更新日:2021/02/25
歯科衛生士の専門学校の学費平均は?学費の安いランキングで徹底比較!
歯科衛生士になるために専門学校に通うという方いますよね。そこで今回は、歯科衛生士専門学校でかかる費用を比較し一覧にしました。また授業料の高さが気になる方のために、奨学金や学費の分納制度についても詳しく解説するので、是非最後まで読んで参考にしてみてください。
内容をまとめると
- 入学費の相場は約100,000円~400,000円程度
- 授業料の1年間の相場は約400,000円~600,000円程度
- 教科書代や白衣代なども全て揃えると約350,000円の諸費用
- 歯科衛生士の専門学校にも奨学金制度や学費免除制度がある
- で歯科医院で働きながら通うワーク&スタディ制度というものが存在ある
- 学費や将来の家族や自身のお金に少しでも不安や疑問があるならマネーキャリアの保険相談を利用するのがおすすめ!
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 歯科衛生士になるための専門学校の学費はいくら?
- 歯科衛生士の専門学校の学費の内訳と相場
- 入学金や授業料などの費用
- 教科書や実習衣などそのほかの諸経費
- 歯科衛生士の専門学校の学費の安いランキング
- 北海道エリアの歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 東北エリアの歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 関東エリア(東京以外)の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 東京都の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 中部エリア(愛知以外)の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 愛知県の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 関西エリア(大阪以外)の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 大阪府の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 中国・四国エリアの歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 九州エリアの歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
- 歯科衛生士の専門学校にも奨学金制度や学費免除制度がある
- 国や地方自体の奨学金や学費免除制度
- 専門学校の奨学金の例
- 自分で歯科医院で稼ぎながら通うワーク&スタディ制度も
- 歯科衛生士の専門学校の学費のまとめ
目次
歯科衛生士になるための専門学校の学費はいくら?
歯科衛生士になるためにの専門学校に進学を検討する際、進学の倍率や国家資格合格実績、就職率の高さなどが判断する基準になると思いますが、何よりも重要になるのが学費ではないでしょうか。
歯科衛生士の専門学校は学校によって学費に大きく違いがあったり、奨学金制度や学費免除制度があったりしますので、希望する学校にどんな制度があるか調べておく必要があります。
そこでこの記事では「歯科衛生になるための専門学校の学費はいくら?」について
- 歯科衛生士の専門学校の学費の内訳と相場について
- 歯科衛生士の専門学校の学費の安いランキング
- 歯科衛生士の専門学校にも奨学金制度や学費免除制度について
是非最後までご覧ください。
歯科衛生士の専門学校の学費の内訳と相場
歯科衛生士の専門学校は全国に数多くありますが、それぞれの学校によって学費に違いがあります。
学費の大まかな内訳としては以下のようになっています。
- 入学金
- 授業料
- 教材費
- 白衣代
- 実習費
- 施設維持費
- その他の諸費用
入学金や授業料などの費用
歯科衛生士の専門学校の入学費の相場は約100,000円~400,000円程度となっており、平均で200,000円程度に設定している専門学校が多いです。
授業料の相場は1年次~3年次まで同じである場合や、入学時のみ若干高い場合などもありますが、1年間の相場は約400,000円~600,000円程度となっています。平均して500,000円程度に設定している専門学校が多いです。
進学に際して、国家試験の合格率や施設の充実度、自宅からの近さなど学校を選ぶ基準はいくつもありますが、その中でも学費は外して考えられない基準でしょう。
歯科衛生士は実習も多く、アルバイトをして学費を工面しながら就学するというのが難しいため、もし経済的に厳しい場合は、倍率の高い国公立の学校を目指すか、奨学金などの制度を利用するようにしましょう。
教科書や実習衣などそのほかの諸経費
歯科衛生士の専門学校には、入学金や授業料の他に教科書代や実習費などの諸費用がかかります。
諸費用として考えられるのは以下のようなものです。
- 実習機材費
- 学生総合保険
- 健康関連費
- 研修旅行費
- 国家試験関連費 など
歯科衛生士の専門学校の学費の安いランキング
