法人口座開設は即日でできないの?口座開設の期間について解説

「法人口座開設を即日行いたい!」このように考えている皆さんへ。そもそも法人口座を開設するにはどの程度の期間が必要なのでしょうか?この記事では法人口座開設までの期間や即日の法人口座開設ができる銀行、早く法人口座開設したい人が行うべきことなどを徹底解説します。




▼この記事を読んで欲しい人
  • 法人口座開設を即日行いたい人
  • 法人口座を開設するまでの期間が知りたい人
  • 法人口座開設に向けて何をすべきか知りたい人

▼この記事を読んでわかること
  • 即日法人口座を開設したい人が起こすべき行動
  • 即日法人口座を開設する場合におすすめの銀行
  • それぞれの銀行が法人口座開設までにどの程度の期間を必要とするのか
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内容をまとめると

  • 法人口座開設には審査があるため、即日開設するのは難しいこと
  • 全体的に法人口座開設まで2週間程度が必要で、メガバンクになれば審査がより厳しい傾向も
  • なるべく早く法人口座を開設したいなら、書類を完璧に用意した上で複数の銀行に申請しましょう!
  • 即日の法人口座開設が必要、そんな方にはGMOあおぞらネット銀行がおすすめ
  • どんなに些細なことでも法人口座や法人保険、企業リスクなどについて質問があるなら、いますぐマネーキャリアを利用するのがおすすめ!
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監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

法人口座開設の期間は2週間が目安!即日は厳しい!


前提として、法人口座開設を即日行うのはかなり厳しいものとなっています。


一般的な目安としては

  • 法人口座開設の審査のために1週間
  • 郵送などに1週間
これで2週間ほどは必要であると考えておいてください。

またこれは、提出書類に一切不備がなかった場合の話です。

もし書類の再提出などがあれば、法人口座開設までにさらに時間がかかってしまいます。

そもそもなぜ、法人口座開設には審査が必要なのかご存知ですか?

端的に言うならば、犯罪防止のためです。

このような観点から、
  • バーチャルオフィス
  • 法人の実態が把握できない
  • 資本金が少ない
  • メイン業務の許認可を取得していない
このような企業は審査が通りづらいという面が存在します。

さて、法人口座開設を即日行いたいという方はどうすれば良いのでしょうか。

後ほど詳しく解説しますが、GMOあおぞらネット銀行なら即日の法人口座開設が可能です。

また即日までとはいかなくとも、なるべく早く法人口座開設をしたい方に向けた情報を以下でご紹介していきますので、最後までぜひご覧ください。

即日法人口座開設をしたいと思う人がやるべきこと

この記事をご覧の方には、「即日法人口座開設をしたい」と考えておられる方が多いかも知れません。


先に結論から述べておきます。


即日の法人口座開設はまず不可能だと思っておいてください。


しかし諦めるのはまだ早いです。


ここではなるべく早く法人口座開設をするためにすべきこととして、

  1. 手続きに必要な書類を完璧に用意する
  2. 複数の銀行に対して法人口座開設を同時に申し込む
以上の2ステップをご紹介します。

即日の法人口座開設を希望していたとしても、焦りは禁物です。

なるべく早く法人口座開設ができるよう、以下の内容を読んでしっかり準備を行うように心がけましょう。

①提出書類を完璧に揃える

まずは提出書類を不備がないよう完璧に揃えましょう。


もちろん銀行によって細かな点で異なりますが、主に法人口座開設に必要な書類として

  • 企業の商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 企業定款
  • 代表者印法人銀行印のどちらか
  • 代表者印・法人銀行印どちらかの印鑑証明書
  • 代表者の身分証明書
  • 企業の運営実態を証明できる書類・資料
このようなものが挙げられます。

