【20代30代へ】30代までのがん確率は約0.1%、がん保険加入は必要?

がんで怖いのは若くして発病してしまい、働けないのに治療費がかかること。日本人の2人に1人ががんになると言われますが、30代までに罹患する確率は0.1%程度なのです。この記事では20代30代の方へ、若くしてがんになってしまう確率を年齢・性別データを元に考えます。

20代30代の年齢でがんが発病する確率はどのくらいなのか?

私たちがよく知っている有名人や身近な人たちの中にも、がんに罹患したり、また残念にも命を落とされる方がいらっしゃいます。


若くしてがんになると、投薬や手術などの治療費がかかる一方で、働けなくなり収入はゼロ。

そんな話を聞くと、がん保険の必要性を感じずにはいられないのでは無いでしょうか。


日本人のがんに罹患する確率が2人に1人と恐ろしいフレーズを耳にすることがありますが、30代までの若い世代のがん罹患率はおよそ0.1%です。

実際にがんになるのは、50代60代以降がほとんどです。


しかし、「がん家系で不安」「排便などの調子が悪い」「タバコもお酒もするしどうなんだろう」とマイナスに考えてしまう人も多いかと思います。


この記事では、実データを元に

  • 年齢別部位別のがんを発病する確率について
  • 年齢別部位別男女別のがんで亡くなる確率について
  • 医療の進歩による、がんが発病してからの「5年生存率」の改善について

以上を中心に解説していきます。


最後に20代30代の方におすすめながん保険についての解説も加えています。


この記事を読んでいただければ、がんに関わるデータについての基本的知識を得ることに役立つかと思います。



日本人の死因の一位はがん

まずは、日本人の死亡原因を見ていきましょう。


日本人の死亡原因とその割合(2016)

日本人の死亡原因とその割合(2016)


厚生労働省調べ:


日本人の死因の一位はがんです。


およそ3割弱が、悪性新生物(がん)で亡くなっていることがわかります。


男女により多少の違いはありますが、以下、心疾患、肺炎、脳血管疾患等と続きます。 


ただし、がんの場合、他の病気を併発してそちらの病気で亡くなることもあるので、実際のがんが間接的に死亡原因となっている数は含まれていません。


これゆえ、がんは日本人の2人に1人が罹患し、3人に1人が死亡していると言われています。


そう考えると、がんは私たちの日常の中で非常に身近な病気です。


がんで亡くなられた方がいらっしゃらないというご家族は、稀なのではないでしょうか?

一方で、若い人のがん罹患率は低い

「日本人の2人に1人ががんにかかる、死亡原因の1位」と聞くと、誰もが「大変!何とかしないと」と思うのではないでしょうか?


まだ、学生や独身の方は実感として全く関係ないと感じるかもしれませんが、若くても家庭をお持ちの方やお子様がいらっしゃる方などは感じ方が変わってくるはずです。


しかし、若くしてがんに罹患する確率は低いのです。


30代までにがんにかかる確率は、約1000人に1人(0.1%)です。 


年代別男女別がん罹患者数

年代別男女別がん罹患率

2人に1人、即ち50%から見ると、比べようがないくらい低いものです。 


ただ低い罹患率の中でも知っておきたいのは、確率とは、30代までを無事に過ごした方にとっては0%であったとしても、1000人中の1人になる方の可能性はおおよそだれでも等しくあるのです。


また、若い年代でがんにかかると、発症してから亡くなるまでの期間が短いと聞いたことがありませんか。


若いと新陳代謝が良いから、がんが悪化するのも早いといわれています。


その他にも、まさかこんなに若い自分が、家族が、患者が、がんにかかっているなんてありえないという気持ちから、発見が遅れたということもあるのかもしれません。


こう考えると、1000人に1人という確率の見え方は、人によってはかわってくるのではないでしょうか。


※参照リンク:国立がん研究センター

がんに罹患する確率のデータ

がんに罹患する人は2人に1人と言われ、がんで死亡している人は3人に1人と言われていますが、年齢別で見てみると若ければ若いほど、罹患率が低いことはわかりました。

では、がんが罹患する部位はどこが多いのでしょうか?


