更新日:2022/01/04
がん保険は一時金(診断給付金)のみでも加入できる!安い保険料で備えたいへ
30代になってくると、がん保険への加入を考え始める方は多いと思いますが、保障は必要だけど他に保険も入ってるし、一時金さえ保障してもらえる保険があったら入るのに、なんて考えることはありませんか。がん保険は一時金のみの加入ができるのかどうかを解説していきます。
内容をまとめると
- がん保険の一時金(診断給付金)のメリットは使い道を自分で自由に決められる
- 安い保険料でがん保険に加入したい人には一時金のみの保障がおすすめ
- 一時金は受け取れる回数が商品によって異なる
- がんの治療費以外にも一時金は使うことができる
- 無料保険相談を利用すれば、プロと一緒に複数のがん保険を比較して入る保険を決められる
- スマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- がん保険の一時金(診断給付金)は使い道が自由なことがメリット
- がん保険の保障を一時金(診断給付金)のみにするのがおすすめな人とは?2つの特徴を紹介
- 特徴①:安い保険料でがん保険に加入したい
- 特徴②:がんの診断後すぐにまとまった一時金を受け取りたい
- がん保険に一時金(診断給付金)のみで加入するとき注意したい5つのポイント
- ポイント①:長期の入院や通院の場合は一時金のみだと困る可能性がある
- ポイント②:一時金を受け取れる回数はがん保険の商品によって異なる
- ポイント③:がん保険の免責期間中にがんと診断されたら一時金は受け取れない
- ポイント④:悪性新生物と上皮内新生物では一時金給付額が異なることもある
- ポイント⑤:受け取った一時金には税金はかからない
- がん保険の一時金(診断給付金)はどう使う?治療費にあてる以外で主な3つの使い道
- 一時金の使い道①:病院までの交通費
- 一時金の使い道②:治療中の生活費
- 一時金の使い道③:入院した場合の差額ベッド代や食事代
- がん保険の一時金(診断給付金)相場は約115万円
- がん保険に一時金のみで加入するか迷ったら保険のプロに無料相談しよう
- 参考:がん保険の主な保障である一時金(診断給付金)・通院給付金・治療給付金を比較
- がん保険に一時金(診断給付金)のみで加入するときのポイントに関するまとめ
目次
がん保険の一時金(診断給付金)は使い道が自由なことがメリット
がん保険を検討していると、各保険会社で保障の内容がそれぞれ少しずつ違っていることがわかるはずです。そしてこの会社のこの保障はいいけれど、この保障はいらないな、と思ってしまうということは、がん保険を今まさに商品比較をしているという方なら共感できるのではないでしょうか。
けれども逆に保障の手厚さを望んでいる方にとっては、あれもこれもとなっていってしまうでしょう。ただがん保険のような掛捨てタイプの保険にはお金をかけたくないし、がん保険の保障の一つであるがん診断給付金の一時金だけあればいいのにという方もいらっしゃるはずです。
確かにがん保険の給付金は入院や通院に対しての保険金もありますが、一時金は使い道が自由なため、どういった治療に対しても本人は自由に使えるということがメリットとなります。
ではがん保険の一時金のみを保障の対象となっている保険には加入できるのでしょうか。そして安い保険料でがん保険を備えておきたい人にはどのようながん保険がおすすめなのかを詳しく解説していきます。
がん保険の保障を一時金(診断給付金)のみにするのがおすすめな人とは?2つの特徴を紹介
がん保険の保障は一時金のみでいいのに、という方はいらっしゃると思います。ただし、がん保険の保障を一時金のみにするのがおすすめな人もいらっしゃいます。そこでここでは、おすすめできる人の特徴をみてみましょう。
- 安い保険料でがん保険に加入したい
- がんの診断後すぐにまとまった一時金を受け取りたい
特徴①:安い保険料でがん保険に加入したい
がん保険の保障を一時金のみにするのがおすすめな人の特徴の1つ目は、安い保険料でがん保険に加入したい人です。
がん保険などの掛捨ての保険の場合は、安ければ安いほど良いと思う方は大勢いらっしゃるでしょう。ただ自分が欲しい保障を付けようとすれば、保険料もそれに合わせて高くなっていきます。
そのため、自分には一時金の保障のみでいいからとにかく保険料を安くしたいという方は、一時金の保障だけのがん保険に加入することをおすすめします。
