500万で足りる?がん保険の診断給付金(一時金)は500万で治療費をカバーできるか

がん保険は欠かせない保障の一つです。診断給付金の500万は加入の際に金額の目安になるのか。がんにかかった場合、がんの種類からどのような支払いがあるのか。どのような治療があり、いくら必要なのか。がん保険の診断給付金は500万で足りるのか、具体的にお伝えします。

内容をまとめると

  1. がん保険の診断給付金は、の最適な金額は人によって異なる
  2. また、給付条件を確認しないと「がんと診断されたのに診断給付金がもらえなかった」ということにもなりかねない
  3. 保険のプロとそれぞれの家族構成や貯蓄の状況を考えながら、自分にあったがん保険や診断給付金の金額を決めていくのがおすすめ
  4. がん保険の診断給付金はいくらにすべきか知りたいという方は、保険のプロに無料相談しましょう

500万も一度に支給される?がん保険の診断給付金とは

ある程度の年齢になると、気になってくる疾患の一つに「がん」があげられます。

現在では、がんは2人に1人がかかる病気という統計も出ているくらいです。

そうなると気になってくるのが、今加入している保険の内容ではないでしょうか?

がんと診断されただけで給付金が支払われる保険があると聞いたけれど、どんな仕組みの保険?」「診断一時金はいくらぐらいに設定しておけば安心?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では
  • がん診断保険は、診断給付金が高くなるほど保険料も高くなるって本当?
  • 診断一時金はいくら位に設定しておけば安心?100万円それとも500万円?
  • がん診断保険に加入するにあたっては、その支払い条件も必ずチェックを
について解説していきます。

診断給付金が高くなるほど保険料も高額に!自分に合う保障を


がん保険やがん特約の中には、がんと診断された場合に診断給付金として一時金が支払われる「がん診断一時金保険(特約)」があります。

一般的ながん保険の場合は、がんによる入院や手術・その後の通院に対してその日数や手術の内容に応じて給付金が支払われます。
 
逆に言えば、入院や手術といった治療が無ければ、たとえがんであっても給付金は受取れないことになります。

ですので、一般的ながん入院保険に加入している人が、診断一時金保険に追加で加入するケースも少なくありません。

がん診断保険は、その保険料が診断一時金の額に比例しています。

つまり、同じ保険商品であれば、同じ年齢・性別・保障期間といった基本的条件が同じ場合、一般的にはその保障金額に比例して保険料は高くなっていきます

例えば、保障額100万円の診断一時金が払われるがん保険にくらべ、500万円の保障額にすれば、その部分の保険料は5倍近くになると考えることが出来ます。

しかし、保険は万が一の時のために加入するものです。保障はいざというときに困らない程度に抑え、その分保険料を安くして貯蓄に回した方がより幅広いリスクに対応することができます。

ですので、自分の支払える保険料と、希望するがん診断一時金のバランスをみながら、慎重に検討することが重要なポイントとなります。

診断給付金は500万円で足りる?いくらが一番いいのか


がん診断一時金保険への加入を検討する場合、「診断一時金は100万円でよいのか?500万円くらいあったほうが良いのか?」と迷われる方も多いかと思います。

その金額の設定を行うには、実際のがん治療にいくら必要か確認することが必要になります。

がんは入院よりも通院の方が長く、抗がん剤などの薬代がかかる場合があり、仕事復帰にも時間がかかる場合があるからです。


「がん保険に加入しているから安心。」ではなく、受け取った金額で、治療費が十分足りるのか検討することが大切です。


例えば、100万円の診断給付金の場合、通院、治療費にそのまま充てることが多く、症状が長引いた場合に不足が出てしまうケースも考えられます。


300万円の診断給付金では、100万円の時に比べ、金銭的に余裕ができ、仕事復帰に時間がかかったとしても、生活費の一部をがん保険で補うことも可能です。


500万の診断給付金の場合、治療費・生活費等に当てる金額を考えても安心感は高くなります。


会社員の場合、がんの治療が半年以上かかると仮定して、治療費と生活費ががん保険以外の保険や会社の福利厚生等で補うことができれば、がん保険の金額は500万円未満でも十分かもしれません。


