海外旅行保険への加入は本当に必要?入らないとどうなるの?

今まで全然使うことがなかった海外旅行保険。もう、入らないのもアリなんじゃないの?そう思われる方もいるかもしれませんね。果たして「海外旅行保険に入らない」という選択は、是か非か。さまざまな事例を挙げて、解説していきたいと思います。

海外旅行保険は入らないという選択肢はあり?

自分だけは大丈夫。 

事故や病気に遭うほど不注意じゃない。 


何度も海外旅行にいったけど、別に何もなかった。 


せっかく格安旅行にしたのに、保険にお金をかけたくない。 


そんな考えから、海外旅行保険に入らないという選択をする方もいるようです。 


保険料の一例としては、ハワイ7日間の基本プランで1人2,500円~2,800円程度。 


どうせ無駄になるなら、保険料がもったいないと感じるのも無理はないかもしれません。 


海外旅行保険に入らないという選択があってもいいのでしょうか。 


今回は海外旅行保険に入っていないとどうなるのかということに加え、できる限り保険料を抑える方法についてもお伝えします。 


ぜひ最後までご覧ください。

海外旅行保険は入らないと大変であり危険であるということを覚えておこう!

海外旅行保険加入者の約15人に1人は、何らかの保険事故による補償を受けている」 

というデータがあります。 

ーほけんROOM調べ (海外旅行保険に加入したことのある人100人にアンケートを実施)ー


15人に1人というと、あまり多くないようにも感じられます。 


しかしペアでの旅行ならその確率は約7分の1。


3人グループなら5分の1です。 


意外と多くの方が、海外旅行保険に助けられているのです。 


「気をつけているから事故には遭わない」

→もし暴走した車に轢き逃げされたら? 

 
「気をつけているから病気にかからない」

→病原菌はあなただけを避けてくれる?  


「盗まれるようなものは持ち歩かない」

→えっ、これが?というようなものでも盗まれます。  


海外旅行保険に入らないという選択はきわめて危険です。 


では入らない場合には、どのようなリスクが発生するのでしょうか。 


恐ろしいその損害額をご覧ください。

入らないと、起こりうるリスクとは?

まずは最も負担が大きくなりがちな医療費について。 

健康保険が使えない海外の医療費は、日本人の感覚とはかけはなれたレベルで高額な場合もあります。 


例として、ニューヨーク市マンハッタン区の医療費をご覧ください。 


  • 初診料…150~300ドル 
  • 専門医の受診…200~500ドル 
  • 入院室料…1日数千ドル 
  • 急性虫垂炎と合併症で8日入院…70,000ドル 
  • 上腕骨骨折で手術し1日入院…15,000ドル  


日本の10倍以上の費用がかかることは間違いありません。 


また海外旅行保険に入らないと「病院の紹介」「電話による医療通訳サービス」「キャッシュレス診療」などのサービスが使えません。 


すべて自分でやり取りし、手続きしなければならないのです。 


旅行先ニューヨークじゃなくてアジアなら、物価が安いから医療費も安いんじゃないの? 


という考えは甘いです。 


物価が安い国では「医療=富裕層の特権」という概念から、医療費はやはり高額です。 


さらに医療水準自体が低い場合、水準が高い地域へ搬送されるすることがあります。 


その場合は搬送費用に数百万円かかることもあるのです。 


高額請求は医療費や搬送費だけではありません。


例えば賠償責任。 


  • ホテルで風呂の湯を出したまま寝てしまい下の階まで水浸しに。→賠償費用1,243万円 
  • スノ-ボ-ドで滑走中に停止しているインストラクタ-に突っ込む→治療費、慰謝料、後遺障害、休業損害を請求される。→ 1,200万円  


「高級ホテルの部屋で現金やパスポートが金庫ごと盗まれた」 


というような日本では考えられない盗難被害も、先進国で当たり前に発生しています。 


たかだか2~3,000円の保険料を惜しんで入らないと決めたばかりに、人生が台無しになる。 


海外旅行保険に入らないという選択は、そういった事態を招きかねないのです。

そんなリスクに対応する海外旅行保険の補償内容とは?

