学資保険をボーナス払いでまとめて支払うことのメリットと注意点

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半年払いや年払いを選択することで、学資保険の保険料をボーナス払いでまとめて支払うことができます。けれども、学資保険をボーナス払いにすることには、保険料を割安にできるというメリットがある一方で、後々支払いが苦しくなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

学資保険の保険料は、ボーナス払いがお得?



学資保険料の保険料を支払う方法には、以下のような方法があります。

  • 一時払い
  • 全期前納払 
  • 年払 
  • 半年払 
  • 月払

どの保険会社でもすべての方法を選択できるということではありませんが、いくつかの支払い方法の中から選択できるようになっています。


一般的に、月払いて支払う方法を選択している人も多いようですが、今回は年払いや半年払に活用できるボーナス払いにスポットを当ててご紹介します。


学資保険をボーナス払いすることのメリットやデメリット 、そしてボーナス払いをする場合に気を付けるべきことについても解説していきます。


毎月、保険料を支払っている方…、もしかしたら今後の支払い変更を検討するきっかけになるかもしれません。


学資保険への加入を検討しているもぜひ、ご参考にしてください。

学資保険の支払い方法としてボーナス払いを選択することもできる

子どもの誕生をきっかけに、子どもの将来の教育資金の積み立てのために学資保険に加入する人も多いなか、保険料の支払い方法としては、毎月の家計の中から支払う月払いが最も一般的となっています。


保険料は 

月払い>半年払い>年払い>全期前納払い>一時払い

という順に安くなっています。  


すべての保険料をまとめて支払う全期前納払い、一時払いと異なり、半年払いや年払いの場合は、ボーナスの一部を充てることもできるため、利用可能な支払い方法でもあるのです。

半年払いを選択する場合

学資保険の月払いの場合、毎月決められた日に引き落とされます。また最近では終身保険や自動車保険のように、クレジットカードを利用したカード払いが可能な学資保険もあります。


これに対して学資保険の半年払いでは、半年に1度ずつ6ヶ月分の保険料を支払っていくことになります。


毎年契約月とその半年後の2回が、引き落とし日および支払期限となりますので、夏・冬のボーナス払いにすることも可能となります。

年払いを選択する場合

学資保険の保険料を年払いする場合、年に1回まとめて1年分の保険料を支払うことになります。


1年分の保険料となるとまとまった金額になりますので、ボーナス払いにしている人が多くなっています。


毎年の引き落としは契約月と決まっていますので、引き落とし日を他の月に変更することはできないことになっています。





学資保険をボーナス払いにすることのメリットとは

学資保険の保険料の支払い方法を、半年払いや年払いを選択してボーナス払いにすると、当然一度に支払わなくてはいけない金額が高くなってしまうことが想定されます。


月々の家計の負担はなくなりますので、その分はメリットとして捉えることもできるでしょう。


その他にも学資保険をボーナス払いでまとめて支払うことで、何かメリットになることがあるのでしょうか。

ボーナス払いで保険料を割安にできる

学資保険の保険料の支払いをボーナス払いで半年分、あるいは一年分をまとめて支払うことで、保険会社には以下のようなメリットがあります。

  • 保険会社が負担する手数料が減る…保険料の引き落としにかかる手数料は保険会社が負担しているため、引き落としの回数が減り手数料の金額も減ることになります。 
  • 保険料を運用する期間が長くなる …毎月少しずつ預けるより、まとめて預けた方が、元手も大きく運用期間も長くなり、利益の増加につながります。

その結果、返戻率が高くなり保険料が安くなるのです。

学資保険をボーナス払いする際に注意しなくてはいけないこと

学資保険の魅力のひとつでもある堅実な貯蓄性をさらに活かし、返戻率を上げるためにも、保険料ををボーナス払いにすることは非常に有効であると言えそうです。


しかし反面、学資保険をボーナス払いにすることのデメリットには、どのようなことことがあるのでしょうか。


ボーナス払いをする場合に、注意しなくてはいけないことも含めて一緒に確認してみましょう。

保険料を支払えなくなる可能性もある

例えば、学資保険の払込期間中に子どもも増えて家計の状況が大きく変わることは十分想定されます。右肩下がりの出生率ではあるものの、一般的には「子どもはひとりではない」傾向が伺えます。

