一人暮らしの食費は1ヶ月平均でどのくらいかかる?目安はいくら?

一人暮らしの食費の平均は1ヶ月で約4万円です。また平均として1ヶ月の食費は、女性よりも男性の方が1万円ほど多く食費がかかり、大学生よりも社会人の方が1万円ほど多くかかります。この記事では、一人暮らしの食費の平均額と、1ヶ月の食費目安別の節約術を解説します。

一人暮らしの食費の平均はどのくらい?

一人暮らしをしていると、食費をはじめとする生活費が色々とかかり、貯金が難しいですよね。


特に、食費は毎日かかり、支出割合も大きいことから、もう少し節約したいと考える人も多いのではないでしょうか。


実は、一人暮らしの食費は自炊や手作り弁当を持参することで、大きく節約できるのです。


この記事では、

  • 一人暮らしの1ヶ月の食費平均
  • 食費平均を男女・年代・勤労状況別に比較
  • 食費を節約するポイント
  • 一人暮らしの食費別にみた節約術
  • 食費節約のための食材選びや買い物方法
  • 一人暮らしの食費・生活費などを相談する方法 

について、解説していきます。


この記事を読んでいただければ、一人暮らしの1ヶ月の食費平均が把握でき、自炊の仕方や食材の選び方など、ポイントを押さえた節約術が身につくと思います。


ぜひ、最後までご覧ください。

一人暮らしの食費の平均は1ヶ月約4万円!

総務省統計局「家計調査」によると、2019年の一人暮らしの食費平均は1ヶ月あたり約4万円となっています。


ここでは、家計調査のデータをもとに、一人暮らしの食費について、男女別年代別勤労状況別に見て差異を分析し、属性別にどのような食生活を送っているか考察していきましょう。


以下の内容について説明していきます。

  • 男女別:食費・消費支出の平均比較
  • 年代別:食費・実収入の平均比較
  • 勤労状況別:食費・消費支出の平均比較

一人暮らしの食費平均比較:男性と女性

一人暮らしの1ヶ月あたりの食費・消費支出平均を女性・男性別に見ていきましょう。

項目男性女性
食料計44,46636,729
魚介類1,7742,440
肉類1,6672,341
乳卵類1,2881,996
野菜・海藻2,4004,532
果物9491,974
調理食品8,1475,279
酒類3,007944
外食15,4397,238
消費支出(※)168,721159,473

e-Stat「家計調査/家計収支編/単身世帯/2019年」(2.男女,年齢階級別)


※食費の内訳は一部抜粋です。


男女別の食費平均を比較すると、男性の方が女性よりも約7,700円高くなっています。内訳を見ると、男性は調理食品・外食費が高いのに対して、女性は魚・肉・野菜などの生鮮食品費が高いです。女性は自炊をしているために食費が抑えられていると考えられます。


※消費支出には以下の項目が含まれます。

  • 食料
  • 住居
  • 光熱・水道
  • 家具・家事用品
  • 被服及び履物
  • 保健医療
  • 交通・通信
  • 教育
  • 教養娯楽
  • その他の消費支出

一人暮らしの食費平均比較:20代・30代・40代

一人暮らしの1ヶ月あたりの食費・実収入平均を勤労者世帯の年代別に見ていきましょう。

項目~34歳35~59歳
食料計43,84846,703
穀類1,6112,663
魚介類5311,519
肉類1,0231,889
野菜・海藻1,1982,493
調理食品6,6998,813
酒類9883,057
外食22,69515,645
実収入332,533401,688

e-Stat「家計調査/家計収支編/単身世帯/2019年」(2.男女,年齢階級別)


※食費の内訳は一部抜粋です。


実収入は35~59歳の方が34歳以下に比べて、7万円弱多いですが、食費の差は小さいです。


35~59歳は穀類・魚・肉・野菜などの生鮮食品費や調理食品費が高いことから、自炊・中食など自宅内での食事が多いようです。一方、34歳以下は外食費が高く、自宅外での食事が多いようです。

一人暮らしの食費平均:大学生

一人暮らしの1ヶ月あたりの食費・消費支出平均を勤労状況別に見ていきましょう。

項目勤労者勤労者以外(学生など)
食料計44,34836,725
魚介類1,3192,839
肉類1,6092,397
乳卵類1,2322,048
野菜・海藻2,1994,730
果物7892,124
 調理食品7,7315,623
 外食17,0125,747
消費支出181,784147,639

e-Stat「家計調査/家計収支編/単身世帯/2019年」(1.実数,構成比,増減率,寄与度)


※食費の内訳は一部抜粋です。


勤労者以外(学生など)は生鮮食品費が高く、外食費が低いことから、自炊をして食費を抑えているようです。


また、全国大学生活協同組合連合会「第55回学生生活実態調査 概要報告」によると、2019年の大学生一人暮らしの1ヶ月の食費平均は、26,390円となっています。

一人暮らしの食費は家計の15%が理想!節約するポイントは?

