子供のための共済保険はどこがおすすめ?わかりやすく解説します!

共済保険にも子供のために加入する商品があります。この子供のための共済保険には、「貯蓄型」と「保障型」があり、貯蓄型は教育資金の積み立てを目的とした共済、「保障型」は子供の医療保障や死亡保障等を目的とした共済になっています。

子供のための共済保険はどんな内容の保険を重視すべきか

自宅のポストに共済のパンフレットが入っていて、自分自身のためにどんな保障なのかパンフレットになんとなく目を通した経験がある方は多いのではないでしょうか?


共済保険は比較的保障額が少額で保険料も手ごろで、医療保障や死亡保障などが一緒になっているイメージがあると思いますが、実は大人だけではなく、子供のための共済保険も販売されているのをご存じでしたでしょうか?


子供のための保険を選ぶ際は、共済だけでなく、生命保険会社のほうにも多くの種類がありますし、地域によっては助成金の制度が充実していたり、など様々なことを考える必要があります。


ここでは、主にJA共済「こども共済」と都道府県民共済「生命共済 こども型」、コープ共済「たすけあいジュニア20コース」を取り上げてみました。


この記事では子供のための共済保険について、 

  • JA共済「こども共済」は貯蓄性重視の共済
  • 都道府県民共済「生命共済 こども型」の保障重視の共済
  • コープ共済「たすけあいジュニア20コース」は保障重視の共済
  • 子供のための共済保険で「貯蓄型」と「保障型」のどちらを選ぶべきか

 以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただけたら、お子さんにとって


 子供のためにどんな共済保険を選べば良いのか徹底解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。


子供のための共済保険を比較すると「貯蓄型」と「保障型」がある

共済を取り扱っている団体は複数あり、一言で共済といっても保障内容がまるで異なります。


子供のための共済も同じで、同じ様な商品名だとしても学資金を準備するための貯蓄型と子供の入院や手術に備える保障型があります。


よく保障内容を確認しないで加入すると思っていた保障とまったく違っていたということがあるかもしれません。

子供のために教育資金の積立を重視したい場合には「貯蓄型」がおすすめ

JA共済が販売しているこども共済の貯蓄性が高い「にじ」では、自分が支払った掛け金よりも祝金でもらえる金額の方が多くなっており、教育資金の積み立てをすることができます。


基本的に返戻率は余計な保障がついていないほど高くなります。


生命保険会社が販売している「学資保険」に近い商品となります。


実際にJA共済が販売している貯蓄型「にじ」の返戻率を参考にしてください。

【試算条件】契約者:30歳・男性/被保:0歳/保険期間:22歳満了/共済金額:200万円/基本型タイプ/オプションなし/年払

≪18歳払済≫年間保険料:105,014円、受取金200万円、総額1,890,252円、返戻率105.8%

≪11歳払済≫年間保険料166,900円、受取金200万円、総額1,835,900円、返戻率108.9%

子供のための死亡保障・医療保障を重視したい場合には「保障型」がおすすめ

都道府県民共済の「生命共済こども型」は子供の死亡保障や医療保障などを重視した保障型の商品になります。


この共済は、JA共済の「こども共済」とはまったく異なり、保障内容は入院・手術・通院・がん診断・先進医療・損害賠償・契約者と被保険者の死亡保障と非常に充実した内容となっています。


ただし、子供の成長に合わせて受け取れる成長祝金などはありませんので貯蓄性は一切ない商品となります。


生命保険会社が販売している子供向けの「医療保険」に近い商品となります。


共済と保険の比較についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

JA共済「こども共済」

「貯蓄型」と「保障型」の共済があるとお伝えしてきましたが、実際に販売されている共済商品から保障内容を確認していきましょう。


最初は貯蓄性重視の共済であるJA共済の「こども共済」の特徴をみていきましょう。

こども共済には教育資金の積み立てるための3つのプランがある

JA共済の「こども共済」では子供の成長に合わせて受け取る学資金の受け取りタイミングを中学プラン・高校プラン・大学プランの3種類から選択することができます。


各プランで学資金を受け取れるタイミングは下記の通りです。

  • 中学プラン:11歳~14歳or12歳~15歳の期間毎年の契約応答日
  • 高校プラン:14歳~17歳or15歳~18歳の期間毎年の契約応答日
  • 大学プラン:18歳~22歳の期間毎年の契約応答日

