学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険!?選ばれる理由や特徴

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学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険に加入するのはおすすめなのでしょうか。低解約返戻金型終身保険は学資保険に比べて自由度が高く教育費以外の資産形成も可能です。そこで今回は、学資保険と低解約返戻金型終身保険の加入で迷っている方に向けて特徴などを解説します。



▼この記事を読んで欲しい人

  • 学資保険を検討している人
  • 低解約返戻金型終身保険を検討している人
  • 学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険を選んでいいのか悩んでいる人

内容をまとめると

  • 学資保険の代わりに低解約返戻金型終身が選ばれる理由は死亡保障が付き、教育費以外の資産形成もできるから
  • 低解約返戻金型終身の特徴は他の保険に比べて保険料が安い
  • 学資保険の代わりに低解約返戻金型終身に加入し、途中解約した場合は元本割れする
  • 子どもの年齢がある程度いっているご家庭は低解約返戻金型終身がおすすめ
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学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれる3つの理由


子どもの教育費を貯める手段は多くあります。子どもが成長するにつれて教育資金について意識することも増え、本格的に考え始めるご家庭も多いのではないでしょうか。


子どもの教育費を貯蓄する最もメジャーな方法として学資保険があります。学資保険とは、子どもの教育資金を貯める保険のことをいいます。


子どもの大学資金などを効率よく貯蓄するため、子どもが生まれてからすぐ加入の検討をするご家庭も多いです。教育資金の貯蓄といえば学資保険というイメージがありますが、低解約返戻金型終身保険も現在教育資金を貯める保険として注目されています。


低解約返戻金型終身保険とは、通常の終身保険と比べて保険料が安く設定されている死亡保険のことです。他の保障内容は通常の終身保険と同じになっています。


終身保険という名称ですが、資産形成や学資保険のように子どもの教育費の貯蓄として活用することもできるのです。最近では、子どもの教育費形成は学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれることも増えてきています。


 ​その背景には、学資保険の返礼率の低下や学資保険の販売停止などにあります。


ここでは、学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれる3つの理由について解説します。 

  1. 学資保険に比べて自由度が高い
  2. 保険料払込期間後も据え置くと返戻率が上がっていく
  3. 契約者に万が一のことがあった場合は死亡保険金を受け取れる

理由①学資保険に比べて自由度が高い

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれる理由1つ目は、学資保険に比べて自由度が高いためです。学資保険であれば、子どもが生まれたら早めに加入するのがいい、小学生から加入するのは遅いなど子供の成長に合わせて加入するべきベストな時期があります。


低解約返戻金型終身保険の加入時期は学資保険と比べると比較的自由です。低解約返戻金型終身保険の場合は、子どもがいなかったとしても将来に備えて積み立てを始めることもできます。


学資保険も以下の場合では子どもが生まれていなくても加入ができます。

  • 子どもがいない夫婦で出産予定日の140日より前である場合
  • 妊娠中でいずれ学資保険をと考えている場合

しかし、いずれにしても子どもが生まれることを前提としておりタイミングが難しいです。そのため、解約返戻金型終身保険を選ぶ人が多くなっているのでしょう。


また、学資保険は18歳満期・22歳満期など、大学入学資金やその後の生活に合わせて満期保険金を受け取れる時期が設定されています。解約返礼金型終身保険の場合は、解約返戻金を受け取るタイミングを状況に応じて変更できるため使い勝手がよく人気が高まっています。

理由②保険料払込期間後も据え置くと返戻率が上がっていく

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれる理由2つ目は、保険料払込期間後も据え置くと返礼率が上がっていくためです。返礼率とは、 支払保険料に対して受け取ることのできる学資金などの保険金の割合を指しています。


低解約返戻金型終身保険は子どもが大学進学しない場合にはそのまま据置期間を置き、解約返戻金を増やすこともできます。据置期間とは、保険料を支払い終わってから受け取るまでの期間のこと。


据え置くということは、保険料払込期間後に保険料をすぐに受け取らず、保険会社に預けたままにするということです。


低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間は解約した時に受け取る解約返戻金が低くなる代わりに、通常よりも保険料が抑えられています。そのため、保険料払込期間満了後は解約返戻金の返戻率が一気に上がるという特徴があります。


また、保険料払込期間後も据え置くことで、子どもの結婚資金や結婚後の生活費、老後の資金など使い道の選択肢がさらに広がります。保険料払込期間後であっても保障は解約するまで継続されるため安心です。


近い将来使う予定がある人は、解約返戻金を必要な分のみ受けとって残りは据え置くということもできます。

理由③契約者に万が一のことがあった場合は死亡保険金を受け取れる

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれる理由3つ目は、契約者に万が一のことがあった場合は死亡保険金を受け取れるためです。


低解約返戻金型終身保険は、基本は死亡保障が前提になっているため契約者の親に万が一のことがあった場合は死亡保険金を受け取ることができます。学資保険の場合は死亡保険金はなく、契約者の親に万が一のことがあった場合は以降の保険料の支払いが免除なり、満期保険金を受け取ることができます。


低解約返戻金型終身保険は終身保険のため、万が一の際には手厚い保障が受けられます。死亡保険金も早くに受け取ることができ、金額も学資保険の満期のものより大きくなります。


貯蓄性もあり、万が一の場合もしっかりと保障を受けられるため両方を重視したい人におすすめです。

そもそも低解約返戻金型終身保険とは?

