更新日:2024/08/07
50代からのおすすめ個人年金保険を徹底解説!老後計画をはじめよう
・50代でおすすめの個人年金保険は何?
・50代からでも老後資金は準備できる?
内容をまとめると
- 選び方のポイント①リスクの許容範囲を決める、どのぐらいのリスクをとれるかによって加入の選択肢が変わる
- 選び方のポイント②年金の受取期間、公的年金の不足を補うのか年金が入るまでのつなぎにするのか明確に
- 選び方のポイント③運用通貨は安定性なら円建て、運用率なら外貨建て
- 50代から個人年金保険をおすすめする理由は「一括支払いの選択」や「将来のリスクの見通しがつきやすい」から
- 老後の資産形成を効率的にできるというメリットがある一方、流動性が低くインフレリスクがあるのが欠点
- 個人年金保険以外にもiDeCoや積み立てNISAなどの選択肢もある
- マネーキャリアは相談申込40,000件以上、相談満足度93%、在籍FP3,000人以上という国内最大級の資産形成の相談サービスです!
▼この記事を読んでほしい人
- 老後にむけての資産運用を考えている人
- 50代におすすめな個人年金保険が知りたい人
- 個人年金保険活用のメリットやデメリットを知りたい人
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 個人年金には種類がある!選び方のポイントを4つ紹介!
- ポイント①:どのくらいリスクが取れるのか
- ポイント②:年金の受取時期
- ポイント③:何歳まで働くかで、一時払いか全期前納かを選ぶ
- ポイント④:外貨建てか円建てか決める
- 50代からの個人年金保険がおすすめな理由とは
- おすすめ理由①:一時払いや全期前納ができてお得
- おすすめ理由②:将来のリスクが見積もりやすい
- 50代で個人年金保険に加入するメリット
- メリット①:老後資金の見積もりが立てやすい
- メリット②:60代や70代までの短期間で効率よく老後資金の準備ができる
- 50代で個人年金保険に加入するデメリット
- デメリット①:個人年金保険はインフレリスクに対処できない
- デメリット②:いざという時に簡単にお金を引き出すことができない
- 50代で個人年金保険に加入するのがおすすめな人
- 自分に合ったおすすめの個人年金保険を選ぶならプロに相談
- 50代で個人年金保険に加入した場合のシミュレーション
- 50歳から個人年金保険に加入した場合
- 個人年金保険に55歳加入した場合
- 55歳から個人年金保険に加入した男性の体験談
- 個人年金保険以外の積立方法も検討してみよう
- 個人年金保険に関するよくある質問
- 個人年金保険に関するよくある質問
- まとめ:50代からの個人年金保険をしっかりと検討しよう
目次
個人年金には種類がある!選び方のポイントを4つ紹介!
50代から個人年金保険に加入する場合、どんなことに気をつけながら商品を選んだら良いのでしょうか。
ここでは、50代から個人年金保険を検討する場合に、判断するポイントをご紹介します。
まず、個人年金保険には大きく分けて、「確定年金」「変額年金」「外貨建て年金」の3種類があります。
それぞれの違いを表にしたものが以下になります。
確定年金 | 変額年金 | 外貨建て年金 | |
---|---|---|---|
特徴 | 支払った 時点で受取額 が確定する | 保険会社の 運用実績に よって受取額 が変動する | 米ドルなど の日本より 金利の高い 外貨で運用する |
利率 | △ 低い | ○ 高い | ○ 高い |
確実性 | ◎ 受取額が確定 するので 元本割れしない | × 運用実績次第で 元本割れする 可能性がある | × 為替レートの 変動によっては 元本割れする |
インフレ リスク (50代は 影響が少ない) | × 受取額が確定 しているので インフレには 対応できない | ○ インフレしても 運用実績が その分よくなれば 対応できる | ○ インフレにより 日本円が相対的 に安くなれば 対応できる |
これらを踏まえて、選び方のポイントを4つに絞って解説します。
個人年金の選び方については以下の記事を読むことでさらに理解を深められます!
