生命保険の転換制度とは?変換との違いやトラブルを避ける注意点も

生命保険に加入してしばらくすると、保険会社から契約の転換をすすめられることがあります。安い保険料で手厚い保障の契約に切り替えられる、という言葉を鵜呑みにし、よく理解せずに転換してしまうと、のちに大きなトラブルに。生命保険の転換とは?注意点などを徹底解説します。

内容をまとめると

  • 生命保険の転換制度(転換契約)は新契約に前契約の積立金を充てること
  • 転換制度には基本転換・定特転換・比例転換の3種類がある
  • 転換制度はメリットもあるが、保障ダウンなどのデメリットも
  • 生命保険の転換は、保険料で損をすることがある
  • 転換を取り消したい場合はクーリングオフ
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目次を使って気になるところから読みましょう!

生命保険の転換制度と変換制度の違い!生命保険の転換には告知が必要


いまや次々と新しくお得な保険が出現していて、加入中の保険と比べるとなぜか損をした気分にさえなってしまうことはないでしょうか。


そんなときに活用できる生命保険の転換制度や変換制度をご存知でしょうか。

生命保険の転換制度とは、いま加入中の保険を下取りに出して新しい保険を契約することです。つまり現在積立ている積立金を新しい保険の保険料に充当して、今の保険料よりも少しでも安くして負担を軽くして新しい保険に加入するのです。


そして変換制度とは、いま加入中の保険を解約して種類の違った保険に変更できる制度です。もしもすでに加入中の保険に解約返戻金があれば返ってくることとなります。

  • 転換制度の方式
  • デメリットやメリット
  • チェックポイント
  • 説明義務
  • クーリングオフ制度
  • 転換制度を利用して損をする2つのケース
  • 生命保険の転換でトラブルを避けるためには保険のプロに相談しよう

以上を中心に生命保険の転換制度をわかりやすく解説していきます。

生命保険の転換制度には3つの方式がある

転換制度の特徴として同じ保険会社の商品に限られていますので、ほとんどが保険会社の担当者に持ちかけられる事が多いはずです。


そこで、転換制度の方式を理解していれば保険会社の言いなりになることもないでしょう。


まず生命保険の転換制度には以下の3つの方式がありますので、それぞれをわかりやすく解説していきます。

  • 転換価格を主契約のみにあてる(基本転換)
  • 転換価格を定期保険特約のみにあてる(定特転換)
  • 転換価格を主契約と定期保険特約のそれぞれにあてる(比例転換)

転換方式①:転換価格を主契約のみにあてる(基本転換)

1つ目の転換方式として転換価格を主契約のみにあてる基本転換をみていきましょう。


一般的に生命保険は、主契約と特約がセットとなった商品となっています。

基本転換は現在契約中の保険の積立部分を、新たな生命保険の主契約の一部に充ててその分の保険料を軽減しようということです。


わかりやすく言えば、新車を購入するときにいままで乗っている車を下取りに出しその分新車価格から差し引いてもらうといったイメージでしょうか。


これを保険に置き換えると、現在契約中の終身保険で積立てきたお金で、新しく契約する終身保険の保険料の一部を先に払っておくのです。


けれども終身保険ですから終身に渡って保障が続きますし、ここからまた積立ていきますので将来解約金も発生します

転換方式②:転換価格を定期保険特約のみにあてる(定特転換)

2つ目の転換方式として転換価格を定期保険の特約のみにあてる定特転換をみていきましょう。


定特転換は現在契約中の保険の積立部分を、新たな生命保険の特約の一部に充ててその分の保険料を軽減します


先ほどの基本転換と違って積立てきたお金で、新しく契約する終身保険の定期保険特約を買うイメージです。定期保険特約部分は主契約と違って掛捨てなので買うといった方がわかりやすいのではないでしょうか。


そのため更新までの保険料は軽減され随分安くなると思われますが、更新後には大幅に上がってしまうことになるでしょう。

そのうえ特約部分を買ってしまったのですから、主契約分は一から積立をしていくことになります。結局せっかくいままで積立てきたお金を使ってしまったということになります。

転換方式③:転換価格を主契約と定期保険特約のそれぞれにあてる(比例転換)

