海外旅行保険は旧姓で加入してもいいの？それとも新姓にすべき？

海外旅行を楽しみにしつつも、結婚前後は結婚式や新居の準備など何かとあわただしく、旧姓から新姓への変更手続きが済んでいないものもあることと思います。 

そのような状況で問題になるのが、「海外旅行保険に加入するときは旧姓のままでいいのか新姓にすべきか」ということです。 

保険会社によってどちらにすべきかは異なりますが、旧姓でも新姓でもどちらでもいいという保険会社も少なくありません。 

しかし、どちらでもいいという場合でも、パスポートやクレジットカーの名義と一致させた方が手続き上スムーズに進むといわれていますので、なるべく一致させるようにしましょう。  

これは、海外でキャッシュレス・メディカルサービスなどを受ける際に、パスポートの氏名と海外旅行保険の被保険者名で本人確認を行う場合があるためです。 

また、クレジットカードの名義が旧姓のまま海外旅行保険に加入する場合ですが、クレジットカードの名義は旧姓でも新姓でもクレジットカードの利用自体は可能なので、契約者の漢字・カナは新姓で、ローマ字はパスポートの表記に合わせて記入します。 

名義変更が済んでいなくても慌てて手続きをしなくても大丈夫ということがお分かりいただけたと思います。 

海外旅行保険は旧姓のままでも加入できますが、名義を一致させることだけは忘れずに確認しましょう。 

名義変更が済んでいない方はほっと胸をなでおろしたのではないでしょうか？ 

しかし、その場合は注意すべき点がありますのでしっかりと理解しておきましょう。 

特に、海外旅行保険への加入においては、補償を受ける際に本人確認が重要になりますので注意が必要です。 

変更方法は次のどちらかの手続きが必要になります。 

• パスポートを新しく作り直す 
  
• 記載事項変更旅券を申請する 
  

パスポートを新しく作り直す場合は、新規発給の申請をすることになり、記載事項変更旅券を申請する場合は返納したパスポートと現存有効期間が同じ新しいパスポートを作ることになります。 

いずれの手続きにも必要な書類は、

• 変更後の戸籍謄本または戸籍抄本
• 写真
• 身分証明書
• 有効期間のあるパスポート

ちなみに、料金は新しく作り直す場合よりも記載事項変更旅券を申請する方が安くなります。 

新婚旅行に行くご夫婦の場合、結婚式から新婚旅行までの日数が短く、名義変更の手続きが間に合わないことが多く見られます。 

よって、「新婚旅行には新姓で行きたい！」という気持ちがありながらも、手続き上の問題で旧姓のままという方が多いようです。 

「婚姻届は出してあるから新姓で予約する」と思っている方もいらっしゃいますが、国際線を利用する際は保安上の問題から、パスポート名と航空券名が一致していないと搭乗することができません。 

パスポートは旧姓のままで航空券を新姓で予約してしまうと、当日いざ出国というときに「搭乗できない！」という非常に残念な結果になってしまいます。 

心待ちにしていた新婚旅行の旅立ちの間際にそのような事態だけは避けたいものです。 

すでにパスポートと違う名前で航空券を購入してしまった場合はどのような手続きになるのかというと、一度航空券を払い戻し、搭乗時のパスポートのつづりにて新たに予約・購入することになります。 

さらに、払い戻しには所定の手数料がかかってしまいます。 

せっかくの新婚旅行の出発時にこのようなトラブルにならないよう、航空券とパスポートの名義はしっかりと揃えておきましょう。 

海外でケガや病気などになってしまい医療機関を受診することになった時、キャッシュレス・メディカルサービスを使用すると提携医療機関で治療費を支払わずに治療を受けることができます。 

キャッシュレス・メディカルサービスを受けるには本人確認を行いますが、その際パスポートと保険契約上の氏名が一致しているとスムーズにサービスを利用できます。 

しかし、氏名が一致していない場合はサービスがスムーズに利用できないばかりでなく、最悪の場合はサービスを受けられないというケースもあります。 

氏名を一致させておくことは海外旅行保険を有効に利用するためにも大切なことといえます。

※キャッシュレス・メディカルサービスとは、保険会社が提携病院に直接お金を支払うことで、自分で一時的にも治療費を支払わなくてもよい、というサービスです。

つまり、クレジットカードがその人の身分証明書としての効力を持っているわけです。 

例えばホテルにチェックインする際やタクシー乗る際にはたいていクレジットカードの提示を求められますが、その際にパスポートの名義と異なるクレジットカードを持っていたとなると、不信感を抱かれてしまう可能性も否定できません。 

また、海外で病気やケガをして医療機関を受診した場合やクレジットカードの盗難などで被害を受けた場合などの補償も、登録情報が異なると補償の対象外となってしまうケースもみられます。

最近は、いつでも手続きが可能なインターネットから海外旅行保険を申し込む方もたくさんいらっしゃいます。 

しかし、その場合記入する名前に気を付ける必要があります。 

原則としてインターネットから海外旅行保険を申込む際はクレジットカードと同じ名前で申込むようにしましょう。 

インターネット契約では、契約者とクレジットカード名義が同一であることが条件となっていますので、クレジットカードの名義で申込む必要があります。 

もし海外で医療機関を受診する場合はコールセンターにあらかじめ連絡を入れるなどの対処が必要になります。 

この記事を読んでいるみなさんは、これから海外に新婚旅行に行かれる方が多いのではないでしょうか。

どこに行こうか、何をしようか考えてワクワクしていることだと思います。

ただ、怖いのは万が一の事故や病気。日本から離れた異国の地なので、ちょっとしたことでパニックになってしまうかもしれません。

そこでお守りにもなるのが、海外旅行保険です。最低限でも海外旅行保険に入っておけば、事故や病気などの万が一のことがあった時に保険会社の方々が手厚くサポートしてくださいます。

これから、そんな大事な海外旅行保険の加入方法について説明します。

ほけんROOMがオススメしている加入方法は、インターネット加入の海外旅行保険とクレジットカード付帯の海外旅行保険の併用です。

自分で保険を比較するのが面倒な人はt@bihoで加入しておけばでいいと思います。

加入したい方は以下のボタンから！

しかし、手続きをスムーズに進めるためにも、パスポートやクレジットカードと同じ名義にすることをおすすめします。 

海外旅行保険の補償を間違いなく適用させるためにも、名義を一致させるようしましょう。 

また、ご説明してきました注意点にも気を付けて海外旅行保険を有効活用してください。 

海外旅行保険という強い味方と共に、楽しい海外旅行にお出かけください。