生命保険の保障、必要額はいくら?保障必要額の計算方法を紹介!

生命保険に加入する際、必要額を把握していますか?必要額を把握することなしに生命保険を検討するのは、自分の体形を知らずに洋服を選ぶようなものです。不要な保障をなくし、自分にピッタリ合った保険にするために、押さえておきたいポイントをまとめました。

生命保険の保障、必要額はいくら?計算方法は?

生命保険に入るときに検討すべき項目は何でしょうか。


保険料、保険金額、保険期間のすべて大事な項目ですが、その中でも保険金額を検討しなければ、何も始まりません。

その保険金額を検討するには、必要額がいくらなのかを知る必要があります。


そこで今回、この記事では、

  • 生命保険の必要保障額の相場
  • 必要保障額の計算方法
  • 考えられる収入・支出の紹介

以上のことを中心にお伝えします。


この記事を読無ことで、自分の保険について保障の必要額について正しい知識を身につけましょう。


ぜひ最後までご覧ください。

生命保険で不安や疑問を感じたら、プロに相談

「生命保険について1から知りたい!」「生命保険って実際は必要なの?」


自分にもしものことがあった場合に、残された家族のために備える生命保険。


しかし、「自分に合った生命保険を選びたいけど、選ぶときのポイントが分からない」


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生命保険の必要保障額、相場はどれくらい?

いきなり自分の必要額はいくらなのかと言われても困る人も多いでしょう。


実際、周りの人はどれくらいの保険に入っているのかというと、平成27年度生命保険に関する全国実態調査によると2,423万円が相場となっています。

これを世代別に見ると、

  • 29歳以下2,405万円
  • 30~34歳3,093万円
  • 35~39歳3,050万円
  • 40~44歳3,277万円
  • 45~49歳3,287万円
  • 50~54歳3,388万円
  • 55~59歳3,175万円
  • 60~64歳2,362万円
  • 65~69歳1,799万円
  • 70歳以上1,194万円

となっています。


しかし、これは世代別の平均であり自分があてはまるわけではありません。


必要額というのは、お子様の人数によっても大きく異なります。


参考:生命保険文化センター 平成27年度生命保険に関する全国実態調査





万が一の時の保障の必要額はどのように計算する?

では、世帯主の方に万が一があったときに残された家族が必要となる金額はどのように計算していくべきなのでしょうか?

必要額の計算式は以下のようになります。

必要保障額=支出-収入見込み


支出には子どもの教育費や残された家族の生活費などがあり、持ち家の人は住宅修繕費に固定資産税も含まれます。マンションの方は駐車場代や管理費なども支出に含まれるでしょう。


