更新日:2022/07/27
がん保険の診断給付金(一時金)は1000万円は多すぎる?がん保険の正しい地域
がん保険の診断給付金(一時金)は、がん治療に備えるための心強い資金ですが、1000万円という高額な金額を設定するのは避けた方が良いかもしれません。本記事ではがん保険の診断給付金(一時金)を1000万円にした場合のシミュレーションや注意点を解説します。
- 診断給付金(一時金)を1000万円に設定できるがん保険が知りたい人
- がん保険の診断給付金(一時金)を1000万円にしたいと考えている人
- がん保険の診断給付金(一時金)をいくらに設定するべきか悩んでいる人
- 診断給付金(一時金)を1000万円に設定できるがん保険
- がん保険の診断給付金(一時金)を1000万円にした場合の保険料
- がん保険の診断給付金(一時金)を設定する場合の注意点
内容をまとめると
- がん保険の診断給付金(一時金)を1000万円に設定できる保険商品は少ない!
- がん保険の診断給付金(一時金)を1000万円に設定すると保険料が高額になる!
- 診断給付金(一時金)以外の保障の充実度や、家計の状況を考慮して保険プランを選ぶことが重要
- 家計とのバランスを考えて診断給付金(一時金)を設定するなら保険のプロへの相談がおすすめ!
- マネーキャリアなら保険のプロに無料保険相談ができる!
- 予約から面談までオンラインだから、スマホひとつで利用可能
目次を使って気になるところから読みましょう!
診断給付金(一時金)を1000万円まで設定できるがん保険一覧
診断給付金(一時金)は、がんであると診断されるともらえる給付金です。
入院給付金や手術給付金とは違い、目的の決まっていない給付金のため、治療費の補填はもちろんのこと、生活費やウィッグ代などにも使用できます。
内閣府の「がん対策に関する世論調査」によると、がんをこわいと思う理由として、多くの人が経済的な不安を挙げています。
このような経済的な不安を軽減するためにも、診断給付金は有効です。
がん保険において、診断給付金(一時金)の多くは50万〜200万円程度ですが、1000万円まで設定できる商品があることを知っていますか?実際に、診断給付金(一時金)を1000万円まで設定できるがん保険は、多くありません。
一括で1000万円にならなくても、複数回もらえる商品であれば、総額で1000万円になる可能性もあります。
ただし、期間や2回目以降の金額などに条件が課されることがほとんどのため、現実的には少々厳しいでしょう。
診断給付金(一時金)を1000万円にした時の保険料をシミュレーション
診断給付金(一時金)を1000万円に設定した際の、保険料のシミュレーション結果は以下のとおりです。
内容 | |
---|---|
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
保険期間 | 10年 |
診断給付金(一時金) | 1000万円 (上皮内がん100万円) |
その他保障 | なし |
保険料 | 7932円/月 |
保障は診断給付金(一時金)のみのプランですが、月々の保険料は7932円と高額です。
診断給付金(一時金)を相場程度の200万円にしてシミュレーションすると、保険料は1587円になります。
以上のことから、診断給付金(一時金)が高額になるにつれ保険料も上がることがわかりますね。
また、40代のがん保険の保険料の相場は、掛け捨て型で2500円前後、貯蓄型で4000〜5000円程度です。
以上を踏まえると、がん保険全体の相場からみても、7932円はかなり高い方であるといえます。
がん保険には診断給付金(一時金)以外にも、入院や手術、先進医療など、様々な保障があります。
保険料を抑えつつ保障を充実させたいなら、無理に診断給付金(一時金)を1000万円に設定するのではなく、他の保障とのバランスや家計の負担を考えて設定しましょう。
年齢を重ねるにつれて保険料が上がる点にも注意が必要です。
がん保険の診断給付金(一時金)は多ければ良いわけではない!
診断給付金(一時金)は、がん治療費の補填はもちろんのこと、生活費や治療生活への準備資金にもできるため、多いほど助かるというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、診断給付金(一時金)は多ければ良いわけではありません。
1000万円もの高額な金額を設定すると、家計にとって大きな負担になる可能性があります。
そのため、想定される医療費や家計、その他の保障などのバランスを考慮した設定が大切です。
本章では、診断給付金(一時金)を設定する際のポイントを解説します。
ほかの保障の充実度や家計を考慮した保険プランが重要!
