通院中や通院歴のある方も海外旅行保険に加入できる?

一般に通院中や通院歴があると、保険に加入しずらいと聞いたことがあるかもしれませんが、海外旅行保険は通院の理由によって告知が必要な場合と不要な場合があり、比較的加入しやすいと言えます。通院中や通院歴のある方にむけて、海外旅行保険の加入条件や加入方法を解説します。

海外旅行保険には通院していても加入できる?

みなさんは、海外旅行に行く際、海外旅行保険への加入はしていますか?

海外旅行先でのトラブルを補償してくれる海外旅行保険には、ぜひ加入しておきたいものです。


一般的に、『保険』と名がつくものは、現在通院していたり持病がある場合、加入できないかもしれないという不安があります。


しかし、現在通院しているからと言って、海外旅行保険への加入を諦めたくはないですよね。


そこで、今回この記事では、通院中・通院歴ありの場合の海外旅行保険について


  • 通院していても海外旅行保険に加入できるのか
  • オススメの海外旅行保険への加入の仕方

について解説します。


この記事を読んでいただいたら、通院中に海外旅行へ行くことになったときの参考になるかと思います。


ぜひ最後までご覧ください。

海外旅行保険は通院中や通院歴があっても”加入できる”場合もある

生命保険などと同様、海外旅行保険に加入する場合には、これまでの保険請求歴や健康状態などを保険会社に告知する『告知事項』という項目があります。


健康状態に関する告知内容には、現在怪我や病気などで医師の治療を受けているなど、健康上の異常があるかを問われます。


この、現在医師の治療を受けている、通院中・通院がである場合でも、告知が必要でない場合があります。


それは以下のような場合です。

  • かぜ、またはインフルエンザ
  • 食中毒(O-157を含む)
  • すり傷、切り傷、火傷などの軽症かつ定期的な医師の診察が必要ないもの
  • あせも、アトピー、蕁麻疹、イボ
  • 入院、または入院予定のない花粉症や水虫
  • 虫歯
  • 避妊のためのピル服用
  • 健康増進のための通院(疾病が原因ではなく、ビタミン剤などの処方のため)


これらの場合、通院していたとしても、告知なしで海外旅行保険へ加入することができます。


しかし、保険会社によって告知不要の内容が異なりますので、海外旅行保険へ加入前には保険会社に確認するようにしましょう。




通院や持病がある人にオススメする海外旅行保険の加入方法は2つ

さて、ここまで通院や持病がある人でも海外旅行保険に加入できる場合について説明してきました。


それでは、先ほどお伝えした「告知不要」の場合に該当しない、通院や持病がある人が海外旅行保険へ加入するにはどうすればいいのでしょうか?


そこで、通院や持病がある人でも加入できるオススメの海外旅行保険への加入方法として、

  1. インターネット
  2. 保険会社窓口

での加入方法を説明します。


一つずつ確認していきましょう。

1. インターネットからの申し込みは保険料が割安

保険料が割安のインターネットでの申し込みでも、通院や持病がある人が加入できる海外旅行保険があります


しかし、全ての保険会社で加入できるというわけではなく、通院や持病がある人が加入できる海外旅行保険を取り扱っている保険会社には限りがあります。


インターネットで加入できる保険会社として、ジェイアイ傷害火災保険、AIG損保などがあります。


ただし、通院中や持病がある場合には、「保険期間は31日以内」が加入条件となっています。

2. 保険会社窓口からの申し込みは個別に審査をするが、加入不可の場合もあり

インターネットでの申し込みのほかに、保険会社の窓口でも、通院や持病がある人の海外旅行保険への加入手続きが可能です


インターネットで加入可能なジェイアイ傷害火災保険とAIG損保のほかに、東京海上日動火災保険の窓口でも申し込みが可能です。


注意が必要なことは、告知内容または保険期間によっては審査が通らず、加入できない場合もあります。


しかし、もしも審査が通らなくても、ほかの保険会社で再度申し込んでみるということもできます。


なので、通院や持病がある人は早めに海外旅行保険への加入手続きを行うことをおすすめします。

さらに、どちらの方法も保険会社によっては”期間内であれば”既往症も補償される

通院や持病がある場合、海外旅行保険に加入できたとしても、『治療中・持病』に関しては補償対象外だと思いますよね?


しかし、保険会社によっては、海外旅行中にこの『治療中または持病』の悪化により発生した治療費も補償してくれる場合があります。


この保障内容は大変心強いですね!


ですが、その分保険料が割高になることもあります。


海外旅行保険への加入前には、補償内容と保険料をよく確認しておきましょう。

その他の方法で海外旅行保険に加入する場合

海外旅行保険の申し込み手続きには、インターネットと保険会社の窓口で加入する方法とは別に、さらに2つの加入方法があることをご存知でしょうか?


一つ目は、保険加入手続きが実質不要なクレジットカードに付帯されている海外旅行保険を利用する方法と、二つ目は、もしも海外旅行保険への加入を旅行出発直前まで忘れていたときに大変便利な、空港でできる海外旅行保険への加入方法です。


一つずつ確認していきましょう。

クレジットカードに付帯されているタイプを利用する

クレジットカードによっては、クレジットカードを持っているだけで補償が受けられる自動付帯と、該当するクレジットカードで旅行代金を支払った場合に付帯される利用付帯の海外旅行保険が付帯されています。


事前に健康状態の告知などは不要ですが、持病での補償は受けられないことがほとんどです。


また、クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償金額は低く設定されているので、海外での治療費には不十分となることも考えられます。


可能であれば、保険会社が販売する海外旅行保険への加入をおすすめします。

空港で海外旅行保険を申し込む場合

飛行機に搭乗する前でしたら、なんと空港内でも海外旅行保険に加入することができます。


出国直前の保険加入はどのように手続きをしたらいいのか心配になるかもしれませんが、主要な国際空港には保険会社の窓口が設置されており、窓口のスタッフに質問しながら保険へ加入することができます。


インターネットでは加入できなかったという通院や持病がある方でも、空港の窓口では海外旅行保険に加入できたというケースがあります。


空港で海外旅行保険を申し込む場合には、手続きの時間を考慮して、早めに空港に到着するようにしましょう。

参考:”帰国後に”通院をしても補償の対象になる

海外旅行保険で補償が受けられる期間とは、基本的に『海外旅行を目的に自宅を出発してから、自宅に帰宅する期間』となります。

しかし、ある条件を満たしている場合、日本帰国後の通院も、海外旅行保険では補償対象となるんです。


補償対象となるのは以下の費用です。


  • 保険期間中に事故に遭い怪我をした場合、事故の発生日を含めて180日以内に必要となった治療費や交通費など
  • 保険期間、または保険期間終了後72時間以内に発病した病気で、保険期間終了72時間以内に医師の治療を開始した場合、医師の治療を開始した日を含む180日以内に必要となった治療費や交通費など


このように、保険期間中に怪我をしたり発病した場合には、帰国後の通院でも海外旅行保険がその費用を補償してくれます。

まとめ

通院中や持病がある人でも加入できる海外旅行保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  • 通院中や持病がある人でも加入できる海外旅行保険がある
  • ただし、保険期間に制限がある
  • 保険期間中の怪我や病気であれば、日本帰国後の通院でも、定められた期限内の費用を海外旅行保険で補償される

です。


海外旅行中はいつどんなトラブルに遭うか分かりません。


通院中や持病があるからと海外旅行保険への加入を諦めるのではなく、加入できる保険を探してみましょう。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

ランキング