高血圧でも入れるがん保険をプロが解説!血圧が高いとがん保険の加入は難しい?

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内容をまとめると

  • 高血圧の保険加入は3ヶ月以内に治療説明を受けた経験があるか1年以内に入院歴があるかが主な加入判断になることが多い! 
  • 高血圧でも審査に通れば通常のがん保険への加入は可能
  • 通常のがん保険以外に、引受基準緩和型医療保険や無選択型保険という選択肢もある
  • 告知義務違反はデメリットしかないため絶対避けるべきである
  • 必要な治療があれば必ず受け、その事実も申込時に必ず告知する
  • 高血圧の保険加入でお悩みなら無料で加入診断ができるマネーキャリアの保険相談を有効活用がおすすめ!

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

高血圧でもがん保険に加入できる!

「持病があると保険加入は難しい」というイメージを持っている方は多いですが、たとえば「高血圧症」などの持病を抱えている方は、本当にがん保険の加入を断られてしまうのでしょうか。


結論からいえば、高血圧でもがん保険に加入することは可能ですが、加入時に必ず行う「告知」にともなっていくつか書類の提出が必要となる場合があります。


申込時に必ず必要となるのが「告知書」であり、ここには過去の罹患歴や既往歴を正確に記入するようになっており、たとえば過去5年以内に健康診断や人間ドックで高血圧であることが分かった場合も、必ず記入します。


がん保険によっては、この告知内容によって審査に通らず加入できないことも十分ありえます。


高血圧は、それ自体は重大な病気ではありませんが、
  • 脳卒中
  • 心筋梗塞
  • 腎不全
これら命にかかわる重大な病気のリスクを高めるため、保険金支払いのリスクも高い人と保険会社から審査時にみなされ、保険加入が断れられるケースがあるのも事実です。

高血圧はがん保険に加入はできない?保険のプロが解説します!

健康診断で血圧が高いと再検査や要治療など指摘を受けることがあり、一般的に血圧が140mmHg/90mmHg以上となっていれば高血圧と診断されます。


高血圧は軽く考えていると大きな病気を発症してしまう可能性があり、投薬や治療によって経過観察をしながら血圧をコントロール必要があり持病の1つとして保険会社は考えているのです。


がんとは直接関係がないように思われがちな高血圧ですが、がん保険に加入する際には健康に関する告知が必要であり、該当する項目があれば保険会社の審査によってがん保険に加入できないという結果に至る可能性もあることを忘れてはいけません。


  • がんと診断されたことがあるか?
  • 5年以内に大きな病気で診察を受け検査や投薬、入院や手術歴があるか?
  • 2年以内に入院や手術、治療をすすめられたことがあるか?
  • 3ヶ月以内に医師による診察を受けたことがあるか?


がん保険に加入する際の告知内容は保険会社によってちがいがあり、前述のような告知内容に加え2年以内の健康診断で再検査や精密検査・要治療などの指摘についても告知をしなければならないケースもあります。


告知義務違反を避けるため必ず事実を告知しなければならないため「高血圧であることを告知するとがん保険には加入できないのでは・・・」と心配になってしまいますよね。


では高血圧と診断されてしまったら、もうがん保険に加入することはできないのか?


そんな疑問について保険のプロが詳しく解説します。


現代の食生活を鑑みても、誰もが罹患する可能性のある高血圧について、どれくらいがん保険加入への影響があるのかを知ることができるので、ぜひ参考にしてくださいね。

高血圧でもがん保険に加入できますか?

血圧が高い状態が続くと血管は圧力に堪えるため厚くなっていき、動脈硬化を起こしやすくなってしまうため心筋梗塞や脳梗塞となるリスクが高まります。


高血圧は様々な病気を発症する可能性があり、近年では高血圧と大腸がんの関係性についても研究がすすめられているほどです。 


保険会社はがんを罹患するリスクが高い疾患の1つに高血圧であることを含んでいるため、病歴のなかで高血圧であると診断されたことを告知すると、保険会社はがん保険の加入に難色を示す可能性が高くなります