もっとも耳にしたことが多い、またはイメージが強いのは男性は胃がん女性は乳がんだと思います。


しかし、それ以外の部位でがんに罹患する認知度は意外にも低い。


部位別のがんの罹患率を詳しくご紹介していきます。

2014年度(最新)の部位別のがんの罹患率

がんの部位別罹患順位1位2位3位4位5位
男性大腸前立腺肝臓
女性乳房大腸子宮
男女計大腸乳房前立腺


2014年の罹患数(全国合計値)が多い部位は順に

(地域がん登録全国合計によるがん罹患データ)



罹患別で見てみると、もっと知名度の高い胃がんがトップで、女性は乳房(乳がん)であることがわかります。


そして、意外なのは女性の大腸がん


女性は乳がんのイメージが強すぎて、大腸がんが2位に入っていることを知ると驚く方の方が多いのです。


女性のがんと聞くと乳がん以外には、子宮がんや卵巣がんなどが思い浮かぶ人が多いのですが、意外にも大腸がんが2位となっています。


乳房や前立腺以外では、男女別で見てみても、がんの罹患部位はほとんど同じであることがわかります。

年齢別のがんの罹患率

年齢階級別がん罹患率(2013)

年齢階級別がん罹患率

国立がん研究センターがん情報サービスより

(地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2013年)


グラフで見ると一目瞭然です。


がん罹患年齢は30代から少しずつ上昇するものの、急激にグラフが上がるのは男性では50代からです。


女性はゆっくりとグラフが上がっていきますが、男性に比べて罹患率が低いことがわかります。

がんで死亡する確率のデータ

年齢別・男女別に罹患部位などのデータをご紹介してきましたが、次はがんで死亡する確率のデータです。

がんに罹患した=死の時代ではありません。


医学の進歩や早期発見によって完治している人も増えているため、罹患部位と死亡部位に差が出るようになってきています。


次はがんで死亡する確率のデータについてご紹介していきます。

2017年度(最新)の部位別のがんの死亡数


がんの部位別死亡者数1位2位3位4位5位
男性大腸肝臓膵臓
女性大腸膵臓乳房
男女計大腸膵臓肝臓

(人口動態統計によるがん死亡データ)


(人口動態統計によるがん死亡データ:1958年~2016年)


男女の合計でみると肺がんが1位となっていることがわかります。


女性が罹患別でみると乳がんが1位でしたが、死亡数で見ると5位と差があることがわかります。


昔に比べ、健康診断やマンモグラフィーなどの受診率が上がったことが早期発見へと繋がり、死亡率を下げているとも言われています。


一方、発見が遅く自覚症状が風邪に似ている肺がんは、男女ともに死亡別の1位と2位を占めています。


肺がんの治療法に重粒子線などの先進医療が用いられつつある一方で、発見が遅いと重粒子線が受けられないこともあるため、早期発見が必須とも言われています。

年齢別のがんの死亡率


年齢階級別がん死亡率(2016)

年齢階級別がん死亡率

国立がんセンター研究がん情報サービスより

(人口動態統計によるがん死亡データ:1958年~2016年)


年齢別で見るがんによる死亡率は、年齢別のがん罹患率とほとんど比例していることがわかります。

がん罹患時の生存率について

がんを発症した人を、治療によってどれくらい生命をより長く救えているかを示すものが、5年生存率です。


よく聞く「5年生存率」という言葉ですが、どの時点から5年間であるのか知らない人の方が多いのです。


専門家によってとらえ方に多少の違いはあるようですが、「がんの治療を開始した時点」から5年後に「生存している」ことが一般的と言えます。


「生存している」ですから、治療を継続されている方も、再発して再度治療されている方も含まれます。



がんを治療して、5年の間に再発しなければ治癒とみなされます。


もし万が一、治療時に取り残したがんや、転移したがんがあった場合でも、5年の間に検査等で見つかるくらいの大きさになっていると考えられます。


そのようなことから、「5年」という区切りが重要となるのです。


5年生存率以外にも、日本人の中での同じ性別・年齢・生年の人に比べて、がんを発症した人が、5年後にどれくらいの割合で生存しているかを表したものを「5年相対生存率」といいます。


