更新日:2023/05/26
難病を罹患すると保険に入れない?難病でも入れる保険をプロが解説
難病でも保険に入れるか気になる人に向けて書いています。難病でも一般の保険に加入できないことがあるが、保険自体には加入できる可能性があります。というのも難病は治療が確立されていないため医療費用を想定することが難しいのです。そのため保険会社は保険料の設定がしづらく高額な医療費にも対応できる割高な保険をすすめられることがあります。ですので加入できる最適な保険があるのかプロのもとで加入診断することをおすすめします。
内容をまとめると
- 難病でも加入しやすい保険として引受基準緩和型保険や無選択型保険がある
- 取扱保険会社数が業界屈指の47社であるマネーキャリアならあなたに合った保険を選べて専門的な相談ができる!
- 難病になったら特定難病給付金が受け取れる
- 難病に関する保険加入で告知を怠ると告知義務違反となる
- 難病に関するお金のことで少しでも不安や疑問があるならマネーキャリアの無料加入診断を利用するのがおすすめ!
目次を使って気になるところから読みましょう!
難病でも保険に安心して入るためにプロの加入診断をおすすめする理由
難病でも保険に入れるかお悩みの方は持病保険のプロの加入診断がおすすめです!
持病保険のプロが行う加入診断をおすすめする理由
- そもそも保険に加入できるのか手軽にわかる 2つの質問に答えるだけで、加入できる保険があるかがわかる
- 適切な保険の選定と提案
難病でも加入できる保険の選定と最適な保険の提案をしてくれる - 加入後のアフターフォロー
加入後に感じた不安点や質問もできる
難病でも保険加入できる?注意点も解説
難病を患っていても加入できる保険はありますが、一般的な保険は加入審査が厳しいため難病を告知しても加入できる保険を探す必要があります。
加入時に持病や既往症を告知すると、保険会社は規程の審査基準に基づいて加入可否を決定します。審査基準は保険会社や保険商品ごとに違いがあるため、3つのパターンに分かれてしまうのです。
- 審査を通過できず加入できない保険
- 加入できても条件が付加されてしまう可能性がある保険
- 割高な保険料だけど加入できる保険
難病を患っているからといって、不利な保険に加入したくはありませんよね。
しかし、自分で加入しやすい保険を探すと、知らず知らずのうちに不利な保険に加入してしまうことが実際よくあります。
「もっと充実した保障の保険商品があった・・・」
「もっと保険料が安い保険商品があった・・・」
保険に入ってから保障内容や保険料で損をしていると気づいて後悔してしまうことが多いため、難病を患っているひとは特に加入する保険を慎重に選ぶことが重要だといえます。
とはいえ、保険業界の情報を得る機会のないひとにとって、不利な保障内容や割高な保険料を避けて、より良い保険商品を見つけるのは至難の業です。
難病と診断され、保険選びに困ってしまったら保険の専門家に相談してみましょう。保険業界に精通している専門家なら、病名や症状から適切な保険商品を見つけて提案してもらうことができるのでおすすめですよ。
難病の方が保険加入する際に注意すること
保険商品によって審査基準や保障内容が違うため、難病と診断されているひとが保険へ加入する際は、以下のポイントに注意しておきましょう。
- 保障内容に制限されてしまう場合がある
- 割増保険料の条件が付加されてしまう場合がある
- 難病に対する保障があっても限定されている場合がある
保険会社は相互扶助によって成り立っており、加入者の公平性を保つために、健康リスクが高いひとは保険への加入を拒否します。
しかし条件を付加することで加入を許可するケースもあり、難病のひとはこれらの条件が付加されやすいので覚えておいてください。
保険加入に対する条件 | 条件の内容 |
---|---|
割増保険料 | 病状によって割増率が決まり割高な保険料となる |
特定部位不担保 | 指定される臓器などに対して保障の削減または不担保となる |
特定疾病不担保 | 指定される病気に対して保障の削減または不担保となる |
これらの条件は加入しようとする保険商品ごとに審査基準が違うため、付加される条件が違ってくるので注意が必要です。
条件が適用される期間は1~5年が一般的ですが、病状によっては保険期間の全部が適用されてしまう可能性があります。
