まで」等しか保障しないという制限がありますが、がん保険は無制限のことが多いです。

また、がん診断時の一時金は、何度も受け取れるものもあります。

女性のための医療保険とがん保険がある

医療保険やがん保険には、「女性用プラン」や「女性特約」等と名前が付いているものがあります。

通常の保険との違いは、女性特有の疾病に対して保障が手厚くなっていることです。

卵巣がんや切迫流産等女性のみに起こるものや、乳がん等女性に多い疾病にかかった場合、給付金を多く受け取ることができるようになっています。

女性特有の疾病の方が治療により多くの費用が必要というわけではありません。

ただ乳房再建手術等で保険診療の対象とならない場合があり、その場合は高額の治療費がかかることになります。

一般的に、40歳代では他のがんに比べ乳がん・子宮がん・卵巣がんのいずれかにかかる割合の方が圧倒的に高いとされているので、検討されることをお勧めします。

ここまでで、「自分だけでがん保険を選ぶのは難しい」と感じられた方は、まずは保険のプロに相談するのがおすすめです。
 

どのがん保険がいいのか、自分にあったがん保険はどれかを納得できるまで無料で何度も相談できるので、大変おすすめです。

主婦は妊娠前に医療保険に加入するとお得!異常分娩に備えよう

異常分娩の中で帝王切開というものをご存知の方も多いと思います。


帝王切開は手術により赤ちゃんを出産することです。


帝王切開も含め、異常分娩の場合は病気やケガに該当すると判断されるので、医療保険が適用されます。


実際4人に1人の割合で帝王切開による出産が行われているそうですので、決して少なくはない確率で帝王切開が必要だと言えます。


そこで帝王切開に備えて妊娠前に医療保険に加入しておくことをおすすめします。


なぜなら、妊娠が分かった後に医療保険に加入しても条件付きでの加入になってしまい、異常分娩になっても給付金が降りないのです。


さらに、次回以降の妊娠でも給付金が得られないこともあります。


ですので、絶対に妊娠前に医療保険に加入しておくべきでしょう。

主婦も使える公的制度はとことん使おう!

医療費が高額となった場合や働くことができなくなってしまった場合などに利用できるお得な制度がありますので、以下の5つの制度を紹介します。

  • 高額療養費制度
  • 傷病手当金
  • 医療費控除
  • 介護保険
  • 障害年金

高額療養費制度

高額療養費制度は1ヶ月あたりの医療費がある限度額を上回った場合にその超過した分だけ給付を得られる制度です。

この際、入院時の食事や差額ベッド代は対象外です。

この制度は年齢や収入に応じて負担が公平になるよう作られています。

以下に厚生労働省の高額療養費制度を利用される皆様へにて70歳以上と70歳未満の方で年収別の上限額を表した図を載せておきます。

70歳以上の方の年収別の上限額

70歳未満の方の年収別の上限額

70歳未満の方の年収別の上限額

70歳未満の方の年収別の上限額

傷病手当金

傷病手当金は病気やケガの際に就業ができなくった場合に本来支給される給与の日割りした分の3分の2に相当する金額を1日単位で給付を受けることができます。

給付される期間は開始日から1年半が上限となります。

傷病手当金は健康保険から支給されるので、健康保険に加入している方のみが利用できる制度です。

なので、自営業者など国民健康保険の加入者は対象外となりますので注意しましょう。

医療費控除

1年間(1月1日〜12月31日)で医療費が10万円を超えた場合に超過した分だけ所得税と住民税の課税所得分を控除できる制度です

総所得が200万円以下の場合は総所得の5%を控除することができます。

介護保険

介護保険と聞くと、高齢者の方だけのものという印象があると思いますが、2010年からがんを患った方の自宅での療養時にも利用できるようになりました。

条件は40歳以上の医療保険に加入している方で末期がんの診断を受けている場合が対象です。

介護保険により、介護用のベッドや車椅子のレンタル、訪問介護サービスなどの金額を1割のみで利用することができます。

障害年金

障害年金とは病気やケガなどが原因の障害により日常生活や就業が困難になった場合に給付を受けられる年金制度です。

公的年金制度への加入や保険料の支払いなども条件となります。

がんの場合は、身体の機能の不調、倦怠感、心血、嘔吐、痛覚などのありとあらゆる障害に対して問題がある場合に申請をできます。

以下の表にてがんの症状と障害認定日の関係を載せておきます。

身体状況障害認定日
人工肛門造設、尿路変更術造設日から6ヵ月を経過した日
新膀胱造設日
喉頭全摘出摘出日
在宅酸素療法療法開始日
胃ろう等の恒久的措置実施原則6ヵ月経過日以降
治療の副作用による倦怠感・悪心・嘔吐・下痢貧血・体重減少などの全身衰弱初診日から1年6ヵ月