3つ目の転換方式として、転換価格を主契約と定期保険特約のそれぞれにあてる比例転換をみていきましょう。


比例転換は現在契約中の保険の積立部分を主契約と定期保険特約のそれぞれに充ててその分の保険料を軽減します


保険料はそこまで安くならないかもしれませんが、定特転換のように掛捨て部分にだけお金を投入しないため、主契約の積立部分の足しになりお金も残っていきます。


ただし、定特転換のように定期特約の一部を買いますので、更新時には当然保険料が上がってしまいます。そして、主契約部分の保険料は最後まで変わらないものの、基本転換に比べると主契約に充てられる金額はとても少なくなります。

生命保険の転換制度を利用するデメリットと損しないための4つの注意点


保険会社が提案してくるのならと安心してしまいそうですが、生命保険の転換制度を利用しても大損をしてしまったというようなことにはならないのでしょうか。


ここでは生命保険の転換制度を利用する際のデメリット注意点について以下を詳しくみていきましょう。

  • 対象は同じ保険会社出なければならない
  • 現在の契約は消滅してしまう
  • 転換してしまうと転換前より予定利率が下がることが多い
  • 結局保険料が上がり最終的に損をすることも

注意点①:同じ保険会社の保険商品しか対象にならない

注意点の1つ目は、同じ保険会社の保険商品しか対象にならないことです。


転換制度はもともと保険会社の営業担当者が、新しい保険を売るための制度、すなわち保険会社にとって都合のいい制度となっています。


たとえば加入中の保険料が高く、もう払込ができないから解約したいと担当者に申し出たとします。そのときに保険会社の担当者は解約をしてほしくないために、新しい保険を提案し、転換制度が利用できるので保険料は下がりますと伝えます。

そうすると契約者は負担が軽くなり、保障もつづくのならと新しい保険を契約するでしょう。


けれども、もしも解約してしまうのなら他社の保険を検討した方がもっと安く済む場合もありますので、転換制度は安易に利用しないことをおすすめします。

注意点②:新たな契約を結ぶと現在の契約は消滅する

注意点の2つ目は、新たな契約を結ぶと現在の契約は消滅するということです。


ここまで見てきておわかりだと思いますが、転換制度を利用しようとした場合には現在加入中の契約自体が無くなってしまいます。すなわち現在の契約は解約して新しい保険に契約をし直す形となります


下取りという言葉でもわかりますが、新しい車を購入するときには古い車は引取られますよね。その要領ですから保険も下取りということになれば契約は消滅します。


また新たな保険に加入しますので告知も新たにし直さなければなりません。そのため、それまでになんらかの病気になってしまっていたりすると元も子もありませんので、転換制度の利用は後先のことまで考える必要があるでしょう。

注意点③:転換前よりも予定利率が下がることが多い

注意点の3つ目は、転換前よりも予定利率が下がることが多いということです。

終身保険の主契約の部分は保険会社が加入者の保険料を元手に運用をしています。昔に加入した保険は今と比べ物にならないくらい利率も高くなっていることがほとんどです。
そのため、保険を転換すると今の利率に変わってしまいますので、主契約部分の配当も微々たるものとなるはずです。

単純に考えると、今までの保険でこれだけ積立て来れたのであれば、転換後も同じように積立られるのではと思いがちですが、銀行の利率を考えてみればお分かりになるでしょう。
保険の場合の利率は契約時のままですから、たとえ今後利率が上がったとしても今の利率が悪いため年数をかけても多くの配当は期待できません

注意点④:保険料が上がって損をすることもある

注意点の4つ目は、保険料が上がって損をすることもあるということです。


保険料は転換時の年齢で計算するため、被保険者の年齢が上がった分だけ高くなります。けれども、今の保険の積立分を下取りしてもらいますので、保険料は抑えられているはずです。ですから実際の保険料は大幅に上がっているかもしれません。


確かに新たに保険に入り直すということは、年齢がすでに上がっていますので当然保険料も上がってしまいますよね。


これら全てのデメリットを理解しておけば転換することが良いかどうかの目安となるでしょう。トータル的に考えても転換した方が自分にとって特なのかどうかを、面倒がらずに事前にきちんと確認しておくことをおすすめします。

生命保険の転換制度を利用する5つのメリット


生命保険の転換制度を利用するにあたりデメリットばかりではありません。転換制度はメリットもたくさんあります。保険の営業担当者もメリットがなければすすめては来ないでしょう。


