生命保険の解約は電話が簡単!電話で解約する方法を解説します

生命保険は、解約を前提にして加入しません。しかし、何かしらの理由で生命保険を解約を余儀なくされた場合、解約の方法に悩むことでしょう。生命保険の解約は電話が一番簡単です。そこで、電話で生命保険を解約する方法をまとめてみました。

生命保険を電話で解約するときの手順と注意点を解説!

生命保険は解約をしないつもりで加入したものの、何かしらの理由で解約しなければならないこともあります。

加入から年月も経ち、いざ解約しようと思っても手順がわからない方多いはず。


ここでは、生命保険の電話での解約方法を中心にして詳しく見ていきます。

電話での解約の手順を見ていきましょう。

生命保険を電話で解約する場合の手順



ほとんどの保険会社が、契約者の疑問に答えるためにコールセンターを設置しています。

コールセンターに電話で解約の意志を伝えれば、解約ができます。


生命保険を電話で解約する場合は基本的な連絡方法は以下の通りになります。
  1. 氏名を述べ、生年月日・住所・電話番号で本人確認
  2. 解約対象の保険を確認
  3. 解約対象の保険の解約に対する注意事項の説明
  4. 解約書類が郵送で到着
  5. 解約書類に必要事項を記入。添付書類と共に郵送
  6. 解約完了

保険会社で手順の前後があるかもしれませんが、電話での生命保険の解約の流れは大まかに以上のような手順となります。


手順の中で、特に注意するところを見ていきましょう。

電話で窓口へ連絡をして、郵送で生命保険解約の書類を取り寄せる

まずはコールセンターへ電話をして、解約に必要な書類を取り寄せなければなりません。

しかし、何の準備もせずに電話をしても、二度手間になってしまいます。


スムーズに電話のやり取りをするには以下のことを確認しましょう。

電話の際、証券番号を確認されるので、番号を確認してから電話をしよう

契約者が保険会社に1契約していても、保険会社からすれば多くの契約者がいますし、同姓同名の方もいらっしゃいます。

どの契約者か確定するために生命保険の証券番号の確認を求められますので、先に証券番号を調べておいた方が解約がスムーズに進みます。


生命保険の証券番号は、生命保険を契約した後に郵送されてきた保険証券に記載されていますので確認してみましょう。

生命保険の解約の電話は配偶者であっても本人でない限り対応してもらえない

生命保険の解約だけに限らず、生命保険の内容を変更する時も本人でなければなりません。

電話の場合の本人確認は、氏名・住所・生年月日にて行います。

家族であれば以上の三つの情報を知っているので、本人のふりをして電話できるのですが、その場合、刑罰の対象となってしまいますので、絶対に止めましょう。


本人確認は電話だけではなく、窓口においても変わりません。

窓口の場合は免許書などの公的証明書で本人確認を行います。

万が一、保険証券を紛失してしまった場合は?

保険証券は再発行ができます。

この場合もまずはコールセンターへ電話して再発行を依頼しましょう。

再発行の依頼をすると再発行に必要な書類が郵送されてきます。


再発行の添付書類には、免許書の写しや健康保険証の写しなどの公的証明書の写しや、実印と印鑑証明書が必要となります。

書類に必要事項を記入し、添付書類が揃ったら保険会社へ郵送します。


郵送後、2週間ほどで、保険証券が手元に届きます。

生命保険を解約する前に知っておくべき注意点

何かしらの理由で生命保険を解約しなければならなくなった。

しかし、解約の前に冷静に確認しなければならない項目があります。

詳しく見ていきましょう。


生命保険解約の理由についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

電話以外にも生命保険を解約する方法

生命保険を解約する方法は電話だけではありません。

電話以外の方法は

  • 窓口での解約
  • 保険代理店での解約

などの方法があります。

しかし、解約時には同時に考えなければならないことがあります。

まず、生命保険を契約している場合、その保険が貯蓄型か掛け捨て型かというところにあります。


掛け捨て型の場合は解約で損をすることはないのですが、貯蓄型の場合は損をすることがあります。


貯蓄型の生命保険の場合、保障を受けることも目的の一つですが、その他の目的が貯蓄をすることにあります。


貯蓄型の生命保険は満期まで払込めば払込んだ以上のお金が戻ってきます。

保障を受けながら貯蓄ができ、さらに払込んだ以上のお金が戻って来るので、そのメリットを求めて生命保険に加入する方が多くいます。


貯蓄型の保険は貯蓄を目的に加入しているので、途中で解約し、元本割れを起こすことが一番のデメリットとされています。


貯蓄を目的に生命保険に加入したならば、解約の前に以下のことを確認し、解約をしない方法を探してみてください。


  • 特約を見直す
  • 払い済み保険にする
  • 契約者貸付制度を検討する

以上のことを検討すれば、今の保険を解約しなくても良いかもしれません。


さらに、解約を急ぐあまり、保障の空白期間ができないようにしましょう。

生命保険を解約した時点で、保障はなくなります。

そのような時に万が一のことがあれば、保障はなく、家族に負担をかけるだけになってしまいます。


保険の見直しは空白期間ができないようにしましょう。

解約の電話以外にも生命保険の窓口に直接行く

電話で解約を申し出る以外にも、直接、窓口に出向く方法もあります。

しかし、この場合、必要書類の準備があるので二度手間をする可能性があります。


窓口に出向くとしても、前もって電話で必要な添付書類を聞いて、書類を揃えて窓口に出向いた方が良いでしょう。

保険代理店に保険相談時に解約の手続きをする

保険の代理店でも解約の手続きはできます。

最近では保険の代理店でも複数の保険会社の商品を取り扱っているところもあります。


そのような店舗では保険に関する相談を受けてくれて、相手に会った保険を紹介してくれます。


保険代理店で解約を相談しながら、自分に合った保険を探すこともできます。


そうすれば保険の空白期間をなくすことができるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

電話での生命保険を解約方法をまとめてみました。


生命保険の解約はコールセンターでアドバイスを受ければ解約できます。

しかし、解約は良いのですが、確認しなければならない事項が、「解約返戻金がある場合、元本割れをしもったいないことになっていないか」「保障の空白期間がでないか」


以上のことを気を付けながら保険の解約を進めていきましょう。

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