不妊様とはどんな意味?怖い、痛いと思われる不妊様の特徴と解決方法

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不妊様と言われたことや感じたことはありますか。不妊様とは、辛い不妊治療で妊娠できない時に卑屈さや妬みから家族や他人に当たってしまう人です。今回、不妊様の特徴やなぜそうなってしまうのか、怖い・なりたくないと思われる不妊様になってしまった時の解決方法を解説します。

「不妊様」の意味とは?なぜ不妊様になる?原因や対処法を解説


不妊様とは、子どもを作ろうとチャレンジしているのに2年以上妊娠せず、それにより妊婦さんや子どもがいる人を妬んだり、他人に当たったり、他人に必要以上に気を使わせるなどの言動をとってしまう女性のことを言います。 


不妊様の「様」は敬称ではなく、「何様なんだ」という皮肉と軽蔑を込めたあえての「様」なのです。


不妊様と言っても、不妊の原因はさまざまで、病気を抱えていたり、ストレスによるホルモンバランスの乱れで妊娠しづらくなっていたり、パートナーに原因がある場合もあるかもしれません。


ここでは

  • 不妊様とは?その意味や特徴
  • 不妊様になってしまう原因や理由とは
  • 不妊様にならないためには?
  • 不妊様になってしまったり、身近に不妊様がいた場合の参考例

を詳しく解説していきます。


ぜひ最後までご覧ください。

不妊様とは?その意味や特徴

不妊様は子どもができない、という焦りがストレスとなり、そこにまわりからのプレッシャーもあいまって追い込まれてしまいます。


知らず知らずに不妊様は妊娠に対して神経過敏になり、他人の言動に必要以上に反応し、時には怖いとさえ思われてしまいます。


それが続くと当然、まわりとの人間関係にも影響を与えるでしょう。


それがまたストレスとなり、ホルモンバランスをくずして、さらに不妊につながるということもあるかもしれません。


そうなると負のスパイラルに陥ってしまいます。

不妊様は、ママ友や友人、芸能人の妊娠報告に喜べない

友人の妊娠報告、あるいは芸能人のおめでたのニュースなどを素直に喜ぶことができなくなると、不妊様の第一歩と言えるかもしれません。


自分は妊娠したくてこんなに努力しているのに、なぜ?


どうしてみんなは簡単に妊娠しているのに私にはできないの?


つい、そう考ええてしまうのは仕方のないことです。


自分のことは置いておいて、心から祝福できる…そんな人はなかなかいませんよね。


祝福できない気持ちをぐっと心にしまっておく、辛くてもそれは必要なことかもしれません。


ところが、その負の感情を自分の中だけで抑えておけずに攻撃的に、あるいは陰湿に他人に向けてしまうようになると、不妊様と言われても仕方ないでしょう。

子供や妊娠といった会話にも過剰反応する

普通なら喜ばしい友人の妊娠生活の話題や、職場で子供さんがいる方の会話などにも違和感を覚えて、過剰反応を起こしてしまい、不快な気持ちになってしまうのも不妊様の症状の一つではないでしょうか。


本来人間は自分にない物を持っている人に対しては、羨ましく思ってしまうのは当たり前なことかもしれません。


けれども、不妊様になると羨ましいを通り越して疎ましいとさえ感じてしまうのです。


こういう気持ちに一旦なってしまうと、なかなか穏やかな気持ちに切り替えられるわけもなく、どんどん深みにはまってしまいます。


独身の頃には微笑ましく見えたSNSでの家族団らんの様子も、不快な気持ちにしかなれなくなってしまいますし、これがエスカレートすると、街中で見かけた妊婦さんにも敵意を剥き出しにしてしまったりと、かなり危険な状態に陥ってしまいます。