そこでここでは、生命保険の転換制度を利用するメリットを詳しくみていきましょう。

  • 特別配当金を受け取る権利は新契約に引き継がれる
  • 契約後一定期間は解約返戻金よりも責任準備金相当額が多い
  • 元の契約の責任準備金が新契約の頭金にあてられる
  • 転換により複数の契約をひとつの契約にまとめられる
  • 新規契約よりも有利な保険料率になることがある

メリット①:特別配当金を受け取る権利は新契約に引き継がれる

たいてい転換制度をすすめられる場合は、先にも述べましたが保険料が家計を圧迫しているせいで今後払えないので解約したいと申し出た際に、保険の営業担当者がそれなら転換制度を利用しますかと提案される事が多いでしょう。


そこでメリットの1つ目として、今加入中の保険の特別配当金を受取る権利が新契約にも引き継がれるということです。


通常ならば解約してしまうとこの特別手当金を受取る権利は消滅してしまいますが、転換制度を利用すればこの権利はそのまま引き継がれるのです。


昔に加入した保険の特別配当金は、せっかく運用して得たお金なので期待したいですよね。

メリット②:契約後一定期間は解約返戻金よりも責任準備金相当額が多い

メリットの2つ目は、契約後一定期間は解約返戻金よりも責任準備金相当額が多いことです。


責任準備金に関しても契約時の利率で運用されますので、昔に契約した保険なら利率も良いため責任準備金相当額も期待できる金額と言えるはずです。けれども、転換制度を利用せず解約してしまった場合、解約返戻金だけしか戻ってきません。


そのため、責任準備金を新しい保険に充当した方が貯まった資産を有効に活用できます。契約後一定期間となっているのは、契約を行って更新までは保険料に充当することができますが、特約部分に下取り費用を充てる場合には更新されると責任準備金も使い果たしてしまうこととなります。

メリット③:元の契約の責任準備金が新契約の頭金にあてられる

メリットの3つ目は、元の契約の責任準備金が新契約の頭金にあてられるということです。


これは2つ目のメリットと同じこととも言えるのですが、解約返戻金に相当する金額と責任準備金の合計額が新しい契約の頭金に充てられますので、新しい保険の保険料がかなり軽減されるはずです。


解約をして新しい保険に同じ保障内容で加入しようとなれば、保険料はかなり上がってしまうでしょう。けれども元の契約の資産部分を下取りをしてもらい頭金にして、同じ保障内容の保険をお得な金額で新しく契約をしましょうということになります。

メリット④:転換により複数の契約をひとつの契約にまとめられる

メリットの4つ目は、転換により複数の契約をひとつの契約にまとめられることで、保険のスリム化が実現できることです。


新しい保険には昔の保険には付いていなかったような特約などもありますし、他社で契約している保険の保障内容を特約によって付随することが可能となることもあるでしょう。同じ保障を知らず知らずのうちにいくつも払っているという事態を防ぐこともできるでしょう。


もしも転換をすることによって新しい保険一つで、いくつもの保険の保障をすべてまとめられたら、保険の節約ができ大きなメリットとなるはずです。

メリット⑤:新規契約よりも有利な保険料率になることがある

メリットの5つ目は、新規契約よりも有利な保険料率になることがあることです。

転換制度を利用するとどの方法を選択したとしても、古い保険の貯まった分で将来に発生する保険料を先に支払うことでもあるわけです。すなわち新車を購入するときに頭金を先払いするイメージといったらわかりやすいでしょうか。

そのため主契約部分にかかる保険料の半分を払えたとすれば、残り半分を長期で割り振るわけですから、当然保険料は満額と比べると安くなり新規で契約するよりも有利となるでしょう。

結局転換制度を利用をすすめるには、この保険料率がグンと下がることで契約者にも利用しやすくなることからだと考えられます。

生命保険の転換でトラブルにならないためのチェックポイント


保険会社の担当者にすすめられるまま転換を選ぶ方は多いと思いますが、生命保険の転換制度を利用した人の中で、契約後に転換制度を利用したことで不利益をこうむったと言っている例がとても多いのも事実です。