しかしこれらの必要書類、揃えるのに意外と時間がかかってしまうものなのです。

上記の書類の入手・作成方法について簡潔に説明していきます。

なお、前述のように書類に不備が見つかれば法人口座開設までの期間が長くなりますので気をつけてください。

商業登記簿謄本

  • 地方法務局の窓口で申請・発行
  • 郵送申請
  • 登記ねっと」(登記・併託オンライン申請システム)で申請

企業定款


Webや書籍などにある記載例を参考に作成してみましょう。

インターネットで確認できる記載例には、以下のようなものがあります。

代表者印・法人銀行印

  • 地方法務局の窓口で申請
  • 地方法務局の証明書発行請求機で発行
  • 郵送申請
  • 登記ねっと」で申請

運営実態を証明できる書類・資料


これに該当する書類には、以下のようなものがあります。
  • 開業届(写)
  • 確定申告書(写)
  • 納税証明書(写)
  • 業種に関係する許可証や免許証

②複数の銀行に同時に申し込む

書類が揃って次にすることは、複数の銀行に同時に法人口座開設を申し込むことです。


前述しましたが、法人口座開設には審査があります。


この審査がかなり厳しいのです。


つまり、法人口座開設までには審査落ちする可能性が大きくなっています。


さらにメガバンクであれば特に審査が厳しい傾向にあるのです。


メガバンクとは、

  • 巨大な収益規模、あるいは資産を所有している
  • 1兆ドル(2021年6月現在で約110兆円)以上の総資産を所有している
どちらかの条件を満たす銀行・銀行グループを指します。

日本三大メガバンクと言えば

これらの銀行で法人口座開設をしたいのであれば、かなり厳しい審査基準をクリアしなければなりません。

一刻も早く法人口座開設をしたいのであれば、審査に落ちることを見越して複数の銀行に申し込むようにしましょう。

GMOあおぞらネット銀行の実際の法人口座開設の例

記事の冒頭でも触れましたが、法人口座開設を即日行いたい方におすすめなのがGMOあおぞらネット銀行「ビジネス口座」です。


GMOあおぞらネット銀行では、2021年6月14日から法人口座開設に必要な代表者の本人確認をeKYC(オンラインでの本人確認)によって行えるようになりました。


これにより、法人口座を利用するときに必要なログインIDやパスワードが「法人口座開設ナビ」というシステム上で確認可能に。


本人確認に要する時間が短縮され、最短で即日口座開設・利用ができるようになったのです。


なおこれはオンライン(セルフィー動画)で本人確認を行った場合で、書類のアップロードや郵送により本人確認をした場合は最短でも4営業日要することとなります。


その他、初期設定などの詳細はGMOあおぞらネット銀行「初期設定ガイド 法人口座」にてご確認ください。

銀行ごとの法人口座開設にかかる期間


さて先ほどご紹介したGMOあおぞらネット銀行を除き、即日の法人口座開設は不可能であるとご説明しました。


しかし、やはり即日でなくともなるべく早く法人口座開設・利用をと考えている企業や個人事業主の方は多いことと思います。


では、実際にどの程度の期間を法人口座開設までに要することになるのでしょうか。


今回は

  • ネット銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 地方銀行・信用金庫
  • メガバンク
とその銀行の種類・タイプ別に解説していきます。

