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【FP監修】シングルマザー(母子家庭)にとっての保険の選び方

シングルマザー(母子家庭)の方たちこそ、子供のために保険が必要なケースが多いのです。とはいっても、いくらの保障が必要なのか、どの保険を検討すれば良いのか悩みますよね。そこでプロのFPの方たちにシングルマザーにとっての保険の選び方について回答していただきました。

アンケートにご協力いただいたFPの方々(50音順、敬称略)

ファイナンシャルプランナー
下澤 純子
保険営業歴20年。現在は生命保険営業専門のコンサルタントで、保険営業さんを対象に、営業のやり方、集客の仕方を教えています。著書『働く女性がしたたかにしなやかに生き抜く仕事術』『成績のいい人はモテる人』。7月発売予定『身の丈セミナー講師入門(仮)』

FPアンケート【シングルマザーにとってのおすすめな保険とは?】

今回の記事では、現役のファイナンシャルプランナー(FP)の9名の方にアンケートを受けていただき、その回答を元に記事を作成しています。 
シングルマザー(母子家庭)の方たちは、自分で子供の生活費や教育資金を稼いでいく必要があるので、家計のやりくりはより一層しっかり検討する必要があるかと思います。

自分と子供の生活費だけで手一杯といった方も少なからずいるでしょう。


果たしてどのような保険が必要なのか、また保障はいくら必要なのかと悩むかと思います。


「保険よりまずは貯蓄!」ですが、シングルマザーの場合は、自分に万が一のことがあった場合に、子供に不自由なく生活できるほどのお金をのこすのは、ただの貯金だけでは、難しいかもしれません。


また、子供が小さいときに、自分が入院すると、入院費用だけでなく、様々な費用がかかり、さらに教育資金を十分に確保できないリスクも起こり得ます。


子供の将来のためにも、プロFPの方の「シングルマザーにとってのおすすめな保険」のアンケート結果、ぜひ最後までご覧ください。


さらにこのFPの方たちの中には、実際にシングルマザーの方もいます。


シングルマザーの方たちは、ぜひ参考にしてみてください。

各FPのコメントはほとんど原文のまま掲載しています。ぜひ参考にして見てください。(敬称略) 

FPの方たちの「シングルマザーにとってのおすすめな保険」のアンケート結果!

下の図が、アンケート結果です。


  • 定期保険:9人中8人
  • 定期預金:9人中6人 
  • 定期がん保険:9人中4人 
  • iDeCo:9人中4人 
  • 定期医療保険:9人中3人 
  • 終身医療保険:9人中2人
  • 学資保険:9人中2人
  • 終身がん保険:9人中1人 
  • つみたてニーサ:9人中1人
  • 有価証券:9人中1人
  • ケースバイケース:9人中1人

では、それぞれのFPの方の意見を見ていきましょう。

定期保険など自分に何かあったときに子供を守るための保険の必要性が高い

ほとんどのFPの方たちの意見は、「自分が亡くなったり、病気や怪我などで働けなくなったりしたときに、子供のための保険」に入ることをおすすめしていました。

子供のいない独身者と同じく定期預金iDeCoも重要という意見もありますが、それ以上に、定期保険の必要性が高いとのことでした。


また定期型は終身型よりも保険料が割安なので、シングルマザーにとってはありがたい保険となっていると言えます。


また他にも学資保険やつみたてニーサの必要性について触れるFPの方もいました。


では、FPの方たちの意見を紹介します。


  • 万一の死亡に備えるのは家計にやさしい定期保険で。

    子供を進学させたいならやはり学資保険が無難です。

    学資保険で「保険料免除特約」をつけておけば、万一母親が亡くなっても子供はその後保険料を支払うことなく、必要な時期に学費を得ることができるからです。

    一人親の経済事情は苦しいことが多いようですが、できる限り財形や定期預金で積み立てておいた方がいいです。

    (拝野 洋子)

  • お子さんのいるシングル女性は、保険料を負担する家計的余裕が少ないかもしれません。

    それに子どもの教育費も考えていく必要があるため、できるだけ負担の少ない方法がよいかと思います。

    いざという場合に備えては、比較的保険料を抑えられる定期保険がいいかと思います。

    また、将来の生活を考えると、所得控除のあるiDeCoは利用する価値があると思います。

    税金を抑えられるので、手取りを増やすことができます。

    また、比較的少ない資金でできる積立貯蓄などを利用して貯蓄する習慣をつくって、教育費などまとまった支出に備えるとよいでしょう。

    (前佛 朋子)

