更新日:2023/02/27
5年ごと配当付きの生命保険には全く配当金は期待できません
生命保険は決して安い買い物ではないので、掛け損になるよりは何らかの配当金がある生命保険に加入したいと思う人も少なくないでしょう。ですが、5年ごと配当の言葉に安易に乗せられてはいけません。5年ごと配当付きの生命保険は配当金に期待できないからです。
内容をまとめると
- 生命保険の、5年ごと配当付きとは、「加入後6年経過してからがスタートで、5年ごとに余剰金である配当金支払われる」ということ
- 配当金は必ずもらえるものではない
- 配当金があるからといって貯蓄性があるわけではない
- 5年ごと配当付き生命保険は、解約したら配当がもらえないので契約を続けないと損
- 5年ごとの配当付き生命保険は、強制的に貯蓄しながら少しずつご褒美のお金をもらいたいという人におすすめ
- 利率高く貯蓄したいという人は、通常の生命保険に加入すべき
- 自分はどんな生命保険に加入するのが最適なのか知りたいという人は、生命保険のプロに無料相談するのがおすすめ
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
5年ごと配当付き生命保険における5年ごとと配当金の意味
生命保険における5年ごと配当というのは、もう少し詳しく表記するとほとんどの場合で利差配当付保険のことを指します。
そもそも配当金とは、生命保険に加入し、支払った保険料を使って保険会社が運用し、利益が出たら契約者に支払うものです。
概ね、加入後6年経過してからがスタートで、5年ごとに支払われる契約になっているものです。
この記事では
- 5年ごとの配当金について
- 5年ごと配当の生命保険をおすすめできる人とできない人
- 5年ごと配当に加入するからには途中で解約しない
5年ごと配当の配当金
保険会社は、3つの予定基礎率をもとに保険料を算出しています。
- 予定死亡率…将来の保険金の支払いに必要な財源
- 予定利率…運用によって得られる収益
- 予定事業費率…運営上必要となる経費等
保険会社に支払われた保険料に対し、支払った保険金とその他運営にかかる諸費用を引いて残った分が余剰金となります。
その余剰金が配当金となるのですが、配当金に大きく影響するのは主に予定利率です。
しかし現在はマイナス金利の影響もあり、あまり利益が出にくい状態が続いているため、配当金はあまり期待できないでしょう。
ただの掛け捨てにはしたくない人向け
5年ごと配当付きの生命保険がおすすめなのは、ただの掛け捨てにはしたくない人です。
配当金にはいくつかの使い方があり、現金で受け取るだけではなく、保険料と相殺したり、配当金で保険を買い増ししたりなどの活用方法があります。
とはいえ、5年ごと配当付きの生命保険は、配当金が全く付かない生命保険よりも割高な保険料になっています。
配当金は必ず出るものではありませんし、出ても微々たる金額にしかならないことはあらかじめ了解しておきましょう。
自分が5年ごと配当付きの生命保険に加入すべきか迷うという方は、保険のプロに無料相談するのがおすすめです。
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5年ごと配当の生命保険はそれでも毎年配当タイプよりはマシ
貯蓄性はありませんし、配当金額にも期待はできませんが、それでも5年ごと配当の生命保険は毎年配当の生命保険よりはまだ損はしないといえます。
毎年配当タイプは5年ごと配当タイプよりもさらに支払保険料が割高になっているからです。
なお現在、配当付きの生命保険は5年ごと配当が主流になっています。
配当金は出たら儲けものとして割り切る
配当金は必ずしも現金で受け取れるとは限りません。
契約内容によっては支払保険料と相殺扱いになったり、貰える保険金を増額するための積立に回されたりすることになっている場合もあります。
何にせよ、配当金はあてにしないでおくのがいいでしょう。景気に振り回されるのはよくありません。
今後景気が良くなればチャンスがあるかも
保険会社は倒産しないためにも利益を内部留保するでしょうし、例え5年ごと配当の生命保険契約者に対し配当金を支払おうと思ってもそう多くの金額は与えてくれないでしょう。
