一人暮らしで食費月2万、3万は無理?食費の内訳や献立も紹介

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一人暮らしの食費を2、3万円に抑えていきたいけど難しそう…。そのお悩み、1食分の内訳や1週間分の節約レシピを知っておけば、かんたんに達成できます!この記事では、節約をはじめたいと考える一人暮らし中の人を対象に、お得な食費節約のヒントを解説しています。

一人暮らしをしているけど、食費を抑えるなんて無理だと考えている人も多いのではないでしょうか。

もしかすると、それは節約目標額を決めたときの内訳をイメージできていないことが原因かもしれません。

節約の内訳、そして食費節約ができるレシピを知っておけば簡単に食費を節約できるようになります。
節約レシピを解説するオススメYouTube動画もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

この記事を読んで欲しい人
  • 一人暮らしを始めて食費のことを意識しだした方
  • 食費が多くて貯金できないから節約を始めたい方
  • 節約レシピを知りたい方

一人暮らしで食費月2万、3万は無理じゃない!

  • 「一人暮らしで食費を抑えるのって無理じゃないの?」
  • 「一人分の食事を準備するのは逆にお金がかかってしまいそう」


これから一人暮らしをはじめる人、またすでに一人暮らしをしているけど、なかなか食費を抑えられていない人のなかには、食費がかさんでしまい、上手く貯金ができずに困っている人も多いはずです。


2021年に実施された統計データ(政府統計e-Stat)を見ると、男女の食費は平均4万円弱となっており、男性の場合、4万円〜4万5,000円となっています。


年齢女性の食費(月あたり)男性の食費(月あたり)
〜34歳29,457円39,999円
35〜59歳34,366円45,170円
60歳〜36,270円40,762円
平均34,850円42,165円


この統計結果を見ていくと、食費を2、3万円に抑えるのは無理だと感じてしまいます。

ですが、じつは「食費を抑えるコツ」「節約レシピ」を知っておけば、一人暮らしをするなかでも平均額を大きく下回らせ、月2、3万円に抑えることができるんです。


徹底して自炊を行えば、食費を2万円台まで抑えることもできるので、この記事の内容を参考に節約に挑戦してみてください。

補足:一人暮らしで食費月2万、3万に抑える場合は1日&1食あたりいくらつかえる?



どうやったら食費が抑えられるかイメージできないという人は、まず1日&1食でどれくらいのお金が使えるのか把握していきましょう。


このとき、次の条件をもとに1日、そして1食の金額を算出してみました。


  • 1日3食を食べる
  • 使えるお金は毎日同じ金額


2万円の場合3万円の場合
1日\677\1,000
1食\222\333


1食の金額を見ると、かなり少なく感じます。


とくに月2万円まで節約したい場合には、1食222円となるため、食べるものをしっかりと考えていくことが必要なのが見えてきますね。


また、1食当たりの金額は、外食をすれば簡単に飛び越えてしまうことがわかります。


ただし、いろんな食材を組み合わせて節約していけば、美味しい料理を作りながら1食をお安く節約することも可能です。

一人暮らしで節約なんて無理なんじゃないかという人は、この記事で紹介する節約方法チェックしていきましょう。

一人暮らしで食費月3万に抑える場合の内訳

1人暮らしの食費を月3万円に抑えたいときには、食費を3つの項目に分けて考えてみましょう。


  • 自炊代
  • 外食代(飲み会を含む)
  • おやつ代(ジュースなどを含む)

上記の3項目それぞれに、あなたの一人暮らしの生活に合わせたパーセンテージを入れてみてください。

たとえば、外食する割合が多い人は次を目安としてみましょう。

  • 自炊代:15,000円(50%)
  • 外食代:12,000円(40%)
  • おやつ代:3,000円(10%)
ここまで設定できれば、あとは、この金額内で収まる動き方をしていくだけです。

自宅でご飯を食べる割合が多い人、時間がなく外で食べる機会が多い人など、人によってパーセンテージが変化すると思いますので、自分なりの金額を設定してみてください。

また「これを実行するのは無理なんじゃ…」という金額になった時には、もう一度パーセンテージの見直しを行ってみましょう。

一人暮らしで食費月2万に抑える場合の内訳

つづいて、食費を3万円からさらに小さい2万円まで抑えたいというときにも、同じような考えで3つの項目に分けてパーセンテージを出していきます。


月3万円を目安としたときのパーセンテージと同じようにわけた場合、次のような金額目安となります。


  • 自炊代:10,000円(50%)
  • 外食代:8,000円(40%)
  • おやつ代:2,000円(10%)

やはり、月3万円使えるときに比べると金額が落ちてしまいます。

ただ、金額に変化があるということは、どのパーセンテージを調整すべきかわかってきます。

たとえば8,000円の外食代なら、月2回は飲み会に行けると考えてもいですし、もっと増やすために安いお店を探してみるという方法も取れます。

工夫のやり方は人によって違ってくるため、こちらもあなたの一人暮らしのスタイルにあわせてパーセンテージを変化させてみてください。
無理のない範囲で動けそうな金額を探していくのが継続しやすくなるコツです。

一人暮らしで食費月2万、3万に抑えるコツ



前項では、月2、3万円まで節約したいときに使える金額の目安を紹介しました。

しかし、実際にどういうふうに節約をしていけばいいのかイメージできない人も多いはずです。


ただ、お金を削るだけだと健康面なども心配になってきますし、節約なんて無理だと感じてしまいますよね。


そこで、ここからは一人暮らしでもできる食費を月2、3万円まで抑えるコツを5つ解説していきます。

節約する方法はいろんな視点から対策できるので、紹介する5つの中で始めやすいものにチャレンジしてみましょう!