5年生存率だけでは、もし高齢者を調べた場合、年齢のせいで生存率が低くなるということが考えられるからです。


「5年相対生存率」の割合が高い、すなわち100%に近いほどがんに罹患した人と日本人の同じグループの人との差が無いので、治療の効果が高いと言えます。

しかし、0%に向かう程、がんを罹患した人だけが生存が難しいことになるので、治療が困難であるといえます。

2006-2008年診断例の5年相対生存率

2006-2008年診断例の5年相対生存率

国立がん研究センターがん情報サービス

(5年相対生存率:1993年~2008年診断例)


5年生存率は、男女により多少差がありますが60%前後。


この数値は、がん全体を平均したものです。


例えば、乳がんの5年生存率は90%を超えています。


対して、予後が悪いといわれるすい臓がんでは、男女とも一桁の数値しかありません。


しかし、近年「5年生存率」は大きく改善されています。


その理由の一つとして、がんの早期発見


がんが発見された時のステージ(病期)によって、5年生存率は変わってきます。


そのため、検診などにより早く発見できればできるほど、完治する確率も高くなります。


また、5年生存率が高いといわれる乳がんや前立腺がんが、以前より増えたことも一因といえるでしょう。


それに何より忘れてはならないのが、検査や治療の技術の進歩です。


ここまでで、「がん保険が必要かもしれない」と思われた方は、まずは保険のプロに相談するのがおすすめです。


本当にがん保険が自分に必要なのか、必要ならどのがん保険がいいのかを納得できるまで無料で何度も相談できるので、大変おすすめです。


 >保険のプロに無料相談はこちら

20代30代のあなたががん保険に加入するタイミング

これらの統計を基に、がん保険に加入するタイミングを考えることができます。

今回は「がん定期保険」「がん終身保険」についても基本的なことを解説しますね。 

がん定期保険とがん終身保険って何?


がん保険には大きく分けて「がん定期保険」「がん終身保険」があります。

※保険会社や保険の種類によって異なる。

がん定期保険

定期保険は、10年や15年など決められた期間のみ保険が適用されるものです。


その期間が過ぎると保障は無くなり更新か見直しを勧められます。


若ければ若いほど、保険料は安いですが、更新時は保険料が上がります。

がん終身保険

終身保険は、一生涯、保障を持つことができます。


保険料の支払いは60歳払込・65歳払込・70歳払込・終身払いから選択することができますが、支払い期間を定めると月額保険料は高くなり、終身払いを選択すると保険料をおさえることができます。


あなたの年齢では定期保険?終身保険?

がんの罹患率の低い20代30代では、保険料の負担が少ない「定期保険」がおすすめ!


年齢が若ければ終身保険でも保険料は安いですが、見直しへの柔軟性がないためおすすめできません。


定期保険は、掛け捨てタイプが多く、保険料をさらに抑えながらもライフサイクルに応じて見直しを検討しやすいことから定期保険をおすすめします。


20代30代で本当にがん保険が必要かどうか悩んだ方は「20代の頃からがん保険へ加入することって本当に必要性があるの?」をチェックしてください。


罹患する確率が高くなってくる40代から60代には、「終身保険」がおすすめ。


40代からの終身保険は保険料が高くなる可能性もあるため、特約など付加しすぎないように気を付けながら、検討していくことをおすすめします。


ただ、65歳以上の方にとっては、高齢者医療制度もありますので、加入するかどうかの検討も必要です。

がん保険は何歳まで必要かについて加入前に考えてみることが必要」でまとめています。



まとめ:がんの確率をふまえた上で最善の保険選びをしよう

20代、30代のがんに関する確率について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 

 今回の記事のポイントは、 

  • 日本人の死因の一位はがん
  • 30代までにがんにかかる確率は、約1000人に1人(0.1%)
  • がんの罹患率の低い20代30代では、保険料の負担が少ない「定期保険」がおすすめ
  • 罹患する確率が高くなってくる40代から60代には、「終身保険」がおすすめ 
でした。

日本人の死亡原因の第1位は、がんです。

しかし、20代30代のがんに罹患する確率は、おおよそ1000人に1人です。


50代までの確率を考えても、6%です。


60代以上の高齢になるに従って、罹患の確率も増えていきます。


これらのことをふまえた上で、保険加入を考えてみましょう。


「定期保険」でも「終身保険」でも、若い年代から早めに加入した方が保険料の負担は軽くすみます。


今の自分の年齢・家族構成・収入の状況などを、年齢による罹患の確率と考え併せて、いつ保険に加入するかを決めてはいかがでしょうか。


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