ポイント①:どのくらいリスクが取れるのか
50代の個人年金保険選びで重要なポイントが、個人年金保険でどのくらいのリスクを取れるのか、というポイントです。そしてそれは、家計が抱えているリスクとのバランスで決まります。
家計が抱えているリスクとは、子育てに必要なお金や、住宅ローンの支払いなどがあります。
例えば
- 子育てがすでに終了している場合
- もう大学生になっており支払える見込みがある
- 住宅ローンをすでに完済
などの場合は、家計のリスクが低いため、変額年金や外貨建て保険でリスクを取ることもできます。
一方で、まだ子供が小さく、今後の教育費が不明瞭であったり、まだ払いきれるか分からないような場合や、住宅ローンが完済できるかまだ不安な場合などは、個人年金保険でリスクを取るのは危険なので、リスクの少ない確定年金に加入すると良いでしょう。
ご自身の抱えているリスクと、個人年金保険のリスクのバランスを意識して選ぶようにしましょう。
ただ自分でどのくらいリスクをとれるのかを、ローンや子育てなどを考慮したうえで、考えるのは、とても難しいと思います。
そんな時はマネーキャリアのFP相談がおすすめです。将来を見据えたうえで、質の高いシュミレーションを行ってくれるプロが納得いくまで無料で相談に乗ってくれます。
ポイント②:年金の受取時期
受け取り時期によって2系統5種類に分類されます。
【1】公的年金などの不足分を補う目的で、一生涯受け取る
種類 | 内容 |
---|---|
終身年金 | 生存している限り年金を受け取ることができます。 |
保証期間付終身年金 | 保障期間中は生死にかかわらず年金を受け取ることができ、その後は生存している限り年金を受け取ることができます。 |
【2】公的年金の支給開始までのつなぎ資金として、一定期間受け取る
種類 | 内容 |
---|---|
確定年金 | 生死にかかわらず、10年や15年などの一定期間年金を受け取れます。 |
有期年金 | 生存していれば、10年や15年などの一定期間年金を受け取れます。 |
保証期間付有期年金 | 有期年金のうち、5年などの一定期間は生死にかかわらずに年金を受け取れるタイプです。 |
目的が公的保障で足りない分をカバーするためなのか、年金をもらうまでのつなぎとして活用するのかライフスタイルによって異なるため、しっかり吟味しておきましょう。
ポイント③:何歳まで働くかで、一時払いか全期前納かを選ぶ
全期前納 | 一時払い | |
---|---|---|
保険料 | 一時払いの次に安い | 保険料総額が1番安い |
被保険者の死亡(保険期間中) | 以後の保険料が返ってくる | 保険料の戻りはない |
中途解約時 | 以後の保険料が返ってくる | 保険料の戻りはない |
解約返戻金額 | 充当された保険料に応じた金額 | 最も高い |
生命保険料控除 | 毎年控除対象 | 払い込んだ年の1回のみ控除対象 |
ポイント④:外貨建てか円建てか決める
円建て商品は、保険料の払い込み、運用、年金の受け取りをすべて日本円で行います。そのためリスクも少なく、安全に運用したい方向けです。
外貨建て商品は、米ドルや豪ドルなどで運用するため、為替変動リスクがあり、為替相場によっては受取額が減少する可能性もあります。しかし、円建てよりも金利が高く、運用実績によっては返戻率が高くなります。
年金の受け取りの際には為替手数料もかかるので、外貨建て商品は、資金に余裕があり、ある程度のリスクを取れる方向けです。
50代からの個人年金保険がおすすめな理由とは
50代から個人年金保険に加入する場合、どういったメリットがあるのでしょうか?
個人年金保険の一般的なメリットは
- 銀行預金よりもお得に積み立てられる
- 口座引き落としのため、強制的に老後の貯蓄ができる
- 個人年金保険料控除により節税効果がある
- 一時払いや全期前納ができてお得
- 将来のリスクが見積もりやすい
おすすめ理由①:一時払いや全期前納ができてお得
50代から個人年金保険に加入する場合、お得な支払い方法を選択できるというメリットがあります。
上記でも紹介しましたが支払い方法には月払いや年払いの他に、
- 一時払い
- 全期前納
があります。
これらは月払いに比べて利回りが良くなるのが特徴です。つまり、少ない保険料で同じだけの年金を受け取ることができるということです。
もし手元にお金があるのであれば一時払いや全期前納をするのがおすすめです。
一般的に若い世代ほど貯蓄額は少ないので、月払いや年払いしか選択できないケースが多いのですが、50代で個人年金保険を検討する場合、手元に貯蓄がすでにあるケースが多く、一時払いや全期前納を選択してお得に加入できます。
個人年金保険は、加入年齢が高くなるほど保険料が割高になり利回りが下がるというデメリットもあるのですが、支払方法によって利回りを高くしてそのデメリットを補うことができます。
おすすめ理由②:将来のリスクが見積もりやすい
50代から個人年金保険に加入する場合の他の世代にはないもう1つのおすすめなポイントは、老後までの時間が短いために将来のリスクを見積もりやすいことにあります。
個人年金保険に加入する場合、確定年金だと加入した時点で老後の受取額が確定します。そのため、受け取るまでの期間に物価が上昇してしまうことで受取額が目減りする「インフレリスク」が存在します。
インフレリスクは、加入してから受け取るまでの期間が長ければ長いほど高くなります。
そのため、若い世代の場合は慎重に検討しないと損をしてしまう可能性があるのですが、50代であれば受け取りまでの期間が非常に短いため、インフレリスクを最小に抑えることができます。