「この銀行で法人口座開設したい」などの希望をお持ちの方がおられるのであれば、以下の情報を参考に開設申請を行うと良いのではないでしょうか。

それ以外の方も、法人口座を開設しておきたい日から申請日を逆算するための目安として一緒にチェックしていきましょう。

①ネット銀行

ここでは、

これらを例に挙げてご紹介していきます。

三菱UFJ銀行「BizSTATION」


必要書類を郵送して手続きが完了次第、1週間程度でサービス利用に必要な資料などが送付されます。

それらが手元に届けば、法人口座の利用が可能です。

申し込みなどに関する詳細は、三菱UFJ銀行「BizSTATIONのお申し込み方法」でご確認ください。

りそな銀行「りそなビジネスダイレクト」


必要書類を窓口にて提出した後、約10日間ほどで「手続き完了のお知らせ」が送付されます。

これが手元に届けば、法人口座の利用が可能です。

申し込みに関する疑問や詳細は、りそな銀行「Q&A-お申し込みからサービス開始まで」でご確認ください。

住信SBIネット銀行「法人ビジネスサービス」


オンライン口座開設であれば、申し込みにおいて必要書類の郵送は不要です。

そのため、最短で翌営業日に法人口座の利用が可能となります。

即日ではないものの、かなりスピーディに手続きが完了するようです。

なお郵送であれば住信側に書類が到着後、2〜3週間ほどで法人口座開設ができます。

②ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行でも、法人口座開設が可能です。


ゆうちょでは、口座開設の審査におおよそ10営業日ほどかかります。


申請に必要な書類は以下の通りです。

  • 企業の履歴事項全部証明書
  • 来店者の公式本人確認書類
  • 委任状
  • 法人番号通知書
  • 企業の印鑑証明書
  • 代表者の押印がある株主名簿や出資者名簿
  • 企業の財務状況が確認できる書類
  • 法人設立届出書 など
これらをしっかり用意・郵送してなお、10営業日ほどかかるということを理解しておきましょう。

③地方銀行・信用金庫

全体的に言えることとして、法人口座開設には申請と面談が必要となります。


この面談が審査代わりとなるようです。


今回は

これらを例に挙げてご紹介していきます。

横浜銀行


横浜銀行では、WEBと店頭の2種類の申し込み方法が用意されているようです。

どちらにしても申し込み後、法人口座開設の一次審査結果が出るまで2週間程度かかります。

他の地方銀行の情報なども含めると、地方銀行の場合は約1〜3週間ほどを見ておくと良いでしょう。

大阪信用金庫


大阪信用金庫の場合は具体的な日数は述べられていませんでしたが、申請から数日後に審査結果が連絡されるようです。

他も同様ですが、信用金庫は審査が緩い傾向にあるので約1週間程度で審査結果がわかります。

なお必要書類のほか、大阪信用金庫における法人口座解説における必要事項については、大阪信用金庫「法人口座を開設されるお客様へのお願い」をご確認ください。

④メガバンク

前述したように、メガバンクは特に審査が厳しいという傾向にあります。


具体的に言うならば、法人口座開設には書類提出のほかに面談なども必要となるのです。


即日の法人口座開設を期待している人には一番おすすめできないのが、メガバンクとなります。


今回はそんなメガバンクのなかでも

を例に挙げてご紹介しましょう。

三菱UFJ銀行


法人口座開設のためにまず事前予約が必要となります。

都合がつけられないとここの段階でかなり時間が経過してしまうことに。

公式HPでは審査結果の通達までに数日かかるとされていますが、実際には2週間程度は見ておくほうが良いでしょう。

事前予約制という面で、他のメガバンクよりも期間が必要なのが三菱UFJ銀行です。

なお法人口座解説については、三菱UFJ銀行「法人口座を開設されるお客さまへ」をご覧ください。

みずほ銀行


法人口座ネット開設受付を行っています。

これにより、メガバンクでは異例の最短で翌営業日に法人口座開設が可能となったようです。

ただし現在新型コロナウイルス感染症の情勢やそれに伴う自粛要請などにより、普段と比較して法人口座開設まで少し時間を要するのでご注意ください。

まとめ:法人口座を即日開設したいならGMOあおぞらネット銀行がおすすめ!


今回は、即日の法人口座開設について説明してきましたがいかがだったでしょうか。


何度も述べましたが、一般的に法人口座を即日開設するのはとても難しいことです。


厳しい審査があり、またその審査を通過したからこそ法人口座を持っていることそのものが企業の信頼へと繋がります。


しかし、それを踏まえた上で「どうにか即日中に法人口座開設を行いたい」という方もおられることでしょう。


そんな方には、この記事内でもご紹介しましたGMOあおぞらネット銀行がおすすめです。


即日中の法人口座開設を期待している方は、ぜひ一度GMOあおぞらネット銀行での開設を検討してみてくださいね。


この記事が、法人口座を開設する銀行選びの判断材料の1つとして役に立っていれば幸いです。


法人口座開設に悩んでいる方はマネーキャリアへ相談ください。マネーキャリアでは法人の方も無料で相談可能なため、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい法人のお金や保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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