また、難病に対する保障のある保険商品もありますが、厚生労働省が指定する難病すべてが保障されるわけではなく、保険会社が指定する難病でなければ保障されない場合があるので、あらかじめ確認しておくことが重要です。
難病治療への備えは万全と思っていても、いざ保険金を請求すると「この難病は保障の対象外です」と保険会社から返答されてしまうケースが実際にあります。
保険商品によっては難病への備えが病名による限定的になってしまっている場合もあるので、保障内容はよく確認しておいてくださいね。
難病に罹患している人でも入れる生命保険もある
難病になったら、生命保険に加入できないと考えるのではなく、難病でも加入できる生命保険があるかもしれないと考えるのも良いと思います。
保険会社は、経済の動きに合わせて、人々が望む生命保険のプランを用意します。
経済が不安定な今、生命保険の加入が保険加入者にとって、得となるのか、損となるのか難しいところです。
生命保険に加入したいと思うのは、経済の不安定さや、病気で不安な気持ちが大きくさせるのかもしてません。
そんな時に、入れる生命保険があるのは、生活の状況を大きく変えるのではないでしょうか。
では、どのような生命保険があるのかお話していきたいと思います。
引受基準緩和型保険とは
まずは、引受基準緩和型保険です。
引受基準緩和型保険は、生命保険に加入する際の告知書の質問項目が少なく、持病や病歴があるかたでも加入しやすい生命保険になっています。
引受基準緩和型保険の特徴としては以下のようなものがあります。
- 加入して1年目は、2年目以降の給付金の金額の半額になっている。(入院給付金が5000円の場合、1年目は、2500円)
- 契約前に発病していた疾患に対しても給付金が支払われない場合もある。
- 一般の生命保険よりも支払う保険料が高めに設定されている。
無選択型保険とは
無選択型保険は、保険加入時の健康状態の告知義務がないため、引受基準緩和型保険よりももっと加入しやすい生命保険です。
無選択型保険の特徴には以下のようなものがあります。
- 健康状態の告知が必要ではない。
- 一般の生命保険や引受基準緩和型保険よりも支払う保険料が割高である。
- 場合によっては、入院給付金が受け取れない場合がある。
上記の内容より、とても加入しやすい生命保険という印象ですが、その分、支払う保険料が高額のため加入の際には、その分慎重にご家族の方や保険会社の方とご相談ください。
保険料が高いので、まずは通常の生命保険を検討してみよう
高額の保険料を毎月きちんと支払いをしても、いざ給付金を受け取る時に、難病が原因で給付金を受け取ることができなかったでは、保険料の支払いが無駄となってしまいます。
保険内容が支払う保険料に見合っているのか、支払う価値のある生命保険なのか、よく検討することが必要です。
通常の保険は、特約によって手厚くなるだけではなく保険料も抑えることができます。 そのため、まずは通常の生命保険を検討し、加入できなかったときに初めて引受基準緩和型や無選択型保険を考えると良いですね!
自分がどの保険に入れるのかの判断が難しい場合は保険の専門家との無料相談をおすすめします。
ほけんROOMには持病持ちの保険に詳しい専門家が在籍しています。
マネーキャリアでは訪問型・オンライン型などとても手軽な無料保険相談を実施しております。下のボタンから簡単に申し込みできますので、初めての方も是非ご利用くださいね。
下の赤いボタンから専門家との相談の申し込みすることができますので、ぜひご検討ください。
特定難病給付金の受け取り方
特定難病給付金の対象となった時の給付金の受け取り方について説明していきます。
必要な書類は主に以下のようなものがあります。
- 保険会社所定の請求書
- 保険会社所定の様式による医師の診断書
- 特定疾患医療受給者証または医療受給者証の写し
- 被保険者の住民票
- 特定難病給付金の受取人の戸籍謄本と印鑑証明書
- 最終の保険料払い込みを証する書類
- 保険証券
こちらの内容もH社による特定難病給付金の受け取りの際の必要書類となります。
また、個人によっては、上記の限りではない場合もありますので、給付金の受け取りの際には、必ず保険会社へ確認をお願いします。
通常の生命保険の給付金の受け取りよりも必要書類が多いですので、受け取りの際には、記入漏れがないか、必要書類がそろっているか充分にご確認ください。
特定疾患医療受給者証とは?