  • 保険は、残された家族の生活費と死後の整理費用のために入るものです。

    子供が成人するまでの間、万一に備えて死亡保障を、病気で働けなくなることも考慮して医療保険の加入がよいのではと思います。

    保険料が気になるようなら、医療保険は、がんに特化してがん保険だけでもよいと思います。

    (正田 きよ子)

  • 死亡後の子どもの養育費、教育費がかかりますので少なくとも子が独立するまでの間の定期保険、収入保障保険等が必要かと思います。

    (林 健太郎)

  • 死亡保障をメインにします。

    学校教育費と当座資金は定期保険、生活費は収入保障保険で準備してください。

    将来の教育費に備えて貯蓄をしてください。医療等には貯蓄で備えましょう。

    自力で貯蓄できないのなら学資保険に加入するのもよいかもしれませんが、金利の低い現在はお得な商品ではありません。

    また、少額でもよいので投資信託で積み立ててください。つみたてニーサを使うと、税金がかからず有利になる可能性が高いです。

    (横川 由理)

  • 子供がいれば、子供が就業できる年齢に達するまでのリスクを考得ておく必要があります。

    リスクとしては死亡、障害、傷害による入院、長期入院に対する失業などが考えられるでしょう。

    働けない期間が長引けば収入が途絶えることになり、生活に困窮することになります。

    公的な支援(生活保護や障害年金など)を受けるまでの期間も、生活費は掛かるので、その部分を保険で賄えればいいかと思います。

    終身タイプは定期タイプに比べ割高なので、死亡保障、医療保障ともに定期保険で賄えばいいと思います。

    特に、医療保険は20~30代の女性が罹患しやすい疾病について、1日当たりの入院費や治療費を保険会社のデータではなく、自分で調査することも大事です。

    (鳥海 光夫)

  • シングルマザーは経済的な理由で保険費用が捻出できない場合が多いです。

    支払いが可能であれば、終身保障をメインに考えても良いですが、目先のお金も大事
    なので、定期型の死亡保障や医療保障でも構わないと思います。

    何かあった時に、子どもと自分を守れる事が大切。

    有価証券でお金を殖やすという選択肢もあるが、資金的な余裕ができてからで構わないと思います。

    教育資金も、まずは安定的・計画的に貯められる学資保険を選択すると良いでしょう。

    (冨士野 喜子)

  • 一般的には母子家庭は経済的に厳しい場合多いので、母親が病気やケガをした時の備えや万一時の備えは確実にしておきたいものです。

    20~30歳代のシングルマザーなら子どももまだ幼いでしょうから、必要保障も大きめになるかと思います。

    しかし、シングルマザーでも個人差が大きく何が必要な保障かは一概には言えません。

    例えば、夫と離別で養育費をもらっているのかどうかや、夫と死別で保険金を受け取っているかどうかなどでも必要な備えは違ってきます。

    (松浦 建二)

シングルマザーのFPの方の経験談は特に参考にしましょう

  • 私は、シングルマザーになった時に、とりあえず保険に入らなくてはと急いで加入し、保険の仕事を始めた時にきちんと見直しました。
     
    とりあえず加入した保険は、終身保険の積立型に、医療保障がついて15000円ぐらいの保険料のものでした。 

    当時の自分には、将来の貯蓄に繋がる終身保険より大事な保障がありました。 

    「今、自分が死んでしまったら」という最大のリスクに対応した保険、そして、「今、大きな病気になり働けなくなったら」というリスクに対応した保険です。 

    シングルマザーの場合、『将来』よりも『今』のリスク対応が大事なのです。 

    死亡保険であれば、終身よりも定期保険、シングルマザーにも遺族年金はありますが、公的年金での不足分は保険で準備したいところです。

    大きな病気になり働けなくなった時のリスクに関しては、がん保険、または三大疾病保険で準備します。 

    シングルマザーは、子供と共に、保険証の範囲での窓口で支払うお金は免除されています。 

    問題は、それ以外の部分、仕事を休んだ場合の生活費の補てんです。 

    トータル的に見ると、シングルマザーの保障は、安く必要な保障額をしっかりと!といったところでしょう。

    (下澤 純子)

まとめ

いかがでしたでしょうか。  

シングルマザーの方たちは、ぜひこの機会に、子供のために保険を検討してみてはいかがでしょうか。 


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