不妊様は、子供がいるママを妬み、イライラする


不妊様は、子育て中のママに対して敵対心を持ってしまいます。


子育てに奮闘しているママたちに対して、自分にできない妊娠、出産を経て子育てを楽しんでいる、という妬みの感情しか持てなくなってしまうのです。


もし自分が子どもを持ったら同じ悩み、経験をするかもしれません。


でもこの時点ではそんな想像力は働きません。


普通に、冷静に見ることができなくなってしまうのです。


またこれも負の感情で、さらに自分自身イライラを募らせてしまいます。


相手にとってはもちろんですが、自分自身にとっても良いことはひとつもありません。


パートナーもそんな不妊様をどう受け止めてよいか困惑してしまうかもしれません。

不妊様は、マタニティマークにイライラする

妊娠中であることを周囲に示す目的のマタニティマーク。


電車やバスなどの公共交通機関で、席を譲るなどの配慮を促す目的に使われています。


当然、妊娠期間中付ける妊婦さんは多く見られますが、これにも不妊様はイライラすることがあるようです。


「お腹がまだ目立たない時期にマタニティマークを付けるのは仕方ないとしても、あきらかにお腹が大きくなっても付けているのは、妊娠をひけらかしているとしか思えない」こう感じてしまうのです。


もちろん付けている妊婦さんはそんなつもりはありません。


妊婦さんへの配慮を促すマタニティマークも、不妊様にとっては全く別の意味を持ってしまうことがあるようです。

不妊様は、うざいくらいに子供がいないことのメリットを話す

中には子どもがいるママに向かって、子どもがいないメリットを並べ立てる不妊様もいます。


「自由な時間、自由になるお金、子どもの将来に責任を持たなくて良い、老後の為に貯蓄ができる」


そんなことを語って、子どもがいるママより優位に立とうとします。


一人っ子のメリット押し付けてくる二人目不妊様もいるようです。


「一人に愛情を注ぎたいから二人目なんて信じられない、一人目のこと考えたらそんなにポンポン産めないよ」


また二人目不妊様の中には、まだ一人目も授かっていない不妊治療中のママに向かって「一緒にがんばろう」というスタンスでくる人もいるようです。


一人目を授からずに苦しんでいる人にとって、二人目不妊様は同じフィールドではありません


無神経だと思われても仕方ありません。

不妊様は、旦那に対する八つ当たり


奥さんが不妊様になってしまった場合、被害を受けるのは身近にいる旦那様かもしれません。


イライラを募らせ、ヒステリックに感情を爆発させたり、人や物に当たったり、あるいは落ち込んで大泣きしたり。


妊活には夫婦の関係が第一なのに、これではコミュニケーションをとることすらできなくなってしまいます。


でもお互いが同じ方向を見ているのなら良いのですが、妊活に対して夫婦の気持ちにズレがある場合は難しいところです。


妻は子どもが欲しくてしかたないのに、夫はそうでもない、というような場合です。


「私だけがひとりで苦しんで旦那はちっともわかってくれない」こんなことになってしまいます。


実際、離婚となるケースも少なくありません。

不妊様になってしまう原因や理由とは

不妊様になってしまう原因や理由として、やはりストレスが第一に考えられます。


自分やパートナーの病気、機能の低下、年齢などで医学的に妊娠が難しいという場合ももちろんあります。


しかし精神的ストレスが原因でなかなか妊娠に至らないということも、実は意外と多いのです。


そして精神的ストレスは悪循環を引き起こしやすいものです。


次に不妊様となりやすいストレスを具体的に見ていきましょう。

年齢の上昇による焦りとイライラ。高齢不妊様という言葉も?