  • 高血圧の治療をおこなっていない
  • 他の病気を併発している
  • 高血圧だけでなく持病もある


このようなケースは一般のがん保険に加入することが困難といっても過言ではなく、持病があっても加入できるがん保険を検討しなければなりません。


高い保険料を支払えば加入できる可能性が高くなる引受基準緩和型無告知型保険は、保障内容が充実しているとは言い難く、加入時には保険料や保障内容を詳細まで確認することが大切です。 


通院や治療、投薬によって高血圧であっても経過観察を維持しているひとも多く、高血圧がコントロール管理できているなら一般のがん保険に加入できる可能性もあります。


しかし高血圧と診断された日や、その後の治療・投薬の経緯などどれくらいの期間を経過しているのかがポイントになりますが、加入時における審査は保険会社によって異なっているのです。


そういった背景から同じ保障内容のがん保険であっても、加入手続きをおこなう保険会社によって加入できる場合と加入できない場合のちがいが出てしまうことも事実だといえます。

高血圧のがん保険加入をプロに相談した方がいい理由

がん保険に加入しようとしたとき、高血圧と診断されたことがあると保険に加入できるのかと悩んでしまうひとは非常に多くいます。


『持病があっても加入できるがん保険』と聞くと、これなら加入できるんじゃないかと思ってしまうこともあるでしょう。


しかし保険料が高かったり保障内容に対するデメリットを考えると、できれば有利ながん保険を探して加入したいと思いませんか?


そんなとき保険の無料相談が可能なマネーキャリアに相談すると、保険のプロであるFP納得できるまで何度でも無料で相談することができるので、保険のプロの知識を借りて有利ながん保険を見つけることが可能となるのです。


提携している保険会社は40社以上で、それぞれの保険会社が販売する保険種類のなかからピッタリのがん保険を提案してもらうことができます。


保障内容や保険料などを比較してわかりやすく教えてもらうだけでなく、高血圧など持病を持っているひとの治療状況や健康状態から、有利な保障で加入できるであろうがん保険選別してもらうこともできるのです。


マネーキャリアは無料相談の累計申込件数が4万件以上あり、経験豊富な保険のプロだからこそできる提案を受けることが可能となっています。


高血圧を意識しすぎて不利ながん保険に加入してしまう前に、マネーキャリアで保険のプロに相談することで有利な保険に出会うことができるので、ぜひ一度は利用してみてくださいね。

高血圧でがん保険に加入する際の告知ポイント4つ


高血圧の方ががん保険に加入する際も、自分の健康状態について嘘偽りなく告知する必要(告知義務)があります。


では実際にどのような内容を告知する必要があるのか、

  1. これまでのがん罹患歴
  2. 現在入院中かどうか
  3. 過去3ヶ月以内に診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けたか
  4. 過去2年以内に健康診断で検査結果の異常を申告されたか

これらの告知内容について解説していきます。

①これまでのがん罹患歴

1つ目に必要な告知内容は、過去にがんに罹患したことがあるかどうか、という「罹患歴」です。


基本的に通常のがん保険では、過去にがんに罹患したことがある方の加入は難しくなっており、たとえ高血圧でなくともがんの罹患歴がある場合は、加入を断られる可能性があります。


罹患歴の告知には、単に「がんに罹患したことがあるか」という点だけでなく、

  • 直近3カ月で検査や治療を受けていない
  • 直近2年のうちに健康診断や人間ドックで要検査となっていない

これらの条件にクリアする必要もあるため、たとえ医師から「罹患している可能性がある」とみなされている状態でも、加入時の審査で落ちることがあります。


では、罹患歴のある方は100%加入できないかというとそうではありません。


たとえば「治療後5年間でがんを再発したり、投薬などの治療を受けていない」という条件をクリアすれば加入が可能である「引受基準緩和型」の保険であれば、加入できる可能性があります。

②現在入院中かどうか

2つ目に必要な告知内容は、現在入院しているか、または最近入院したことがあるか、という「入院歴」です。


基本的にがん保険でポイントとなるのは「がんを直接の原因として入院したことがあるか」という点であり、たとえ本人に入院歴があっても、他の病気が原因である場合は加入できる可能性は高くなります。


ただし、どちらにしても過去に何らかの病気で入院している場合は、必ず告知が必要となり、がんにかかわらず入院歴を告知しなかった場合は、告知義務違反となる可能性があります。