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険に加入する人が増えました。しかし、これからどちらにしようかと検討している人は「そもそも低解約返戻金型終身保険って何?」という人もいるのではないでしょうか。


低解約返戻金型終身保険とは具体的にどういった保険なのでしょうか。 


低解約返戻金型終身保険は、通常の終身保険と比べて保険料が安く設定している死亡保険です。保障は保険を解約しない限り一生涯続きます


保険料の払込期間は、歳満了、年満了、終身払いの3つです。


低解約返戻金型終身保険は 死亡保険ですが、貯蓄性も兼ね備えており、解約した場合には解約返戻金が戻ってきます。解約が払込期間満了前ならば解約返戻金は払込保険料より少なくなってしまいますが、払込期間満了後であれば解約返戻金は払込保険料より多く支払われます


学資保険と違い年齢を選ばないため、さまざまな使い方ができる保険です。

学資保険と低解約返戻金型終身保険の特徴とは

学資保険低解約返戻金型終身保険にはそれぞれ特徴があります。


子どもの教育費を貯蓄するための保険選びで学資保険または低解約返戻金型終身保険で迷っている場合、特徴を理解することでより選択しやすくなります。学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれている理由についてもよく分かるはずです。


学資保険と低解約返戻金型終身保険の特徴を知ってより良い保険選びに役立てましょう。


ここでは、学資保険と低解約返戻金型終身保険の特徴について詳しく解説していきます。

  1. 学資保険の特徴
  2. 低解約返戻金型終身保険の特徴

学資保険の特徴

学資保険の特徴をまとめると、大きく分けて以下のようになります。

  • 教育資金を計画的に貯蓄できる
  • 保険料払込免除がある
  • 税金の面で優遇がある

学資保険は積立のため、計画的に教育資金を貯めることができます。解約しない限り自動的に積み立てられるため、預金が苦手でついついお金を使ってしまう人でも強制的に貯めることが可能です。


学資保険には保険料払込免除措置というもの付帯されているものもあります。保険料払込免除措置とは、保険期間中に保険料の負担能力を失った場合に以降の保険料の支払いが免除されることをいいます。保険料の支払いが免除され、さらに契約通りに教育資金を受け取ることができます。


また、学資保険に加入していれば生命保険料控除を受けられます。生命保険料控除とは、払い込んだ保険料に応じて一定の金額がその年の所得から差し引かれる制度のこと。年末調整や確定申告で申告すると受けることができ、節税にも繋がります。

低解約返戻金型終身保険の特徴

低解約返戻金型終身保険の特徴をまとめると、大きく分けて以下のようになります。

  • 保険料が安い
  • 終身の死亡保障がある
  • 将来に向けた資産形成が可能

低解約返戻金型終身保険は、一生涯の手厚い保障を受けられる終身保険でありながら、保険料の負担を抑えられるのが特徴です。支払い期間中に解約した場合は戻ってくるお金が少なくなりますが、その代わり通常の終身保険よりも月々の支払いが安い傾向にあります。


低解約返戻金型終身保険は死亡保険のため、万が一のことがあった場合には死亡保険金が支払われます。加入していれば一生涯保障を受けられるため、万が一の備えにも活用されています。


また、低解約返戻金型終身保険は掛け捨てではないため資産形成もできます。子どもの教育費や老後資金など使い道を限定せずさまざまなな場合を視野に入れた柔軟な貯め方が可能です。

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険にするデメリット

低解約返戻金型終身保険のメリットには、預金が苦手な人でも計画的な貯蓄ができる、保険料が比較的安い、
契約者の万が一の時は死亡保険金を受け取れる、将来の資産形成に役立つなどがありました。


しかし、学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険を選ぶことにも、いくつかのデメリットがあります
​デメリットを知ることで、より低解約返戻金型終身保険について知ることができ、また対策も立てられるでしょう。


ここでは、学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険にするデメリットについて解説していきます。

  1. 保険料払込期間中に解約すると元本割れする
  2. 保障されるのは契約者の万が一のみである

デメリット①保険料払込期間中に解約すると元本割れする

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険にするデメリット1つ目は、保険料払込期間中に解約すると元本割れすることです。


低解約返戻金型終身保険には、払込期間中は保険料が安い代わりに解約返戻金が低く設定されています。そのため、解約返戻金が低く抑えられている機関に解約した場合は受け取れる返戻金が少なくなります。つまり、元本割れを起こしてしまうのです。