妊活はどうしても年齢との戦いになってきます。


もし30代での結婚であれば、なおさらでしょう。


「妊活を始めて何年も経つのになかなか妊娠しない」


年齢とともに卵子の数は減少し、卵子も老化するから、どんどん妊娠の確率は低くなってくることはわかっている」


「両親や義両親からも、まだかと急かされる」


「まわりからは先を越され、友人・知人が妊娠したという話が耳に入ってくる」


「それなのに自分は、今月も生理がきてしまった」


そんな状況のなかで焦らず、といっても無理な話でしょう。


不妊様になってしまう原因には、こうした年齢からくる焦りとそれによるイライラが関わっていることが多いと言えます。

ホルモンバランスが乱れている

妊娠をするためには特に、黄体ホルモンや卵胞ホルモンなどの女性ホルモンが大切です。


そのため不妊治療にホルモン剤が処方されることもあります。


しかしこのホルモン剤によって逆にホルモンバランスが崩れ、からだにストレスとなってあらわれてくることがあるのです。


ホルモンバランスが崩れることによって、生理不順となったり、精神的に落ち込んだり、ちょっとしたことで泣いてしまったり、イライラが募ったり、という症状が出てきます。


せっかく受けている不妊治療がホルモンバランスの乱れによるイライラを引き起こしてしまうなんて皮肉なことです。


しかしそれによって結果的に、不妊様になってしまう、ということも実際あるのです。

不妊治療によりお金がないストレス


不妊治療には高額な費用がかかることは知られています。


実際どのくらいかかるものなのでしょうか。


当然妊娠に至る期間にもよりますが、平均的には100万円以上、1,000万円以上かかったという方も少なくありません。


体外受精などは保険適用外なので、どうしても高額になってしまうのです。


そんな高額な費用をかけてもなかなか妊娠しないとなれば、イライラが募り精神的に大きなストレスとなることは無理もありません。


しかも普通はみんな、こんなにも高額な医療費などかけなくても自然に妊娠するんだ、と考えてしまえばやりきれない思いにかられることでしょう。


こんな思いも不妊様となっていくことに拍車をかけるのかもしれません。

夫や義母・義父との関係性

その他周囲からのプレッシャーも本人にとっては大変大きな問題です。


もしも、一番の理解者であり、唯一味方のパートナーの夫との関係が上手くいかなければどうにもなりません。


子供に対しての意識のズレや、日々のコミュニケーション不足から、夫への不満や不安が募り、一番愛している人さえも遮ってしまうことにもなりかねません。


また、夫は自分のことを理解してくれているけれど、夫の両親に自分の気持ちを話せることができないことから、夫の両親からの一言がプレッシャーになってしまうこともあります。


そうならないためには、夫にきちんと説明してもらうなどで対処してもらうことが一番の解決法かもしれません。


ただし、自分の親に限ってはきちんと説明もできますので、夫とともに素直な気持ちを聞いてもらうことも必要なことなのではないでしょうか。

不妊様にならないためには?

なりたくて不妊様と呼ばれる状態になっている方はいないと思います。


妊活がうまくいかないストレスに苦しんだ挙句に、その状態に陥ってしまっているのです。


不妊様にならないためには、まず自分の状態を冷静に見つめ直し、ストレスを少しでも取り除く、またはストレスを発散する方法を見つけることから始めましょう。


メディカルチェックをしっかり受け、必要であれば生活環境を見直し、自身の心身のバランスを整える必要があります。


場合によっては妊活を中断して自身の心の整理をする必要もあるかもしれません。


その上でパートナーとしっかり相談し、治療をするのか、そうであれば方針や将来設計などをふたりでしっかりと考えてみてください。

不妊治療は適切に行っていますか?

誰しも自然に赤ちゃんを授かりたいと思うものです。


でもなかなか妊娠できない場合、不妊治療を開始することは今や当たり前のことです。


以前ほど不妊治療は特別なものではなく、パートナーとともに積極的に不妊治療に取り組んでいるカップルはたくさんいます。


不妊治療には段階があります。


まずはタイミング法を使って自然妊娠をめざし、数か月妊娠しない場合には次のステップとして人工授精にトライしてみる。


それでも無理な場合、あるいは高齢不妊などの場合は卵子と精子の質と量に問題があることが多いので、体外受精など成功率が高い高度不妊治療に移行していく、という流れになります。