現在入院中でありがん保険に加入しようとしている方も、必ず病名、期間などの告知を正確に行いましょう。

③過去3ヶ月以内に診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けたか

3つ目に必要な告知内容は過去に「診察・検査・治療・投薬」を受けたか、という「治療歴(既往歴)」です。


これはそのままの意味であり、がんまたはその他の病気を原因として、医療機関での診察や検査、治療や投薬を受けたことがある場合は告知が必要です。


この「診察・検査・治療・投薬」を行った理由が、がんに罹患したことに直接関係している場合は「罹患歴」の部分で解説したように、通常のがん保険への加入は難しくなります。


また、たとえがんとは直接関係がない「診察・検査・治療・投薬」いずれかを行っていたとしても、必ず正確に告知する必要があります。


②で解説した入院歴も含め、とりわけ「がん以外の病気」にかかわる既往歴の告知に関しては、審査に通るか通らないかの基準が保険会社(または保険)によって異なります。


そのため、たとえ最初に申し込んだがん保険は加入できなくても、他の保険会社のがん保険であれば加入できる可能性があります。

④過去2年以内に健康診断で検査結果の異常を申告されたか

②と③の既往歴に関して、さらに付加事項として申告が必要なのが、「過去2年以内に健康診断や人間ドックで異常が発見されたか」という点です。


過去2年以内の精密検査や人間ドックで、がんの疑いがあるとされ「要検査」となった場合はがん保険の加入は難しくなりますが、再検査の結果がんではないと診断された場合は、加入できる可能性があります。


がん以外の病気に関しても同様ですが、これも既往歴と同様に保険会社によって基準が異なるため、「要検査」や「要治療」の診断を受けたのががん以外の病気である場合も、必ずしも加入できるとは限りません


基本的に精密検査で「要検査」となった場合は、必ず検査を受けるべきです。


「再検査により問題がないことが分かった」ケースよりも、がんを含めた特定の病気と診断されることをおそれて「再検査を受けなかった」ケースの方が、加入時の審査で落ちるか、そもそも再検査をするまで申込みできない可能性が高くなるからです。

告知義務違反に注意しよう


高血圧症などの持病がある方ががん保険に加入するとき、とりわけ注意しなければならないのが「告知義務違反」です。


どのようなケースが告知義務違反になるかというと、たとえば審査に通りやすくするため加入時に自分が高血圧であることを申告しない、というケースが考えられます。


たとえ申告義務があっても、高血圧は「がんには直接関係ないから申告しても問題ない」と思われる方もいるかもしれません。


しかし、がんや高血圧症にかかわらず既往歴や病歴を申告しなかった場合は「告知義務違反」とみなされ、保障が受けられない、または契約が解除となる場合があります。


保険会社は加入者本人の同意のもと、各医療機関へ告知事実確認の調査が可能であるため、たとえ虚偽の申告をしても後々発覚します。


このように偽りの告知をすることはデメリットしかないため、高血圧に伴う治療歴など、必ず必要な事実すべてを正確に告知するようにしましょう。

持病や既往症がある方向けのがん保険も検討しよう

たとえがんそのものに罹患したことがなくても、高血圧症などの持病や既往歴が原因でがん保険に加入できない場合があります。


そこで次からは、通常のがん保険に加入できなかった方におすすめできる、

  1. 引受基準緩和型
  2. 無告知型
これらのタイプの保険について、メリットやデメリットも含めて解説していきます。

①引受基準緩和型

高血圧症などの持病や既往歴がある方は、さきほど「罹患歴」の部分でも紹介した「引受基準緩和型」保険の方が加入しやすくなります。


引受基準緩和型保険の特徴は、その名の通り加入時の告知事項・審査基準が(通常のがん保険よりも)緩和されているという点です。


そのため現在高血圧症などの持病がある方や、入院や手術などの既往歴がある方でも加入しやすくなっています。


基本的に引受基準緩和型保険は「医療保険」であるため、基本保障にプラスしてがんに備えるためには「3大疾病特約」などの特約に加入する必要があります。


加入にあたって実際にどのような告知が必要なのか、ある引受基準緩和型医療保険では、

  1. 直近3カ月で入院・手術・検査のうちどれかを医師から推奨されたか?
  2. 直近2年以内で病気・ケガを原因とした入院・手術を行ったか?
  3. 直近5年以内でがん・上皮内新生物や肝硬変、認知症等で診察や検査、治療や投薬を受けたか?
以上3つの告知事項のみ回答が必要であり、3つの告知事項すべてに「いいえ」という回答ができる場合は原則的に加入が可能です。

