学資保険に6歳から加入は遅い?学資保険に加入するベストなタイミングとは

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6歳から学資保険に加入することは遅いのでしょうか。学資保険はものによっては妊娠中から加入できるものもあります。その中で、6歳から加入した場合、どのようなデメリットがあるのか、また加入する際の注意点などを説明していきます。



▼この記事を読んでほしい人
  • 学資保険について詳しく知りたい方
  • 子供が小学校入学前で6歳から学資保険に入ろうか迷っている方
  • 学資保険に入る際の注意点を知りたい方

内容をまとめると

  • 学資保険に6歳から加入するには注意するべき点がある
  • 学資保険は妊娠中から加入する事ができる
  • 学資保険の他に終身保険という選択肢もある
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学資保険に6歳から加入するのは遅い!?



学資保険って何歳まで入れるかご存知ですか?結論、小学校入学を控えた6歳からでも加入する事はできますし、一部では10歳から加入できる保険も存在します。


しかし、学資保険は子供が生まれる140日前から加入できるものもあり、その時から加入している人に比べて、保険会社は運用期間が短くなってしまうため、返戻率が低くなる事が多いです。


返戻率とは、保険を満期まで保有した際にいくら戻ってくるのかの割合の事を言います。仮に保険料を100万円支払って、満期に104万円返ってきたら、返戻率は104%となります。


また、単純に保険加入期間が短いという事は、毎月の保険料の支払額が高くなる傾向が挙げられます。

毎月の保険料はどのくらい変わるの?



先ほど述べたように、学資保険は加入した年齢によって保険料の支払いが大きく変わります。加入するのが早ければ早いほど月々の保険料は安くなり、遅ければ遅いほど高くなります。


では、実際に0歳から学資保険に加入した場合の保険料と、6歳から加入した場合の保険料とではどのくらいの違いがあるのでしょうか。


具体例を交えて紹介していきます。今回の例では、返戻率を100%と仮定して計算していきます。

0歳から保険料を支払った場合

まず、0歳から学資保険に加入し、保険料を支払った場合について紹介します。0歳から保険料を払い、18歳で払い終わるとします。返戻率を100%だとし、満期金を200万だと仮定すると、18年間かけて200万円を積み立て、18年後に200万円受け取る事になります。この場合の月々の保険料の支払いは次の計算式になります。

200万円÷12ヶ月÷18年間=約9,250円

この計算式は、毎月9,250円を積み立てる事によって、18年後に200万円を受け取る事ができると言い換える事ができます。

6歳から保険料を支払った場合

次に、6歳から学資保険に加入し、保険料を支払った場合について紹介します。0歳から加入した場合と同様に、返戻率を100%、満期金を200万円、18歳で払い終わると仮定します。この場合の月々の保険料の支払額は以下の計算式になります。

200万円÷12ヶ月÷12年間=約13,800円

この計算式は、毎月13,800円を積み立てる事によって、12年後に200万円を受け取る事ができると言い換える事ができます。0歳から加入した場合と、6歳から加入した場合では、毎月の保険料の支払額に4,000円以上の違いが出てくることが分かります。

学資保険に6歳から加入する場合の3つの注意点




ここまでの話で、6歳から学資保険に加入する事はやめておいた方が良いと考える人もいるかと思います。


確かに学資保険は子供が小さい時に入ったほうがメリットは大きいですが、6歳から加入することも可能です。契約者(親)に万一の事があった際、契約時に設定した年齢で満期金祝い金を受給することできる点は、0歳で加入しても6歳で加入しても変わりないです。


しかし、6歳から学資保険に加入する場合、注意しなければならない点がいくつかあります。具体的には以下の3つです。

  1. 給付回数はできるだけ減らす
  2. 大学入学時をメインに満期保険金を受給する
  3. 払込期間を短くする

注意点①給付回数はできるだけ減らす

まず、1つ目の注意点が給付回数を減らす事です。学資保険は、進学する節目ごとに祝い金として受給する方法があります。


確かに、節目節目で祝い金として受け取れることはありがたいですが、高校入学以降に一括で受給した方が、返戻率は高くなります。


6歳から学資保険に加入する場合、ただでさえ返戻率は0歳から加入した場合と比べて低くなっています。従って、これ以上返戻率が低くならないよう、できる限り給付回数を減らしておいた方が良いでしょう。

注意点②大学入学時をメインに満期保険金を受給する

2つ目の注意点が、大学入学時をメインに満期保険金を受給するように契約した方が良いという事です。


先ほど述べたように、受給時期が遅ければ遅いほど返戻率は高くなります。かといって大学卒業時に受給するように契約したとしても、結局お金が必要である時は、大学入学時から大学在学中だという家庭が多いと思います。