生命保険に特定難病特約が付いている場合、給付金の受け取りの際には、特定疾患医療受給者証が必要となりますが、特定疾患医療受給者証とは、どのようなものなのでしょうか。
特定疾患医療受給者証とは、指定難病を持っている患者が、認定を受けることによって発行されるもので、特定疾患医療受給者証があれば医療費の助成が受けられます。
特定疾患医療受給者証は、病名がついて初めて交付の手続きが 開始されます。
特定疾患医療受給者証の受け取り方は以下のようになっています。
- 必要書類を都道府県の窓口(保健所など)から受け取り、難病指定医に臨床調査個人票を作成してもらう
- 臨床調査票など各書類が揃ったら、都道府県の窓口(保健所など)に提出
提出してからも交付までに2~3ヶ月程度かかる場合もあるようです。
特定難病特約のついた生命保険の特定難病給付金の受け取りも、特定疾患医療受給者証を交付されてからとなります。
持病をお持ちの方でも入れる保険を相談しよう
持病持ちの方でも加入できる保険について詳しく知りたいという方は、是非一度専門家に相談することをおすすめします。
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詳しくは以下のボタンからチェックしてみてくださいね。
指定難病の現状
指定難病とは、どのような疾患でしょうか。
厚生労働省の定義では、難病は、発病の機構が明らかではなく、治療方法が確率していない、希少な疾病であって、長期の療養を必要とするものとしています。
法律の制定により、指定難病の種類は、56疾患だった数が110疾患に増え、306疾患、現在では、331疾患となりました。
具体的な指定難病の例としては、クローン病やパーキンソン病などがあります。
簡潔にまとめると、難病のうち、患者数が本邦において一定の人数に達しないこと、客観的な診断基準が確立していることを満たしている場合に、指定難病としているのです。
また、指定難病の方が保険に入る際には少し注意点があります。
それが告知義務には正直に告知をするということです。
告知義務には注意が必要
生命保険の加入者には、告知義務があり、過去5年以内の健康状態について、最近3か月以内に医師の診察・検査・治療・投薬の有無などを告知書に記入しなくてはなりません。
もし、現在の疾患の事実を告知されなかったり、事実と違うことを告知した場合には、「告知義務違反」と認められ、契約・特約の解除または、給付金の支払いがなくなることがあります。
基本的には、生命保険への加入は難しいものとなりますが、保険会社が判断し、傷病の内容によっては、無条件で加入できたり、一定条件を提示される場合もあります。
告知義務違反については以下のほけんROOMの記事で詳しく説明しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
告知義務について不安が残る方などはぜひ一度保険のプロに相談することをおすすめします。
ほけんROOMには、持病持ちに詳しい専門家が在籍しているので、下の赤いボタンから予約してみてください。
まとめ:指定難病でも入れる生命保険はある
今回は、指定難病の方の生命保険加入について説明してきましたがいかがだったでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- 指定難病でも、引受基準緩和型保険や無選択型保険なら加入できる
- 特定疾患医療受給者証があれば特定難病給付金を受け取ることができる
でした。
特定難病に対しては、疾患を治す医療が追いついていないため、国や都道府県単位で、患者に対する背策もとっています。 特定疾患医療受給者証もその一つです。
普段の生活では、耳にしない支援策もあるかと思います。
ぜひ、この機会に、お近くの都道府県の窓口に足を運んで、悩んでいることや、困っていることをご相談してみてください。 話してみることで、何か解決できることがあるかもしれません。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。
難病になったら保険加入できない?保険のプロが解説します!
難病を患い、これからの医療費に備えて「今からでも保険に入れないか」と考えているひとは多いのではないでしょうか。
完治の未来が見えにくい難病ですが、保険に加入することはできます。しかし、残念ながらどんな保険商品でも加入できるわけではありません。
治療法が確立されておらず長期の療養が必要となる難病と患うと、保険会社の審査を通過できず一般的な保険には入りづらくなってしまうのです。
難病に罹患しているけれど保険に加入したいというひとは、ご自身の病状から考えて加入しやすい保険を探すことから始めてみましょう。
また、加入している保険に難病保障がある場合、よくある質問が「どのような症状になると保険金が支払われるのか?」という悩みです。
保険会社によって、難病と指定される病気や保障内容が異なるため、事前に加入している保険会社に確認しておくようにしましょう。
この記事では、難病と診断されたことがあるひとでも保険に入って安心できるように、持病保険のプロが以下のことについて詳しく解説します。
- 難病でも保険に加入できるのか?
- 難病のひとが保険に加入する際に気をつけておくべきポイント
- 難病と診断されたら、どんな保険を探せばよいのか?