ただし、一時金のみのがん保険には安い保険料ではあるものの、気をつけておかなければならないこともありますので、注意しておきましょう。
特徴②:がんの診断後すぐにまとまった一時金を受け取りたい
がん保険の保障を一時金のみにするのがおすすめな人の特徴の2つ目は、がんの診断後すぐにまとまった一時金を受け取りたい人です。
がんに対して考え方は人それぞれですが、必要最低限の保障さえあればいいという方もいらっしゃいます。さらに、がんと診断されてすぐにまとまった一時金を受け取ることができれば、お金の使い道を自分なりに考えることもできますし、がんの治療に対しても前向きに考えることができるはずです。
そのため、そうした考え方の人には一時金の保障だけのがん保険に加入することをおすすめします。
がん保険に一時金(診断給付金)のみで加入するとき注意したい5つのポイント
一般的ながん保険といえば、がんの治療に対して入院したり手術したり、そしてその後通院をしながら治療を進めていくはずです。
ただがん保険に加入するときの保障対象を一時金のみにしようとするときには、下記のポイントについて注意しておく必要があります。
- 長期の入院や通院の場合に困る可能性がある
- 一時金を受け取れる回数は商品によって異なる
- 免責期間中にがんの診断をされると一時金は受け取れない
- 悪性新生物と上皮内新生物では一時金の給付額が異なることもある
- 受け取った一時金には税金はかからない
ポイント①:長期の入院や通院の場合は一時金のみだと困る可能性がある
がん保険に一時金のみの保障で加入するときに注意しておきたいポイントの1つ目は、長期の入院や通院の場合は一時金のみだと困る可能性があることです。
もしもがんになってしまった時に、早期発見ならば手術も簡単に済んでしまうこともあるでしょう。そうなれば入院も通院も短い期間のみで終わってしまうこともあるでしょう。
けれども進行性のがんの場合、発見できたときにはすでに進行している場合もあります。そうすれば、長期にわたって通院や入院が続いてしまう可能性も考えておかなくてはなりません。その場合には、一時金だけでは賄えない可能性もあります。
そうなったときには、どのような対処方法を取れるのかということまで考えておく必要があるのではないでしょうか。
ポイント②:一時金を受け取れる回数はがん保険の商品によって異なる
がん保険に一時金のみの保障で加入するときに注意しておきたいポイントの2つ目は、一時金を受け取れる回数はがん保険の商品によって異なるということです。
がん保険は各保険会社で保障内容もさまざまです。そのため一時金の受取は1回だけの給付に限るという商品も当然あるでしょう。けれども商品によっては一時金を複数回受け取れるものもあり、受け取る回数は確認しておく必要があります。
さらにがんの種類が同じなら受取れないとか年数が設定されていたりと、本当にさまざまな保障内容となっています。
そのためがん保険に加入する際には、どのタイミングで何回の一時金を受取ることができるのかを、自分で把握しておく必要があります。
ポイント③:がん保険の免責期間中にがんと診断されたら一時金は受け取れない
がん保険に一時金のみの保障で加入するときに注意しておきたいポイントの3つ目は、がん保険は免責期間が設けられていてすぐに保障が開始されないということです。
がん保険に加入ができたということだけで満足されてしまう方がいるかもしれませんが、がん保険には免責期間すなわち保険金を支払わない期間というものが設けられています。ほとんどの保険会社では90日を設定していて、保障が開始されるのは契約から91日後ということになります。
そのためもしも90日の間にがんと診断されてしまったら一時金はもちろんその他の保障はすべて支払い対象とはなりません。一時金のみの保障であれば、そのまま加入しても何も受け取れないという状態になってしまいます。
ポイント④:悪性新生物と上皮内新生物では一時金給付額が異なることもある
がん保険に一時金のみの保障で加入するときに注意しておきたいポイントの4つ目は、悪性新生物すなわち進行性のがんと、上皮内新生物すなわち良性の腫瘍では一時金の給付額が同じ金額とは限らないということです。
最近では上皮内新生物でもがん保険の保障対象となっているものも多くなりましたが、保険商品によっては、悪性新生物すなわち悪性がんしか保障対象としないという商品もあります。さらに上皮内新生物をがんの保障対象とはするものの、悪性のがんと比べて給付額に差をつけている商品もあります。