そこで生命保険の転換制度を利用するにあたってトラブルにならないためのチェックポイントをみてみましょう。

  • 解約返戻金が転換によって減っていないか
  • 貯蓄の割合はどのように変化するか
  • 保険料の払い込み期間はどのように変化するか

ポイント①:生命保険の解約返戻金が転換によって減っていないか

最初のチェックポイントの1つ目としては、生命保険の解約返戻金が転換によって減っていないかどうかということです。


もしもいま加入中の保険が低解約返戻金型のような保険商品であればどのタイミングで解約したとしても、返戻金は低くなっています。


そのためいま解約すればどれくらいの金額になるかということは、保険会社の担当者の方に言えばすぐにわかるはずです。そこでその金額が安いタイミングなのかそれとも解約するに丁度良いタイミングなのかを確認しておきましょう。


多くの保険契約は、長期の契約の場合途中で解約してしまうとほとんどが損をしてしまうと考えて良いはずです。けれども、解約のタイミングなどで解約返戻金額は大幅に変わって来ますので、新しく加入するかもしれない保険についても解約返戻金のタイミングや金額を確認しておく必要があるでしょう。

ポイント②:貯蓄の割合はどのように変化するか

チェックポイントの2つ目は、貯蓄の割合はどのように変化するのかということです。


これはいままで加入している生命保険の貯蓄が、これまででいくらぐらいになっているのかを確認してもらいましょう。そして新しい保険ではこの貯蓄割合が良くなるのか悪くなるのかを数字で表してもらいましょう。


もしもこのままいまの保険を継続すれば、満期はどれだけになるのかを再度確認しておきましょう。そのうえで、新しい保険に転換したとしても変わらないのかどうかを確認する必要があります。


ただ保障内容などが変わるとそれによって保険料率や運用率も変化してくるので、そっくり比較するとまではいきませんが、将来に受取る事ができるはずの資産が減っていくようでは、新しい保険に転換する意味も無くなってしまいます。

ポイント③:保険料の払い込み期間はどのように変化するか

チェックポイントの3つ目は、保険料の払込期間はどのように変化するのかということです。


終身型の生命保険の場合、長期で契約している保険が多いため当然払込期間も30年とか終身で契約されているでしょう。

転換制度を利用して新しい保険を契約する場合には、この保険料払込期間が変わるのかどうかということも確認しておく必要があります。


いまの保険よりも払込期間が延びるのか、それとも同じ期間で保険料がお得になるのかなどを確認しておきましょう。

いまの保険より条件が悪くなるのでは転換する意味も無くなってしまいますので、きちんと確認のうえ転換を選びましょう。

生命保険の転換制度を勧めるには5つの説明義務がある


保険会社が契約者に生命保険の転換制度をすすめるにあたり、契約者に説明しておかなければならない重要項目が5つありこれは義務付けられています。


転換前と転換後にどのような違いがあるのかの説明は当然ですが、重要項目として保険会社は以下の説明をしなくてはなりません。

  • 基本となる保険金の名称と金額
  • 個別の特約名と特約保険金額
  • 保険期間および保険料払込期間
  • 保険料(主契約・特約)およびその払込方法
  • 配当方式

そのほか、契約者に予定利率が下がる場合と、保険料が引き上がることもある旨を伝えなければなりません。

さらに契約者が解約を申し出たときに、転換制度を利用するほかにも現在の契約を持続して保障を減額したり、保障の内容を見直したりできることの説明もしなければならないとされています。

ただ保険会社としては転換してもらうことで、保険会社が有利に働く場合なかなか契約者が不利になるような説明はしないため、トラブルに発展することも多く報告されています。

生命保険の転換は取り消しできる!クーリングオフ制度とは

もしもすでに転換制度の承諾をしてしまったという方のための救済措置として、クーリングオフ制度があります。


転換制度を利用して契約をしてしまったものの、よくよく考えるとやはり転換制度を契約しない方が良かったと思っている方もいらっしゃるかもしれません。


そんな方には、クーリングオフ制度を活用することで、契約を取り消すことができるかもしれません。保険会社によって違いはあるものの、一般的に保険のクーリングオフは、8日から15日の期間に手続きをすれば契約を取り消すことができます。


もう1週間は経ってしまったとあきらめる前に、たとえ申込をした後でも実際に契約になるまで時間がかかる場合もありますので、まず保険会社に確認してみることをおすすめします。


