同棲カップル・二人暮らしの電気代などの光熱費の平均はいくら?

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同棲カップル・二人暮らしの光熱費の平均相場は、月に電気代の平均は9,830円、水道代の平均は4,133円、ガス代の平均は5,125円が目安です。同棲カップルの光熱費の支払い方法、払い方は折半が主流ですが、収入が高い方が払うこともあるようです。生活費の内訳も含めて解説します。

同棲カップル・二人暮らしの光熱費の平均はいくら?

これから二人暮らしを始めようと思うカップルで気になるのは光熱費や家賃のことではないでしょうか。


そこで今回は同棲を検討しているカップルに読んでほしい、光熱費などのお金の話をします。

  • 二人暮らしの光熱費(電気代・ガス代・水道代)の相場
  • 同棲カップル二人暮らしの光熱費を含む生活費の内訳とは
  • 同棲中の光熱費を安くする節約方法
この記事を最後まで読んでいただければ、同棲中カップルの生活にかかる光熱費について、そして光熱費を節約する方法について知ることができるはずです。
家の名義は法律上の指定はなく、どちらの名前でも賃貸借契約の手続きができますのでご安心ください。  

ぜひ、最後までご覧ください。

同棲カップルの光熱費(電気代・ガス代・水道代)の平均

同棲を始めるとき家の名義など、特別問題なく賃貸借契約書を結ぶことができます。最初のハードルが低い分、同棲を始める前にしっかり知ってほしいことがあります。


家賃は一人暮らしの時とあまり変わらない、もしくは家賃をシェアすることで安くなる場合もあるでしょう。


しかし、光熱費は確実に上がります。今後どれくらい電気代・ガス代・水道代などの光熱費がかかるのか、その費用は折半なのか、支払いの割合はどうするのかしっかり決めておきたいですよね。


そのためにはまず、光熱費の目安を知っておく必要があります。

同棲カップルの電気代の平均

同棲カップルの電気代の平均は9,830円です。

一人暮らしの電気代の平均が4,930円だといわれていますので、ちょうど2倍ほどですね。


電気代は毎月波があり、春と秋に比べると、冬場の寒い時期が一番高くなるといわれています。外との温度差が大きく暖房機器を使うと電気代は上がります。


平均すると、春・秋は7,000円程度、夏は9,000から10,000円ほど、冬には12,000くらいまで上がります。


家にいる時間や使用する冷暖房機器、オール電化か否かによっても電気代は大きく変わります。

同棲カップルのガス代の平均

年間を通した同棲カップルのガス代の平均は5125円です。一人暮らしの平均が3,000円ほどなので、同棲したほうが安くはなります。


二人暮らしの場合、夏と冬で2,500円から3,000円ほどの差が出るといわれています。


そのほか、住んでいる場所によって都市ガスかプロパンかの違いが大きく関係します。プロパンは都市ガスの1.5倍程度高くなります。


家庭用のプロパンガス販売量は東京都・神奈川県・愛知県が多いので物件を決めるときには注意して確認しましょう。

同棲カップルの水道代の平均

年間を通した同棲カップルの水道代は4133円になります。水道代は上水代、下水代を合わせた金額になります。下水が整備されていない地域にお住まいの場合は下水道代がかかってこないため費用は安くなります。

一人暮らしの平均は2100円ほどなので水道代も一人暮らしの倍の金額相当です。


水道代は基本料金が高いので一定の金額を下回ると安くするのは難しいです。

しかし、気をつけなければぐっと上がってしまうのも水道代です。節水しようという少しの意識がとても大切です。

参考:二人暮らしの食費の平均相場はいくら?

