パンケーキスワップは儲かる?手数料負けする?

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この記事ではパンケーキスワップは本当に儲かるのか?という疑問を深く掘り下げて解説しています。なぜ儲かると言われているのかを知り、リスクなどを理解することで実際にパンケーキスワップを利用できるかどうかの判断基準にできる内容です。ぜひ参考にしてください。

この記事では「パンケーキスワップは儲かると聞くけど、どんな方法で儲けがでるの?パンケーキスワップの仕組みを詳しく知りたい」という疑問を解消するために

  • パンケーキスワップが儲かる根拠
  • パンケーキスワップの注意点
  • 知っておいた方がいいリスク
上記の内容をわかりやすくまとめて解説しています。

どのテーマもパンケーキスワップを利用するうえで理解しておいた方がいいポイントになるので、ぜひ利用するかどうかの参考にしてください。

結論:パンケーキスワップは現状儲かる可能性高いが下落リスクも高い

 

パンケーキスワップ(PancakeSwap)とは、バイナンススマートチェーン(BSC)というプラットフォーム上の分散型取引所(DEX)のことです。


コインチェックなどの中央集権型取引所(CEX)とは反対に位置する取引所です。


 DEXの特徴は、投資家同士の取引によって運営されているという点です。

DEXの中でもパンケーキスワップは、AMM(自動マーケットメーカー)というシステムに分類されています。


 流動性プールというところに投資家が仮想通貨を預けることにより通貨の流動性が担保されるため、利息というかたちで仮想通貨を受けとることができるシステムをAMMと分類しています。 


 また、パンケーキスワップは「CAKE」という仮想通貨を扱っており、価格変動のリスクも大きいです。

1番高いときで「1CAKE=4500円」ぐらいまで上がっていましたが、現在は「1CAKE=550円」ほどに落ち着いています。(2022年5月時点)


それでもパンケーキスワップは儲かると人気が高いサービスで 

  • 年利が高い 
  • 運用利回りが高い 

上記の理由から利用者がどんどん増えています。

以下でパンケーキスワップが儲かると言われている理由を詳しく解説します。 

パンケーキスワップが儲かる理由①高い年利

パンケーキスワップが儲かる理由のひとつに「高い年利」が挙げられます。


 流動性プールに2つの仮想通貨をペアで預けることができますが、あるときだと年利が高いペアの中には「年利180%」というペアもありました。


 マイナーな仮想通貨とのペアだと年利100%を超えるものもいくつかあり、マイナー通貨というリスクはありますが高金利で報酬を受けとれるため儲かるという点でもあります。