ただし以下の場合にはクーリングオフの対象外となることもありますので、確認しておきましょう。

  • クーリングオフ可能期間を過ぎてしまっている
  • 保険会社が指定した医師の診査が終わっている
  • すでに保険料を口座振り込みで支払っている
  • 自分から保険会社の担当者に転換を希望し契約している
  • 法人名義で事業や営業目的の場合

生命保険の転換制度を利用して損をする2つのケース


ここでは生命保険の転換制度を利用して損をしてしまうケースをみてみましょう。

一般的に考えると損をしてしまうのに、保険会社がすすめるのも変な話ですよね。ところが、いま契約中の保険商品によっては、大きく損をしてしまうケースがあるのです。


そこでそんな損をしてしまうケースについて詳しくみていきましょう。

  • 予定利率の高い保険に入っている場合
  • 保険期間が満了に近い場合

損するケース①:予定利率の高い保険に入っている場合

現在契約中の保険が随分と古い保険で、予定利率がとても高かった時代に契約されている保険の場合は損をしてしまいます


とにかく今の保険の予定利率を見ればおわかりだと思いますが、現在の終身保険の予定利率は0.25%程度に落ち込んでいます。けれども、20年ほど前の予定利率は3.75%~6.0%も付いている保険もありました。ということは同じ保障内容の保険に転換するとすれば、積立額ははるかに安くなってしまうでしょう。


もしも3%ほどの保険に加入していれば、その利率で積立部分は貯蓄されています。ですからお金のいるタイミングで解約した方が普通に貯金しているよりもお得ということになります。


結局同じ保障内容で保険料が安くなったとしても、将来受取れるはずのお金が減少してしまうのであれば、大きな損をしてしまうこととなります。

損するケース②:保険期間が満了に近い場合

また、保険期間が満了に近い場合には損をしてしまいます。終身保険の場合保険期間が満了しても保障は一生涯続きます。ただし医療保障などの特約が満了すなわち無くなってしまいます。


特に定期保険と終身保険がセットになっている商品の場合、終身保険の定期特約部分が更新となるタイプが多いでしょう。先にも述べていますが、特約などの医療保障部分というのは掛捨てとなっています。そして主契約の積立部分は終身ですから更新はありません。


そのため、定期特約部分の満了時期が先に来た時点で転換をしてしまうと、主契約も込みで終身保険に入ってしまいますので保険自体の単価が上がってしまうこととなってしまいます。わかりやすく言えば、保障は今のままで一生涯続くはずなのに、ここで転換してしまうと、今よりも少ない保障の保険に加入することとなり、終身部分の保障は前よりも少なくなってしまいます。

生命保険の転換でトラブルを避けるためには保険のプロに相談しよう


保険会社からの提案で生命保険の転換を選んでも、担当者からの説明が不十分だったためトラブルに発展する例も少なくありません。


たとえお得だからと提案されても、転換制度を利用するのなら、最低限自分で保障内容や転換制度を利用すればどうなるのかということは理解しておく必要があります。


そのためにはマネーキャリア保険無料相談に相談することをおすすめします。マネーキャリアには保険のプロが客観的な立場で本当にお得なのか、そして転換制度の内容まで詳しく説明してくれます


自分で理解し納得ができるのなら、保険会社の提案に答えれば良いですし、いくら相談したとしても自分では納得いかないというのであれば、違う方法を見つければ良いでしょう。

マネーキャリアの相談は無料ですから、納得いくまで何度でも相談もできますのでとても心強いはずです。

生命保険の転換制度に関するまとめ

生命保険の転換制度について、安易に契約する前に転換制度のメリットやデメリットなどをわかりやすく解説してきました。生命保険の転換には再度の告知が必要だったり、予定利率が下がってしまったりと、デメリットが多くみられました。


保険料が下がるメリットがあるというだけで、生命保険の転換制度を利用するのはあまりおすすめできません。転換制度を利用したばっかりに損をするケースもありますし、説明不足が原因でトラブルとなるケースもありますので、転換制度を利用して新しい保険の契約をする場合は慎重に行うことが大切です。


そのためにもぜひマネーキャリアの保険無料相談を活用して、あなたの資産を有効に活用できるようにアドバイスをしてもらいましょう

総合的にみたおすすめの保険相談サービスはこちらで解説しています。

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