更新日:2020/11/14
通信費の平均っていくら?通信費の節約・削減方法を家族構成別に解説
スマホなどの携帯代や、インターネット料金などの通信費の平均は一人暮らしの場合約5,000円〜7,000円程度、夫婦の場合8,000円〜10,000円、三人家族の場合13,000円〜18,000円程度になります。通信費の平均に加え、通信費を節約する方法も解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 通信費の平均っていくら?通信費の節約・削減方法を解説
- 通信費の平均はいくら?総務省のデータから世帯構成別に紹介
- 一人暮らしの通信費の平均とは?
- 夫婦の通信費の平均とは?
- 三人家族の通信費の平均とは?
- 法人会社の通信費の平均はいくら?
- 中小企業の通信費の平均はいくら?
- 個人事業主の通信費の平均はいくら?
- 通信費の平均を安くする節約方法を紹介
- 通信費の節約方法①格安SIMを使う
- 通信費の節約方法②無料の通話アプリを使う
- 通信費の節約方法③通信費の節約のためにWi-Fiを使う
- 通信費の節約方法④不要なオプションを解約する
- 通信費の節約方法⑤契約しているデータの容量の見直しをする
- 通信費の節約方法⑥回線使用料は割引制度を利用する
- 通信費の節約方法⑦プロバイダ料金はキャンペーンを利用する
- 通信費以外の公共料金の平均も要チェック!公共料金の節約法も紹介
- スマホ通信費以外の公共料金(光熱費)の平均値は?
- 通信費以外の公共料金の節約法を紹介
- まとめ:通信費の節約法を知り、高い固定費を削減しよう
目次
通信費の平均っていくら?通信費の節約・削減方法を解説
インターネットは生活に欠かせないものですよね。
そこで、毎月支払っている通信費が他の人よりも高いのか気になっている人もいるでしょう。
もし、平均よりも高い通信費を払っているなら、少しでも節約したいですよね。それでは、通信費の平均はいくらなのでしょうか。
一人当たりの通信費は、平均で約5,000円〜7,000円と言われています。格安スマホを使ったり、Wi-Fiを利用したりすることで毎月の通信費を抑えることができます。
そこで、この記事では「通信費の平均と節約・削減方法」について、
- 世帯構成別の通信費の平均
- 法人会社の通信費の平均
- スマホの通信費を安くする方法
- 公共料金を節約する方法
以上のことを中心に解説していきます。
この記事を読んでいただければ、自分の通信費を見直す際に役立つかと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
通信費の平均はいくら?総務省のデータから世帯構成別に紹介
スマホの料金やWi-Fiの料金など、毎月かかる通信費を抑えたいと思っている人は多いでしょう。
では、平均的な家庭の通信費はどのくらいかかっているのでしょうか。
そこで、この項目では
- 一人暮らしの通信費の平均
- 夫婦の通信費の平均
- 三人家族の通信費の平均
以上のことについて解説します。
通信費の平均を知ることで、自分の通信費と比較して見直すきっかけになります。
総務省のサイトに家計における電話通信料が記載されているので、一度確認してみてはいかがでしょうか。
一人暮らしの通信費の平均とは?
一人暮らしの通信費の平均は、約5,000円〜7,000円程度です。
スマホの通信費は、ドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアを利用している場合は約7,000円程度です。
スマホ本体の料金も含まれている場合は1万円を超える場合もあります。
格安SIMを利用している場合はの通信費の平均は、約2,000円〜4,500円程度です。
また、一人暮らしの人で自宅であまりパソコンなどのインターネットを利用しない人は、自宅のインターネット回線を引いていない人もいるでしょう。
マンションやアパートによっては、無料でインターネットを利用できるところもあります。
自宅であまりインターネットを利用しない人は、自宅のインターネット回線は3,000円程度で使えます。
夫婦の通信費の平均とは?