それを見据えた上で、大学入学時をメインに給付を受けるように契約するのが無難だと思います。


しかし、家族の働き方や年齢などは家庭によってばらばらだと思いますので、いつ受給すべきなのかは契約する前にしっかりと考えておいた方が良いです。

注意点③払込期間を短くする

3つ目の注意点が、払込期間を短くする事です。保険料を払い込む期間を短くする事によって、返戻率を高くする事ができます。「10歳払済み」など、短い期間で支払いを行う方法も存在します。


月々の保険料はその分高くなってしまいますが、保険会社はその分多くの資金を運用できるため、返戻率が高くなるわけです。


払込期間を短くする事によって、6歳から加入するデメリットである返戻率の低さを補う事ができます。


また、教育費がかからないうちに保険料を払い終える事ができるのも、この払込期間を短くすることのメリットだと言えるでしょう。

学資保険できるだけ早く加入すべき3つの理由




これまで紹介してきたように、学資保険に6歳から加入するのは正直遅いといっても過言ではありません。0歳から加入する場合と6歳から加入する場合では、返戻率や保険料の支払額などが変わってくることも事実です。

学資保険は加入するのであれば、早ければ早いほどメリットが大きいと言えるでしょう。では実際に、早くから学資保険に加入する事によって何がそこまで変わってくるのでしょうか。

ここでは学資保険を早くから加入することのメリットを3点ご紹介します。
  1. 保険料の払込期間が長くなり、毎月の保険料が安くなる
  2. 契約者・被保険者の年齢が若いほうが保険料は安くなる
  3. 親の万一に備えることができる

理由①保険料の払込期間が長くなり、毎月の保険料が安くなる

学資保険に早くから加入する事によって、払込期間が長くなります。例えば、18歳に満期金を受け取るとして、0歳から加入した場合と、6歳から加入した場合では払込期間が6年間も変わってきます。


よって、単純に払込期間が長くなれば毎月の保険料の支払いも安くなります。いざ加入しようと思っても、毎月の保険料が高すぎると大変ですよね。


もし加入することを考えている方は、早めに加入する事で計画的に教育資金を積み立てていけるわけです。

理由②契約者・被保険者の年齢が若いほうが保険料は安くなる

学資保険には、契約者(親)の年齢が高くなる事で保険料が高くなるという特徴もあります。他の保険の比べれば、契約者の年齢によってそれほど保険料が変わることはありませんが、もし加入するのであれば早いに越したことはありません。


また、先ほどから述べているように、被保険者(子供)の年齢が若い方が保険料は安くなり、返戻率も高くなるという特徴もあります。


契約者・被保険者ともに年齢が上がると保険料が高くなるため、早めに加入した方が良いと言えるでしょう。

理由③親の万一に備えることができる

親に万一の事があった際に、学資保険はとても役に立つ保険だと言えます。というのも、もし契約者(親)が死亡するなど万一の事があった際に、以後の保険料の支払いが免除されます。


それにも関わらず、学資保険の祝い金や満期保険金などは契約時に設定した通りに受給する事ができます。


一家の大黒柱に万一の事があった際でも、学資保険に加入していれば教育資金を最低限確保する事ができるというわけです。


万一の出来事がいつどのように起こるのかは誰にも分かりません。学資保険に早めに加入する事によってそのような状況が起こった際の安心材料になるかと思います。

学資保険は出産前に加入できる!妊娠中に学資保険に加入するメリット2選



ここまで、0歳から学資保険に加入する場合と、6歳から加入する場合の2つの例を説明してきましたが、妊娠中に加入する事ができる学資保険も存在しています。


母子ともに健康上問題なければ、出産予定日の140日前から学資保険に加入する事ができる保険会社が多いです。


妊娠中に加入するメリットもありますので、その点を紹介していきます。

  1. 月々の保険料が出産後より安くなる
  2. 余裕をもって検討できる

メリット①月々の保険料が出産後より安くなる

これまで紹介してきたように、学資保険の加入は早ければ早いほど毎月の保険料の支払いが安くなるという特徴があります。


出産前から加入する事で、出産後に加入するよりも払込期間が長くなるため毎月の保険料は安くなります。加入することが決まっているのであれば、妊娠中に加入する事も検討してみてはいかがでしょうか。


考えたくはない最悪の事態ですが、万一流産や死産となった場合、保険契約は無効になり、それまでに払っていた保険料も全額返ってきます。

メリット②余裕をもって検討できる

妊娠中に学資保険に加入するメリットとして大きいのは、余裕を持って検討できるという事だと思います。


出産後は初めての事ばかりで家事育児に奮闘しなくてはならない事もあるかと思います。その中で冷静に保険選びができなくなってしまう人もいるでしょう。


学資保険にも様々な種類があります。その中で出産後にばたばたしている中で決めるのではなく、妊娠中に余裕を持って検討する事によって自分に合ったプランを選択する事ができるのではないでしょうか。

学資保険に加入制限はある?一般的な学資保険の3つの制限



学資保険に加入するには、早ければ早いという話を紹介してきました。


では逆に学資保険に入る事ができないパターンはあるのでしょうか?