海外旅行保険には、一般的に以下のような補償があります。 

  • 傷害死亡・障害後遺障害…ケガで死亡または後遺障害を負った場合に支給される。 
  • 疾病死亡・後遺障害…病気で死亡または後遺障害を負った場合に支給される。 
  • 治療費用…病気やケガで病院にかかったときの治療費を補償する。 
  • 救援費用…入院して日本から家族を呼んだ場合、その交通費や滞在費などを補償する。医療搬送費もここに含まれる。 
  • 賠償責任…誤って他人の身体や物を傷つけてしまったとき、その損害賠償金を補償する。 
  • 携行品損害…身の回りの物について、盗難や破損を補償する。  


特にしっかりつけておきたいのは、やはり治療費用です。 


海外旅行保険で最も請求が多いのが健康に関するトラブルです。 


環境の変化や食べ物・水の違いなどで、体調を崩してしまう方が多いようです。 


お金の問題だけではなく、前述した「病院の紹介」「医療通訳サービス」「キャッシュレス診療」なども、海外で医療を受けるには必要なサービスでしょう。 


また救援費用も、治療費用と並んで大切な補償のひとつです。 


家族の渡航滞在費のみならず、チャーター機による医療搬送費・疾病が治っていないままで帰国する場合の搬送費などが救援費用から支払われます。 


国によっては数百万円の費用がかかる恐れがあります。 


また携行品損害は、健康状態悪化に次いで多いトラブルです。 


カメラや携帯電話など、携行していた物品の盗難や破損を補償してくれます。 


紛失や置き忘れには対応していないのでご注意ください。 


持ち物1つあたり10万円など、一品ごとの補償限度額も設けられています。 


全額には満たなかったとしても、盗難の多い国では重視しておきたい補償ですね。 

自分だけは大丈夫、その過信が不幸を招くことも…

自分だけは大丈夫だから、海外旅行保険には入らない。 

たとえ入らないまま事故をしても、どうにかなるでしょ。

これがいかに危険な考え方であるか、というのが分かっていただけたかと思います。 


日本は世界でもまれに見る公的扶助制度が充実した国。 


日本で暮らしてきたあなたの認識は、きわめて甘い可能性があります。

そうならないためにも海外旅行保険には入っておこう!

海外旅行保険は「あなたのため」だけに存在するのではありません。 

入らないで莫大な負債を抱えれば、あなたの家族にも辛い思いをさせることになります。 


心おきなく旅行を楽しむためにも、ぜひ海外旅行保険への加入をおすすめします。

海外旅行保険への加入するにはどのようにしたらいいの?

