養老保険の払い済み、保険料の支払いが困難な場合の最適な対応策

養老保険の保険料を払うのが困難な場合、解約をすると元本割れして損をする可能性が高いです。養老保険の解約の代わりにおすすめなのが、払い済みにする方法です。払い済みにするとなぜ損しなくて済むのか、その仕組みや注意点について解説します。

内容をまとめると

  1. 養老保険を払い済み保険とは、保険料を支払わなくても保障を継続できる制度のことを指す
  2. 通常の契約に比べて死亡保険金や満期金の金額は下がるが、そのままの保険期間で保障を受けることができる
  3. 養老保険を払い済み保険にすると、特約が消滅したり元に戻すことができないので注意
  4. 保険料をギリギリ支払えないという人は、特約を消すなど保障内容の見直しで対応できることも
  5. 養老保険の保障内容を見直したいという人は、養老保険の専門家に無料相談するのがおすすめ
  6. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!

養老保険の保険料が負担になっている場合は払い済み保険にしましょう

養老保険は、あらゆる保険種類の中でも、保険料が割高です。

万が一のことがあってもなくても損をしないと言うことで、養老保険は人気のある保険ですが、死亡保障と貯蓄の両方の機能を兼ね備えていることで、保険料が高く、途中で保険料の支払いが困難になるケースもあります


払い済みという方法は、そのような場合に威力を発揮します。


払い済みとはどのような方法なのかについて、見ていきましょう。


ぜひ最後までご覧ください。

払い済み保険にするとは?

払い済み保険とは、保険料の支払いを中止して、保険期間はそのままで保障を継続させる保険のことを言います。


払い済み保険にすると、契約時に比べて死亡保険金や満期保険金の金額は下がりますが、保障を継続することができます。


保険料の支払いが困難になった場合、真っ先に頭に浮かぶのが解約だと思いますが、解約の場合はその後の保障が一切なくなってしまいます。


また、家計が改善し、あらためて保険に入り直そうと思っても、健康上の理由で加入できない恐れもあります。


その点、払い済み保険に変更すれば、保険金額は下がるものの、保障は当初の保険契約の保険期間が終わるまで継続するメリットがあります。


後述いたしますが、養老保険を払い済み保険にするとメリットと同時に注意しなければならない点もあります。


保険においてなにかを選択する際、損をしないためには、正しい知識があることが重要です。


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養老保険を払い済み保険にすることで、保険料を支払わずに保障を継続することができる

保険料を支払わずに保障を継続するとは、具体的にどのようなイメージなのか、実際の数字で解説します。


たとえば、30歳男性が60歳満期、保険金額1000万円、月払保険料28,000円の養老保険に加入したとしましょう。その男性が50歳のとき、家計が苦しくなり保険料を支払うのが難しくなったとします。

ここで払い済み保険に変更すると、これ以降の保険料の払い込みは一切なくなります。


保険金額は、たとえば650万円(*)に下がりますが、60歳までずっと650万円の死亡保障は継続しますし、60歳を迎えて満期になった場合は、満期保険金の650万円を受け取ることができます。


保険料の払い込みはなくなる、保障は満期まで続くというように、解約することを考えれば、払い済み保険に変更する方がずっと有利だと言えます。


ただひとつだけ注意したいのは、払い済み保険に変更した場合、解約ではないので、解約返戻金を受け取ることはできません。

養老保険を払い済み保険にするときの注意点


養老保険を払い済み保険にすると、さまざまなメリットがあるのは、ここまでお話ししてきたとおりです。

しかし、養老保険の払い済みには注意点やデメリットもあります。


具体的に何がデメリットなのか、見ていきましょう。

満期保険金や死亡保険金などの保障額が下がる

養老保険を払い済み保険に変更した時点で、保険金額が下がります


どれくらい下がるのかは、払い済み保険に変更したときまでに、どれほど責任準備金が貯まっているかによります。


払い済み変更後の養老保険の保険金額については、契約者側では計算できないため、保険会社に問い合わせる必要があります。


払い済み保険の保険金額の目安

だいたいの目安ですが、満期時までに払い込む保険料の総額に対して、払い済み保険に変更した時点までに支払った保険料の総額の割合がどれくらいあるかで、払い済み保険の保険金額は推測できます。


たとえば、保険金額1000万円の養老保険で、満期時までに支払う保険料総額が1100万円だとして、払い済み保険に変更した時点までに支払った保険料総額が660万円であれば、


1000万円x660万円/1100万円=600万円


が、払い済み保険の保険金額の目安になります。


あくまで目安ですから、正確な金額は保険会社に問い合わせて確認してください。

特約をつけていた場合、消滅してしまうことが多い

払い済み保険に変更した場合の、もうひとつのデメリットは、払い済み保険に変更すると特約が消滅してしまうことです。


たとえば、1000万円の養老保険に、1000万円の定期保険特約と日額1万円の入院特約を付加していた場合、払い済み保険に変更することで、定期保険特約と入院特約が消滅します。


死亡保険金や満期保険金の金額が小さくなるのもデメリットですが、入院特約がなくなってしまうのも大きなデメリットと言えます。


特約がなくなって、あらたに加入し直した場合、当初養老保険を契約した時から年齢が上がっている分、保険料が高くなってしまいます。

一度払い済みにすると元に戻すことができない

保険料の支払いが困難になって、払い済み保険に変更したが、その後家計が改善したので、元の保険に戻したいと言っても、戻すことはできません。


このため、払い済み保険に変更する場合は、本当に変更が不可避かどうか熟考する必要があります


払い済み保険についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。


このように、養老保険を払い済み保険にする際は様々な注意点がありますので、決断する前に一度専門家からアドバイスしてもらうことをおすすめします。


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まとめ

養老保険を払い済み保険に変更すると、それ以降保険料を払う必要がありません。

しかも、養老保険が満期になるまで、保険金額はちいさくなるものの、保障をけいぞくさせることができます。

払い済み保険に変更しても、保険の種類は養老保険ですから、満期になれば満期保険金を受け取ることもできます。


ただ、養老保険に特約を付加していた場合、払い済み保険に変更するとその特約は消滅します。


また、一度払い済み保険に変更すると、二度と元には戻せませんから、よく考えて実行することが大切です。


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