夫婦2人暮らしの通信費の平均は、8,000円〜10,000円程度です。
夫婦2人暮らしの場合は、夫のスマホの通信費・妻のスマホの通信費・自宅のネット回線の料金が主な通信費になるでしょう。
夫と妻のスマホの通信費が4,000円〜6,000円程度、自宅のネット回線が3,000円〜4,000円程度が平均です。分割払いにしたスマホ代が残っている場合の通信費は高くなる場合があります。
もし、スマホを大手キャリアで使いたい場合は、2年縛りで利用することで機種代を割引してくれることがあるので、長く使えば安く利用できます。
また、格安スマホにする場合は、スマホ代を0%ローンで分割払いができる場合があります。
スマホの代金は安くはないので、スマホの代金も見直してみると良いでしょう。
三人家族の通信費の平均とは?
三人家族の通信費の平均は、13,000円〜18,000円程度です。
三人家族の場合は、子供が小さい場合はまだスマホを使っていないこともあるのでスマホを何台利用しているのか、自宅のネット回線を利用しているのかによって違いがあります。
子供が小さい三人家族の家庭では、毎日節約をしながら生活している家庭も多いでしょう。
毎月の支出である通信費を節約することができれば、固定費を安くすることができます。
法人会社の通信費の平均はいくら?
ここまでは、世帯構成別の通信費の平均について解説してきました。
会社では、インターネットを利用して仕事をしているところが多いでしょう。
また、企業における通信費には、電話や郵便、テレビ、インターネットなどの費用が含まれます。
では、企業や個人事業主の通信費は平均でどのくらいかかっているのでしょうか。
そこで、この項目では
- 中小企業の通信費の平均
- 個人事業主の通信費の平均
以上のことについて解説します。
中小企業の通信費の平均はいくら?
中小企業の通信費の平均は、一人当たり6,072円となっています。
企業における通信費とは、インターネットを利用するための費用以外にも、電話や郵便、テレビなどの費用も含まれます。
企業の規模によって、年間10万円ほどの会社もあれば、1億円を超える会社もあります。
企業の通信費は、固定電話や携帯電話などの電話代が半分を占めています。
そのため、電話回線やインターネット回線のプランを見直してみることで、通信費を大きく削減できるかもしれません。
個人事業主の通信費の平均はいくら?
個人事業主のみの平均金額の情報はありませんが、個人事業とプライベートで同じスマホやパソコンを使っている場合は、一人暮らしの通信費よりも安くなると予想されます。
個人事業における通信費とは、事業で使っている固定電話やスマホやパソコンを利用するためのインターネット料金、ハガキや郵便などを送るための切手代や送料などが含まれます。
先ほど、プライベートで使っているスマホやパソコンを事業でも使っている場合は、個人事業主よりも安くなるとお伝えしました。
それは、スマホやパソコンを使うためのインターネット代の一部を経費として計上できるからです。
では、プライベートと同じスマホやパソコンを使っている場合は、どのくらいの割合で経費にすることができるのでしょうか。
例えば、スマホをプライベートで6割程度、事業で4割利用している場合は、スマホの料金の4割が経費になります。
もし、完全に事業用のスマホやパソコンがある場合は、料金のすべてを経費にすることができます。
通信費の平均を安くする節約方法を紹介
ここまでは、法人会社の通信費について解説してきました。
スマホの通信費は、本体の代金も含めると1万円以上払っている人も少なくないでしょう。スマホの通信費が高いと感じている人は、少しでも料金を安くしたいですよね。
そこで、この項目では「スマホの通信費を安くする」ことについて、
- 格安SIMを使う
- 無料の通話アプリを使う
- Wi-Fiを使う
- 不要なオプションを解約する
- データ容量を見直す
- 回線使用料は割引制度を利用する
- プロバイダ料金はキャンペーンを利用する
などについて、以下でそれぞれ解説していきます。
ご自身ができそうな方法があるかどうか、チェックしてみてくださいね。
通信費の節約方法①格安SIMを使う
ドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアを利用している人は格安SIMに変えることでスマホの料金を安くすることができます。
格安SIMの最大の特徴は料金の安さです。
