3人家族の食費平均はどのくらい?親子が必要な1ヶ月費用はいくら?

3人家族の食費平均はどのくらいなのでしょうか?一般的に収入の15%が食費の理想と言われています。この記事では3人家族の食費平均額、幼児・子供の年齢別の家計、食費を抑えるためのおすすめレシピなどを解説します。是非最後までご覧ください。

3人家族の食費平均額はどのくらい?

毎日の生活にかかる食費は、家庭によっても異なりますが、どのくらいになるのでしょう。我が家の食費はかけすぎなのか、それともそうではないのか。他人には聞きにくいものです。

また、幼児の子供が成長して、その年代によってどれくらいの量を食べるか。また、食費がどのくらい高くなるのか。という疑問もでてきます。

では、なにを基準にしていけばよいのでしょうか。

そこで、今からご紹介するのは

  • 食費平均額は3人家族で約9万円 
  • 家計全体の15%が理想の食費
  • 親子1ヶ月の年代別食費 
  • コスパ買い物術! 
  • らくらく時短レシピ
  • 家計全体の出費の見直し  
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただいて、親子3人の1ヶ月の食費に関しての情報や家計見直しにぜひお役立てください。

3人家族の食費平均額は東京で約9万円、全国で約7.3万円

東京都総務局統計部が令和元年10月に発表した東京都内の3人家族の平均食費は「1世帯当たり1ヶ月の支出」と考えると約9万円でした。

(引用元:東京都の統計

この食費の統計は世帯主の年齢が44歳以下の3人家族の平均食費です。また統計局が調べた全国調査では、3人家族の平均食費が7.3万円と都内だけの合計に比較するとかなり安くなっています。


他県よりも東京の食費の平均が高いと感じるのは、人口の多さ生鮮食品の値段の違い、また地域での生産・消費ができないため野菜などの生鮮食品は高くなる傾向もあるからです。

世帯年齢別の1ヶ月の食費額

それでは世帯年齢により、1ヶ月の食費額はどのくらい変わるのでしょうか。

東京都総務局統計部の調査では、3人家族の世帯年齢別の平均食費は以下のとうりです。

  • 35歳未満                        :87,851円
  • 35歳~39歳                    :88,456円 
  • 40歳~44歳                    :94,572円 
  • 45歳~50歳                    :92,577円  


子供の年齢にもよりますが、世帯主の年齢が上がるにつれて供が大きくなると考えた場合、食費は増えているのがわかります。食費節約をするなら、やはり子供が小さなときの方がやりやすいかもしれません。

まずは、現状を把握して年代別の食費を参考にしながら、どのくらい節約をすればよいのかがはじめの一歩 となります。

理想の食費額は家計の15%

食費の割合を算出することで、家計全体の具体的な計画も立てられます。

NHKの番組「あさイチ」に出演され「家計再生コンサルタント」とも呼ばれるファイナンシャルプランナーの横山さんは食費は手取りに対して15%が理想ということです。


また、手取り60万円ない家庭は、家賃や光熱費娯楽費保険料などの見直しなどもおこなうことで、都内の統計調査による3人家族の平均食費約9万円に近いものになるのではないでしょうか。


東京暮らしの3人家族の1ヶ月の食費実例

東京暮らしの3人家族の1ヶ月の食費は、いくらぐらいになるのでしょうか。


  • 1歳の子供の家庭は、離乳食なので、全体的な食費はある程度抑えられます。大人1人の平均食費は、月に3万円ほどなので夫婦2人の食費と合わせても3人家族の平均以下くらいです。
  • 5歳の子供の家庭はご飯の量も離乳食時に比べると増えはしますが大人と比べると0.5倍で、こちらも平均以下です。
  • また11歳の子の供家庭では、成長期ですので1.0倍で学校給食を食べると考えても、月の食費は平均です。
  • そして17歳になると大人の1.5倍とさらに食べるようになり平均食費を上回る場合もあります。


子供が幼児の家庭の食費平均

  • 1ヶ月の食費 約65,000円  
  • 世帯構成 
  • 東京都江戸川区在住 
  • 31歳正社員の夫(手取り29万円) 
  • 28歳契約社員の妻(手取り22万円) 

朝と夜の食事は自炊をして、ご主人のお昼はお弁当と外食の半々です。 子供が1歳くらいまでは離乳食なので、食費は抑えられているようです。

料理をするときに大人のごはんと同じ食材で離乳食を作ったりするで毎月の食費が数千円ほど抑えられ平均食費よりも少ない金額になります。

子供が5歳の家庭の食費平均

・1ヶ月の食費 約70,000円 
・世帯構成 
・東京都大田区在住 
・28歳正社員の夫(手取り30万円) 
・27歳派遣社員の妻(手取り20万円) 

