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ペースメーカー使用者が加入できる生命保険の特徴と注意点とは

心臓の鼓動をサポートするペースメーカーですが、使用している時点で心臓に異常が生じる可能性が考えられるのでペースメーカー導入後に生命保険に加入したいとなったら利用可能な生命保険があるのか不安ですよね。今回は、ペースメーカーと生命保険についてを説明していきます。

ペースメーカーをつけていても生命保険に加入できるのか

あなたはペースメーカを装着していても保険に加入することができるのか気になって調べていることでしょう。

結論から言うと、ペースメーカーを装着している方は、生命保険への加入が難しいのが現状です。
しかし、障害があるからこそ、生命保険に加入したい方も多いと思います。

では、ペースメーカーを装着していたら、どんな生命保険にも加入できないのでしょうか?

そこで、この記事では「ペースメーカー装着と生命保険」について、
  • ペースメーカーをつけていても生命保険に加入できるのか
  • ペースメーカーをつけていても加入できる可能性がある生命保険
  • 障害者手帳と高度障害保険金について
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、ペースメーカーを装着している方が生命保険について考えるときに役立つかと思います。

是非最後までご覧ください。

ペースメーカーとは

そもそも、ペースメーカーとはどのようなものなのか?

知らない方もいることでしょう。


ペースメーカーは簡単に説明すると「心臓の鼓動リズムをサポートするもの」で、

もう少し具体的に説明すると「心房や心室のいずれか一方、または、両方をそれぞれ監視して電気刺激するもの」です。 


すなわち、ペースメーカーの機能は、拍動が一定数を下回ると電気刺激を与えますが、
拍動が維持されていれば、心臓の監視のみをしているのです。




基本的に生命保険への加入は難しい

ペースメーカーは、心臓の拍動が遅くなるような病気の方に使用します。
それは、心臓の血流を送る機能に問題があるということです。

すなわち、脳への血液循環が低下してふらつきやめまいを起こしたり、最悪意識を失ったりしてしまいます。また、身体への血液循環も不足すると、疲れやすくなるなどの症状があります。  

そのため、健康に長く生きる可能性を生命保険会社側は見出せません。

よって、ペースメーカー使用者が加入できる生命保険はとても少ないのです。 

生命保険加入時の告知では、告知義務違反に注意!

生命保険への加入には傷病歴・健康状態・職業などの告知が必要です。
告知された内容によって、生命保険会社は加入や保険料の判断をします。

もし、内容に「嘘」があった場合は、告知義務違反となります。

偽りの内容で契約できても、保険金が支払われる段階で、生命保険会社は徹底的に傷病歴などをチェックします。
そのため、告知書に嘘があると、すぐに判明してしまいます。

そうなると、保険金が支払われないどころか、保険契約を解除されてしまうこともあり得ます。もちろん、今まで払った保険料も返ってはきませんので、大きな損をしてしまいます。

そのため、告知は正しく行うようにしましょう。

ペースメーカーをつけていても加入できる可能性がある生命保険

告知を正しく行うと、入りたい生命保険に入れない可能性が高いのが、ペースメーカー使用者です。
しかし、全ての生命保険に加入できないわけではありません。

緩和型生命保険や、無選択型保険なら加入できる可能性があります。

まずは緩和型生命保険から、詳しく説明をしていきます。

引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険というのは通常の医療保険よりも「引受基準が緩和されている」保険タイプのことです。 
 

緩和される引受け基準は健康に関してのみで、職業や年収などは緩和されません。

よって、ペースメーカーを使用していても、職業などに問題が無ければ、加入できる可能性があります。


しかし、引受基準緩和型保険の告知内容に該当するものがなくても断られるケースが無いわけではありません。


それでも、保険会社によって審査基準が異なるので、1つの保険会社に断られても、他の保険会社では加入できる可能性もあります。

諦めずに色々な保険会社に相談をしてみましょう。

無選択型保険

次に、無選択型保険について説明をしていきます。

無選択型保険はメディアでも露出しており、「病歴や持病に関係なく加入できる保険」、「持病があっても安心して加入できる保険」と謳われています。

無選択型保険の特徴は、「告知なく加入可能」なことです。

要するに、健康状態や傷病歴などを告知する必要がないので、引受基準緩和型保険でも断られてしまった場合の最終手段となります。

告知なしなので「誰でも加入できる」ことが、無選択型保険の最大のメリットです。

引受基準緩和型保険・無選択型保険のデメリット

ここまでは、引受基準緩和型保険と無選択型保険の特徴について説明をしましたが、デメリットについて説明をしていきます。

ペースメーカー使用者でも断られる心配がないのは良いことですが、引受基準緩和型保険、無選択型保険同様に、「保険料が割高で保険金上限が低い」というデメリットがあります。
これは、保険という商品自体が「相互扶助」の仕組みで出来ているからです。 

