4人家族の食費平均はいくらくらい?1ヶ月の目安はどのくらい?

統計によると一般家庭の4人家族の食費平均は毎月7万円から10万円ほどどなっています。家計の15-20%程度に収めるとバランスが良いです。この記事では4人家族の食費平均額や中学生、高校生がいる家庭の方も出来る節約術を解説します。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

4人家族の食費の平均はどのくらい?1ヶ月の目安は?

子供が大きくなるにつれ、どんどん増えていく食費。我が家の食費は他と比べると多いのか少ないのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。


食費はどのくらいを目安にしたら良いのか、また、食費を抑えたくてもどうすればいいのかわからないという場合もあり、食費に対する悩みはつきません。


周りの人に聞きたくても、リアルなお金のことは仲の良いお友達であっても聞きづらいものですよね。


そこで、一般的な4人家族の食費について、

  • 子供の年代別食費平均
  • 収入からみる食費の目安
  • 効果的な食費の節約術
  • 食費以外の支出の見直し
  • 専門家への相談

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただくことで、収入に対しての適正な食費の目安を知っていただき、家計の見直しに役立てていただけるかと思います。


ほけんROOMでは5人家族の食費の平均についても解説しているため、是非参考までにご覧ください。


4人家族の食費平均はいくら?中学生や高校生の家庭は多い?

両親と子供2人という一般的な4人家族では、どのくらいの食費がかかっているのでしょうか。


そこで、2018年に総務省統計局が発表した「2人以上の世帯の食費平均」から、4人家族の食費平均を考えてみます。


発表された2人以上(平均2.98人の世帯人数)の世帯の食費平均は以下になります。

月平均 73,977円

但し、これは外食(12,247円)酒類(3,138円)を含んだ数値です。家庭内における食費を知りたいので、これらを除きます。


すると、家庭内における食費平均は、

月平均 58,592円

ということがわかります。


この平均を元にして、子供の年代ごとの食費平均を解説していきます。

幼児・小学生がいる4人家族の食費平均

幼稚園や保育園、または小学生といった小さい子供を2人もつ4人家族の場合、子供は大人に比べると食べる量は少ないかと思います。そのため、子供2人で大人1人と考えます。


1人あたりの平均食費

2人世帯の平均食費が月平均58,592円なので、1人あたりの平均食費を計算すると

58,592円÷2.98人=19,661円

19,661円が1人あたりの平均食費です。

ここでは、約19,000円として考えていきます。


幼児・小学生の子供2人をもつ4人家族の食費


幼児・小学生の子供2人と大人2人の食費を計算します。

子供は2人で大人1人なので、大人2人と併せて大人3人分とすると、

19,000円×3人=57,000円

幼児・小学生の子供をもつ4人家族の平均食費は、月平均57,000円ということがわかりました。

中学生の子供がいる4人家族の食費平均

中学生2人、大人2人の中学生の子供をもつ4人家族の食費平均はどのくらいかかっているのでしょうか。


中学生は体も一気に大きくなり、食べる量も大人顔負け。特に運動部に所属する男の子の食べる量は、小学生の頃と比べると驚くほど増えるので、食費の見直しを考える方が多い時期ともいえます。


中学生の食費平均

大人と同じくらい食べるので、中学生の食費は大人と同じとして計算します。


中学生の子供2人をもつ4人家族の食費平均

先程算出した、1人あたりの食費平均を使用して、中学生は大人と同じ、つまり大人4人と考えると、

19,000円×4人=76,000円


中学生の子供2人をもつ4人家族の食費平均は、月平均76,000円ということがわかりました。

高校生の子供がいる4人家族の食費平均

高校生2人、大人2人の4人家族の食費はどのくらいかかっているのでしょうか。


高校生はまだまだ成長期です。食べ盛りなので中学生よりさらに食べるようになっていることと思います。男の子をもつご家庭では、炊飯器をより大きな物に買い換えたなどよく耳にします。