 一方で、メジャーな仮想通貨とのペアは10%前後であることが多いですが、保有するリスクという点ではメジャー通貨のほうが安心して運用できます。

どちらを選ぶにしても戦略ありきですが、高金利な仮想通貨を選べるのは人気の理由としては充分でしょう。 

パンケーキスワップが儲かる理由②高い運用利回り

パンケーキスワップが儲かると言われているもうひとつの理由が「高い運用利回り」です。 


常の投資だと「年利5%以上」あれば、高い利回りとされている中で年利100%を超える通貨ペアがいくつも見られます。 


 つまり、その分ハイリスク・ハイリターンであるということですが、この高金利もいつまで続くかわかりません。

金利が高く推移しているうちに運用しておくことで、高金利のメリットを活かして高い利回りで儲かる運用をする
ことができます。


例えば、「オートCAKE」という方法なら、イールドファーミングで「CAKE+BNB」を預けるより、金利が倍くらい高い場合があります。


このように安定的で高金利を得られるやり方を実行していくと高利回りで運用できるので、儲かるようによく吟味して選びましょう。


また、いつでも辞められるので、気軽に利用できるのも人気の理由です。 

なぜパンケーキスワップは高い利回りを実現できるのか

パンケーキスワップが高い利回りを実現できる理由は以下のとおりです。 

  • DeFi (分散型金融)でユーザー同士で取引できる 
  • イールドファーミング  

順に解説していきます。 

理由①DeFi (分散型金融)でユーザー同士で取引できる

中央集権型であるCeFiでは、中央管理者がすべてを管理しているので手数料などが高くなりやすいです。

一方で、分散型であるDeFiは管理者は存在しません

ブロックチェーン上のスマートコントラクトという技術でユーザー同士がダイレクトにやりとりをすることにより、仲介が要らなくなるので手数料がおさえられています。

そのため、高い運用利回りを維持して提供できているため儲かる人が多くいます。 

理由②イールドファーミング

イールドファーミングとは流動性プールにユーザーが仮想通貨を預けることによって流動性を提供し、報酬としてガバナンストークンを受けとることです。 

イールドファーミングはAMMによって機能していて、流動性プールに一定の仮想通貨がないとユーザー同士の取り引きが成立しなくなってしまいます。 

 上記の理由から、流動性プールに仮想通貨を預けると報酬がもらえるため儲かるというシステムになっています。

イールドファーミングも儲かる高い運用利回りを実現している重要な機能です。 

パンケーキスワップは手数料負けする?


結論からいうと、ちゃんと準備したうえでパンケーキスワップを運用していれば手数料負けはしません。


なぜならパンケーキスワップは、ガス代(手数料)が高騰しているイーサリアムのブロックチェーンではないため影響を受けにくいからです。


他のDEXはイーサリアムのブロックチェーン上で取引するサービスが多いですが、パンケーキスワップだと安ければ数十円という安い手数料で取引できます。 


ただ、パンケーキスワップが安くて儲かるからといって手数料を気にせずに取引を繰り返していると、手数料負けをまねきかねません。 


手数料に関する注意点は以下のとおり 


  • 全ての取引で手数料が発生するが、安く済む 
  • BNBが足りなくて手数料が払えない

それぞれ少し掘り下げて解説します。

全ての取引で手数料が発生するが、安く済む

パンケーキスワップでは、どんな取引をするにしても手数料がかかってきます。バイナンスのブロックチェーンを利用しているので、承認や通貨の交換などをするたびに保有しているBNBの中から手数料が引かれていきます。


ですが、上記のとおりパンケーキスワップの手数料は他のDEXに比べると安い場合が多いので、額が小さくても取引しやすいです。 


手数料負けをしないようにするには、取引の回数をできるだけおさえて手数料がかかるアクションを減らしていく動きが大切です。あまり頻繁に通貨の出し入れをせず、経過だけを観察して「ここぞというとき」に動かすようにすることで少しでも手数料をおさえて儲かることができます。


いくら安いとはいえ、無駄な手数料は損をしてしまうだけなので、儲かるためにはよく考えながら取引をしていきましょう。

BNBが足りなくて手数料が払えない

パンケーキスワップの手数料はBNBというバイナンスの通貨で支払う必要があるので、BNBの残量には常に気を配っておいた方がいいです。


BNBが手数料以下になってしまうと、預けている仮想通貨を動かせなくなってしまう可能性があります。 


BNBが手数料を下回っている場合、またビットコインなどをBNBに変える必要があるため、余計なお金を使ってしまい損をしてしまいます。 


イールドファーミングで預けるときはBNBを多めに(数千円分くらい)残すように1:1にして、定期的にチェックするようにしてください。

パンケーキスワットで儲かった人の声

実際にパンケーキスワップで儲かる人はたくさんいます。


その中でも上手に運用を開始し、収益をあげている人についてまとめました。


  • すきなことだけでいいですちゃんねるさん
  • ニレイの仮想通貨chさん
こちらのおふたりは投資する額こそ違いますが、どちらもパンケーキスワップに預けることで収益をあげて儲けた人たちです。

共通してやっていたことは、「オートCAKE」にステーキングして増やすことです。当時に比べると今は少し落ち着いてますが、まだまだ高い運用利回りを維持しています。

おふたりのコメントの内容をテキストでまとめているので参考にしてください。

①すきなことだけでいいですちゃんねるさん

すきなことだけでいいですちゃんねるさんは、1万円分をパンケーキスワップに預けて1ヶ月後の収支報告をしていました。「CAKE+BNB」に6,500円分、「オートCAKE」に3,500円分を預けて1ヶ月運用した結果、17,060円と1.7倍に増やすことに成功しています。