ただし、5年ごと配当の生命保険は長期間契約し続けるのが基本です。
今後景気がよくなればもしかしたら配当金が増額する可能性が出てくるかもしれません。
5年ごと配当付きの生命保険に加入すべきか迷っていたけれど、、という方は、焦って加入する前に保険のプロに無料相談することをおすすめします。
自分が検討していたプランよりもお得なプランを、プロが提案してくれる場合もあります。
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5年ごと配当の生命保険をおすすめできる人とできない人
5年ごと配当の生命保険にはイメージとは違い貯蓄性がないので生命保険を資金運用の目的に使いたい人にはおすすめできません。
ですが、5年ごと配当を出たらラッキー程度のご褒美要素として割り切れる人で貯蓄をするのが苦手な人には5年ごと配当の生命保険はおすすめできるかもしれません。
貯蓄したい人には不向き
配当金を得るために支払う保険料は無配当の生命保険よりも割高です。
生命保険に貯蓄性を求める人は一時払いの終身保険などの解約返戻金に期待できる生命保険に加入した方がおすすめです。
生命保険にはさまざまな種類の商品があり、目的によって最適な契約内容は全く変わってきます。
強制的な貯蓄をしたい人には向いている
一時払いをするだけのまとまったお金は無く、貯蓄をするのは苦手、でも万が一に備えてはおきたいし、できればモチベーションを維持するためのご褒美は欲しい、そんな人には5年ごと配当付きの生命保険はおすすめできるかもしれません。
実際に配当金が出るかは不明ですが、契約を続けるためのモチベーションにはなるでしょう。
ここで挙げた例は一部ですので、自分が5年ごと配当付き生命保険に合っているかどうか知りたいという方は、保険のプロに無料相談することをおすすめします。
無料相談では、ニーズや貯蓄などから、それぞれに合った保険やプランをプロが提案してくれます。
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5年ごと配当に加入するからには途中で解約しない
5年ごと配当の生命保険が、配当金を受け取れるようになるのは実質11年後からです。
ですので一度加入したあとはそのまま解約も契約変更もせずに契約を続けることが大切です。
ですので、支払い続けられないような金額で契約をするとのちのち苦しくなりますし、払い損をすることにもなります。
掛け捨て型にするなら無配当
保険料をとことん安くしたいなら5年ごと配当の生命保険は諦めた方がいいでしょう。
掛け捨て型で、無配当の生命保険が一番保険料を安くできます。
ある程度金額が高くなってでも有配当にしたいのなら終身保険を選びましょう。
ただし、終身保険の保険金額が増えるほど保険料も高くなっていきます。
どうしても続けられなくなったら
5年ごと配当にこだわるあまり、無理をして保険を契約し続けるのはおすすめできません。
もともと5年ごと配当は大きな金額ではありません。あくまで日々の生活を一番に考えましょう。
ライフプランの変化などで本当に必要な保障内容が変わった場合は、配当金を諦めて保険の見直しをすることも大切です。
保険の見直しは自己判断せず、保険のプロに相談して行うことをおすすめします。
マネーキャリア相談では、保険のプロへの無料相談を受け付けています。
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まとめ:5年ごと配当付きの生命保険は必ずしもお得ではない
5年ごと配当の生命保険は貯蓄性のないもので、あてにしていなかったご褒美が来た程度で考えるべき保険です。
景気の良い時代ならまだしも、今現在のマイナス金利が続いている中であえて積極的に契約すべき保険ではありません。
ただし何でもいいから保険契約を続けるためのモチベーションが欲しい人には向いているかもしれないシステムにはなっています。
この記事を読んで、生命保険について理解が深まり、新たな加入や見直しを検討しようか迷っている方は、保険のプロに無料相談することをおすすめします。
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最後までご覧くださり、ありがとうございました。