中学生の食費平均

中学生よりさらに食べ盛りと考えて、高校生の子供の食費は大人の1.5倍として計算しましょう。


中学生の子供2人をもつ4人家族の食費平均

高校生の子供1人の食費は

19,000円×1.5=28,500円

2人なので、

28,500円×2人=57,000円

高校生2人の食費は57,000円ですね。これに、大人2人の食費平均を足します。

38,000円+57,000円=95,000円

高校生の子供2人をもつ4人家族の食費平均は、月平均95,000円かかっているということがわかりました。

一般家庭の4人家族なら1ヶ月の食費平均が8万円でも高くない

前項で算出したデータをまとめると、以下のようになりました。
子供の年代食費平均(月)
幼児・小学生57,000円
中学生76,000円
高校生95,000円
この表を見ると、子供がまだ小さい幼児や小学生のご家庭でも平均6万円近くかかっていることがわかります。成長期で食べ盛りの中学生で7万円以上、高校生ともなると9万円は超えるようです。

都市部と地方など住んでいる地域における物価の差や男女差、個人差もありますが、食費としてこのくらいを目安に考えておきたいですね。

以下では
  • 4人家族の1ヶ月の食費が3万円は無理
  • 収入を元に考えた食費
  • 食費に含まれるもの
  • 1人あたりの食費
について詳しく解説していきます。
読んでいただけると、予算を立てる際にお役に立てるのではないでしょうか。

四人家族の1ヶ月の食費が平均3万と言われるがそれは神話

節約雑誌などを見ると、「4人家族で1ヶ月の食費が3万円」という記事を目にします。

はたして4人で3万円は可能なのでしょうか。


現実の状況

現在は物価も年々上がっており、4人家族ではお米だけでも月に5千円~1万円ほどかかります。また、1ヶ月3万円を1日当たりにすると千円ですね。千円で米、肉、魚、野菜とさらに調味料まで購入するのは至難の業といえるでしょう。


食費が1ヶ月3万円は神話

ご両親からお米や食材の援助がある、または畑を持っていて野菜は買わないなどという環境であれば可能かもしれませんが、それはとてもレアなケースです。


現在の一般家庭ではとても4人で3万円はまず難しいでしょう

収入から食費の目安をシュミレーション

収入によって、食費にかけられる金額は変わってきますよね。


他にも住んでいる地域、家族構成でも違いがありますが、ここではひと月の手取りが50万円の場合を例にして、理想な家計の割合を表にまとめてみました。

内訳支出割合(%)支出金額(円)
住宅費30150,000
食費1575,000
水道光熱費420,000
日用品210,000
こづかい525,000
被服費315,000
医療費315,000
通信費315,000
教育費315,000
趣味・娯楽費525,000
交際費525,000
保険料420,000
その他315,000
貯蓄1575,000
100500,000

表からわかること

この表からわかるように、収入が50万円のご家庭での理想的な食費は75,000円であり、収入に対する割合は15%です。この75,000円は、ほぼ子供が中学生2人の4人家族の平均食費ですね。もし、高校生2人になると、平均食費は95,000円なので、収入の19%となります。


収入に対する理想的な食費の割合

このことから食費は収入の約15%から20%に収めると家計の理想的な割合に近づきバランスが良いことがわかります。収入はご家庭によって様々ですが、食費の目安を収入の15%から20%にするとわかりやすいですね。

そもそも食費に含まれているものは?

食費とは

食費といわれるものには、何が含まれているのでしょうか。

  • 家庭で作る料理に使われる食材(米、パン、肉、魚、野菜、豆、きのこ類、調味料など)
  • 子供のおやつや嗜好品(菓子、デザート類など)
  • 家庭で飲む飲料(茶、牛乳など)

一般的に以上のものが食費に含まれます。家庭で料理して食べる内食食材費が食費の多くを占めるでしょう。


中食費、外食費の扱い方

できあがった惣菜や弁当を家に持って帰って食べる中食を食費に含めるのか、含めないのかは線引きが難しく、ご家庭での判断が必要になります。


また、外食は食費に含むと、予算オーバーになりがち。どのくらいを内食の食材費として使えるのかわかりにくくなります。そのため、外食費として別に分けておくと予算を立てやすく、また守りやすくなるでしょう。