そのため一時金の保障金の給付額が変わってくる可能性もありますので、加入時には保障内容をきちんと理解しておくことが重要です。
ポイント⑤:受け取った一時金には税金はかからない
がん保険に一時金のみの保障で加入するときに注意しておきたいポイントの5つ目は、受け取った一時金に税金はかからないということです。
がんと診断されたことで給付されるがん診断給付金は、金額に関係なく全額非課税となっています。
そのため確定申告などで所得の対象にはなりません。ただし、入院給付金や手術給付金などは医療費控除を行う場合には、対象となりますので申告をしなければなりません。
ただし相続によって受け取るという場合には、受取人によっては相続税がかかるということもありますが、生存していて受け取るがん診断一時金には税金はかかりません。
がん保険の一時金(診断給付金)はどう使う?治療費にあてる以外で主な3つの使い道
もしも一時金のみの保障のがん保険に加入した場合、一時金をどのように使うのが効率的でしょうか。がんの治療費にあてる以外の使い道をみていきましょう。
- 病院までの交通費
- 治療中の生活費
- 入院した際の差額ベッド代や食事代
一時金の使い道①:病院までの交通費
一時金の使い道の1つ目は、病院までの交通費です。
がんになった場合に、住んでいる地域の病院では自分の要望通りの治療が受けられないこともあるかもしれません。そうした場合に、県外の病院まで治療を受けに通ったりすることもあるでしょう。
さらには検査などで滞在をしなければならないということも考えられます。そんなときに一時金を使えることができれば、交通費にあてがうことができます。
また入院しなくても通院で抗がん剤治療ができるとなると、定期的に病院に通うこととなってしまいます。通院給付金の場合、通院がすべて終了した後請求して給付金をもらうこととなりますが、それでは通院の間の負担は結構な金額となってしまいます。
そうした場合でも一時金を先に受け取ることができれば、多数の病院の往復でも多額の交通費でも支払うことができます。
一時金の使い道②:治療中の生活費
一時金の使い道の2つ目は、治療中の生活費です。
世帯主ががんになってしまい入院生活となってしまうと、たちまち仕事ができなくなります。けれども家族は生活を継続しているわけですから、変わらず生活費は必要となってきます。そうしたときでも、一時金が給付されれば家計の足しになりますし、生活費として活用することができるはずです。
またたとえ退院して通院での治療となっても、すぐに仕事復帰はできませんので、当面の生活費として本当なら貯金を切り崩さなくてはならないところ、一時金が給付されることで、貯金に手をつけなくても支払うことができます。
一時金の使い道③:入院した場合の差額ベッド代や食事代
一時金の使い道の3つ目は、入院した場合の差額ベッド代や食事代です。
がんになってしまうとがん治療を開始することとなりますが、多くの場合が入院をして手術を受けることとなるでしょう。その場合に、どのくらいの入院になるかはそれぞれですが、入院費や手術の費用は保険金がおりる前に医療機関に支払わなければなりません。
たとえ高額療養費の制度を利用したとしても、差額ベッド代や食事代は含まれていないため別途に払わなければなりません。その場合に先に一時金の給付が行われていれば、退院の際に入院費などお金の心配をしなくても良いので助かります。
がん保険の一時金(診断給付金)相場は約115万円
がんになったらというリスクに備えるために、みなさんはがん保険に加入しているはずです。ではがんになったときのリスクとは具体的にはどんなことへの不安なのでしょうか。
やはり、がんの治療には多くのお金が必要になるということではないでしょうか。治療もそうですが、生活を支えている方にとっては仕事を休んでいる間の生活費も必要となります。
そのためにがん保険の一時金はがんへの備えとして心強いはずです。では、がん保険の一時金はどのくらい必要なのでしょうか。そこで日本医療協議会のがん患者に対する調査をみてみると、がん治療などのために1年間にかかった費用のうち自分が負担した金額の平均は、約115万円ということです。
さらに、がん保険で有名なアフラックではがんの経験のある方を対象に調査を行っていて、がん治療全般にかかわる総費用がいくらかかっているかの割合がでています。
金額 | 割合 |
---|---|
50万円程度 | 36.3% |
