海外旅行保険の入り方にはどんな方法があるの?わかりやすく解説!

海外旅行保険の入り方は、保険代理店の担当者と対面で行う方法、インターネットで申し込む方法といろいろあります。ただし、海外旅行保険の入り方として理想的なのは、事前に各保険を比較検討する時間を設け、ご自分の渡航目的とプランに合わせた保険選びを行うことです。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

海外旅行保険の入り方を解説!

世界有数の景勝地を巡る楽しいはずの海外旅行、しかし、現地でまさかの病気やケガ、事故が旅行中にいつ襲いかかるかわかりません。

海外旅行保険とは、海外を旅行中そんな予期せぬ事態になったとき、渡航先で生じた金銭的な負担をカバーしてくれる保険です。この保険の正式名称は「海外旅行傷害保険」ですが、病気・ケガの補償にとどまらず、海外旅行中に起こるいろいろな事態を総合的に補償する商品です。


今回は海外旅行保険への入り方について説明します。




海外旅行保険に加入する方法は”主に5つ”

海外に行くからと言って、海外旅行保険に加入することが義務化されているわけではありません。

しかし、渡航先で万が一の事態が起きた場合の備えとして、事前に加入しておくことをおすすめします。


海外旅行保険の加入方法は、クレジットカードに付帯しているものも含めて以下の5つがあります。

  1. 保険代理店での加入
  2. 旅行代理店での加入
  3. インターネットからの加入
  4. 空港での加入
  5. クレジットカードの付帯

順番に解説します!  

1. 保険代理店での加入

時間に余裕を持った保険の入り方といえます。旅行が決まったら保険代理店で加入をします。この方法であれば、保険の知識が豊富な担当者へ、契約書類の書き方を質問することや、保険内容で疑問点があるならその場で尋ねることもできます。

また、海外旅行保険の商品も多く取りそろえている場合が多く、時間をかけてじっくりと保険選びをすることができます。


デメリットとしては、保険料が高いことが挙げられます。保険代理店を仲介していますので、手数料も含まれて少し高めの値段設定になっています。

2. 旅行代理店での加入

旅行先を決めてすぐさま海外旅行保険に加入したい場合には、便利な入り方と言えます。ただし、旅行代理店の場合、海外旅行保険はサービスの一環として取扱をしている場合が多いです。

そのため、旅行代理店の担当者は、保険内容のアドバイスに多少の不慣れであることがあります。


旅行の申し込みの際、とりあえず保険のセットプランに加入しておこうと考える場合には、こちらの入り方でも構いません。


旅行代理店での加入の場合も、保険代理店の場合と同様、少し高めの値段設定になっています。

3.<おすすめ>インターネットから申し込む場合

海外旅行や保険加入に慣れている方に適した入り方です。インターネットで申し込むので、保険商品を自分で選んで手続きを進めていきます。


対面販売と違って人件費等も削減できているため、相対的に保険料が割安、となっています。


最近ではインターネットでサクッと加入できて(当日までできることも)、請求のサポートもアプリで申請できるので、非常に便利です。

4. 空港で加入を申し込む場合

この入り方であれば、飛行機に乗り込む直前に海外旅行保険を契約する方法となります。

空港では損害保険会社のカウンターや自動販売機が設置されている場合、海外旅行保険に加入することができます。海外旅行保険へ加入を希望する場合には、出発当日であっても時間に余裕をもって空港に到着し手続きを行うべきしょう。加入するとその場で保険証券等が発行されます。


空港で申し込む場合には次のような入り方があります。


○損害保険会社のカウンター 


国際空港には大手損害保険会社・保険代理店の受付カウンターが設置されています。受付カウンターですぐに海外旅行保険の加入手続きができます。担当者に対面で説明を受け、質問しながら保険を選べます。 


○自動販売機


受付カウンターの他にも海外旅行保険の自動販売機が設置されています。契約は自動販売機のガイダンスに従って行うことができます。 


対面で手続きをしないため、短時間でスムーズに加入手続きが行えます。ただし、加入できる保険商品やプランはかなり限定されてしまいます。


また、出発直前であるため焦ってしまい入力ミスをすることも想定されます。そのため、自動販売機で手続きをするにしても搭乗時間を確認した上で、直前の加入契約を進めていきましょう。


空港での加入の場合も、少し保険料が高めになってしまうので注意してください。 

5.クレジットカード付帯の海外旅行保険

上記の4つとは少し加入方法が特異ですが、「クレジットカード付帯の海外旅行保険」を活用す方法もあります。

この保険は告知義務なしで加入でき、傷害死亡・後遺障害、傷害・疾病利用費、救援費用、損害賠償責任、携行品の損害等のオーソドックスなケースが補償対象になります。

※告知については下で書いたので読んでみてください!