主婦の方のがん罹患率と治療法・コストの相場

ここではがんに関する情報を以下の4つのポイントにて説明していきます。

  • 年代・部位別のがんになる確率
  • がんを患った際の病期・ステージ別の5年生存率
  • 入院にかかる費用
  • がん保険の最新の動向

これらのデータを見れば、主婦にとってがん保険が本当に必要か、必要な場合どのようながん保険が良いのかということがわかります。

以下で詳しく見ていきましょう。

主婦の方のがんの年齢・部位別の罹患率

生きている間に女性ががんにかかる確率は47%と言われています。 


がんに罹患する確率は性別だけではなく年齢や発症する部位によっても変わります。 


以下の表は各年齢におけるがんの発症率の目安を示したものです。


年齢女性の罹患率(%)
〜392.0
〜495.8
〜5912
〜6920
〜7931
生涯48

二人に一人ががんを発症すると言えます。


以下の表では各部位ごとのがんの発症率の目安を示します。

部位女性の罹患率(%)
食道0.5
4.7
結腸5.8
直腸2.2
大腸8.0
肝臓1.5
4.9
乳房(女性)11
子宮3.4
子宮頸部1.3
子宮体部2.0
卵巣1.6
甲状腺1.7
悪性リンパ腫2.0
白血病0.8


上の表を見ると、女性特有の臓器である乳房がんの罹患率が最も高いことがわかります。


女性の場合、男性と違い子宮がんや乳がん、卵巣がんといった女性特有のがんの罹患リスクがあります。


女性特有のがんは30代~40代といった若い年代でもかかる可能性が高いため、注意が必要です。こういった点からも主婦はがん保険の必要性が高いといえます。


主婦の方は、若いうちから女性特有のがんに備えたがん保険に加入しておくことをおすすめします。

主婦の方のがんを患った際の病期・ステージ別の5年生存率

この見出しでは女性特有のものも含め、がんを患った際の5年生存率の目安を以下の表に表して紹介します。


乳がん

ステージ・病期5年生存率(%)
0期100
I期100
II期85
III期60
IV期6.7


子宮体がん

ステージ・病期5年生存率(%)
0期100
I期93
II期100
III期67
IV期45


子宮頚がん

ステージ・病期 5年生存率(%)
0期100
I期93
II期89
III期
49
IV期0.0


卵巣がん

ステージ・病期
  5年生存率(%)
0期100
I期93
II期64
III期42
IV期29
LPM93


大腸がん

ステージ・病期 5年生存率(%)
0期100
I期100
II期85
III期60
IV期6.7


胃がん

ステージ・病期5年生存率(%)
0期100
I期95
II期87
III期51
IV期23



乳がんや子宮頚がん、大腸がんなどはステージIVになると5年生存率が非常に低い危険な病気であることがわかります。


こういったがんにかかった場合、長期にわたって闘病しなければならなくなるでしょう。


きちんと治療が長引いたときのことも考慮し、がん保険を選ぶことをおすすめします。

主婦の方のがんの入院費用はどれくらいかかるのか?

がんを罹患した際の平均入院日数や入院費用の目安について厚生労働省の「平成29年(2017)患者調査の概況 退院患者の平均在院日数等」公益社団法人全日本病院協会の「医療費(2019年度 重症度別 年間集計)」によると以下の表のようになります。

がんの種類平均入院日数入院費用(3割の自己負担額)
胃がん19.2日約28万6,000円
結腸がん15.7日約27万7,000円
直腸がん15.7日約30万7,000円
気管・肺がん16.3日約25万6,000円


入院日数が意外に少ないと思われたかもしれません。


しかし、これはがんに罹患した際、一回の治療でどのくらいの日数入院したかをあらわしています。


そのため、再発や転移により再度癌に罹った際にはさらに同等の日数の入院が必要になるのです。


がんは一度治療したらそれで終わる病気ではないことは覚えておきましょう。

ここ最近におけるがん保険の動向・傾向

がん保険の近年における傾向を解説します。


平均入院日数が平成8年時は35.8日だったのが、平成23年時は19.5日になり、15年で16日以上も短くなっています。

このようにして、入院日数が減少したのは医療技術の発展が背景にあるからです。

そして、がん保険もこの背景により、昔に比べて入院治療よりも通院治療にも重きを置いた商品が増えてきています。

近年、50代前半までは女性のがん罹患率が高いという情報が徐々に浸透してきており、女性のがん保険加入者が増えてきていることから、女性に特化した商品が増え続けている傾向にあります。


がん保険の必要性の専業主婦の声とは?価値観も重要!


一般の専業主婦の方にがん保険の必要性について聞いてみました。

「きっかけは、同じ年齢の友人が乳がんになったことです。身近なできごとから自分の保険の必要性を考えました。」(30代・事務職)

「私は、安心を買おうと思って加入しています。」(40代・主婦)


「保険入ってて良かったです。保険が活躍するのは病気が増えてくる40代過ぎからかもしれませんね。」(30代・主婦)


「持病があり、新しい保険にはなかなか入れません。これまでは健康体だったのですが、30後半から色々と悪いところが出て来ました。」(40代・主婦)


「私は役に立ちました。ただ、いつでも貯蓄でまかなえる、と思ったらやめてもいいと思いますよ。」(40代・主婦)


がん保険は必要であると考えている一般の専業主婦の方が多いようです。

主婦に必要ながん保険のポイントと選び方を考えてみる

ここまでの話で、主婦もがん保険に加入したほうが良いことをご理解いただけたと思います。


では、主婦の方ががん保険に加入するとして


  • どのタイミングや年齢で加入したほうが良いのか
  • 契約は終身タイプが良いのか定期タイプが良いのか
  • 通常タイプと女性タイプはどちらに加入すべきか
  • 貯蓄が同時にできるタイプは加入したほうが良いのか
など、様々な疑問や気になる点があると思います。

そこで次の章からはこれらのポイントについて解説していきたいと思います。

主婦はがん保険にどのタイミングで入るのが良いのか?