都内で二人暮らしの平均の食費は4万円~5万円程度です。


食費の理想は収入の15%程度に抑えることが良いといわれています。


収入合計食費
25万37,500
30万45,000
35万52,500
40万60,000


一人暮らしよりも二人暮らしのほうが自炊が増える、だから食費が下がると思われがちですがそんなこともありません。二人暮らしだからこそ品数を増やし、嗜好品を購入し食費が増えるケースもあります。


少し食費が高いと感じたら自炊を増やすように心がけましょう。

自炊が苦手でも缶コーヒーを我慢して水筒を持っていくだけでも2人なら1日300円、月9,000円ほどの節約になりますよ。


同棲カップルの光熱費を含む生活費の内訳

同棲カップル1人当たりの負担
家賃10万~15万6万~7.5万
食費4万~6万2万~3万
水道・光熱費2万~3万1万~1.5万
交際費5~6万2.5万~3万
通信費1万~2万5000~1万
衣服・日用品2万1万
合計24万~34万13万~17万
生活費の中で大きな割合を占めている家賃に関しては住んでいる場所や広さによって大きく差が出ます。
広さの物件でも立地によって相場が違いますし、間取りも1LDKにするのか2LDKにするのかでどうかで大きく変わってきます。

同棲カップルの場合だと家賃は収入の4分の1以下に抑えるのが理想です。
一番大きな固定費である家賃を抑えることができると生活費全体にゆとりができます。

二人暮らしだと固定電話の必要を感じることもあるかもしれません。そうなると通信費も上がりますし、日用品も二人だと月2万円近くかかります。

同棲カップルの光熱費の支払い方法

同棲カップルの光熱費の支払いはどのようになっているのでしょうか?

男性側が払うのか?折半にしているのか?収入が多い方が支払っているのでしょうか?


まず、同棲カップルが社会人なのか、大学生なのか、社会人と大学生のカップルなのか、年齢差によっても違いが出てきます。


結婚しているのではないので財布や支払いは別々です。

2人で暮らしているのだから折半が当たり前だと思っているのはあなただけかもしれませんよ。


お互いの意思はきちんと確認しておきましょう。

光熱費の支払い方法は割り勘(折半)が主流

同棲中の光熱費の支払いは折半が主流です。

折半だと、お互いに不満がでにくく一番平等ですよね。


光熱費用や家賃の支払い専用の口座を作って毎月同じ金額を入金するようにするのか、どちらかの口座から引き落としにして、どちらかが毎月半額を手渡しするようにするのかが一般的です。


光熱費は月によって変動があるのでその都度折半というのは少し面倒ですよね。 

共通の口座をつくり、それを共通の財布とするのが一番簡単です。 

同棲カップルのうち収入が多い方が払う場合もある

光熱費に関しては、同棲カップルのうち収入が多い方が支払うケースもあります。

大学生と社会人カップルの場合、収入のある社会人のほうが光熱費を払うカップルもいます。自由に使えるお金が多い方が払えばいいという考え方ですね。


そのほか、家事の負担が少ない方が光熱費などの支払いを多く持つ場合もあります。気をつけてほしいのが、家事の負担が多い人のほうが買い物にたくさん行くので日用品代や食費など支払いがちになってしまうことです。


片方に負担がかかってばかりだといい関係は続きません。

同棲カップルの家賃の支払い方法も割り勘が多い

光熱費と同様に家賃に関しても折半と決めている同棲カップルは多いです。

特に、家賃に関しては変動がなく毎月支払う費用が一定なので折半しやすくなっています。


割り勘以外にも費用別に負担する人を決めるという選択肢もあります。


例えば、家賃と外食費用は男性側、日用品・自炊の際の食材は女性側という方法です。もちろん項目の分け方は自由なので話し合いで決めるといいですね。

同棲カップルの光熱費を安くする節約術

高熱費は家賃と違って、月によって変動があります。


一人暮らしから二人暮らしに変わると部屋が大きくなり、冷暖房も効きづらくなります。また、2人の生活リズムがずれていたり、電気をつけっぱなしにしたり、お風呂でシャワーを出しっぱなしにしたりするだけで光熱費はぐんと上がります。