また、
- 保険会社が破綻してしまうリスク
- 自身の収入が不安定になるリスク
- 公的年金がいくらもらえるか不明
- 退職金がどの程度になるか不明
など、保険料支払いや受取額や老後資金に関するリスクは多くありますが、老後までの期間が短い50代の場合、それらのリスクをほとんど気にする必要がなくなります。
20代で加入する場合、老後まで40年あると考えれば、50代で加入する場合のリスクへの考え方が大きく異なることがご理解いただけるでしょう。
50代で個人年金保険に加入するメリット
人生100年時代といわれるほど、長生きリスクに対応する必要が増えてきました。公的年金だけでは不足するといわれる中、貯蓄や退職金を切り崩して老後資金に充てるにしても限界があります。
老後資金の準備方法にはいろいろ考えられますが、50代では収入の見込み額を確定しやすい個人年金保険でカバーするのがオススメです。
また、50代で個人年金保険に加入する場合、
- 老後資金の見積もりが立てやすい
- 60代や70代までの短期間で効率よく積み立てられる
メリット①:老後資金の見積もりが立てやすい
20代や30代では結婚や子育てなどで突然の出費も多く、老後資金にまで手が回らなかったり、必要な費用の予測が立てにくかったりします。
50代は子育てがひと段落していたり、住宅ローンの返済などの目途が立っている人も多いので、老後資金の見積もりが立てやすい傾向にあります。
また、どのくらいのリスクを取れるかもはっきりするので、積極的にリターンを求めるか、リスクを取らずに確実性を求めるかの運用方針も決めやすくなります。
メリット②:60代や70代までの短期間で効率よく老後資金の準備ができる
現在の国内金利では、銀行へ預けたとしてもほとんど利息はつきません。
個人年金保険も、円建てであれば年金として受け取れる総額は払い込んだ保険料を大きく上回ることは期待できません。
しかし、それでも銀行預金と比較すると短期間にお得に積み立てることができます。
銀行の普通預金利率が0.001%程度ですから1000万円預けたとしても100円にしかなりません。返礼率が101%~103%の個人年金保険でも明らかな差がでます。
また、個人年金保険料控除を受けることができるので節税のメリットもあります。
預金においては税金面での優遇はないので総合的に考えるとやはり個人年金保険の方が預金よりも効率的に資産形成できるでしょう。
50代で個人年金保険に加入するデメリット
個人年金保険にはメリットだけでなく、当然デメリットも存在します。
その主なものとして、
- インフレリスク
- 流動性の低さ
デメリット①:個人年金保険はインフレリスクに対処できない
確定年金タイプの個人年金保険は、予定利率が固定です。そのため、インフレリスクには対応できません。
加入した時点で将来の年金額が確定するので見積もりが立てやすい反面、物価上昇で貨幣価値が下がった時、実質的には目減りしている可能性があるのです。
インフレで物価が上昇してモノの値段が1.2倍になった時に、もらえる年金も1.2倍になっていれば問題ありません。しかし、確定年金タイプは固定金利なので、どんなに物価が上がろうと、もらえる年金額は変わらないのです。
デメリット②:いざという時に簡単にお金を引き出すことができない
個人年金保険は中途解約すると、解約返戻金がそれまでに支払った保険料の総額よりも少なくなります。
長期間据え置き、引き出さないことを前提に積み立てる流動性の低い商品なのです。
老後までの長い期間には、子どもの教育費、病気やケガの入院費や治療費、働けなくなった時の生活費など、突然出費がかさむケースがあります。
すぐに引き出せるお金があれば問題ありませんが、そうでない場合は元本割れも覚悟して解約しなければなりません。
個人年金保険はいざという時に簡単にお金を引き出すことができないということを念頭に置いて、老後までのさまざまなリスクに備えなければなりません。
50代で個人年金保険に加入するのがおすすめな人
- 退職金などを利用して、一時払いで返戻率を上げたい方
- セカンドライフのための資金を効率的に増やしたい方
- ゆとりある老後の生活費を準備したい方
- 年金額を増やすために、据置期間を長めに取れる方
ただ、保険料を「一時払い」すれば返戻率は良くなりますが、個人年金保険料控除による節税メリットを受けることはできないので注意してください。
自分に合ったおすすめの個人年金保険を選ぶならプロに相談
ここまでで、50歳ならではの個人年金保険の選び方やメリット・デメリットを見てきましたが、あくまでこれは目安であり、実際に自分に合った個人年金保険を選ぶのは非常に難しいです。
例えば、変額年金を選ぶ場合は運用実績が高い商品を選びたいところですが、どの商品が有望なのかは判断が難しいです。
また、外貨建て年金の場合は、為替リスクを勘案しなければいけませんが、向こう数年の為替予想ですら、非常に難しいことがおわかりいただけると思います。
このように、入る商品タイプを選べたとしても、その先でさらに検討・比較が必要になりますし、各家庭や個人によって事情は様々のため、本当に自分に合った個人年金保険を選びたいなら、保険のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがおすすめです。
マネーキャリアでFP相談すれば、複数の個人年金保険を一度に比較することができますし、現在入っている保険や資産状況からぴったりの個人年金保険を提案してもらうことができます。
個人年金保険を検討している、という段階でも相談できるので、まずはFPに相談してみてはいかがでしょうか?