収入見込みは奥様がお勤めの方は給与に加え、国から受けられる遺族年金などが考えられます。


そういったものを差し引いていくとご家庭に必要な額を算出していくことができます。




世帯主死亡後の主な支出

世帯主の方が万が一が起こった後の支出についてまとめていきます。

支出の項目は約3点。

  • 生活費・住居費
  • 教育費
  • 葬儀費用


これらを項目別にご紹介していきます。



遺族の生活費、住居費

自分に万が一のことがあった場合、遺族が生活していくためのお金が必要となります。

例えば


  • 夫45歳
  • 妻40歳
  • 子供7歳と4歳(大学卒業を独立時とする)
  • 現在の月間生活費30万円


という構成の家族を例にとって計算してみましょう。


1.末子独立までの遺族の生活資金

必要な月間生活費を現在の70%として、

30万円x12x70%x(末子の独立時年齢22歳-末子の現在年齢4歳)=4,536万円


2.末子独立後の配偶者の生活資金

必要な月間生活費を現在の50%として、

30万円x12x50%x 末子独立時の配偶者の平均余命31年(注) =5,580万円


1+ 2=1億116万円


自分に万が一のことがあっても、子供と配偶者が生活していくためには、1億116万円必要だということになります。


(注)末子独立時の配偶者の年齢は58歳。

58歳女性の平均余命は厚生労働省平成28年簡易生命表を参照。


住居費について記載されていませんが、持ち家の方は、団体信用生命保険に加入していえるケースが多いため住宅ローンは無くなります。


しかし、毎年支払っている固定資産税が発生します。


マンションの場合は車を持ってれば、駐車場代管理費なども生活費の中に入れておく必要があります。


そして賃貸の方であれば、必要生活費から家賃を考える必要が出てきます。


現在が30万の生活費であれば、70%は21万円。


21万円から家賃を差し引くと、仮に家賃が9万円だとしたら12万円で生活しなければいけなくなる

ため、賃貸の方は必要額がもう少し高くなると見込まれます。


または引っ越しを余儀なくされる可能性も出てきます。


子供の教育資金

必要な保障額は生活資金だけではありません。


子どもがいる場合は教育費も必要です。


以下、公立と私立に分けて教育費を例示してありますので、教育計画や希望に応じて計算してみてください。


【公立の場合】

  • 幼稚園67万円
  • 小学校193万円
  • 中学校144万円
  • 高校123万円
  • 大学538万円

【私立の場合】

  • 幼稚園149万円
  • 小学校836万円
  • 中学校401万円
  • 高校299万円
  • 大学682万円

葬儀資金(葬儀資金・お墓代)

いつ万が一のことがあっても必ず必要になるのが、葬儀費用お墓代です。


地域差や規模による差は大きいですが、目安としてはそれぞれ、

  • 葬儀費用約196万円
  • お墓代約286万円

くらいは見ておく必要があります。


世帯主死亡後の主な収入

必要額を計算する際、遺族の生活資金や教育資金等を単純に積み上げるだけでは、正確に計算できません。


実は社会保険など、既に準備されている資金もあるためです。


ここからは世帯主死亡後の主な収入について解説していきます



遺族年金(遺族基礎年金と遺族厚生年金)

遺族年金は、遺族基礎年金遺族厚生年金の2種類あります。


自営業の世帯は遺族基礎年金のみ、会社員の世帯は遺族基礎年金と遺族厚生年金の2つを受給できます。


遺族年金の受給資格

遺族基礎年金は、18歳以下の子供がいる配偶者に限られます。

遺族厚生年金は、子供の有無は関係なく受給できます。


遺族年金額

【子供がいる配偶者】

自営業会社員
子供3人の期間1,302,700円1,816,955円
子供2人の期間1,227,900円1,742,155円
子供1人の期間1,003,600円1,517,855円

自営業は遺族基礎年金のみ、会社員は遺族基礎年金と遺族厚生年金の合計額です。

【子供がいない配偶者】

自営業会社員
死亡時に配偶者が40歳未満の場合なし514,255円
死亡時に配偶者が40~64歳の場合なし1,098,755円

会社員で配偶者が40~64歳の場合は、遺族厚生年金と中高年寡婦加算の合計額です。


その他の収入見込

その他の収入として、一番多いのは奥様の勤務状況です。

共働きの家庭で、奥様がすでにお勤めされている場合は、奥様の収入があります。


継続して勤務ができる状況であれば、今まで通りの収入を見込むことができます。


収入の見込みがあれば、準備する必要額を減らすことは可能でしょう。


お勤めしていない方でも、お子様が成長してくるとパートや正社員で働きに出る可能性もあります。


しかし、奥様の収入も奥様が健康があって初めて考えられること


世帯主の方に万が一があったら

「妻が働きに出る」

「私が働きに出れば大丈夫」

と安易に考えないほうが良いでしょう。


奥様の収入だけではなく、貯めてきた預貯金


さらには世帯主の方がお勤めしている企業からの保障などが補てんされる企業もあります。


こちらはお勤めの企業に、一度確認しておくと安心です。


世帯主の方が万が一の時は遺族年金が受給されるため、母子家庭制度を利用することはできませんが、一部のひとり親家庭医療費助成やこども医療費の助成などは受けられる可能性は0ではありません。


お住まいの自治体に確認をとってみても良いと思います。


まとめ:生命保険の必要保障額を試算してみることから始めよう

今回は、生命保険の必要補償額について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。


この記事のポイントは

  • 必要補償額の相場は2,423万円
  • 必要保障額=支出-収入見込み で計算される
  • 世帯主死亡後の主な支出は、生活費、住居費、教育費、葬儀費用がある    
  • 世帯主死亡後の主な収入は、遺族年金、遺族の収入、預貯金がある

でした。


生命保険を考える前に「自分にはいくらの保障が必要なのか」を把握することから始めていきましょう。 


 自分に万が一のことがあった場合にいくらお金が必要なのか、すでに準備されている制度でいくらお金がもらえるのか、これらにもとづいて必要額を計算していく必要があります。 


 最近では、生命保険会社から提供されているWebシミュレーションを利用すると便利です。  


こういったシュミレーションをうまく利用して、ご家庭だけの必要額を知り生命保険の見直しや加入を検討していけば、入りすぎを防止したり、少なすぎることからの不安から脱却することができるのです。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。  




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