朝はトーストの食事やまたは、ご飯とみそ汁と夜の残り物にします。

また両親のご飯をやや多めに作り、先に子に食供べれる分だけ食べさせます。 そのため、ほぼ2人分の食費しか、かかっていないようです。

昼は奥さんが毎日お弁当を作り、夜は月1回の外食以外は、ほぼ毎日自炊しているそうです。

子供が10歳の家庭の食費平均

  • 1ヶ月の食費 :約84,000円 
  • 世帯構成 
  • 東京都世田谷区在住 
  • 33歳正社員の夫(手取り29万円) 
  • 36歳正社員の妻(手取り32万円) 


朝と夜はほぼ自炊で子供は、お昼は学校給食です。男の子だと成長期なので大人1人

分を近くご飯を食べます。


おかずを増やすより白米をたくさん食べてもらい多種類の食材を使うおかずは増やさず、大量買いできるお米を多く食べてもらいます。 また白米ではなくおかずを多めに作る家庭の場合、月の食費は9万円近くまで増えています。

子供が15歳の家庭の食費平均

  • 1ヶ月の食費 約92,000円
  • 世帯構成 
  • 東京都荒川区在住 
  • 39歳正社員の夫(手取り38万円)
  • 38歳正社員の妻(手取り33万円) 

毎日の食費が大人とほぼ変わらないくらいになります。

15歳ですと中学生なので、学校の給食がないところが多いため、お弁当か、コンビニ弁当購入かで月の食費が増減します。 また、荒川区在住の家庭ではお弁当がメインですが、お昼に使える金額を決めることで、持たせたお金以上の出費はなくなります。

子供が17歳の家庭の食費平均

子供が17歳の家庭

  • 1ヶ月の食費 約97,000円
  • 世帯構成 
  • 東京都杉並区在住 
  • 43歳正社員の夫(手取り53万円)
  • 39歳正社員の妻(手取り35万円)


子供が男の子であれば食べ盛りなので、この金額の 1.5人前ほど食費がかかる場合もあリます。


ボリュームがある献立を考え、白米・キャベツの千切り・モヤシ・豆腐などで量を増やし 夏はそうめんやうどんなどの麺類、冬は野菜も豊富にとれる鍋など食費を抑えられる献立てを作っています。                 

3人家族ができる食費を減らす節約術とは?

食費の節約は日々の買い物からはじまります。では、どのような買い物の仕方をすれば

上手に食費をやりくりできるのでしょうか。


こちらのすぐにできる食費節約方法をオススメします。 

  1. コスパの良い食材を買う 
  2. 1週間ごとに買い物をする
  3. セールや特売品を献立に使う
  4. 食材を効率よく使う
週ごとの食費を分ける】
食事に使うお金が、子供の成長とともに多くなっていくので、週ごとの食費を封筒などに分けておきます。1週間分の食費を分けることで、あといくら使えるのか、残りの金額が明確になり無駄遣いも減っていきます。

コスパが良い食材を中心に献立を決める

【安くてコスパが良い食材の一例の表】

知っているだけでも買い物がしやすくなります!

肉類豚コマ切れ肉
鶏のむね肉
100gあたり約130円
100gあたり約70円
魚類鮭の切り身
鯖の切り身
1パック約100~200円
1パック約300円
野菜類
豆腐類
もやし
豆腐
1袋10~20円
パック10~30円
果物類バナナ
りんご
1袋約100円
1玉約100円
麺類パスタ麺
そうめん
1袋100~200円
1袋100~200円
飲料天然水
麦茶パック
1本70円
1袋約150円

1週間ごとに買い物をする

食材を1週間にまとめて購入することで、メリットがたくさんあります。

多くの食材の購入するとなると量も増えますので、ご主人や子供と一緒にどんなものが食べたいかなど、みんなで考えながら買い物を楽しむことができます。また買い物をする際についつい必要ない物まで買ってしまう。ということもなくなります。


そして1週間の献立を決めてしまうことで「今日は、なにを作ろう?」と考えずに、出費も抑えられストレスフリーにもつながります。

セールや特売品を献立に使う

その日の特売品を献立に合わせることで、ずいぶんと節約にもつながります。

また毎日のチラシを見てから献立を決めるのにも役立つ「トクバイ」というスマホアプリは、その日のセール品がすぐにわかり買い物もしやすくなります。

そして 「クックパッド」が配信しているアプリでは自宅の近くにあるスーパーの特売情報を手軽に確認でき、その日の特売品のレシピも見れて便利です。


食材を効率よく使う

1つの食材で複数の料理を作ることで、食材の無駄も無くなります。

大根の場合「鶏と大根の煮物」と「大根サラダ」などができます。その日の 作りたい料理のために食材を買うと余ったときの使い道がなくなる場合もあります。

「クックパット」や「楽天レシピ」など豊富にあるレシピの中から、 冷蔵庫にあるもので献立を考えることもできます。

外食は自分へのご褒美にする

外食の回数が多くなると家計の節約にならず食費も増えてしまいますが、ときには息抜きも必要です。毎日食事を作らなくてはと、頑張りすぎたり我慢をしていてはストレスもたまってしまいます。