やはり王道は自炊をすること

節約の王道といえば、やはり自炊をすることです。

自分で食材を購入し調理していけば、手間はかかりますが、そのぶん食費を浮かせることができます。


「え…自炊なんかしたことないから、料理なんて無理だと思う」


そう考える人も多いと思いますが、最近では超簡単で美味しく作れるレシピがネット記事やYouTube動画で公開されています。


なかには、火を使わずにレンジだけで自炊できる簡単レシピも公開されているので、料理らしい料理をせずとも、無理なく自炊が可能です。


やり方次第で簡単に目標額の2、3万円を目指せるようになるので、時間を見つけて自炊にチャレンジしてみましょう!

また自炊したい人を対象に、節約レシピのオススメYouTube動画を後述して紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。

コンビニの商品は買わない

スーパーやコンビニなど、食べ物を買える場所はたくさんありますが、その中でもコンビニ弁当などは簡単に手に入る分、割高で販売されています。


ということは、コンビニ弁当ばかり食べてしまうと節約するのが無理な状況になってしまうため、できる限り安く商品を買える場所を利用していく必要があります。


そして役立つのが、激安で食材やお弁当を購入できる「業務スーパー」です。

業務用スーパーには、食材が大容量・低価格で販売されているものも多いため、月2、3万円を目指す一人暮らしの人が無理なく食費を抑えられます。


大容量でありながら低価格な業務用スーパーの商品は節約にもオススメですので、コンビニの利用は必要最小限とし、できる限り安い場所を利用していくよう心がけていきましょう。

お菓子などの間食をできるだけ少なくする

普段からお菓子などの間食が多い人の場合、お菓子だけで食費を圧迫してしまうことがあります。


ただ、お菓子は嗜好品のひとつであり、なくても問題ない物です。


そこで現在、毎日のように間食ばかりしている人がいるのなら、習慣的に食べるのをやめ次のようなときだけ食べるように気を付けてみてはどうでしょうか。


  • ストレスが溜まった時
  • 疲れて動けない時
  • 頭が働かない時

「お菓子のない生活なんて無理!」
しかし、どうしてもお菓子が食べたいというのなら、大容量パックの大きめのお菓子を購入しておき、食べる量を制限していくだけでも、出費を減らせます。


こういった場合にも業務用スーパーなど、大きめ商品が販売されている場所が便利に利用できますので、無理なくお菓子などの間食を減らす方法を見つけてみてください。

旬の野菜や卵など安い食品を多く使って自炊をする

自炊をするときには、購入する食材の「旬」や「安さ」を意識していくのがオススメです。


野菜などの食材は、季節によって収穫量が違うため、夏には高いけど、冬には安くなるというものがたくさんあります。


その季節に収穫できる「旬」な野菜などは他の野菜に比べて安く購入できますし、旨味をたっぷり含んでいるため、自炊時に大活躍します。


たとえば次のように、四季によってオススメの野菜が違ってきます。

事前にチェックしたうえで野菜を購入していけば、無理のない節約レシピを考えられますよ!


季節野菜
春キャベツ、しいたけ、たまねぎ など
トマト、ピーマン、なす など
さつまいも、れんこん、さといも など
ブロッコリー、キャベツ、はくさい など



また、卵など保存の効く食材も節約に役立ちます。


卵はタイムセールの対象商品になる場合も多く、ときには通常価格の数割の金額で購入することも可能です。


お得なスーパーを知っておくだけで無理のない節約ができるようになるので、自炊時には食材の値段にも目を向けていきましょう!

冷凍食品で乗り切るという手も

スーパーなどで販売されている「冷凍食品」を購入したことはありますか?


冷凍食品は主食やおかずになる出来合いの食べ物が冷凍されているため、長期保存に向いています。


また、出来合いの商品が低価格・大容量で販売されている場合があるので、使い方によってはかなりの節約ができてしまいます。


冷凍食品のなかには1食300円以下のものも多いんです。

こういった商品を利用していけば、無理なく毎月2、3万円を達成するのも夢ではありません!