こども共済には死亡保障・医療保障を重視した「にじ」「えがお」というプランもある

JA共済の「こども共済」では保障内容によって「にじ」・「えがお」という2つのプランが用意されています。


「にじ」は入学祝金・満期共済金・子供の死亡保険金・契約者が亡くなった場合の共済掛金免除の保障が備わっています。 


 「えがお」も保障の範囲は同じですが、子供の死亡保険金が成長に合わせて増えていく特徴があります。


 例えば0歳の時に病気で亡くなった場合は300万円ですが、6歳では900万円、15歳以降ではなんと1,500万円まで上がります。

都道府県民共済「生命共済 こども型」

貯蓄型の共済を見てきましたが、共済には子供の病気やけがに対する保障をメインとしているものもあります。


次は、保障性を重視した共済である都道府県民共済の「生命共済こども型」の特徴をみていきましょう。

生命共済 こども型には「こども1型」、「こども2型」がある

都道府県民共済の「生命共済こども型」には保障の手厚さによって「こども1型」と「こども2型」があります。


こども1型では月々の掛け金は1,000円で、入院したら1日につき5,000円、手術は種類によって1回につき2・5・10・20万円のいずれか、子供が病院で亡くなった場合は200万円などといった具合になっています。


こども2型は月々の保険料がこども1型に比べて2,000円と倍になっており、単純に保障内容も倍になっています。

生命共済 こども型は医療保障の他、契約者の死亡や第三者への損害賠償にも保険金が下りる

都道府県民共済の「生命共済 こども型」は医療保険と死亡保険が一緒になったような保障となっており、死亡保障については子供だけではなく、契約者の保障もついています。


例えば、こども1型の場合、子供の死亡保障は死因によって保障額が変わり、高校事故の場合500万円、交通事故を除く不慮の事故の場合400万円、病気の場合200万円となっており、契約が亡くなった場合も、死因によって交通事故・不慮の事故の場合500万円、病気の場合50万円となっています。


また、第三者への損害賠償の保障もついており、1事故につき最高100万円まで支払われます。

コープ共済「たすけあいジュニア20コース」

では、次にコープ共済の「たすけあいジュニア20コース」をみてみましょう。


コープ共済とは、日本生活協同組合連合会と消費生活協同組合(生協)により共同設立された日本コープ共済生活協同組合連合会が引き受けとなっている共済です。


こちらは非営利団体であり、組員のたすけあいの精神に基づいて運営されています。

J1000円コース、J2000円コース、J1900円コースがある

保障内容としては、

  • 入院1日目から日額6,000円の保障
  • ケガ通院は1日目から日額2,000円の保障
  • 支払対象手術なら日帰り手術でもお支払いの対象
といったものがあり、コースはJ1000円コース、J2000円コース、J1900円コースがあります。

J1000円ですと、掛け金が月1000円ということを表しています。

詳しくはコープ共済のホームページをご確認ください。

J1900円コースよりもJ2000円コースのほうが保障内容が充実しているように錯覚してしまいますが、J1900円コースは告知緩和型、つまり持病などがあったり、通院中であったり、薬を服用していたりしても、入りやすいコースとなっています。

満20歳を迎えても、スムーズに契約更新ができる

満20歳に手続きをすれば、コープ共済のV1000円コースやL1000円コースに健康状態にかかわらず継続することが可能です。(もちろん他のコースの掛け金も可能です。)


さらに、満65歳になると、プラチナ85や、ずっとあい終身医療に継続することが可能となっています。

子供のための共済保険で「貯蓄型」と「保障型」のどちらを選ぶべきか

同じ子供のための共済保険でも「貯蓄型」と「保障型」ではまったく別の商品だと考えてもらった方が良いです。


貯蓄型は、子供の成長に合わせて学資金を貯めるのが主な目的となるため、子供のためではありますが、どちらかというと契約者に万が一のことがあっても大丈夫なように備える保険になります。


一方で保障型は、子供が病気やけがで入院や手術をした時に共済金がもらえる保障がメインになります。


どちらが良い悪いの話ではありませんので、他に加入している保険の保障内容や、ご家庭の経済状況、また、お住まいの地域によっては子供の医療が無料になる自治体もあるので、総合的にみてどちらの保障が自分達にあっているのか考えましょう。


※東京都千代田では子供が高校を卒業するまで公的医療保険の自己負担額は0円となります。公的な制度を利用して、十分な保障が受けられるのであれば「保障型」に加入する必要性はあまりないと感じます。

まとめ

子供のために加入する共済保険について「保障型」と「貯蓄型」の2タイプに分けて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは 

  • 共済保険と一言でいっても保障内容は様々で保障を重視しているタイプと貯蓄を目的としているタイプがある。
  •  JA共済「こども共済」は貯蓄性重視の共済のため、教育資金を積み立てたい方におすすめ。
  • 都道府県民共済「生命共済 こども型」、コープ共済「たすけあいジュニア20コース」は保障を重視した共済のため、子供の入院や手術に備えたい人におすすめ。
  • 共済の「貯蓄型」と「保障型」はまったく違う商品なので、他の保険の加入状況なども考慮して、どちらが良いか判断する。

 です。


共済生命は「JA共済」、「都道府県民共済」、「COOP共済」など様々な種類がありますが、共済でひとまとめにしてしまっている方が多くいます。


商品によって保障内容がまったく異なりますので、加入前には必ず保障内容を確認して、自分や家族に必要な保障なのかを見極めましょう。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。  

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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