しかし、同じように少し気をつけるだけで光熱費を安くすることも可能です。


我慢ばかりは嫌、難しいことはしなくない、という同棲カップルにおすすめしたい電気代・ガス代・水道代の節約術をご紹介します。


光熱費の節約術については他の記事で詳しくまとめていますので、そちらも参考にすると節約術の知識がより身につくと思います。

同棲カップルの電気代の節約方法

  • エアコンの温度を1度上げる。
  • 冬はこたつや電気カーペットを活用する。
  • 家電を新しいものに変える。
  • 料金の安い電気会社に変える。
  • 電力会社と料金プランを変更する。

同棲カップルでもめるのはエアコンの温度設定です。男性と女性で快適な温度が違っている場合は多々あります。電気代節約のためにもここは、エアコンの温度を少し上げてもらうようにしましょう。また、冬場はこたつや電気カーペット、湯たんぽなどを活用するといいですね。

最初の投資にお金はかかりますが、最新家電に買い替えると電気代が下がります。新しい電化製品は節電タイプが多いので大きな家電ほどその効果を実感することができるでしょう。

また、電力自由化で電力会社を選べるようになったので、ぜひ他の会社で電力の見積もりをしてみてください。店舗などに行かなくてもネットで簡単に手続きが完結できますよ。

同棲カップルのガス代(プロパンガス代)の節約方法

  • お風呂の時間を調節して追い炊き機能を使わない。
  • 鍋底の広い鍋を使う。
  • 保温調理や調理方法を見直す。
  • ガスバーナーの部分掃除をする。

お風呂の追い炊き機能は普通にお湯をはるよりもガス代がかかってしまいます。
同棲カップルであれば、できればお湯が冷めないうちに2人ともお風呂に入ってしまうとガス代の節約になります。

また、鍋やフライパンのサイズからはみ出た強い火にあまり意味はありません。鍋の底の大きな似合った火力で調理をすることを心がけましょう。

煮物調理なら食材にきちんと火が入ったらタオルで巻いて置いておくとじっくり味が染みます。また、煮物ではなく短時間で調理ができる炒め物にするのも節約につながりますね。

また、ガスバーナーに汚れがこびりついているとコンロが詰まってうまく火がつかなかったリ、ガスが余計に必要になったりします。
毎日の掃除が難しくても、定期的に掃除をするようにしましょう。

同棲カップルの水道代の節約方法

  • お風呂のお湯を洗濯に使う。
  • 節水シャワーヘッドを使って節水する。
  • トイレの洗浄で「大」「小」を意識する。
  • 食洗機を導入する。
お風呂のお湯は洗濯に使うようにしましょう。お湯を運ぶのが面倒だという方には専用のバスポンプが安価で販売されていますし、いま洗濯機を買うと一緒についてくる場合も多くとてもおすすめです。

また、シャワーヘッドを節水用のものに変更するのもいいです。使用量が50%ダウンするというものや手元でお湯を止めることができるものも販売されています。

ちょっとした気遣いで節約になるのがトイレの流し方です。トイレの洗浄ハンドルの「大」「小」をきちんと使い分けることで水道代の節約になります。最新のトイレ情報によると「大」は約4.8リットル「小」は約3.8リットルの水を使用します。最新のものでこれだけの差があるので古いトイレだとその差は明らかです。

最後におすすめしたいのが食洗機です。手洗いに比べて水道代などのランニングコストを含めても30%ほど節約できるといわれています。手洗いする時間まで節約できます。

まとめ:同棲カップル・二人暮らしの光熱費を節約しよう

同棲カップル・二人暮らしの光熱費やその支払い、節約方法についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?


今回の記事のポイントは

  • 二人暮らしの光熱費の平均金額
  • 光熱費は折半が主流
  • 二人暮らしの生活費の内訳
  • 電気代・ガス代・水道代の節約術
でした。

長く一緒に暮らすためにも必要なことばかりです。
光熱費の節約方法はぜひ今日から試してみてくださいね。

ほけんROOMではほかにも読んでおきたいマネーライフに関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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