できる限り払込期間内で解約しなくてもいいよう、保険料などご家庭の生活に合わせたものを設定するようにしましょう。

デメリット③保障されるのは契約者の万が一のみである

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険にするデメリット2つ目は、保障されるのは契約者の万が一のみであることです。


低解約返戻金型終身保険は障終身保険ということもあり、契約者に万が一のことがあった場合には死亡保険金が支払われるなど
手厚い保障を受けることができます。しかし、保障を受けることができるのは契約者の万が一のみになります。


仮に契約者が親の場合は、子どものために低解約返戻金型終身保険に加入したとしても、子どもに万が一の場合があった場合子ども自身は保障を受けることができません。


子どもに医療の保障を付けたい場合は、別途医療保険などに加入が必要になります。 

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険がおすすめな人

学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険に加入する場合、いくつかのメリットやデメリットがありました。


ご家庭の生活に合わせて低解約返戻金型終身保険の加入を検討する場合、自分たちが低解約返戻金型終身保険の加入に向いているか
知ることも必要です。では、学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険がおすすめな人はどのような人なのでしょうか。


学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険がおすすめな人は主に下記のような人です。

  • 子どもや加入者の年齢がある程度いっている人
  • 途中解約の心配がなく、長期間加入していても困らない人
  • 他の保険よりも少ない保険料で終身保険に備えたい人
  • 教育資金以外の費用にも充てることを考えている人

低解約返戻金型終身保険の加入は、学資保険の加入時期が過ぎてしまった人などに向いているといえます。学資保険は年齢制限があります。一部では12歳まで加入できるものもありますが、保険料が割高になる傾向があります。そのため、子どもが小学生を過ぎた場合は低解約返戻金型終身保険を検討するといいでしょう。


低解約返戻金型終身保険は途中で解約すると解約返戻金が元本割れしてしまいます。子どもの教育資金に使用する場合でも、ある程度の期間積み立てる必要があるため長期間保険料を支払えるということも重要になります。


保険料を抑えて終身保険に備えたい人にも低解約返戻金型終身保険はおすすめです。学資保険の保険料よりも安く抑えられる可能性が高いです。終身保険のため、万が一の場合もお金の面では比較的安心できると言えるでしょう。


また、恐育資金以外の費用に充てることができるのも低解約返戻金型終身保険のメリットであるため、子どもの結婚資金や老後の資金など将来に使用目的がある人やこれから使用目的を決めたい人もおすすめです。

参考:終身保険には「外貨建て」や「変額」もある

終身保険には、下記の2タイプもあります。

  • 外貨建て終身保険
  • 変額終身保険 

外貨建ての終身保険は、払込保険料が外貨で運用され、解約しない限りは被保険者の死亡保障などが一生涯続く保険です。


生命保険は一般的に、日本円で保険料を支払い、受取の際も日本円の場合が多いです。しかし、外貨建ての主審保険の場合は日本円以外の外貨で保険料支払いや保険金受け取りをします。


支払保険料と受取保険金が外貨ベースのため、タイミングにより為替レートの影響を受けることが大きな特徴といえます。


外貨建ての終身保険メリットとして、日本円の一般の生命保険に比べて積立利率が高いことが挙げられます。つまり、その分保険料が安く済むともいえます。


また、資産を外貨で持つことで、保有通貨を分散させることができます。分散させることで資産のバランスもとれ、安定した資産形成をすることもできるでしょう。


変額終身保険とは、一時払の払込保険料を株式などを投資対象としたファンドで運用し、運用成果によって死亡保険金額が上下する保険のことです。運用の成績により死亡保険金額や解約返戻金額が変動することが大きな特徴といえます。


変額終身保険のメリットは、保険料の運用次第で大きな利益を得られる可能性があること。インフレ強いため、景気が良く、株式の相場などが上がった場合は、株式で運用する保険金額を増やすこともできるのです。


終身保険にもいくつか種類があるため特徴などを比較して検討することが大切です。

まとめ:教育資金選びはマネーキャリアで無料相談がおすすめ!

今回は、学資保険低解約返戻金型終身保険の加入を検討している方に向けて、学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれる理由やそれぞれの保険の特徴、低解約返戻金型終身保険のメリット・デメリットなどを紹介しました。


学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険に加入した場合、教育資金の貯蓄だけでなくそれ以外の資産形成にも活用することができます。さらに先の将来を考えた資産形成をしたい人は低解約返戻金型終身保険の加入がおすすめといえるでしょう。


学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が選ばれる理由や最適な教育資金の貯蓄方法についてさらに知りたい人や疑問・不安がある人は、マネーキャリアの無料相談を利用するのがおすすめです。マネーキャリアでは、教育資金に関するお悩みをプロに時間や場所を選ばずオンラインで何度でも相談ができます。


LINE経由で簡単に予約もできるため、ぜひマネーキャリアに最適な教育資金の準備方法について相談してみましょう。  

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