次はこの3つの方法を具体的にご説明していきます。

タイミング法


まずは基礎体温をつけることから始めます。


基礎体温から排卵日を正確に把握し、排卵日が近づいたら受診します。


超音波で卵巣の状態を調べ、性交渉のタイミングを見極めます。


月に一度の受診が目安ですが、排卵日が正確に予測できなかった場合などは数日後に再度受診する必要もあります。


ホルモンバランスや排卵のリズムが乱れている場合は、排卵誘発剤を使用することもあります。


この方法はホルモン検査の結果が良好で精液検査で異常がない場合におすすめです。


1回あたりの費用の目安 2,000円~2万円


このタイミング法を6周期(高齢妊活の場合は3周期ほど)試しても妊娠しない場合は、次のステップに進むことを検討した方が良いかもしれません。

人工授精

男性から採取した精子の中から動きの良いものだけを取り出し、妊娠しやすい時期に子宮に注入して受精をサポートする方法です。


麻酔の必要がないので、毎月行っても女性のからだへの負担は少ないと言われています。


1回あたりの費用の目安 1万5000円~2万円


6回ほどトライして妊娠に至らない場合に次のステップへ進むカップルが多いようです。


注意


人工授精のリスク

  1. 卵巣過剰刺激症候群
  2. 子宮・卵管・膣内の感染
  3. 多胎妊娠


治療にリスクはつきものです。

万一に備えて医療保険には必ず加入しておきましょう。


不妊治療中は保険を断られた」あるいは「保障されない治療があるようだけどわかりづらい


そんな声にお応えして作られた、アイアル少額短期保険株式会社の医療保険『子宝エール』がおすすめです。

体外受精

排卵直前まで育った卵子と精子を体外に取り出し受精させ、受精卵が育ったのを確認してから女性の子宮内に戻す方法です。


通院回数が月に4,5回と多くなることから、細かなスケジュール調整も必要となります。


妊娠率がかなり高まる高度不妊治療ですが、保険適用外のため費用は病院によって異なりかなり高額となります。


1回あたりの費用の目安 30万円~100万円代


注意


体外受精のリスク 

  1. 卵巣過剰刺激症候群
  2. 採卵時の麻酔による副作用
  3. 採卵時の損傷・感染
  4. 子宮外妊娠
  5. 多胎妊娠


こんなリスクに備えて医療保険への加入は必須です。


不妊治療中でも加入できる医療保険『子宝エール』でしっかりと準備をし、できる限りリスクを軽減させましょう。


40才女性でも2,000円前後で加入できます。

参考①:不妊様を書いたブログ


ここでは、本人が不妊様の様子を書いたブログを紹介します。


不妊ということだけで、当事者も周りの人間も誰も悪くはありません。


純粋に子供が欲しいという気持ちから生み出されてしまったことなのです。


共にこの2つのブログではご本人が体験されているのですが、正直言って一番大変な時はSNSを見ることも、自分自身の症状に向き合うこともできなかったはずです。


けれどもご本人がこの状態を乗り越えることができて初めて自分でも納得ができるのではないかと思います。


もしもこのような状態に陥ったら、そんな思いをされている方は他にもいるんだということを、自分だけではないことを知って下さい。


かにざさんのブログ


自分がひどかった様子などを書かれていますが、自分は不妊様ではないということを自分に言い聞かせることで、強くなることができてこのブログを書けたのでしょう。


ももたこさんのブログ


同じくイヤな自分の様子が書かれていますが、きちんと自分をコントロールすることができて、前向きになることで、このブログを書かれたようです。

参考②:友人や仕事仲間にいる不妊様がいた場合の接し方


自分自身が不妊様ではないけれど、友人や仕事仲間にもしも不妊様がいた場合、どのように接していけば良いのでしょうか。


自分にとっては何気ない普通の言葉でも、相手は深く傷ついてしまうかもしれません。


ここでは、実際の意見や付き合い方についてのブログを紹介します。


妊活中の友人や同僚がいらっしゃる方は、妊活中の方との接し方や、また相手とのコミュニケーションの仕方などを参考にされてみてはいかがでしょうか。

不妊に悩んでいる方との付き合い方などは参考にしてみて下さい。


以上のように、不妊は本人にしかわからない心の葛藤や苦しみが存在していますので、少しでも相手の気持ちを思いやれるように接していくことが大切です。

まとめ:不妊様だと思ったら、ストレスの原因を理解する

不妊様について解説してきましたがいかがでしたか。


他人から不妊様と陰口をたたかれる、考えただけでも耐えられませんよね。


不妊様のいちばんの原因は何と言ってもストレスです。


でも誰しもストレスを抱え込みたいと思っている人は絶対にいません。


それなのに知らず知らずのうちにストレスを溜め、妊娠や子どもに関して過敏になり過ぎ他人を不愉快にさせる言動をついとってしまう。


そんな不妊様にならないよう次の点を心に留めましょう。


  自分を見つめ直し、ストレスを取り除くあるいはストレスを発散する方法を探す


  メディカルチェックを受け、生活環境を見直し、心身のバランスを整える


  場合によっては妊活を一時中断してでも、パートナーと将来設計を話し合う


リスクに備えた医療保険などもしっかり準備をして、健やかな心とからだで前向きに妊活に取り組んでください。


ほけんROOMでは、他にも読んで役立つ記事を多数掲載しています。
ぜひご覧になってください。

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