年齢が上がるほど死亡や病気になる可能性が高くなります。

そのため加入時の保険料も高くなります。

保険料が安い若いうちに終身型の保険に加入しておけば、月々の負担を軽くできます。

また、病気になる前に加入しておくほうが良いので加入するなら若いうちの方がよいでしょう。

20代後半から入院リスクが高くなりますし、妊娠すると一定期間医療保険に加入できないこともあります。

したがって女性の場合は結婚したタイミングで考えることが多いようです。

また出産後も通常の健康状態であれば保険に加入できます。

よって、できるだけ若く健康なうちに加入することが、月々の保険料を安く抑えるコツなのです。

主婦のがんは世帯全体で考えよう!子供の有無について

主婦の方は子供がいる場合といない場合とで考え方が変わります。


特に、幼いお子さんがいる方は入院や自宅療養の際にベビーシッターやヘルパーさんを雇うのに必要な費用も考えなくてはいけません。


また、夫が子供の面倒を見る場合は仕事の時間を減らしたりする必要が出てくるので、世帯全体の収入が減る可能性もあります。


子供が小さい間は特にがん保険への加入は大事でしょう。

主婦の方におすすめのがん保険|必要な保障内容や特約とは?

終身型か定期型か


がん保険は一生涯の保障がある終身型がおすすめです。

定期型では更新の度に保険料が高くなります。

更新ごとに保険料が高くなって歳をとって月々の負担が大きいので途中で解約せざるを得なくなるかもしれません。

ただ、がんという病気は一度なると医学的に「治る」ことはなく、「寛解」と言って長期に治療や経過の観察を行います。

また、解約した後にがんになってしまっては元も子もありません。

通常型か女性型か


通常のタイプか、女性専用のタイプにするかも気になるところです。

乳がんや子宮がんなど女性特有のがんを対象として、一時金を受け取れるがん保険の女性特約などもあります。

自分や家族の状況に応じて何を一番重視するかで決めるとよいでしょう。

「入院日額をいくらにするか」「女性特有の疾病を手厚くするのか」等で保険料も変わってきます。

各保険会社のHPでは、自分で保障内容を設計し保険料を確認できるところもあります。

資産形成ができるがん保険は


がん保険や医療保険に貯蓄性を持たせた保険もありますが、保険料は高くなることが多いです。


終身の保障を目的に加入する場合、貯蓄は別で行うものだと考えたほうが良さそうです。

先進医療や自由診療に対応した特約もある!?

治療法の中には
  • 標準医療
    科学的根拠に基づいた治療法であり、現時点で最適・最善の治療方法です。治療の際に最も推奨されている方法です。

  • 先進医療
    厚生労働省が認可した高度な医療技術や薬品を用いた治療法です。公的医療保険の保証にはなりません。

  • 自由診療
    厚生労働省からの承認を受けておらず、有効性が保証されていない治療法です。
の3つのパターンがあります。

先進医療や自由診療は公的医療保険の適用外となり、医療費を全額負担する必要があります。

特に、がん保険の先進医療の場合
  • 陽子線治療:約270万円
  • 重粒子線治療:約3000万円
のように高額な医療費がかかってしまいます。

ですが、がん保険の中には先進医療や自由診療でも給付を得られる場合があります。

先進医療特約として、月100円程度支払えば、技術料の自己負担額と同じ金額の給付が得られることもあります。

また、再建する部位や方法、施術場所により、自由診療扱いとされてしまうこともあります。

特に、女性特有のがんとして乳房再建術が自由診療として扱われてしまう場合があります。

数千万円ほどの超高額な医療費がかかってしまう場合がある以上は是非ともがん保険の利用を考えたいです。

まとめ:主婦にとってがん保険は必要なのか?


専業主婦こそがん保険への加入が必要だということについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、


  • 専業主婦ががん治療を受けると意外にお金がかかること
  • 保険証が使える治療の範囲は限られているということ
  • がん保険の方ががんの治療に適した保障が受けられやすいこと
  • 専業主婦でも若いうちにがん保険に加入したほうが良いこと
  • 出産後でも健康であればがん保険に加入できること
  • がんは長期の治療や再発の可能性があるので終身タイプでの加入がおすすめなこと
です。

女性は専業主婦になることで、出産や育児など自身を取り巻く環境の変化が激しくなることで体調を崩すことが増える世代です。

その時に備えて、あらかじめがん保険に加入されることで安心して生活をすごすことができるのではないでしょうか。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

がん保険の必要性が知りたい方はこちらの記事もご覧ください

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