100万円程度 | 29.5% |
200万円程度 | 20.2% |
300万円程度 | 6.9% |
300万円よりも多い | 5.2% |
その他 | 1.9% |
引用:アフラック「がんに対する意識調査」
このようにがんになった方の調査結果をみてみると、50万円程度が一番割合としては高くなっています。
ただし、これは治療費全般にかかる費用ですから、治療中の生活費の補てんなども含めると、100万円ぐらいあれば当面は安心できる金額ではないでしょうか。
がん保険に一時金のみで加入するか迷ったら保険のプロに無料相談しよう
おすすめのがん保険をみてきましたが、このように保険商品をいろいろと見てみると、どれも安い保険料で一時金のみの保障が実現できる商品ばかりです。
あきらかに保障内容が違うというなら絞っていけそうですが、どの商品も魅力のあるものばかりになってしまうと、どれに決めて良いか迷ってしまいますよね。
そんなときにはマネーキャリアの無料保険相談を活用してみてはいかがでしょうか。マネーキャリアなら保険のプロがいまの自分に合った保険を見つけてくれるはずです。そして、一時金のみの必要最低限の保障と安い保険料のがん保険への加入を実現させてくれるでしょう。
さらにいま自分が加入中の保険との重複がないかなど、保険についてトータル的なアドバイスもしてくれますので、この機会にぜひマネーキャリアを利用してみてください。相談もオンラインでできますので、気軽に申込みできるはずです。
特に今回おすすめしたがん保険は、どういった差があるのか自分にはどれが良いのかなど、詳しく説明してくれますので、安心して相談することができるでしょう。
参考:がん保険の主な保障である一時金(診断給付金)・通院給付金・治療給付金を比較
がん保険にはがんの治療に必要な通院給付金さらには治療給付金、そして一時金などが主な保障となっています。必要な保障だけあれば問題ないという考え方の場合、一時金のみ保障があればそれでいいということで、ここまで解説してきましたが、本当にそれだけでも大丈夫なのでしょうか。
たとえばがんの状態にもよりますが、1回の給付金を受けて治療を終えた後に、もしも転移しているということになれば、さらに治療を進めていくことになります。そうした場合に一時金だけで乗り切れるでしょうか。
ここではがん保険の主な保障でもある一時金と通院給付金、そして治療給付金の保障内容を比べてみましょう。
保障内容 | 金額 | メリット |
---|---|---|
診断給付金(一時金) | 50万~300万程度 | 先にまとまった金額を受け取ることができる |
通院給付金 | 1日3,000円~20,000円程度 | 通院1日ごとに受け取ることができる |
治療給付金 | 月ごとに5万~30万程度 | 通院入院に限らず毎月受け取ることができる |
このように各保障一つだけでもメリットはありますが、一時金の場合は使い切ってしまう可能性や、通院の場合は入院後の通院のみが対象とされていたり、治療に対しても保障範囲が限られているなどのデメリットもあります。
そのため、片寄らずにバランスよくどんな状態にも最低限の保障を受けられるようにしておきたいですよね。
がん保険に一時金(診断給付金)のみで加入するときのポイントに関するまとめ
がん保険は一時金のみの保障でも加入することができる保険商品はたくさんあることがわかりました。もちろん一時金保障のみのがん保険へ加入するのはメリットがあるものの、それ以上に注意点も多くあることがわかりました。
自分にとっては一時金のみの保障で良いのでしょうか、それとも何にでも備えられるように手厚い保障を用意しておく方が良いのか考えておく必要があるでしょう。そのうえでどの保障内容が必要かを考えてがん保険に加入する必要があります。
がん保険はがんの治療を受けた場合に給付金が支払われますが、一時金には経済的な負担を軽減してもらえるという役目もあります。そのため一時金の保障で気持ち的に楽になることもあるかもしれません。
がん保険への加入や保障内容で迷ったときには、マネーキャリアの無料保険相談を活用して自分にとってどんな保障が良いのかをアドバイスしてもらいましょう。
さらに保障内容で疑問に思ったことがあればどんな些細なことでも聞くことができますので、気軽に相談してみてください。きっと自分にとって最適ながん保険が見つかるはずです。
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