今まで大手キャリアでスマホを使っている人は、月に6,000円程度、もしくはそれ以上支払っている人も多いでしょう。
格安SIMにすることで、月々の支払いを1,000円〜2,000円程度に抑えることが可能です。
また、格安SIMでは料金プランがシンプルで分かりやすくなっています。大手キャリアの料金プランは複雑で多いと感じる人も多いのではないでしょうか。
格安SIMの料金プランは、一目でわかるプランばかりなので自分に合ったプランが簡単に選べるでしょう。格安SIMにはメリットがたくさんありますが、一方でデメリットもあります。
例えば、キャリアメールが使えなかったり、データ通信速度が安定しなかったりします。また、大手キャリアのサポートを受けられないので、不安を感じる人もいるかもしれません。
通信費の節約方法②無料の通話アプリを使う
無料の通話アプリを使うことも、スマホの料金を安くするポイントです。
無料の通話アプリには、楽天でんわなどの中継電話や、050plusなどのIP電話などがあります。楽天でんわなどの中継電話は、回線交換方式と呼ばれています。
回線交換方式での通話は、普通の携帯にかけることができます。
楽天でんわ以外にも、G-Callなどがあります。
また、IT電話方式には、050 plusやLaLa Callなど、050から始める電話番号を与えられて、普通の携帯にかけられるタイプがあります。
他には、Line Outなど、050番号以外で普通の携帯にかけられるタイプがあります。LINEやカカオトークなどもIP電話の一つですが、同じアプリ間でのみの通話が可能です。
同じアプリ間の通話のみが可能となるIP電話が一番節約できます。
通信費の節約方法③通信費の節約のためにWi-Fiを使う
Wi-Fiを上手に利用することで通信費を節約できます。
Wi-Fiは、駅やコンビニ、飲食店など様々なエリアで使えます。
このようなWi-Fiスポットを利用することでスマホのデータ通信を使うことなくインターネットを利用できます。スマホの通信制限がかかってしまうと、余計に料金がかかってしまいます。
また、ポケットWi-Fiを使うことでスマホのデータ通信料を少なくして料金を抑えることもできるでしょう。
コンビニや駅などで利用できる公衆Wi-Fiは、スポットも増えており無料で使うことができたりとメリットがたくさんあります。
しかし、気軽にWi-Fiに繋ぐのではなくアクセスポイント名を確認してから接続したり、パスワードの必要ないカギなしのWi-Fiスポットに接続したりすると、スマホの情報が漏れてしまう恐れがあります。
Wi-Fiスポットを利用する際は、注意する必要があります。
通信費の節約方法④不要なオプションを解約する
スマホを契約する際に、ついつい勧められたオプションをそのままつけてしまっていませんか?
このようなオプションの中には、最初のひと月は無料などのキャンペーンを行っているものも多く、後で解約すればよいと思っていても、ずるずる契約したままの状態が続いていることもよく見受けられます。
ひとつひとつは300円、500円と安くても、それが複数になるとあっという間に1,000円以上加算されてしまうこともあります。
まずは毎月の請求書などで、どのような有料オプションがついているか確認し、必要のないものは解約するようにしてみましょう。
通信費の節約方法⑤契約しているデータの容量の見直しをする
また、契約しているデータの容量の見直しも有効です。
大手キャリアの契約プランにはデータの容量による契約プランが一般的ですが、容量を超過するとその分が割高な料金になってしまう内容のものがあります。
それを避けるために、少し多めのデータ容量の契約をする方もいらっしゃるようです。 実際に契約した容量を有効に使っている場合はよいのですが、案外、それほど使っていない場合もあるようです。
その場合、使っていない容量の料金まで支払っていることになってしまいますよね。
まずは、毎月実際にどのくらいの容量を使っているかを確認し、余裕があればひとつ下の容量の契約に変えることをおすすめします。
通信費の節約方法⑥回線使用料は割引制度を利用する
通信費用に含まれる費用として、インターネットの回線を使うための使用料がありますがこれを節約するのもひとつの方法です。
例えばこの回線使用料の契約には、2年間等の契約を条件とすることで、月々の使用料を抑えられているプランがなどがあり、これを利用するとよいでしょう。