この企画を始めるときに「オートCAKE」の存在を知って投資してみたらしいのですが、そのときの利率が90%越えでした。 


結果的に上記のように期待以上に報酬が入ってきたので、元本分だけ回収して、「オートCAKE」は継続してステーキングしていく予定のようです。


すきなことだけでいいですちゃんねるさんによると、「オートCAKE」は手数料がかからないので少額投資にも向いているとコメントしていました。

②ニレイの仮想通貨chさん

ニレイの仮想通貨chさんは、5,500万円分を「オートCAKE」に預けていました。


預けた時点で、世界でも90位の保有数になっていて、金利から簡単に計算しても「1日10万円」ほどの報酬になるとコメントしていました。


また、パンケーキスワップの仮想通貨「CAKE」についても言及しており、時価総額を調べてみると5,000億円ほどであるとのことです。 


これは、日本のファンドの金融商品の中でみてもTOP50には入るような価値なので、仮想通貨としての信頼性は問題ないと思ってもいいでしょう。


その後さらに、8000万円まで買い足しをしていたので、収益があがる確信を得たのだと思います。 

儲かる分リスクも大きいパンケーキスワップ


儲け話には裏があるといいますが、仮想通貨が元本割れのリスクを抱えているのは言うまでもありません。 


 パンケーキスワップが高金利であるということは、それだけハイリスク・ハイリターンであることの裏返しでもあります。 


 リスクを事前に把握しておくことでトラブルを避けることもできるので、次のようなリスクがあることを覚えておきましょう。 

  • 国の規制が入る可能性がある
  • インパーマネントロス
  • 確定申告が面倒
それぞれどのようなリスクであるかを解説します。 

リスク①国の規制が入る可能性がある

仮想通貨はまだグレーな部分も多く、国からしても扱いづらいものとして考えられています。


なぜなら、仮想通貨が浸透しすぎると現在の通貨の価値や、お金そのものの権力が失われてしまう恐れがあるからです。 仮想通貨が経済圏をつくって力をもってしまうと、金融政策などの効力も及びにくくなってしまうかもしれません。 


 それは国が意図しているかたちではないので、今後なんらかの規制が入る可能性はあります。規制が入ると価値が下がることも充分考えられるのでリスクではあります。 そうなると、儲かることが難しくなるので、考慮しておいた方がいいですね。


また、パンケーキスワップは金融庁からの認可を得ていない状態なので、もしサービスが終了してしまったり、トラブルがあった際に助けてもらえる機関がないということも覚えておきましょう。

リスク②インパーマネントロス

まず、イールドファーミングをするときは2種類の通貨を1:1で預けて、流動性を提供してLPトークンをもらいます。


ここでは自動マーケットメイカーの「AMM」が常に調整をおこなってます。 


 そして急な価格変動で片方が上がったり下がったりすると、1:1の価値を保つためにAMMが両方の枚数を増やしたり減らしたりして調整をします。 


 その際に発生する損失のことをインパーマネントロスといいます。 


 パンケーキスワップではAMMによってイールドファーミングがおこなわれているので、この枚数の増減によって損失を負ってしまうリスクがあります。 

リスク③確定申告が面倒

仮想通貨の確定申告はすこしややこしく感じてしまう人も多いでしょう。 


仮想通貨を持っているだけでは確定申告は必要ではないですが 

  • 利益確定
  • 商品の購入
  • 他の仮想通貨と交換
上記のアクションを起こして利益を得たときに申告の義務が出てきます。 

 仮想通貨の収支の計算は、「移動平均法」や「総平均法」で算出できます。覚えておいて必要になったときに調べてみてください。 

 年間(1月1日~12月31日)の利益が20万円を超えると確定申告をしなければならないので、日頃から収支を記録しておくようにしましょう。 

 万が一、申告を忘れて期限内に届け出られなかった場合、「無申告加算税」や「延滞税」という名目で追加徴税されてしまうので忘れないようにしてください。 

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