一人暮らしの食費は手取り額の15%程が理想の金額と言われています。例えば、手取り20万円の社会人の場合、食費の目安は3万円程になります。


食費を抑えるためには、ポイントを押さえて効率よく節約することが大切です。食費を浮かすために朝食を抜かしたり、偏った食事を続けたりすると、健康を害する恐れがあるので、注意しましょう。


ここでは、以下の内容ついて説明していきます。

  • 昼食を自炊にすると1ヶ月の食費が2万円以下も可能
  • 家計簿をつけて日々の食費をチェックする
  • 食費に占める割合は意外と昼食が大きい

昼食を自炊すると食費が1ヶ月2万円以下になる?

一人暮らしで自炊メインの生活を送ると、食費を1ヶ月2万円以下に抑えることも可能です。夜食を多めに作って、翌日のお弁当にすると、節約になるだけでなく、料理の手間も時間も省略できます。


自炊メインで1ヶ月2万円以下の食費例は以下のようになります。

1日1ヶ月
100円3,000円
250円7,500円
310円9,300円
合計660円19,800円

昼を外食にした場合は700~900円、コンビニ・スーパーなどで購入した場合は500~700円程かかりますが、自炊でお弁当にすると250円程度に抑えられるでしょう。

家計簿で日々の食費をチェック

一人暮らしの食費は手取り額の15%程が理想です。手取り20万円の人は食費を3万円程度に抑えましょう。


食費がどれくらいかかっているかを知るには、家計簿をつけることが大切です。家計簿を細かく書くのが面倒な人は、レシートを貼るだけの方法家計簿アプリを使用する方法で簡単につけられます。


家計簿をつけると、自分がどのような買い物をしているかを把握でき、改善策を見つけやすくなります。


例えば、ペットボトル飲料を買いすぎていると思ったら水筒を持参するようにしたり、コンビニでお菓子を買いすぎている傾向があれば、スーパーでお得なファミリーパックを購入して持参するなどの対策がとれるでしょう。

食費に占める割合は昼食が大きい

一人暮らしの社会人は、昼食に外食をする人も多いと思いますが、毎日のように続けていると、大きな出費となるので注意が必要です。


昼に外食をすると、1回に付き600~900円程度は必要になるでしょう。週休2日で月22日出勤した場合、昼食のすべてを外食にすると月13,200~19,800円程かかってしまう計算になります。


昼食を節約するには、外食の代わりに手作り弁当を持参するのがおすすめです。前日の夜食を多めに作って残り物を弁当箱に詰めたり、冷凍食品を詰めたりすれば、1回に付き、150~300円程度の費用に抑えられます。


月22日すべて手作り弁当にした場合、3,300~6,600円程しかかからず、すべて外食の場合に比べると、9,900~13,200円程の節約になります。

一人暮らしの1ヶ月の食費目安別に節約術を解説!

一人暮らしの1ヶ月の食費を金額別に分けて、内訳や節約術を見ていきましょう。


食費別の自炊・外食費の目安は以下のようになります。

1ヶ月の食費自炊費外食費
3万円15,000円14,000円
2万円16,500円3,450円
1万円9,900円0円

食費を安くするためには、自炊の割合を増やして、外食費を抑えることが大切です。食費3万円は自炊と外食が半々くらいでも問題ありませんが、2万円ではほぼ自炊、1万円では全てを自炊にする必要があります。


以降の章では、食費別の内訳や自炊・外食の日数目安をご紹介し、節約術についても説明していきます。

食費1ヶ月:3万円

一人暮らしの1ヶ月の食費を3万円に抑える場合の内訳を見ていきましょう。

内訳
自炊100円×30日=3,000円
自炊250円×20日=5,000円
外食600円×10日=6,000円
自炊350円×20日=7,000円
外食800円×10日=8,000円
合計29,000円

昼・夜それぞれ週5日程の自炊が必要ですが、週2日程は外食しても問題ないでしょう。ただし、昼の外食費は600円程度、夜の外食費は800円程度に抑える必要があります。

食費1ヶ月:2万円

一人暮らしの1ヶ月の食費を2万円に抑える場合の内訳を見ていきましょう。
内訳
自炊100円×30日=3,000円
自炊200円×27日=5,400円
外食500円×3日=1,500円
自炊300円×27日=8,100円
外食650円×3日=1,950円
合計19,950円
自炊をメインに行い、外食は昼・夜それぞれ月3日程度にする必要があります。一食分の自炊費は200~300円程度、外食費は500~650円程度に抑えましょう。

自炊では様々な調理に活用できる安価な食材を選び、ボリュームのある献立を考えましょう。カレー・肉じゃが・焼きそば・お好み焼きなどは簡単に作れて、野菜もたんぱく質も摂れるのでおすすめです。

食費1ヶ月:1万円

一人暮らしの1ヶ月の食費を1万円に抑える場合の内訳を見ていきましょう。
内訳
自炊50円×30日=1,500円
自炊100円×30日=3,000円
自炊180円×30日=5,400円
合計9,900円
外食をせず、自炊も節約して一食あたり50~180円程度に抑える必要があります。