しかし、自営業等の場合、がんで働けなくなれば、収入が途切れてしまうことになりかねませんので、500万円であっても不足が出るかもしれません。


つまり、一律には診断給付金がいくらが1番いいとは言い切れないのです。


それぞれの事情に合わせ、しっかりシミュレーションして、保障額を決めることが重要です。


ただ、シミュレーションといっても自分の家計や貯蓄の状況を客観的に見ながら行うのは難しいのでついつい後回しにしていませんか?


そのような方は、この機会に面倒な保険を片付けてしまいましょう!


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先進医療の高額な治療費には、先進医療特約で備える


がんと診断された場合、治療やその予後が心配なのはもちろんのこと、治療費についての心配も出てきます。

最近では、高度先進医療といわれる治療方法(研究・開発段階で厚生労働大臣が認めた最新の治療方法)に適合し、治療を受ければ、がんであっても完治する場合も出てきています。

しかし、この高度先進医療といわれる治療は健康保険の適用外のため、治療を受ける場合には基本的に全額自費負担となります。


一部保険対象になる混合治療がありますが、自己負担額は高額になる場合がほとんどで、1回の治療に約300万円~500万円かかることもあります。


もし、500万円のがん診断一時金が下りるがん保険に入っていた場合、先進医療の費用は捻出できますが、そのほかの費用にまわすお金が少なくなってしまいます。


そういった意味から、先進医療の治療費については、がん保険で治療費を補うのではなく、先進医療特約というがん保険とは別に特約を付けて先進治療に備えることができます


この先進医療特約については、各保険会社から発売されており、今ご加入中の保険に新たにつけることが可能な場合がほとんどで、保険料も非常に安くなっています。

500万円の診断給付金があれば十分な治療が受けられる

がん診断一時金保険は、がん(悪性新生物)との医師による診断を受けただけで設定した診断給付金を受取ることができる保険(特約)です。

つまり、入院や手術の有無は関係ありませんので、近年増えてきているといわれる、抗がん剤のみで通院で治療を受ける場合にも対応できる保険ということが出来ます。  

がんの治療は、がんの進行状況によってその方針が変わるため、治療にかかる費用は人によって様々です。

収入によって変わる高額療養費制度を活用することなどにより、国からの保障を受けることができますが、場合によっては自己負担も大きくなります。


診断一時金の金額が500万円のがん保険であれば、手術や抗がん剤等、十分な治療を受けることが可能であると考えられます。


なぜなら、実際に治療を受けたケースでは、100万円~300万円の範囲で治療したが方が多いからです。


500万円の診断給付金を受け取ることができた場合、治療そのものにかかる費用もそうですが、それ以外の費用にも当てることができます。


例えば、抗がん剤の影響で髪の毛がなくなってしまったときに使用するオーダーメイドのウィッグ代や、乳がんで乳房をとってしまった場合に胸を作る特殊な下着代に充てることもできます。


当然、500万円という一時金は治療により仕事が出来ず、収入が下がってしまった場合の生活費の補填などにも活用することができます。


また、保険料の面で見ても、がん診断一時金に特化していることから、一般的ながん保険よりも安く設定されています(診断一時金の額にもよりますが)。 


ただし、診断一時金を500万円といった高額に設定するということは、その分保険料も高くなってくるということです。


支払いに余裕があればよいのですが、そうでない場合は、単純に500万円あれば安心というのではなく、きちんとシミュレーションし、支払う保険料とのバランスをとることも重要です。