日本経済新聞


ローンの支払い、また病気やケガのアクシデントなどによっても、学資保険の保険料の支払い以外にもボーナスをあてにした出費が重なってしまうことも考えられます。


また転職や職場の事情などによって、学資保険の支払いにボーナス自体ををあてにできない状況が起こることもあるかもしれません。


学資保険の保険料払込期間は意外に長く、さまざまなことが起こるものなのです。

年払いの場合は払込免除が翌年からになる

学資保険には、契約者が亡くなった場合や所定の高度障害を負って働けなくなってしまった場合に、それ以降の保険料の支払いが不要となる支払免除特約が付いています。


学資保険の保険料を月払いにしている場合は、手続きの翌月から保険料が免除されることになります。


これに対して、1年分をまとめて支払ってしまっている年払いでは、支払免除が翌年からになってしまうことになります。


支払い済みの保険料は返金されませんので、場合によっては11ヶ月分の支払い差額が出てしまうこともあります。

保険料の支払いが負担にならないようにするための工夫


学資保険の加入の際に、保険料や返戻率を考慮してボーナス払いを選択したとしても、何年か経つうちに保険料が支払えなくなって途中解約…そうなってしまっては、全く何の意味もありません。


まずは学資保険の保険料の支払いをボーナス払いにすることのメリットだけでなく、デメリットもしっかり理解したうえで、十分な検討をしましょう。


そしてきちんと支払いを継続していけるために工夫をすることも大切です。

引き落とし日がボーナス後になるように加入

学資保険で年払いを選択すると、保険料の引き落としは契約月となることがほとんどであり、これは残念ながらその後も変更できません。


学資保険の保険料をボーナス払いで支払う予定の場合には、「半年分あるいは1年分の保険料を支払える月=ボーナス月をあらかじめ候補にしておいて、相談する際に希望を伝えましょう。


引き落とし日などをしっかり確認したうえで、学資保険の契約日を調整するのがベストな方法と言えます。

ボーナスをあてにしすぎない

学資保険を半年払いや年払いにするとしても、あまり「ボーナスをあてにしすぎない」ことも大切なポイントになります。


自分でも学資保険の支払い用の通帳を用意するなどして、毎月少しずつでも一定の金額を蓄えておくことで、ボーナスで支払うべき負担が軽くなります。


蓄えてきた分を保険料の支払いに使用しなかった場合には、そのまま蓄えとして継続するkと思できますし、他に必要な出費があった時に使用することもできます。


幾分かのお金の余裕心のゆとりにもつながっていくことになるのです。

まとめ:メリット、デメリットを理解して、計画的に学資保険のボーナス払いを活用しよう

学資保険の保険料をボーナス払いにすることには、保険料や返戻率の面で嬉しいメリットがあります。


その一方で、ライフスタイルの変化やボーナスの減額、さらには家族のアクシデントなどによってボーナスでの保険料の支払いが苦しくなり、途中解約を余儀なくされる可能性もデメリットとして認識しておく必要がありそうです。


基本的に、学資保険は子どもひとりひとりにかけていくものですから、子どもが増えることで保険料の負担額も増えていきますし、子どもにかかるさまざまな経費も当然かかることになります。


支払う保険料の金額や支払い方法、払込期間などの契約時の条件のなかには、後では変更できないものもあります。


大切な子どものひとりひとりの将来のために蓄える教育資金です。10年後、20年後のことまである程度の可能性を想定したうえで十分に検討し、ゆとりを持った内容・条件を選択していくことは必要不可欠ともいえるでしょう。


後々支払いが負担になってしまわないように、しっかりと計画を立てて学資保険の保険料にボーナス払いをうまく活用していきましょう。

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