大容量の冷凍食品であれば、2回に分けて食べることもでき、少し物足りなければお米でお腹を満たすというのも節約上手な組み合わせです。


長期保存もできる冷凍食品は、いざという時に役立つ節約アイテムなので、買い物するときには、冷凍食品コーナーを見て回ってみるのもオススメです。

一人暮らしで食費月2万、3万に抑えるための自炊節約レシピ



「節約のために自炊を始めてみたい」


そう考えた時、無計画に動いてしまうとうまく節約できません。

場合によっては、せっかく買った食材を無駄にしてしまうこともあるんです。


そこで役立ててほしいのが、スマホやPCから無料で視聴できるYouTubeチャンネル


今回は、その中でもYouTube動画として人気の高い節約レシピを3つご紹介します。

一人暮らしで無理なく食費節約をしたいという人は、ぜひ役立ててみてください。


興味があるチャンネルには他にもたくさんの料理動画がアップされているので、合わせてチェックするのもオススメですよ!

①「まめこ」さんの節約料理レシピ

\動画はこちら/


「まめこ」さんのチャンネルで投稿されている節約レシピの動画です。


平日5日間(月~金)にかけて夕飯を作るという内容になっており、全ての量が1食2人前分で300円前後に収めるという、驚異の節約レシピが公開されています。


  • 月曜日:チキンカツ(合計281円)
  • 火曜日:焼うどん(合計231円)
  • 水曜日:からあげ丼(合計312円)
  • 木曜日:ツナの和風パスタ(合計297円)
  • 金曜日:青梗菜と卵のオイスター炒め(合計300円)
なんと、使われている野菜はほとんどが月曜日にまとめ買いされた7種類を組み合わせたものとなっています。

節約の基本は、数回分の料理に使う材料を組み合わせることですので、それを上手く活用し、1食分の食費を抑えられています。

300円前後とかなり抑えた食事でありながらも、机に並ぶ料理は彩り豊かで美味しそうです!
この動画を見るだけで1週間分のレシピが決まってしまいますので、節約するタイミングで動画を参考にしてみてはどうでしょうか。


②「ちーほの暮らし」さんの節約料理レシピ

\動画はこちら/


「ちーほの暮らし」さんのチャンネルで投稿されている節約レシピの動画です。 


 平日5日間(月~金)にかけて夕飯を作るという内容になっており、日曜日にまとめ買いした食材のみを使って節約料理を作っており、5日間で2500円まで食費を抑えてあります


  • 月曜日:チキンとブロッコリーのケチャップ炒め
  • 火曜日:麻婆大根と中華スープ
  • 水曜日:チキン南蛮
  • 木曜日:ぶり大根と茶碗蒸し
  • 金曜日:ガパオライス
同じ食材を使いつつも、和食や中華、イタリアンなど、日によって違う味を生み出してあるため、毎日飽きずに食べられる工夫が凝らされている節約レシピ動画です。

調味料などを変えることによって、味付けが違うメニューに変身させているところが参考にしたいですね!

彩り豊かな料理を作りつつも、5日間合計2500円まで抑えることができているため、もう少し種類を減らせば、簡単に食費を目標額に抑えられそうです。
2、3万円を目標にしている人は、ぜひこのYouTube動画を参考にしてみてください。

③「きりんごはん」さんの節約料理レシピ

\動画はこちら/


「きりんごはん」さんのチャンネルで投稿されている節約レシピの動画です。


平日7日間にかけて夕飯を作るという内容になっていますが、この動画のすごいところは、なんと1週間の食費が合計1,000円に収まっているということろ!


  • 1日目:麻婆大根
  • 2日目:豆腐の卵とじ丼
  • 3日目:もやしのとん平焼き
  • 4日目:ピリ辛そぼろうどん
  • 5日目:おでんと玉ねぎのもちもち焼
  • 6日目:照り焼きチキン
  • 7日目:チャーハン
ほかの動画にくらべれば、すこし質素なレシピ動画になりますが、人に見られる心配がない一人暮らし料理なら、ぜんぜん満足できる贅沢メニューが作られています。

動画の中でいろんな食材が登場しますが、材料の分量を7日分で調整しつつ料理していくことにより1食140円くらいでできてしまうため、節約レシピとして知っておくのがオススメです!

机の上を華やかにせず、質素な節約でも大丈夫だという人は、動画に使われてる食材を細かくチェックしていきましょう。

まとめ:一人暮らしで食費月2万、3万は無理?食費の内訳や献立も紹介

いかがでしたか?


この記事のポイントは

  • 一人暮らしでも食費は月2、3万円に抑えられる
  • 目標額に対して「自炊代」「外食代」「おやつ代」を割り振って節約の目安を立てる
  • 節約のコツ1:外食よりも自炊がお得(手間のかからない料理もたくさんある)
  • 節約のコツ2:コンビニ<業務用スーパー
  • 節約のコツ3:お菓子などの間食は必要最小限に抑える
  • 節約のコツ4:旬な野菜や卵は安い
  • 節約のコツ5:冷凍食品を活用すれば節約につながる
  • 節約レシピが無料で公開されているYouTube動画を参考に自炊してみよう


難しそうに見える節約も、どんな工夫ができるのかイメージできるようになれば、難しいということはありません!


この記事でご紹介した方法で節約していけば、無理なく食費を抑えられますので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


節約がうまくなれば、貯金や他のことにお金が回せるようになるため、生活に彩りを持たせることができます!

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