朝はパンの耳だけにしたり、昼・夜の時間帯に飲食店でアルバイトをして賄いを食べることで食費をかなり抑えられるでしょう。

ただし、食費を抑えることを意識しすぎて、食事自体をとらなかったり、偏った食事ばかりになると、健康を害する恐れがあるので注意してください。

一人暮らしにおすすめの食費節約のための食材の選び方

一人暮らしで自炊する際の食費節約術食材の選び方について見ていきましょう。


節約術では、食材の買い物を週に一度まとめて行う方法や多めに調理して冷凍保存したり、翌日のお弁当にする方法などを説明します。食材の選び方では、様々な調理に活用できる安価でお得な食材を一覧でご紹介します。


以下の内容について説明していきます。

  • 献立を決めて1週間に一度だけまとめ買いをする
  • 様々な調理に活用できて使い回しのきく食材を選ぶ
  • 安くてお得な食材の価格目安と調理法

献立を決めて、1週間に一度まとめて買う

食費節約のためには、1週間の献立を決めてからスーパーなどで食材をまとめ買いするのがおすすめです。

スーパーへ行く頻度が多いと、余計なものまで購入してしまうことがあるため、1週間に1度など頻度を減らして計画的に買い物をしましょう。その際、買物メモを持参して必要なものだけ選ぶようにすると、無駄遣いを避けられます。

スーパーに行く日は特売日やポイントが多くつく日にすると、お得になります。また、総菜が値引きされる夜の時間帯に買い物するのもおすすめです。

使い回ししやすい食材を使う

一人暮らしの自炊では、食材を余らせてしまう可能性があるので、様々な調理に活用できて使いまわしのきく食材を選ぶのがおすすめです。

以下に挙げる食材は様々な料理に活用できたり、調理なしで食べられるものもあるため、重宝するでしょう。
  • 炭水化物:米・パン・うどん・パスタ
  • たんぱく質:肉類・魚類・豆腐・チーズ・卵
  • 野菜:じゃがいも・にんじん・たまねぎ・キャベツ・ピーマン
  • 加工品:鯖缶・魚肉ソーセージ・ちくわ・ハム・ベーコン
料理する時は一度に大量に作り、冷凍保存して複数日に分けて食べたり、翌日のお弁当に詰めると、節約になるだけでなく、時間と手間も省略できます。

安くてお得な食材

一人暮らしの自炊では、安くて栄養価が高く、様々な料理に使いまわせる食材を選ぶのが良いでしょう。


おすすめの食材は以下の通りです。

食材価格目安調理法
もやし1袋10~20円焼きそば・炒め物
豆腐1丁30~40円冷奴・麻婆豆腐
豚ばら肉100g100円~野菜炒め
鶏むね肉100g60円~親子丼
しめじ100円前後汁物・炒め物
納豆3パック70~150円納豆ご飯
キャベツ半玉100円~お好み焼き
じゃがいも1個25~35円肉じゃが
人参1個35~45円カレー・シチュー
たまねぎ1個35~45円牛丼
1パック100~200円ハムエッグ

上記の食材は煮る・焼く・炒めるなどの基本的な調理はもちろん、様々な食材や調味料を組み合わせてアレンジ料理もできます。


これから自炊を始めたいという人は、カレー・シチュー・野菜炒め・焼きそば・お好み焼きなど簡単なメニューから作ってみると良いでしょう。


野菜炒めやお好み焼きなどは多めに作って翌日のお弁当にすると、さらに節約になります。

一人暮らしの食費・生活費を専門家にライフプラン相談する

一人暮らしの食費・生活費のほか、暮らしにまつわるお金のことを専門家に相談したい場合は、ほけんROOMの相談サービスを利用するのがおすすめです。 


相談サービスでは、現状の家計の見直しや将来に向けた貯蓄・資産運用について、お金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)に無料で相談ができます。


また、今後のライフイベント(結婚・出産・住宅購入など)で必要になるお金に関して、ライフプランを提案してもらえるので、先の見通しを立てやすくなります。


なお、2020年4月より新型コロナウイルス(COVID-19)対策として、ビデオ通話アプリを活用したオンライン相談サービスが一部エリアより展開されています。時間や場所を選ばず、自宅にいながらオンラインで気軽に相談できるので、ぜひ活用してみてください。

まとめ:一人暮らしの食費平均について

一人暮らしの1ヶ月の食費平均ついて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 一人暮らしの1ヶ月の食費平均は約4万円
  • 食費平均は性別・勤労状況別で差が見られる
  • 自炊や家計簿をつけることで食費を節約できる
  • 食材の購入は週に一度まとめ買いをする
  • 使いまわしのきく安価な食材を選ぶ
  • 食費や生活費についてFPに無料相談できるサービスがある

でした。


一人暮らしの食費は、自炊をしたりお弁当を持参することで節約ができます。食材の買い物は週に一度まとめて行い、様々な料理に活用できる安価な食材を選ぶと良いでしょう。


食費や生活費などお金に関する相談は、ほけんROOMが提供するFPとの無料相談サービスを利用するのがおすすめです。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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