学資保険の保険料のカード払いにできる?カード払いのポイントまとめ

学資保険の保険料をカード払いにすることができることをご存知ですか。長い年月支払い続ける保険料だからこそカード払いの恩恵を受けることができます。しかし、注意点もあります。これを読んで学資保険の保険料を上手にカードで支払いましょう。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

学資保険はクレジットカード払いが出来るの?ポイントもつくならさらにお得

学資保険は長い年月間、保険料を支払い続けます。

最近では、学資保険の保険料をカード払いにする方が増えています。

その理由はカード払いで付いてくるポイントを目的としています。

保険料を支払った上にポイントがつけばさらに魅力が増しますが、注意も必要です。

学資保険をカード払いにするときのポイントをおさらいしていきましょう。

クレジットカード払いのおすすめポイント


上記にも述べましたが、学資保険は長い年月、相当な額の保険料を支払い続けます。

だからこそ、カード払いが重要になります。

重要となるポイントは

  • クレジットカードのポイントが貯まる
  • カードの請求は遅れてくるので通帳の残高を考えなくてよい

以上の二つが大きなメリットといえます。詳しく見ていきましょう。

・クレジットカードのポイントが貯まる

買い物をしたときにクレジットカードで支払いをするとポイントが付きます。

ほとんどのクレジットカードのポイントの還元率は1%というところが多く、高いところになると2%というところもあるようです。

貯まったポイントを次の買い物で1ポイント=1円で買い物ができます。

例えば、月々の保険料が12,000円だった場合、

12,000×1%=120ポイント

月に120ポイント貯まります。

1年で1,440ポイント、18年で25,920ポイントも貯まります。

口座引き落としで何もないよりは、ポイントが貯まった方がお得です。

・カードの請求は遅れてくるので通帳の残高を考えなくてよい

毎月、口座から様々な引き落としがあります。

水道代などの光熱費や家賃などですが、引き落としの日にちや金額もバラバラで、入金を忘れたりすることもあります。

現在、公共料金もカード払いに対応している場合が多く、学資保険もカード払いにしておけば、支払いを同じ日にすることができるので、忘れることも少なくなることでしょう。

さらに、学資保険の支払いを忘れてしまうと、最悪の場合、保険の失効という事態になりかねません。

カード払いの場合、このようなことが回避できる可能性があります。

カード払いの仕組みは、一旦、カード会社が保険料を保険会社へ支払います。遅れてカード会社がカードの名義人へ請求します。

カード会社からの請求は、支払いがあった翌月か翌々月となりますので、保険料の支払いを忘れるということはありません。

カード払いのメリットはこのようなところにあります。

ポイントはマイルにするとお得になる可能性がある

クレジットカードのポイントをマイルに変えることもできます。

マイルとは、航空会社が利用・実施しているポイントの単位のことをいい、フライトだけではなく、ショッピングでもマイルを貯めることができます。

その、貯まったマイルを国内線はもちろん、国外線の航空券や特典航空券、他にも商品券や電子マネーなど、自分がお得な特典と交換できます。

上記のように、マイルは様々な利用方法があるのですが、マイルの還元率でいえば、一番お得な利用方法は無料航空券などの特典航空券に交換できるところです。

例えば、JALカードの場合、ニューヨークを例に例えると、羽田=ニューヨーク往復だと、7万マイルが必要になります。

航空代金は、比較的空いている時期でも35万円前後かかることが多いです。

還元率でいうと1マイル=5円になり、かなり高い還元率といえます。

ポイントは様々な場所で使えるのですが、お得=還元率だけでいえばマイルが一番お得といえます。

ちなみに、楽天カードの場合、2ポイント=1マイルで交換ができます。

カード会社で、マイルとの交換率が違うようです。もし、学資保険をカード払いし、マイルが目的の場合、マイルとの交換率も調べた方が良いでしょう。

カード払いと現金払いどっちが総合的にいいかわからない

それでも、現金が得なのか?カードが得なのか?悩むところかもしれませんが、現金の場合とカードの場合のお得なケースを詳しく見ていきましょう。

カード払いの方がお得なケース

学資保険の年間の支払い方法には、月払い・半年払い・年払いと別れていますが、月払いより、半年払い・年払いの方が割引があり保険料が安いことがあります。

そのような半年払い・年払いの割引が無い場合はカード払いがポイントが付きますのでカード払いの方がお得になります。

現金払いの方がお得なケース

学資保険の半年払い・年払いの割引がある場合は難しく、様々な学資保険のシミュレーションを見てみても、どちらがお得かは、保険会社の半年払い・年払いの割引率にあるようです。

仮に、月々13,000円の保険料を支払う場合。カード払いだと、月々130ポイントが付いてきます。

年間だと1,560ポイントとなりますので、年払いの割引額が1,560円を超える場合は現金で支払った方がお得になります。

月々の保険料も気になりますが、年払いだとどれくらい割引があるのかも確認しましょう。

クレジットカード払いで保険料を払うときの注意点があります

カード払いには様々な注意点があります。

契約してからでは遅いので、しっかりと注意点も見ていきましょう。

カード払いが出来る学資保険は限られているのでしっかり調べましょう

カード払いができる学資保険は、増え続けほとんどの学資保険がカード払いができます。

しかし、カード払いができると明記してあっても注意が必要です。

保険会社各社でカード払いは条件付きという場合が多く、よく見かけるのが以下の通りです。

  • 月払いの初月のみ
  • 月払いのみ
  • 契約時のカード払い申込のみ。途中での支払い変更不可
  • 通販型の学資保険のみ
  • 月払いの金額に上限あり

などの条件を見かけることが多いです。

パンフレットに「カード払いができる」との記入があったのでと、契約したところ、以上の条件が理由でカード払いができなかったでは困ります。

契約する前にしっかりと確認しましょう。

夫婦必見!学資保険のカード払いと名義人が違う場合は契約が出来ません

当然かもしれませんが、契約者の名義以外のクレジットカードでは学資保険の保険料を支払うことはできません。

契約者が夫だが、支払いは妻のクレジットカードということは通用しません。


しかし、契約者の中には、夫のクレジットカードの口座にお金を毎月準備するのが大変という方もいることでしょう。


その場合、クレジットカードの引き落とし口座を変えるというのはどうでしょうか。


この場合、確認先はクレジットカード会社になりますが、夫婦であれば、カードの名義は違っても引き落とし口座を変えることはできるかもしれません。


またクレジットカードに家族カードというものがあるのはご存知でしょうか。


収入に安定がある方が家族にいれば、その者が最初に家族カードを作ります。


最初に作った契約者が本会員となりその後、妻または子どもも、家族カードを基本的に無審査で持つことができます。


この場合、本会員でも妻もしくは子どもが家族カードを使っても、引き落とされる口座は一つになりますので、契約時にカードで悩むことはないでしょう。


クレジット払いのできる学資保険についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

まとめ

いかがでしたか?

学資保険のクレジットカード払いとの関係性やポイント、現金払いとの違いなどをまとめてみました。

クレジットカード払いだと、ポイントも貯まりますし、マイルを貯めることができることもわかりました。

また、クレジットカード払いにするときの注意点も良くわかったと思います。

上手にクレジットカード払いにして、ポイントを貯めたり、マイルを貯めたりして、長く支払い続ける学資保険の保険料を上手に活用しましょう。

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