主な5つの海外旅行保険への加入方法をご紹介します。  
※クレジットカードについては加入方法と言えるかわかりませんが、入れることにします。

旅行代理店 


旅行代理店は、海外旅行保険を扱う保険代理店でもあります。 


旅行と一緒に海外旅行保険も申し込めるというのは効率がいいですね。 


ただし店員さんは、旅行のプロではあっても保険のプロではありません。 


細かい補償の内容は理解できていないことも多いでしょう。 



保険代理店 


普段付き合いのある保険屋さんで契約することも可能です。 


信頼関係のある自動車保険や生命保険などの担当者なら、安心感も増しますね。 


ただし保険代理店は通常、海外旅行保険自体をあまり扱っていません。 


一部の海外旅行保険に強い代理店以外では、選択肢が少ないかもしれません。 



<オススメ>インターネット加入 


現在はインターネット申込みできる海外旅行保険もかなり増えました。 


自宅にいながら手続きでき、自分で納得できるまでじっくり検討できるのが魅力です。 


さらにインターネット申込みは、窓口での契約よりかなり安く契約できます。 



空港の自動販売機やカウンター 


国際空港では、自動販売機やカウンターで海外旅行保険に加入することができます。 


事前に加入する時間のない方にとっては、ありがたいサービスですね。 


しかしこの加入方法にはデメリットもあります。 


海外旅行保険は通常「自宅を出発したときから自宅に戻るまで」が補償期間となります。 


空港での加入は、空港までの道のりが補償の対象となりません。 


そこで事故が起こる可能性もゼロではないのです。 



クレジットカード付帯の海外旅行保険を使う 


クレジットカードの中には、無料で海外旅行保険がついているカードがあります。 

年会費無料のカードでも付帯されていることがありますので、お手持ちのカードをご確認してはいかがでしょうか。 


ただしやはり、一般の海外旅行保険に比べればその補償内容は劣ります。 


 補償限度額も低額ですし、通常は「疾病死亡」や「緊急歯科治療」に対応していません。 


さらにキャッシュレス診療や医療アシスタンスサービスがついていない場合もあります。 


またカードを持っているだけで補償される「自動付帯」と、カードを利用しないと補償期間がスタートしない「利用付帯」がありますのでご注意ください。 

海外旅行保険のオプションにも注目してみよう

死亡保障や治療補償などの主契約だけではなく、海外旅行保険には入らないとつけられないオプションの特約にも注目してみましょう。 



航空機遅延費用  


搭乗予定の航空機が6時間以上の出発遅延・欠航・運休があり代替の航空機を利用できないときなどに、発生した損害を補償します。 



手荷物遅延等費用  


被保険者(乗客)が航空会社に運搬を依頼した手荷物が到着後6時間以内に予定していた目的地に運搬されなかった場合に、損害を補償します。 



旅行変更費用補償  


やむを得ないな事情により出国や旅行の途中で帰国しなければならない場合に、キャンセル費用を補償します。


補償対象となるのは「親族に不幸があった場合」や「旅行者自身のケガや病気で出国できない場合」などでキャンセル費用等が発生した場合です。


自身の都合と言っても、旅行のプラン変更や寝坊など自己責任で飛行機に乗り遅れてしまった場合などには補償されません。

 


弁護士費用補償特約  


事故などの被害者となったときに、弁護士費用を補償してくれます。 


個人賠償責任特約は、自分が加害者となり賠償責任を負ってしまったときの補償です。 


一方で弁護士費用補償特約は、被害者になったときのための補償といえます。 


万が一自分が事故の被害者になったら、相手の加入する保険会社との損害賠償請求の交渉が必要でしょう。 


そういったときに金銭面や精神面での大きな助けとなってくれます。 

コラム:海外旅行保険のお得な入り方

海外旅行保険の加入方法には5つあることは先ほど説明しました。


整理すると以下の5つです。

  1. 旅行代理店での加入 
  2. 保険代理店での加入
  3. <オススメ>インターネットでの加入 
  4. 空港の自動販売機での加入 
  5. クレジットカード付帯のもの 
このうち、旅行代理店で加入するという方が多いのではないでしょうか。

ほけんROOMでは、インターネットでの加入をオススメしています。

以下の表をご覧ください。

旅行代理店での加入インターネットでの加入
保険料高め安い
保険の種類少なめ多い
加入できるタイミング旅行代理店で旅行を申し込む時いつでも
検討時間少なめじっくり好きなだけ

どうです?圧倒的にインターネットでの加入の方がお得だと思いませんか? 

保険料が安い上に、海外に行くまでならいつでも加入することができるのです。(現地についてからだと加入できないので注意)


ただ自分で保険会社を選ぶのは意外と大変だと思います。

そんな方にはジェイアイ損害火災保険のt@bihoをオススメします。
保険料が他の会社より安い上に、JTBのグループ会社なので安心です。

※t@bihoも店頭から加入できますが、インターネットでの加入の方が安いので注意してください。

また、保障も自分に必要な分だけ選ぶことができるので、クレジットカードの海外旅行保険の上乗せにも最適です。

今すぐ加入する方は以下のボタンからどうぞ。

まとめ

海外旅行保険に入らないという選択は、大変なリスクをともないます。 

無保険と分かると、重症でも貧民層向けの病院に搬送されてしまうこともあります。 


海外旅行保険には無料や低予算で加入する方法もあります。 


ご自身のこと・ご家族のことを思えば、入らないという選択はありえません。


ぜひいま一度、海外旅行保険への加入をご検討ください。

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