ただ注意しなくてはならないのは、2年ごとの契約更新となるので、その間に契約を解除すると違約金などが発生する点です。しかし、この点に注意すれば、月々の回線使用料を安く抑えることができます。
また、特定のサイトから申し込んだ場合にキャッシュバックがある割引制度などもあります。
特に、公式サイトから申し込むよりも多額のキャッシュバックがある場合も少なくないので、色々検索してみるとよいでしょう。
通信費の節約方法⑦プロバイダ料金はキャンペーンを利用する
また通信費用には、インターネットを接続するためにプロバイダに払う料金も含まれており、これを安く抑える方法もあります。
上の回線使用料のところでも少しご紹介しましたが、このプロバイダ料金もキャッシュバックなどのキャンペーンを展開しているところが多いです。
時期によってもキャンペーンの内容が変わったりするので、こまめにチェックするとよいでしょう。
さらに、アマゾンのギフト券などがもらえたり、最初の半年や1年などの料金が無料や割引されるキャンペーンなど、様々なものがあります。
ネットで検索するなどして、ご自身にあったものを選ぶとよいでしょう。
通信費以外の公共料金の平均も要チェック!公共料金の節約法も紹介
ここまでは、スマホの通信費を安くする方法について解説してきました。
通信費以外にも、水道光熱費も毎月の支払いがあります。通信費以外の公共料金を節約することができれば、毎月の固定費も抑えることができるでしょう。
そこで、この項目では
- 水道光熱費の平均値
- 公共料金の節約法
以上のことについて解説していきます。
スマホ通信費以外の公共料金(光熱費)の平均値は?
スマホ通信費以外の水道光熱費などの公共料金の平均は、世帯によっても違いがあります。
単身世帯の場合は、
- 水道代は3,000円程度
- ガス代は3,000円程度
- 電気代は5,000円程度
です。
2人世帯の場合は、
- 水道光熱費は約18,647円
です。
2人暮らしになっても、電気代は2人で共有できる部分が大きいので、単純に一人暮らしのときの2倍というわけではありません。
3人世帯の場合は、
- 水道光熱費は約21,835円
です。
3人世帯の場合は、夫婦2人と子供という構成が一般的です。2人暮らしのときに比べて3,000円程度の差になるでしょう。
通信費以外の公共料金の節約法を紹介
通信費や水道光熱費などの公共料金は、毎月の支払いが必要になる固定費です。
そのため、固定費を節約したいと思っている人は、通信費だけではなく、公共料金の見直しをしてみることで節約に繋がるでしょう。
水道光熱費を節約するポイントは、
- 水道の水を出しっぱなしにしない
- 使っていない部屋の電気は消す
- 使っていない家電のコンセントは抜く
です。
歯磨きをする際や、洗い物をする際に水を出しっぱなしにしている人は、こまめに水道の栓を閉める習慣をつけましょう。
1分間水を出しっぱなしにすると10リットルの水が流れていると言われています。家電はコンセントを挿したままにしていると少しずつ電気代がかかっています。
トイレの便座を温めている場合は夏になったらコンセントを抜いたり、炊飯器を使ったあとは保温はせずにコンセントを抜いて置いたりすることで電気代を節約できます。
同棲している方の光熱費についての記事がほけんROOM内にありますので、さらに詳しく知りたい方はそちらを参考にしてください。
まとめ:通信費の節約法を知り、高い固定費を削減しよう
通信費の平均と節約・削減方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のこの記事のポイントは、
- 通信費の平均は約5,000円〜7,000円程度
- 格安SIMや無料通話アプリを使って通信費を節約できる
- 水道光熱費を節約すれば固定費を抑えることができる
です。
スマホの通信費は、大手キャリアで契約するのか、格安スマホを利用するのかで料金に違いがあります。
また、自宅でWi-Fiを利用している人は、その分の料金も必要となるでしょう。
スマホのデータ通信量は適切なのか、自宅ではどのくらいインターネットを利用するのかを見直すことで、通信費の節約に繋がります。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたいマネーライフに関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。