それでは、実際にどの程度学費や諸費用がかかるのか、分かりやすくランキング形式で紹介します。今回は初年度納入金を基準に紹介しますが、2年次以降は学費が変わる学校もありますので、少しでも興味が出た学校があればご自身で調べてみて下さい。
地域別でランキングを紹介しますので、まずはご自身のお住まいの地域にどんな専門学校があるのかを参考に調べてみて下さい。そして、今後どの学校に進学するか検討する目安にしていただけると幸いです。
北海道エリアの歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 札幌歯科学院専門学校 歯科衛生士科 | 850,000円 |
1位 | 札幌医学技術福祉歯科専門学校 歯科衛生士科 | 850,000円 |
3位 | 北海道医療大学歯学部付属歯科衛生士専門学校 歯科衛生学科 | 870,000円 |
3位 | 函館歯科衛生士専門学校 歯科衛生士学科 | 870,000円 |
5位 | 帯広コア専門学校 歯科衛生士学科 | 970,000円 |
東北エリアの歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 福島県立総合衛生学院 歯科衛生士学科(福島県) | 338,000円 |
2位 | 青森歯学医療専門学校 歯科衛生士科(青森県) | 800,000円 |
3位 | 東北歯科専門学校 歯科衛生学科(福島県) | 980,000円 |
4位 | 福島医療専門学校 歯科衛生士科(福島県) | 1,000,000円 |
5位 | 岩手医科大学医療専門学校 歯科衛生科(岩手県) | 1,000,000円 |
関東エリア(東京以外)の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 衛生福祉大学校 歯科衛生学科(栃木県) | 503,000円 |
2位 | 葵メィカルアカデミー 歯科衛生科(埼玉県) | 850,000円 |
3位 | 湘南歯科衛生士専門学校 歯科衛生士科(神奈川県) | 900,000円 |
4位 | 大田医療技術専門学校 歯科衛生学科(群馬県) | 900,000円 |
5位 | 新横浜歯科衛生士専門学校 歯科衛生士科(神奈川県) | 900,000円 |
東京都の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 新東京歯科衛生士学校 歯科衛生士科Ⅱ部(夜間) | 880,000円 |
2位 | 東京医薬専門学校 歯科衛生士科Ⅰ部 | 900,000円 |
3位 | 早稲田医学院歯科衛生士専門学校 歯科衛生士科(夜間) | 900,000円 |
4位 | 日本医歯薬専門学校 歯科衛生士科Ⅱ部(昼間) | 950,000円 |
5位 | 東京医学技術専門学校 歯科衛生士科Ⅱ部(夜間) | 1,000,000円 |
中部エリア(愛知以外)の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 岐阜県立衛生専門学校 歯科衛生学科(岐阜県) | 301,040円 |
2位 | 長野県公衆衛生専門学校 歯科衛生士学科(長野県) | 520,800円 |
3位 | 静岡歯科衛生士専門学校 歯科衛生学科(長野県) | 790,000円 |
4位 | 長野医療衛星専門学校 歯科衛生士科(長野県) | 850,000円 |
5位 | 長野平青学園歯科衛生士科(長野県) | 920,000円 |
愛知県の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 慈恵歯科医療ファッション専門学校 歯科衛生士学科 | 1,060,000円 |
2位 | ナゴノ福祉歯科医療専門学校 歯科衛生士科 | 1,080,000円 |
3位 | 名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校 歯科衛生学科 | 1,150,000円 |
4位 | 名古屋デンタル衛生士学院 歯科衛生士科 | 1,180,000円 |
5位 | 名古屋医健スポーツ専門学校 歯科衛生科 | 1,210,000円 |
愛知県の歯科衛生士専門学校は他県と比べたら比較的学費が高い学校が多いです。
関西エリア(大阪以外)の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 兵庫県立総合衛生学院 歯科衛生部(兵庫県) | 411,150円 |
2位 | 滋賀県立総合保健専門学校 | 596,400円 |
3位 | 三重県立公衆衛生学院 歯科衛生学科(三重県) | 642,000円 |
4位 | 兵庫歯科衛生士学院 歯科衛生学科(兵庫県) | 1.040,000円 |
5位 | 京都歯科医療技術専門学校 衛生士科(京都府) | 1,110,000円 |
大阪府の歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 日本歯科学院専門学校 歯科衛生士学科 | 860,000円 |
2位 | 行岡医学技術専門学校 歯科衛生科 | 880,000円 |
3位 | 大阪歯科学院専門学校 歯科衛生士専門課程 | 900,000円 |
4位 | 新大阪歯科衛生士専門学校 夜間部 | 900,000円 |