事実、学資保険には加入制限が存在しています。

どのような条件の場合、学資保険に加入する事ができないのか、以下の3つについてご説明していきます。

  1. 子供の年齢が6歳~7歳を超えていないこと
  2. 契約者の年齢が上限を超えていないこと
  3. 契約者に持病がないこと

制限①子供の年齢が6歳~7歳を超えていないこと

学資保険に加入する事ができるのは、小学校入学前後の6歳から7歳程度までと制限している保険会社が多いです。保険会社は保険料を運用してその一部を加入者に還元しているため、払込期間が短いとそれだけ運用期間が短くなってしまうため、制限を設けている場合が多いです。


12歳から加入する事ができる保険会社も一部存在してはいるものの、払込期間が短くなり保険料が高くなってしまうため、現実的ではないでしょう。


学資保険はできるだけ早くから加入することの方がメリットが多いですし、どれだけ遅くとも6歳から加入することの方が良いと思います。

制限②契約者の年齢が上限を超えていないこと

契約者(親)の年齢によっては、学資保険に加入できない場合があります。早い場合だと30代後半が年齢制限になる場合もあり、50代になると年齢制限がかかる場合が多くなっていくことは注意しなければなりません。


保険会社としては、契約者が死んでしまってはその後の保険料をもらう事ができなくなってしまうため、死亡率を考えてこのような年齢制限が付いています。


ある程度の年齢になっている方は早めに検討しないと、そもそも学資保険に加入できない、なんて事にもなり得るのです。

制限③契約者に持病がないこと

契約者(親)に持病がある際にも学資保険に加入できない場合があります。これは先ほど述べた、死亡率と関係してくる部分ですが、死亡率が高い人が契約者では保険会社は万一に備えて契約を見送る可能性が出てきます。


この場合の対策として、契約者はそもそも「一家の大黒柱でなくてはならない」という制限はないため、持病を持っていない方を契約者にする事もできます。また、年齢制限にかかっていなければ、おじいちゃんおばあちゃんに契約者になってもらう事もできます。

覚えておきたい生命保険料控除とは?



学資保険が生命保険料控除に適応されることをご存知ですか?


学資保険で年間で払い込んだ保険料は、年末調整・確定申告を行うことで生命保険料控除が適応されます。


生命保険料控除の申告をする事によって、所得税住民税を減額する事ができます。


生命保険料控除は以下の3つに分類されます。


  • 一般生命保険料控除・・・死亡保険、養老保険、学資保険など
  • 介護医療保険料控除・・・医療保険、がん保険、介護保険など
  • 個人年金保険料控除・・・個人年金保険など


学資保険は、一般生命保険料控除に該当されます。これは、学資保険の特徴である「万一の際に保険料払い込みが免除される」という特徴が生命保険の役割を担っている事からそのような分類になっています。

6歳からでは終身保険のほうがいい?



同じく貯蓄性を持った保険として、終身保険も存在しています。終身保険は加入に年齢制限はないものの、遅くとも8歳には加入しておくべきでしょう。


というのも、終身保険は払込期間が短くとも10年であるため、教育資金を貯めるという目的であるならば、18歳前後に間に合うことを逆算し、8歳がリミットであると感じます。


ただ、加入し続けている間一生涯死亡保障が続くため、いつ教育資金が必要になるか不明な場合は終身保険も選択肢に入ってくると思います。


ただ、終身保険のデメリットとして、払込期間を待たずしての途中解約の違約金が高い傾向にあるため、払込期間を満了できるという方でなければおすすめはできません。


6歳を過ぎてしまい、学資保険に入るには年齢的に厳しいとなった場合は、終身保険も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ:学資保険に困ったらまずはマネーキャリアへ無料相談!


いかがでしたでしょうか。今回は、6歳からでも学資保険に加入すべきなのか、もし加入する際はどのような点に注意すれば良いかなどを挙げました。


学資保険に加入しないとすれば、どのように教育資金を準備していくのか。終身保険という選択肢も今回の記事では紹介しました。


しかし、ご家庭によって支払える金額や求める保険の内容は様々であることが推測されます。


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