終身保険は満期保険金が受け取れるのか?満期保険金がある保険とは?

満期保険金が受け取れる保険にはどのような保険があるのかについて解説していきます。また、終身保険とはどんな保険で、終身保険には満期保険金はあるのかどうか。貯蓄性のある保険に入るメリット・デメリットについても考えていきます。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

目次を使って気になるところから読みましょう!

終身保険では満期保険金は受け取れない?満期保険金とは

満期保険金とは、被保険者が満期時まで生存して満期を迎えることにより受け取ることのできる保険金をいいます。


養老保険や学資保険などの貯蓄性のある保険では、満期保険金が支払われることになります。


満期とは、保険契約によって定められた保険期間の満了時のことをいいます。 例えば60歳が満期の場合は、60歳の契約応答日(保険期間中に迎える、契約日に対応する日)の前日で保障が切れることとなります。

終身保険とは一生涯、死亡保障が続く生命保険のため満期保険金はなし!

終身保険とは、死亡・高度障害の保障が一生涯続き、被保険者の死亡時に保険金が支払われる保険です。終身保険は保険期間が終身であることから、必ず死亡保険の支払いが生じるため、保険料は高くなります。


また、満期保険金はありませんが保険料のかなりの部分が積み立てに回されているので、解約したときの「解約返戻金」が多く、貯蓄性も高くなっています。

終身保険と違い満期保険金の受け取れる保険とは?

養老保険や学資保険(こども保険)などの貯蓄性のある保険では、満期保険金が支払われます。終身保険では、解約返戻金は受け取れますが満期保険金はありません。

代表的なのが養老保険と呼ばれる保険!

養老保険とは、一定の保険期間内に死亡または高度障害状態になった場合には死亡保険金または高度障害保険金が、満期時に生存している場合には死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れる保険です。保険料の大部分が積み立てられる貯蓄性の高い保険であるために、保険料が高めになっています。


しかし、養老保険は一定の死亡保障を確保しながら、同時に老後の年金を準備できる一石二鳥の保険であるともいえます。

生存給付金付定期保険にも満期保険金が受け取れる内容の商品も存在する

生存給付金付定期保険は、一定期間ごとに生存給付金が受け取れる機能が付いた定期保険をいいます。


契約時に定めた保険期間中に被保険者が死亡した(高度障害になった)時には、普通の定期保険と同様に定額の「死亡保険金(高度障害保険金)」が受け取れます。また、保険期間中に被保険者が生存している時には、契約で定められた期間ごとに「生存給付金」が受け取れ、さらに満期時にも「生存給付金(満期時受取金)」が受け取れます。


一般に生存給付金付定期保険は、一定期間ごとに生存給付金が受け取れるため、普通の定期保険に比べて、保険料は割高になります。そのため、掛け捨て型の保険に抵抗のある「健康で若い世代」の方が、万一の時の保障と適度な貯蓄を兼ねて加入するケースが多いです。なお、単体(主契約)の商品としてだけでなく、主契約の終身保険などに上乗せする形で特約としての商品もあります。

貯蓄性の高い学資保険は一定の時期が来たら満期保険金が受け取れる!

学資保険とは、子どもの教育資金の準備を目的とした保険で、こども保険ともいいます。原則的に親が契約者、子どもが被保険者となり、子どもの入学期にあわせて祝い金や満期保険金が支払われます。


契約者である親が死亡した場合には、それ以降の保険料の保険料の払い込みは免除となり、その後の祝い金や満期保険金は約定どおりに支払われます。これは、保険料払込免除特則といい、学資保険の最大のメリットともいえると思います。

また、返戻率が100%を超える商品もあり、保険料の払い込み総額よりも多くなって戻ってくるのであれば、預金で教育資金を貯金していくよりもメリットがあると思われます。


医療保障を付けたり、外貨建てに出来たり、兄弟特典があったりと、各社特色がある商品を出しています。お子様の教育資金の準備を考えている方は、比較検討してみることをお勧めします。

まとめ

終身保険には、満期保険金がなく、死亡または高度障害になってからの死亡保険金の支払いのみになります。


生きているうちに満期保険金がもらえる保険としては、代表的なものに養老保険と学資保険がす。また、生存給付金付定期保険という商品もあります。


この保険は、単体でも入れますが特約で終身保険にオプションで付けることもできます。数年後の貯蓄も兼ねて保険に入りたい方は、これらの満期保険金のある保険に入って貯蓄していくのもいいでしょう。


しかし、終身保険には満期保険金はありませんが、「解約返戻金」があります。この終身保険の解約返戻金は契約後経過年数が短い場合には、全くないか、あっても極めて低額となります。払込期間中の解約では、解約返戻金が払込保険料を下回りますが、終身保険払込満了後に払込保険料の合計額を上回ることになります。終身保険は、保障を優先に、かつ、老後の足しに貯蓄したい方にも向いているようです。


養老保険や終身保険などの保障だけでなく貯蓄性のある保険は、保険料も設定されています。一概に、満期保険金があるからと保険を選ぶのではなく、ご自分の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。


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