そこで、外食に行く回数を決めたり、記念日などで決めることで楽しみができます。何より家族のためにも日々節約をがんばっている自分への嬉しいご褒美になります。

3人家族におすすめの食費節約レシピを紹介

食費も時間も、節約ができて簡単メニューのレパートリーがふえれば料理を作るのも楽しくなります。


特売日やセールに買った鶏肉や厚揚げなどの食材が、家族も喜ぶ絶品おかずになることで、毎日の節約生活にもやる気がでます。


そこで、いまからご紹介するのは、美味しい短レシピです。

①絶品唐揚げレシピ

②簡単鶏胸肉のチャーシュー

③揚げない揚げ出し豆腐


こちらの簡単で美味しい食費節約メニュー3品をぜひ作ってみてください。

節約レシピ①:絶品唐揚げレシピ

〔材料 3人分〕

とりもも肉:500g 

キムチの素:大5

酒:大さじ1.5

塩:適量

片栗粉:適料


  1. とりもも肉を好みの大きさに切る。 
  2. 袋にもも肉、酒、塩、キムチの素を入れて揉む。
  3. 1時間位冷蔵庫に寝かせて馴染ませる。
  4. 片栗粉を入れて振り 170度くらいで揚げる。

※もも肉の大きさにもよるので、1枚にキムチの素を大さじ3〜5入れて下さい。 

節約レシピ②:簡単鶏胸肉のチャーシュー

〔材料 3人分〕
とりむね肉:500g
オイスターソース:大さじ1 
しょうゆ:大さじ2 
酒:大さじ3
砂糖:小さじ1 
生姜チューブ:2cm 
にんにくチューブ:2cm

  1. 耐熱容器にとりむね肉と調味料を入れてしばらく置く。
  2. 裏返して両面が漬かるようにする。
  3.  600Wのレンジで3分温める。
  4. 裏返して2分温める。
  5. 切ってまだ火が通ってない場合は火が通るまで温める。

節約レシピ③:揚げない揚げ出し豆腐

〔材料 3人分〕

豆腐:1丁半

片栗粉:適量 

サラダ油:大さじ3

水:150ml

麺つゆ4倍濃縮:大さじ2

みりん:小さじ3

刻みネギ:適量 

生姜チューブ:少々 


  1. まな板に挟んで豆腐の水切りをする。     
  2. ビニール袋に片栗粉と豆腐を入れて袋をよく振る。
  3.  フライパンに油を大さじ1をひき豆腐を置く。
  4. 全面を返しながら焼き目をつけ、油が足りなくなるので大さじ1を足す。
  5. つゆの素、水、みりんを入れて煮る
  6. 器に盛り、生姜、刻みネギをトッピング。


3人家族の食費・生活費は専門家にライフプラン相談する

ここまでに、さまざまな食費に関する内容をご紹介させていただきました。

生活をするうえで必要不可欠な食費ですが、生活費の一部ですので食費以外にも見直す必要性があります。
家計とは、家賃光熱費水道代通信費教育費雑費(日用品)などのほかに、保険に加入をしているのであれば保険料もかかります。

家計全体の収支を本当に無駄のないようにすることは、自身では少々難しいかもしれません。 そこでご紹介したいのが【保険ROOM相談室】です。

  1. スマホで簡単入力30秒 
  2. LINE友達追加 
  3. オンラインの日程決め 
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  5. 納得いくまで 無料でアドバイスしてもらます。将来を見据えて、教育費はどのくらい必要なのか、またはマイホーム購入に貯蓄をいくらすればよいかなど、暮らしに関わるさまざまな相談をすることができます。

まとめ:3人家族の食費平均と節約術について

3人家族の食費平均と節約術いかがでしたか。理想の家計がみえてきたのではないでしょうか。


この記事のポイント

  • 3人家族の食費平均額は約9万円
  • 理想食費は家計全体の15%である
  • 年代別の親子が必要な1ヶ月食費
  • 買い物術でコストカットできる
  • 時短レシピでらくらく調理
  • 家計全体を見直す必要性       

でした。


食費の節約は、入ってくるお金と使えるお金をしっかりと把握することが大切です。

そして、「何を」「どれくらい」使っているのか。を知ることで、本当に必要なものか

必要出でないものを判断することができます。


また、毎日小さなことからコツコツと続けていくことで目標とする理想の家計につながっていきます。さまざまな出費を調整して我が家の適正予算をつくることで、やがては家計全体のお金の倹約となっていきます。


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