一人あたりの食費の目安

1人あたりの食費の目安を知っておくと、予算が立てやすくなります。

そこで、食費平均を目安とすると現実の数値を見ることができ、わかりやすいのでおすすめです。


1人あたりの食費平均

そこで、2018年に総務省統計局が発表した「2人以上の世帯の食費平均」を見ると、 2人以上(平均2.98人の世帯人数)の世帯のひと月あたりの食費平均は73,977円でした。


但し、これは外食(12,247円)酒類(3,138円)を含んだ数値ですので、これらを除くと、家庭内における食費は、
月平均58,592円ということがわかります。 


次に1人当たりの食費を計算します。上の食費平均は平均2.98人の世帯の平均なので、1人当たりの食費平均は

58,592円÷2.98人=19.661円

約19,000円と算出されました。


1人あたりの食費の目安

この食費平均を元にすると、1人あたりの食費は1ヶ月19,000円を目安にしたらよいことがわかりますね。




4人家族の1ヶ月の食費を上手に節約するには

食費の目安はわかりましたが、どうやって予算オーバーを防いだら良いのでしょうか。


食べ盛りの子供に我慢させるわけにもいきません。子供には、バランスのとれた食事をお腹いっぱい食べて欲しいですよね。しかし毎日忙しく、料理に時間をかけることも難しいと食費の節約は難しいものに思えてきます。


食費の節約に効果的は方法はあるのでしょうか。


  1. 食材は都度買いよりもまとめ買い 
  2. 献立は特売品を中心に 
  3. 節約1回の買い物の予算を決める

以上のおすすめの方法を3つ詳しく解説していきます。


日常の買い物を少し気をつけて行うだけで、簡単に効果的な節約ができるのでぜひ試してみてください。自分にあった方法をみつけて上手に節約したいものですね。

食材を買うのは1週間一度まとめ買い

食費がオーバーしがち、という方は、そのとき必要な物を買いにたびたび買い物に行っていませんか。そのような都度買いは、予算を超える原因になることがあります。


都度買いが予算オーバーの原因

牛乳だけを買いに行ったつもりが、安い物を見つけると「あ、安いから買っておこう。」と必要もないのに手に取ってしまい、レジに並ぶときにはカゴ一杯、そんな経験はありませんか。買い物に行くとついつい必要のないものまで買ってしまうので、買い物に行く回数を減らすだけで、買う量が減って節約に効果があるのです


まとめ買いがおすすめ

食費を節約したいのなら、食材はまとめ買いが効果的です。


1週間に1回まとめ買いをして、その1週間はそれだけで過ごすようにします。足りない食材があったとしても、別の物で代用したり工夫して作りましょう。すると無駄な買い物が減るので、食費が予算内で収まるようになります。

特売品を中心に献立をつくる

毎日の献立は主婦の悩みの種。献立を考える時、何を元に考えていますか。自分の食べたいもの、子供の好きなもの、テレビで見たなど献立の元は様々ですよね。


節約できる献立の立て方

献立を考える元のひとつに特売品を加えてみましょう。


チラシを見て、またスーパーに買い物に行って安くなっているもの、特売品を中心に献立を考えると、自然と食費は減るので上手に節約できるといえるでしょう。


例えば、買い物に行った日が鶏もも肉が安かったとすると、唐揚げ、照り焼き、煮物と3日ほど安い食材を使用したメニューにします。また、ゴボウも安いならきんぴらゴボウ、煮物、ゴボウサラダと副菜も特売品を中心に考えます。


特売品を使った献立のポイント

安い食材を多めに購入して、その食材を積極的に使ったメニューにします。


そして、大事なのは使い回すこと。安くても余って腐らしてしまっては無駄ですね。上手に使い回して使い切ることで、食費はぐんと節約できます

1回の買い物金額を決める

買い物に行くとついつい目に付いたものを買ってしまって、月末には食費オーバー。ということはありませんか。スーパーに行くと、おいしそうなもの、安くなっているもの、誘惑はたくさんあります。


買いすぎを防ぐ方法

買いすぎを防ぐために効果的な方法が、1回の買い物の金額を決めることです。


金額を決めて守るだけで節約

1ヶ月の予算から1回の買い物の金額を決めましょう。そして、この金額を守るように気をつけて買いものをするだけで、買いすぎを自然と防ぐことができるのです。


4人家族なら食費以外の平均支出を減らすのもおすすめ

手のかかる小さい子供がいてなかなか料理に時間をかけることが難しかったり、育ち盛りの子供がいて食費は削れないなど、食費を節約することが難しい場合があります。そんなときは、食費以外の支出を見直してみませんか。


