更新日:2022/12/06
海外旅行保険は旅行直前にも加入できるの？わかりやすく解説します！
海外旅行保険は直前でも加入できます。空港に設置されている損害保険会社のカウンターや自動販売機で加入手続きを行うことが可能です。ただし、直前の加入では海外旅行保険の商品の選択肢が少なく、ご自分に最適な保険商品が選びにくいという場合もあります。
目次を使って気になるところから読みましょう！
海外旅行保険は直前に加入できるの？
しかし、渡航先での不運は突然やってくるものです。渡航先で景勝地をまわっている時にケガをしてしまった、病気にかかった、そんな時に頼りになるのが海外旅行保険です。
海外旅行保険は出発直前でも加入は可能です。今回は、直前に加入する方法とその注意点を説明します。
海外旅行保険は”出発直前でも”加入できる
現在では、どの損害保険会社でもインターネットの申し込みは可能です。概ね、出発当日の契約も受付可能です。
ただし、海外旅行保険は自宅を出発した時点から補償がはじまるため、既に自宅を出発している時は加入できないこともあります。
しかし、それでも海外旅行保険に加入することは可能です。なぜなら、空港で海外旅行保険へ加入することができるからです。以下では、その方法と注意点を説明します。
空港で海外旅行保険に加入する特徴は3つ
空港に到着し時間に余裕がある時は加入を検討しましょう。加入するとその場で保険証券等が発行されます。ただし、加入の際には注意点もあります。
直前の検討でも時間がかからない
こちらでは、空港で直前に海外旅行保険に加入する方法を説明します。
○損害保険会社のカウンターで加入手続き
国際空港には大手損害保険会社・保険代理店の受付カウンターが設置されています。出発直前の申込にも対応しています。
受付カウンターですぐに海外旅行保険の加入手続きができます。カウンターの職員に対面で説明を受け、質問しながら保険を選べます。
○自動販売機で加入手続き
受付カウンターの他にも海外旅行保険の自動販売機が設置されています。契約は自動販売機のガイダンスに従って行うことができます。
人を介して手続きをしないため、短時間でスムーズに加入手続きが行えます。ただし、加入できる保険商品やプランはかなり限定されてしまいます。また、出発直前であるため焦ってしまい入力ミスをすることも考えられます。
そのため、自動販売機で手続きをするにしても搭乗時間を確認した上で、直前の加入契約を進めていきましょう。
自宅から空港間は保障の適用外
つまり、自宅から空港間の移動中トラブルに遭った場合、空港で加入した海外旅行保険では補償されません。
保障内容のプランを選定しにくいうえに保険料が高額
ご自分が納得いくまで保険選びする時間はありません。また、損害保険会社の選択肢も限られています。空港の受付カウンターや自動販売機で契約できるのは一部の保険会社となります。
そして、加入できる保険商品も豊富とはいえないため、ご自分に最適な保険商品を選びにくいという場合があります。
海外旅行保険を”事前に”検討しておくメリットは
各損害保険会社の窓口や代理店をまわって、資料をもらったり説明を受けたりすることも可能ですが、もっと簡単に複数の保険を比較検討できる方法があります。
こちらでは、海外保険を事前に検討して加入するメリットを説明します。
ネットなどで他社との保険商品の比較ができる
もし、自分の見つけた保険商品が気に入ったら、インターネットで申込可能な商品の場合、そのまま加入することもできます。
また、損害保険会社のホームページで保険商品を確認するばかりではなく、保険比較サイトや口コミサイトで加入者の評価を参考にするのも良い方法です。
直前に大慌ての状態で加入するよりは、いろいろな疑問点や想定されるリスクも深く考慮することができ、ご自分が納得する保険を選べるメリットがあります。
ネットでの加入のほうが、保険料を抑えられる場合もある
ただし、対面での販売では無い分、申込の際の審査が厳しい一面があります。そもそも海外旅行保険は、加入を希望する方が、保険会社に申し込んだだけで契約できるわけではなく、保険会社側が加入を認めなければ契約を締結できません。
保険会社側が、加入希望者と契約締結をするかどうかを検討する際に、判断する資料が「告知書」です。この告知書には質問項目が「はい・いいえ」で回答することになります。告知書に記載した内容によっては、加入を拒否されることがあります。
これはインターネットで申込む場合でも同様で、告知のための質問項目へ入力する必要があります。質問内容としては、①持病の有無、②過去の傷病の有無、③現在の健康状態、④渡航先で危険なスポーツをするかどうか等があります。
告知を偽って加入しても、後日そのことが明白になれば「告知義務違反」として、損害保険会社から契約解除や、万が一の場合でも補償されないことがあります。
参考：出発直前に海外旅行保険に加入して、契約証がない場合の対処法
損害保険会社では、インターネットでの契約の場合、契約成立画面で「契約確認書」・「緊急時の連絡先」をプリントアウトするかメモ書きして渡航先へ携行すれば、万が一の事態になった場合に、契約通り補償されることになります。
念のため、保険契約番号等をメモしておきましょう。万が一の事態の場合でも保険証券の提示は必要ありません。
まとめ：海外旅行保険は直前に加入より事前に検討をオススメ
また、いろいろと携行品の準備や、旅行の同行予定者との打ち合わせもあることでしょう。準備に追われている内に、出発直前まで海外旅行保険に加入することを忘れてしまうかもしれません。
その場合には、空港で搭乗の直前に加入手続きを済ますこともできますが、できるだけ前もって海外旅行保険を選ぶ時間をつくり、十分に補償内容を納得した上で加入手続きを行いましょう。
なぜなら、海外旅行保険商品により補償範囲も異なり、補償条件や補償金額も様々だからです。万が一の事態になった時に海外旅行保険に加入していても、補償の対象外になるケースも全く無いとは言い切れません。
時間に余裕があれば、それだけ渡航先で想定されるリスクや保険の内容を確認しながら選べるので、よりご自分の渡航の目的にあった保険への加入を行うことができます。