年会費無料で海外旅行保険が付帯しているカードもありますので、ご自分のカードに海外旅行保険が付帯されていないかまず確認してみましょう。


クレジットカードでの加入の場合、自動付帯と利用付帯があります。


自動付帯


自動付帯とは、クレジットカードを作る際に無条件で付帯される保険のことです。そのため、何か保険の入り方として、特別な続きが要求されているというわけではありません。 


 渡航先で万が一の事態になった時に、クレジットカードを持参して、かつ、保険会社所定の条件に合致すれば補償が約束されます。
 


利用付帯

利用付帯とは、クレジットカードによる料金支払が行われたことを条件に、補償が認められる付帯サービスです。 例えば、ホテル代、飛行機代のような旅行代金や、渡航先で公共交通料金を支払う際にカードを利用することで、海外旅行保険が有効になります。 


つまり利用付帯の場合、クレジットカードを持っているだけでは保険が利用できないということになります。

海外旅行保険は”事前に契約しておく”入り方がオススメ

ご自分が納得する海外旅行保険の入り方は、やはり事前に複数の保険を比較検討してベストな商品を選ぶことでしょう。


各損害保険会社の窓口や代理店をまわって、資料をもらったり説明を受けたりすることも可能ですが、もっと簡単に複数の保険を比較検討できる方法があります。こちらでは、海外旅行保険を事前に検討して加入するメリットを説明します。

自身に適した補償プランの選定ができる

海外旅行保険を扱う損害保険会社をインターネットで調べて、そのホームページから、保険商品の内容をじっくりと把握することができます。保険料の見積もりもできます。


もし、加入したい保険商品が見つかったら、インターネットで申込可能な商品の場合は、そのまま加入することもできます。 


直前に大慌ての状態で保険に加入するよりは、いろいろな疑問点や想定されるリスクも深く考慮することができ、ご自分が納得する保険を選べるメリットがあります。


自宅から空港間も補償の対象となる

海外旅行保険は自宅を出発した時点から補償対象になります。ただし、空港で申し込む場合には、既に行った自宅から空港間の移動は補償の適用外です。


つまり、自宅から空港間の移動中トラブルに遭った場合、空港で加入した海外旅行保険では補償されません。


そのため、事前に余裕を持った保険の入り方は、まだ国内にいる段階でも十分な補償が受けることができる方法といえます。

海外旅行保険の入り方に関する”制限”

海外旅行保険は、加入希望者が申し込めばどんな場合でも契約が成立するわけではありません。保険会社側が加入を認めなければ契約は締結できません。


保険会社が加入を認めるかどうかを決める重要な書類が告知書です。この書類に記載した健康状態等の内容によっては加入を拒否される場合もあるのです。


また、加入希望者が何歳であるかや、渡航先の国々の情勢によって保険への加入が制限される場合もあります。加入の際の制限について十分な注意が必要です。


こちらでは、加入の際に気をつけなければいけないポイントを説明します。

海外旅行保険の”年齢制限”

海外旅行保険では、保険会社によって年齢制限を設けている場合があります。70歳以上の方の場合は、保険のネット加入が認められていないケースもあれば、補償額にも制限がかかってしまうケースもあります。

気に入った保険商品があっても、まず年齢についての制限の有無を資料等でしっかり確認しましょう。

持病の有無や、危険性の高いスポーツをする予定の”告知”

保険会社が、加入希望者と保険契約の締結をするかどうかを検討する際に、判断する資料が「告知書」です。

この告知書には質問項目が「はい・いいえ」で回答することになります。告知書に記載した内容によっては、加入を拒否されることがあります。


これは対面およびインターネットで申込む場合でも同様で、告知のための質問項目を記載・入力する必要があります。

質問内容としては、次のようなものがあります。


  • 持病の有無
  • 過去の傷病の有無
  • 現在の健康状態
  • 渡航先で危険なスポーツをするかどうか 等

持病や傷病歴等を偽って加入しても、後日そのことが明白になれば「告知義務違反」として、損害保険会社から契約解除や、万が一の場合に補償されないことがあります。


また、告知が必要な場合は旅行中に行う危険なスポーツも該当します。例えばスカイダイビングやハンググライダー、ボブスレー、ロッククライミング、ピッケル・アイゼン等使用する山岳登はん等、決して安全なスポーツとはいえないものが当てはまります。


スポーツをしないまたは安全なスポーツと偽って保険へ加入し、渡航先で危険なスポーツが原因で大事故に遭っても、やはり告知義務違反として保険金が下りない場合があります。


渡航先での海外旅行保険に関する”引受制限”

海外旅行保険では、紛争地域等がある国への海外旅行の引受に、制限が設けられているのが一般的です。

外務省には「海外安全ホームページ」という、海外の安全情報を伝える専用ページがあります。このページで各国の「危険情報」が更新されています。


この危険情報とは、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域の情報を、治安情勢やその他の危険要因を総合的に判断し、それぞれの国・地域に応じた安全対策の目安を報告するものです。


危険度はレベル1~レベル4に区分されます。保険会社は外務省の報告を参考に引受制限を決めるので、危険度の高い国々へ渡航する場合には、保険の加入が制限されることが多いです。

ただし、紛争地域に渡航する場合であっても、空港で危ないからと止められることはありません。渡航自体に関してはあくまで自己責任になります。

まとめ:海外旅行保険はネットでの加入がオススメ

海外旅行保険は、楽しいはずの海外旅行で、まさかの事態が起きた場合の備えとして頼りになります。


加入する際は、たくさんの種類から選ぶことができ、圧倒的に保険料が安く済むので、ぜひインターネットから加入してみてください。

ランキング