見直しが効果的な項目は以下の通りです。

  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 保険料

これらを見直し、可能であれば食費の節約を併せて行うとさらに効果的です。


特に、通信費と保険料は一度見直すとあとは自動的に引き落とされるだけなので、簡単にしかも楽に節約できます


この3つの項目について、これから詳しく解説していきますので読んでいただけるとお役に立てると思います。

水道光熱費を見直す

水道光熱費の見直しが効果的な家庭


  • お風呂に入るとき、シャワーは出しっぱなし
  • お皿を洗うとき、水を流しながら
  • テレビは見ないときでもつけっぱなし  

これらのことに思い当たる方は、水道光熱費の節約が効果的です。


使い方を変えるだけで水道粉熱費は減らせる

お湯の出しっぱなしは、ガスと水(オール電化のご家庭は、電気と水)両方を無駄に使っています。特に寒い冬場は、冷たい水をお湯にするのでさらにたくさんのガス(電気)が必要です。そのため、シャワーをこまめに止めるだけで、ガスと水両方の節約になり、効果的に節約ができます。


このように、水やガス、電気の使い方を見直してみましょう。使っていない間は気をつけて止める又は消すだけで、水道光熱費は変わってきますよ。

毎月の通信費を減らす

子供が中学生、高校生になると、スマートフォンを持つようになります。すると、大きくなってくるのが通信費ですね。


通信費を見直しが大事

また、最近スマートフォンのプランを見直していない、という方は通信費の見直しをすると節約に効果的です。昔、契約したプランのままになっている方は一度見直してみましょう。あまり通話をしないのに話し放題のプランになっていたり、毎月パケット量が余っていると、必要のないものにお金を払っていることになり、もったいないですね。


格安スマホも選択肢に

また、大手の携帯電話会社と比べて通信費が安く抑えられる格安スマホを検討するのも、おすすめです。

保険料を見直してみる

若いときに入った保険のまま、ということはありませんか。


保険料を見直すことも必要

結婚、子供の誕生、家の購入、子供の成長と人生には様々な出来事があり、自分と周りを含めた環境も大きく変わっていきます。


保険もその状況に応じて、見直していくことが大事です。


保障が重複していることも

一口に保険といっても、生命保険、医療保険、学資保険と種類は様々です。そのとき必要と思われるものに加入していると思いますが、それぞれ加入していると保障が重複している可能性もでてきます。


必要のないもの、また保障が不十分なものを見直すためにも、定期的にチェックをして、今の状況にふさわしい保険に入っておきたいものです。

4人家族の食費・生活費は専門家にライフプラン相談する

頑張ってもなかなか生活費減らせない、毎月赤字が続く、どこを削ればいいのかわからない、などというときは、思い切って専門家に相談してみましょう。


家計を専門家が客観的に見てくれることは、無駄とは思っていなかった部分を無駄だったと気づけることがメリット。また、無駄だけでなく、もっと予算を増やしてもいいところも知ることができるので、大幅に家計を見直すことができます。


保険ROOMでは保険の相談だけでなく、お金の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)が家計の相談についてもサポートしてくれます。また、家計のことから、貯蓄、資産運用など気になるお金のことを全般的にサポート。納得できるまで何度でも無料での相談が可能です。

まとめ:4人家族の食費の平均額と節約方法について

4人家族の食費平均について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは

  • 子供の年代別食費平均
  • 4人家族の食費の目安
  • 食費の節約術
  • 食費以外の見直し

でした。


1ヶ月の支出の中でも、食費は大きな割合を占めます。また、買い物の仕方や献立の立て方など、少しの工夫で節約も期待できるところでもあります。しかし、節約のしすぎはバランスの取れた食事を妨げかねません。そこで、収入や家族構成に見合った適正な食費を知ることが大事になってきます。


家族の健康も守りつつ、無駄のない家計管理を目指していきたいですね。



ほけんROOMでは、他にも読んでおきたいマネーライフに関する記事を多数掲載しています。ぜひご覧になってください。

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