がん保険加入時には、診断給付金の支払い条件を必ずチェック


がん保険に加入する場合には、必ず診断給付金の支払い条件をチェックすることをおすすめします。

詳細は商品パンフレットや約款に記載されていますし、疑問に思った点があれば、担当者や保険会社に遠慮なく質問し、解決しておくようにします。


その中でも、特に注意したいポイントは2つです。


一つは「支払い回数、つまり、保険期間中に何回支払われるか」ということです。


もう一つは、「上皮内新生物に対してのの支払いがあるのか、悪性新生物のみの支払いなのか」という点です。


この二つの点について、もう少し詳しく解説していきたいと思います。

支払いは一度限りか複数回支払われるか

一つ目のチェックポイントとしては、がん保険の診断給付金の支払い回数があげられます。

がん保険のがん診断一時金は、がんと診断された場合に、一時金をすぐに受け取るわけですが、1回の支払いで終わるケースが多くなっています。


しかし、最近では、一定期間を過ぎて再発した場合にがん保険の診断給付金を再度受け取ることができるがん保険も登場してきています。


一回きりで終わってしまうのか、何度でも受取れるのかではその安心感は大きく違ってきます。


ですので、支払いが一度限りであるのか、複数回支払われるのかはぜひチェックしておきたいポイントといえます。


診断給付金のみのがん保険についてはこちらで解説していますので、ぜひ読んでみてください。

上皮新生物でも診断給付金は支払われるか


上皮内新生物で診断給付金が受け取れるがん保険に加入していた場合、診断給付金を受け取ることができます。

上皮内新生物とは「上皮内がん」ともよばれ、一般的な悪性新生物(がん)とは異なり、深い部分まで浸潤していない状態のがんのことを言います。 

 上皮内がんの場合、通常のがんとは違い、きちんと治療を行えば、3年生存率はほぼ100%といわれています。 

 そういった点から、がん保険ではこの上皮内がんと悪性新生物では、支払いに差をつけているものが多くあります。 

 例えば、がん診断給付金において、悪性新生物であれば500万円の診断一時金が支払われるのに対し、上皮内がんであれば50万円の一時金となるといった具合です。 

 ただし、全ての保険がそうという訳ではなく、上皮内がんと悪性新生物に対して同額の保証をする保険商品も存在します。 

 また、上皮内がんで診断一時金が払われたらそれで給付が終わりというわけではなく、その後、悪性新生物と診断されれば、それに対しては別途支払われる保険も多くあります。 

 ですので、上皮内がんに対しての支払いや、その後発生した悪性新生物にも対応してくれるかをチェックしておくことも重要なポイントといえます。

ここまでで、「自分だけでがん保険を選ぶのは難しい」と感じられた方は、まずは保険のプロに相談するのがおすすめです。

どのがん保険がいいのか、自分にあったがん保険はどれかを納得できるまで無料で何度も相談できるので、大変おすすめです。

まとめ:500万円のがん保険の診断給付金で足りるか

ここまで、「がん保険における診断一時金の特徴」や「がん診断一時金を設定するときのポイント」等について解説してきましたがいかがでいたか?

この記事のポイントは、
  • がん診断一時金の保証は、診断給付金が高くなるほど保険料は高くなります
  • がん診断一時金は500万円あれば安心感は高いが、支払保険料とのバランスも大切
  • がん診断一時金保険ではその支払い条件をしっかりチェックしておくことが重要
です。

ある年齢以上になると、がんは2人に1人がかかる病気といわれています。

そのときに、500万円といった一時金が出るような保障があると、治療に臨むに当たっても、金銭的な不安を持たなくて良いことになります。

もちろん、一時金は全ての人が500万円必要というわけでもありません。

新たにがん保険に加入したり、今のがん保険を見直す際には、最新の治療やそれにかかる費用等をしっかり調べた上で、その保障金額を設定するようにすると、より安心ですよね。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

また、がん保険について不明な点がある場合は、保険のプロに無料相談して解決しましょう。

がん保険の選び方が知りたい方はこちらの記事もご覧ください

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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