高血圧でも加入しやすいというメリットの反面、通常のがん保険に加入するよりも、保険料が割高になることが多いというデメリットもあります。

②無選択型

①の「引受基準緩和型保険」でも加入できない場合、最終手段として用意されているのが「無選択型保険」です。


引受基準緩和型保険は通常の保険よりも告知事項が少なくなっているのに対して、無選択型保険はそもそも病歴や既往歴などの告知が必要ないタイプの保険です。


そのため、高血圧症などの持病がある方や、過去にがんの罹患歴がある方、現在治療中の方、高齢を理由に保険に加入できない方などでも加入が可能です。


実際にある終身型・無選択型保険では規約内に、「被保険者に対して書面での告知を求めたり医師への口頭質問を行わない」との旨が記載されており、本当に一切の告知が必要ないことが確認できます。


このように、保険においてはもっともハードルが低くなっている分、

  • 通常のがん保険より保険料はかなり割高になる
  • 保障内容が限定されている(選択できる保障の幅が小さい)
このようなデメリットがある点も覚えておきましょう。

高血圧だと医療保険加入が難しい場合がある!


高血圧の方は、がん保険以外の医療保険でも加入が難しくなる場合があります。


最後にその理由について、

  1. 通院や治療を行っていない
  2. 血圧が基準より高い
  3. 同時に他の病気がある
以上の点を解説していきます。

①通院や治療を行っていない

高血圧症だと過去に診断されているにもかかわらず、まったく通院や治療を行っていない場合、医療保険に加入できない可能性が高くなります。


通院や治療をしていなければ既往歴を告知しなくても済む、と考えている方もいるかもしれませんが、たとえ治療をしていなくても高血圧症と診断されている事実については告知しなければなりません。


必要な治療を行っていないということは、今後入院や手術などが必要となるリスクが高いとみなされることもあります。


このように保険に加入しやすくするためだけに「必要な治療を受けない」といったことはメリットがないため、避けましょう。

②血圧が基準より高い

今回テーマとなっている「高血圧」とは、血圧が「基準値を超えている」状態のことです。


そもそもどのような状態を「高血圧」というのか、その定義ですが、たとえば「よくふらつくので自分はたぶん高血圧だ」というような曖昧なものではなく、一般的には

  • 最高血圧:140mmHg以上
  • 最低血圧:90mmHg以上

以上の基準となる数値を、正常時に複数測定した結果超えている場合、いわゆる「高血圧症」と診断されます。 


そのため、自宅でたまたま計測したときに「最高血圧が140mmHgを超えていた」とか、「最低血圧が90mmHg以上であった」だけでは高血圧症だとは言い切れないため、きちんと医療機関で正確な計測を行う必要があります。

③高血圧以外にも持病・病歴がある

高血圧以外にも持病がある場合、高血圧のみでがん保険に加入する場合よりも、加入のハードルは高くなります。


代表的な「持病(慢性疾患)」としては、

  • 胃腸炎
  • 高脂血症
  • 関節リウマチ
  • 心臓病
  • 腎臓病
  • 気管支ぜんそく
  • 通風
  • うつ病(躁うつ)
  • 統合失調症
以上のような病気が挙げられます。


がんなど三大疾病の罹患歴だけでなく、これらの持病があることを故意に申告しない場合も「告知義務違反」となってしまうため、注意しましょう。

まとめ:高血圧でもがん保険に加入できる!


今回は高血圧でもがん保険に加入できるか、というテーマのもとさまざまな点を取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。


高血圧などの慢性疾患を有している方は、持病があるというだけでがん保険への加入を諦めてしまうことがあるかもしれませんが、通常の保険にくわえ引受基準緩和型保険や無選択型保険などの選択肢もあります。


高血圧よりもリスクの高いがんに備えておきたいと考える方は、ぜひこの機会に無料保険相談サービス「マネーキャリア」の利用も含めて、加入を検討してみてはいかがでしょうか。


ほけんROOMでは、この記事以外にも役立つ記事を多数掲載していますので、ぜひそちらもご覧ください。

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