5位 | 大阪歯科衛生士専門学校 歯科衛生士学科 | 970,000円 |
大阪府の歯科衛生士専門学校は一番高くても新大阪歯科衛生士専門学校の昼間部の初年度納入金1,000,000円となっていて、学費の差があまりないのが特徴となっています。
中国・四国エリアの歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度納入金 | |
---|---|---|
1位 | 鳥取県立歯科衛生専門学校 歯科衛生士学科(鳥取県) | 237,450円 |
2位 | 河原医療大学校 歯科衛生学科(愛媛県) | 780,000円 |
3位 | 香川県歯科医療専門学校 衛生士科(香川県) | 800,000円 |
4位 | 穴吹福祉医療カレッジ 歯科衛生士学科 | 810,000円 |
5位 | インターナショナル岡山歯科衛生専門学校 歯科衛生学科 | 850,000円 |
鳥取県立歯科衛生専門学校歯科衛生士学科の初年度納入金は237,450円で、全国的に見ても最も安い納入金で入学が可能です。
九州エリアの歯科衛生士専門学校の学費の安いランキング
学校名 | 初年度入学金 | |
---|---|---|
1位 | 鹿児島医療福祉専門学校 歯科衛生学科(鹿児島県) | 700,000円 |
2位 | 熊本歯科衛生士専門学院 歯科衛生士学科(熊本県) | 800,000円 |
3位 | 九州医療専門学校 歯科衛生士科(佐賀県) | 800,000円 |
4位 | 熊本歯科技術専門学校 歯科衛生士科(熊本県) | 840,000円 |
5位 | 都城デンタルコアカレッジ 歯科衛生士科(宮崎県) | 850,000円 |
歯科衛生士の専門学校にも奨学金制度や学費免除制度がある
歯科衛生士の専門学校にも、大学のように奨学金制度や学費免除制度が存在します。
特に成績優秀者で入学の確約ができる場合に入学検定料や入学金が全額(もしくは一部)免除になる場合や、年払いの学費自体が免除になる場合もあります。
また、日本学生支援機構の奨学金(第一種・第二種)を利用することも可能です。入学金を一括で支払うことが困難な場合は、分割納入が可能であったり、日本政策金融公庫などの教育ローンを利用して支払いすることも可能です。
他にも提携歯科医院で働きながら進学できるワーク&スタディ制度などを取り入れている学校もあり、学費および生活費を賄うことも可能です。働きながら実務も学べるため人気の制度となっています。
入学金が払うのが厳しい場合や、在学中の生活が厳しい場合などは、以下に紹介する制度が利用できないか一度検討してみることをおすすめします。
国や地方自体の奨学金や学費免除制度
国や地方自治体の奨学金や学費免除制度を利用することで、学費支払いの負担を軽減できます。
国や地方自治体の奨学金として以下のようなものが挙げられます。
- 日本学生支援機構の給付型奨学金
- 生活福祉資金
- 育英資金奨学金 など
専門学校の奨学金の例
続いて専門学校独自の奨学金の例を紹介します。
- 一人当たり1年間10万円で各学年10名まで受けることが可能な奨学金制度です。選考基準は、希望者の中で成績優秀者が選ばれます。
- 卒業三年間は、奈良県歯科医師会会員診療所、又は県内の病院や公的機関において、勤務した場合は就学資金の返済が免除されます。
- 入学後、1年次および2年次の成績優秀者に対し、なにわ歯科衛生士専門学校の規定により、次年度の授業料の全額もしくは半額が免除されます。※昼間部3名(全額1名・半額2名)、夜間部2名(全額1名・半額1名)
- 指定校推薦で入学する場合、入学金の50%が免除されます。※退学した場合、返還義務が発生します。
- 学園設置校に兄弟姉妹が在籍している場合、入学金の100%が免除されます。
- 学園設置校に過去に親族(2親等以内)が卒業卒園していた場合、入学金の50%が免除されます。
以上のように学校独自で奨学金や学費免除制度などを設置している場合も多いので、希望している進学先にどのような支援制度があるか一度確認しておくことが必要です。
自分で歯科医院で稼ぎながら通うワーク&スタディ制度も
自分で歯科医院で働きながら通うワーク&スタディ制度というものが存在します。
この制度を利用すれば、実際の歯科医院での実務経験を積むことができるのみならず、収入を得ることも可能なので、学費に不安のある人には特におすすめしたい制度となっています。
なお、この制度は原則学校から指定された歯科医院で行われるため、学業にも理解のある歯科医院ばかりなので安心して利用することができます。
時給も1,000円程度~となっていますので、他でバイトを探して就学するよりも良い条件で働くことができます。実際に働いてみて、就職後のイメージを付けることも可能です。
また、それでも学費を払うのが厳しいという場合には、学費の分納制度の利用を検討してみて下さい。学費は原則一括納入ですが、学校によっては分割での納入を認めている場合もありますので、希望する専門学校のHPを一度確認しておくことをおすすめします。
歯科衛生士の専門学校の学費のまとめ
歯科衛生士の専門学校の学費について解説しました。
今回のポイントは
- 歯科衛生士の専門学校は入学金や授業料以外にも研修費などの諸経費がかかる
- 学費は専門学校によって差がある。公立の場合学費は安いが倍率が高い
- 奨学金制度やワーク&スタディなどの制度があり、学費をカバーすることが可能