更新日:2022/12/06
海外旅行保険の加入が義務では無くとも必要な理由を解説します!
海外旅行保険へ加入するのは原則として義務では無いですが、渡航先で万が一の事態になった時に役に立ちます。海外旅行保険に加入すれば渡航先で病気・ケガの治療をした時に補償が受けられます。ただし、契約の際には損害保険会社の審査があり、個人情報を告知する義務があります。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 海外旅行保険が必要な理由について解説!加入は義務ではないが必要になることも
- 海外旅行保険は義務ではないが任意でも加入したほうが安全!
- 高額な海外での治療費や救援費用に対処できる!キャッシュレスで治療が受けれる
- 事故やトラブルの際のサポートサービスなどがある
- 旅行当日に加入できる海外旅行保険もある!
- 海外旅行保険に加入できないケースもあるので注意!
- 健康上の異常がある場合
- 危険度の高いスポーツをする場合
- 旅行目的が居住である場合
- 渡航先の政治状態が不安定な場合
- クレジットカード付帯の海外旅行保険では告知義務なしで加入できる!
- 参考:海外旅行保険の加入が義務である国も存在する
- まとめ
目次
海外旅行保険が必要な理由について解説!加入は義務ではないが必要になることも
しかし、渡航先での不運は突然やってくるものです。渡航先で景勝地をまわっている時に転倒してケガをしてしまった、病気にかかった、地震や津波に遭って帰国したいができない・・・・、そんな時に頼りになるのが海外旅行保険です。
旅行前に海外旅行保険に加入することが原則として義務では無いものの、渡航先で万が一の事態になった場合、この保険は役に立ちます。
今回は海外旅行保険の加入の大切さと注意点を説明します。
海外旅行保険は義務ではないが任意でも加入したほうが安全!
また、ご自分や同行者が健康に自信はあっても、海外に行けば日本と異なる環境であるためストレスや疲労により、病気にかかってしまうリスクもあります。
船舶・電車・バス等の交通事故に巻き込まれるかもしれません。これらの予想できないアクシデントに備えるため、原則として義務ではありませんが海外旅行保険に加入しておきましょう。
高額な海外での治療費や救援費用に対処できる!キャッシュレスで治療が受けれる
- 病気・ケガの際の診療費、入院費、緊急移送費などの補償
- 病気・ケガの治療に必要な交通費や通訳雇入費用などの補償
- 加入者が入院後に通常の旅程に復帰するため、または帰国するための交通費の補償
- 加入者の救援者(家族・友人等)の渡航や宿泊費用の補償
事故やトラブルの際のサポートサービスなどがある
- 盗難または偶然の事故により携行品が損害を受けたときの金銭補償
- 旅行中に不注意で他人へケガを負わせた場合や、他人のモノを壊した場合の損害賠償金
旅行当日に加入できる海外旅行保険もある!
- インターネット加入:どの保険会社でもインターネットでの申し込みは可能です。概ね、出発当日の契約も受付しています。ただし、海外旅行保険は自宅を出発した時点から補償がはじまるので、既に自宅を出発していると加入できないこともあります。
- 空港の保険会社のカウンター・自動販売機:これらが設置されている場合には、空港でも加入することができます。空港に到着し時間に余裕がある時は加入を検討しましょう。加入するとその場で保険証券が発行されます。
- クレジットカード付帯の海外旅行保険:海外旅行保険の加入を忘れたことを、飛行機の機内や渡航先で気付く場合もあります。ただし、クレジットカードに付帯している海外旅行保険があればそちらを利用することも可能です。このサービスについては後述します。
海外旅行保険に加入できないケースもあるので注意!
保険会社が加入を認めるかどうかを決める重要な書類が告知書です。この告知書によって加入希望者の健康状態を把握する「告知義務」の審査が行われます。この書類に記載した健康状態等の内容によっては加入を拒否される場合もあります。
また、告知書に嘘の記載をした場合は「告知義務違反」となり、契約解除や保険金が支払われないおそれがあります。
健康上の異常がある場合
- 現在の健康状態
- 過去の傷病歴と現在の持病の有無
- 身体の障害状態の有無
- 他の傷害保険契約に加入している
- 過去に保険金の請求や保険金の受領があったか
危険度の高いスポーツをする場合
渡航先で行うスカイダイビング、ハンググライダー、ロッククライミング、ピッケル・アイゼン等使用する山岳登はん等が該当します。
安全なスポーツと偽って海外旅行保険へ加入し、渡航先で危険なスポーツで大ケガをしても告知義務違反として、保険金が下りないおそれがあります。
旅行目的が居住である場合
渡航先の政治状態が不安定な場合
クレジットカード付帯の海外旅行保険では告知義務なしで加入できる!
この保険は告知義務なしで加入でき、傷害死亡・後遺障害、傷害・疾病利用費、救援費用、損害賠償責任、携行品の損害等のオーソドックスなケースが補償対象になります。
年会費無料で海外旅行保険が自動付帯しているカードもありますので、一度ご自分のカードに海外旅行保険が付帯されていないか確認してみましょう。
参考:海外旅行保険の加入が義務である国も存在する
ビザ無しで渡航をする場合、ブルガリア、チェコ共和国、ポーランド共和国、ラトビア共和国、リトアニア共和国、エストニア共和国、コソボ共和国等では加入の義務があります。