しかし、保険会社によって様々な商品があります。
やはり、色々な商品を検討して、自分に合った生命保険に加入することがとても大切です。

ペースメーカーの埋め込みをすると障害者手帳が交付される

ここまでは生命保険への加入について説明をしてきましたが、ここからは障害者手帳高度障害保険金について説明をしていきます。

ペースメーカーを使用すると、1級・3級・4級のいずれかで身体障害者手帳が交付されます。

再認定は3年以内です。


認定されて障害手帳が付与されると、障害手帳認定者に対するさまざまな補助を受けることが可能になります。 


次に、その補助について説明をしていきます。

障害手帳による補助される内容

  • 所得税や住民税の排除 
  • 自動車税の免税 
  • 医療費補助 
  • 私鉄運賃割引 
  • タクシー代割引 
  • 航空会社の国際線運賃割引 
  • 有料道路通行割引 
  • 公共機関の入場料割引 
  • 携帯電話料金割引 
  • 補装具などの修理や交付 
  • 障害に合わせた住宅改造費補助 
  • 障害に合わせた自動車改造費補助 
  • 駐車禁止除外標章交付 
  • 非課税貯蓄が利用可能

などの補助対象となります。


生活のためになるので、障害手帳とその認定はあって損はありません。

ペースメーカーの埋め込みでは高度障害保険金を受け取れない

次に、高度障害保険金について説明をしていきます。

生命保険には高度障害保険金という制度があり、病気やケガで身体の機能が重度に低下している場合に保険金を受け取れます。

具体的には以下の7つの状態があります。
(生命保険会社で定められるもので、身体障害者福祉法等で定められるものとは違います。)

  • 両眼の視力を全く永久に失ったもの
  • 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
  • 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
  • 両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
  • 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

このように細かい規定があり、生命保険会社による違いも殆どないのが現状です。
そのため、ペースメーカーの埋め込みだけでは高度障害保険金を受け取ることができません。

重度障害と高度障害の違い

生命保険会社の定義する高度障害に関しては詳しく説明をしましたが、ここでは重度障害とはどのようなものなのかを説明していきます。

高度障害の内容を見て感じた方も多いと思いますが、高度障害の場合はひとりでは生きていけません。
対して重度障害の場合は、辛いかもしれませんが、何とかひとりでも生きていくことができます。

そのため、高度障害と重度障害の違いは、「意思疎通ができるか否か」「自分の意志でどの程度身体を動かすことができるか」の2つによって判断をしています。

生命保険会社による違いもありますが、具体的に言えば、
視力は0.08以下で回復の見込みがない場合や、両耳の聴力を永遠に失った場合、脊椎の奇形が永遠に残るもの、人工透析や腎移植を受けた場合、ペースメーカーを装着した場合などが重度障害に該当します。

ゆえに、ペースメーカーが必要な方は重度障害に該当をしますが、高度障害には該当をしません。

まとめ:ペースメーカーをしていても加入できる保険もある

ペースメーカー装着と生命保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回のこの記事のポイントは、

  • ペースメーカーをつけていると通常の生命保険加入は難しい
  • ペースメーカーをつけていても緩和型生命保険や、無選択型保険なら加入できる可能性がある
  • 障害者手帳はさまざまな補助を受けられる
  • 高度障害保険金はペースメーカー装着だけでは受け取れない

です。

ペースメーカーを装着していると、通常の生命保険には加入が難しいのが現状ですが、加入できる可能性がある保険も存在します。しっかりと検討をしてみましょう。
また、ペースメーカーだけでは高度障害保険金は受け取ることができませんが、それは幸いなことと考えて、他に使える特約がないかどうかも検討することが大切です。

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