がん保険には診断給付金(一時金)以外にも様々な保障があります。
主な保障は以下のとおりです。
- がん入院給付金
- がん手術給付金
- がん通院給付金
- がん先進医療給付金
以上のように、がん保険には目的に応じた様々な保障が設けられています。
診断給付金(一時金)を1000万円にした上で、上記のような保障も充実させようとしたら、保険料が非常に高額になってしまいます。
確かにこれからの治療に向け1000万円の準備資金があれば、精神的にも経済的にも安定するでしょう。
しかし高額な保険料は、家計にとって大きな負担になります。
家計に対して保険料の負担が大きくなると、いずれは保険料の払い込みが苦しくなるかもしれません。
そのため、他の保障の充実度や家計の状況を考慮した上で、保険プランを設定することが重要です。
がんにかかった場合にかかる費用
そもそも、がん治療にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
厚生労働省「医療給付実態調査」のデータをもとに算出した平均は以下のとおりです。
- 入院:約76万円
- 外来:約5.6万円
上記は総額のため、公的医療保険の適用後の自己負担金額は1〜3割程度です(治療方法にもよります)。
また、他にも公的保障として高額療養費制度もあるため、医療費が高額になった場合は、自己負担限度額を超えた分が払い戻されます。
ただし、公的保障の対象外になる費用には注意が必要です。
がん治療では、公的保障の対象外になる先進医療を利用するケースも考えられます。
先進医療としてしばしば用いられる「陽子線治療」や「重粒子線治療」では、300万円前後の費用が発生します。
他にも、差額ベッド代や入院中の食事代など、公的医療保険の対象外になる費用は多数あります。
公的保障の対象外の費用は、全額が自己負担です。
このような費用に備えるためにも、がん保険への加入を検討しましょう。
診断給付金(一時金)が1000万円あれば、無理なく公的保障の対象外の費用への備えが可能です。
しかし前述のとおり、がん保険には目的に応じた様々な保障が設けられています。
診断給付金(一時金)を1000万円に設定するよりも、他の保障を充実させた方が保険料が割安な可能性があります。
そのため、入院給付金や先進医療給付金などで、公的保障の対象外の費用に備えることも検討してください。
家計を考えた最適な保障を選びたいならまずはマネーキャリアで無料相談!
がん保険の診断給付金(一時金)を設定する際は、その他の保障や家計とのバランスを考慮することが大切です。
しかし、現在の家計状況に対して、どのくらいの金額を設定すべきなのか、どのような保障を付けるべきなのか、専門知識なしで検討するのは難しいですよね。
家計を考えた適切な保障選びをするには、保険のプロへの相談がおすすめです。
保険のプロならひとりひとりの経済状況やライフプランに合わせて、最適な保険プランの提案ができます。
保険相談の際は、ぜひマネーキャリアにご相談ください。
マネーキャリアなら保険のプロに、無料保険相談が可能です。
予約から面談までオンラインのため、スマホひとつで時間や場所を選ばずに利用できます。
1000万円という高額な診断給付金(一時金)を設定して、保険料が家計を圧迫する前に、最適な金額を保険のプロに相談してみましょう。
まとめ:診断給付金(一時金)は重要だが適切な金額に設定するべき!
がん保険の診断給付金(一時金)は、がん治療に備える上で重要な役割を持っています。
だからといって1000万円などの高額な金額を設定してしまうと、保険料が家計を圧迫する可能性が高いです。
そのため、他の保障や家計とのバランスを考慮し、適切な金額に設定しましょう。
診断給付金(一時金)の適切な金額で迷っている場合は、保険のプロへの相談がおすすめです。
保険のプロなら家計の状況やライフプランを考慮して、適切な金額の提案ができます。
マネーキャリアなら、保険のプロに無料保険相談が可能です。
予約から面談まで全てオンラインでできるため、スマホひとつで時間や場所を選ばず利用できます。
診断給付金(一時金)の金額でお悩みの人は、ぜひお気軽にご相談ください。