50代で個人年金保険に加入した場合のシミュレーション
では実際に50代で個人年金保険に加入した場合のシミュレーションをみてみましょう。
今回は
- 50歳から加入した場合
- 55歳から加入した場合
の2つに分けて紹介します。
月払い保険料の金額は返礼率に関係ありませんが、据え置きをするかどうかは返礼率に関係します。
据置きで返礼率を上げるか、払込を長くして税金控除と受取額の積立額を重視するかの吟味は十分に行いましょう。
50歳から個人年金保険に加入した場合
月掛保険料を20,000円と30,000円、据置期間なしと5年で比較すると、50歳で個人年金保険に加入した場合の年金額のシミュレーションは以下のようになります。
月掛保険料 | 20,000円 | 20,000円 | 30,000円 | 30,000円 |
---|---|---|---|---|
払込保険料累計額 | 480万円 | 480万円 | 720万円 | 720万円 |
据置期間 | 0年 | 5年 | 0年 | 5年 |
年金開始年齢 | 70歳 | 75歳 | 70歳 | 75歳 |
年金満了年齢 | 79歳 | 84歳 | 79歳 | 84歳 |
一括受取額 | 約482万円 | 約490万円 | 約723万円 | 約735万円 |
基本年金年額 | 約48.9万円 | 約49.7万円 | 約73.3万円 | 約74.6万円 |
年金受取累計額 | 約489万円 | 約497万円 | 約733万円 | 約746万円 |
年金受取率 | 101.9% | 103.7% | 101.9% | 103.7% |
個人年金保険に55歳加入した場合
55歳で個人年金保険に加入した場合の年金額のシミュレーションを月掛保険料を20,000円と30,000円で比較した場合、据置期間を設定することはできないので以下のようになります。
月掛保険料 | 15,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
---|---|---|---|
払込保険料累計額 | 360万円 | 480万円 | 720万円 |
据置期間 | 0年 | 0年 | 0年 |
年金開始年齢 | 75歳 | 75歳 | 75歳 |
年金満了年齢 | 84歳 | 84歳 | 84歳 |
一括受取額 | 約361万円 | 約481万円 | 約722万円 |
基本年金年額 | 約36.6万円 | 約48.8万円 | 約73.3万円 |
年金受取累計額 | 約366万円 | 約488万円 | 約733万円 |
年金受取率 | 101.8% | 101.8% | 101.8% |
55歳から個人年金保険に加入した男性の体験談
過去にほけんROOMのサイトから加入された方の体験談です。
- 55歳男性
- 埼玉県在住の一般企業勤務、退職金あり
- 貯蓄:700万円程度
- 相談内容:銀行に預金している700万円程度の貯蓄を積立または投資をしたい。ただ、元手よりも減ってしまうリスクが少なくて、少しでも増やしたい。
ちょっとネットで調べたら、一時払いの個人年金保険や養老保険がおすすめとのことが書いてあり、おすすめの商品があれば聞いてみたい。
個人年金保険以外の積立方法も検討してみよう
その他の積立方法としては
- iDeCo
- 積み立てNISA
個人年金保険 | iDeCo | 積み立てNISA | |
---|---|---|---|
加入資格 | 保険会社によって異なる | 20歳以上60歳未満の国民年金被保険者 | 20歳以上の国内居住者 |
上限金額 | 保険会社によって異なる | 年14.4万円~81.6万円×60歳まで(職業等で変わる) | 年40万円まで |
流動性 | △ | ×(60歳まで原則不可) | 〇 |
税制メリット | 個人年金保険料控除により、上限4万円の所得控除 | ・運用益が非課税 ・全額所得控除 ・受取時の優遇 | 運用益が非課税 |
おすすめの人 | 安定性を重視した資産形成を行いたい人 | ・所得が多く控除枠を十分に使いたい人 ・安定性よりも利益を重視する人 | ・引き出しを自由にしたい人 ・リスクをとれる人 |
個人年金保険に関するよくある質問
個人年金保険に関するよくある質問
個人年金保険は50代から始めるのは遅い?
個人年金保険を50代から始めるのは、遅くはありません。
支払い方法も、月々の積み立て方法から一時払いまで選択できますし、10年以上資産をねかせることによって十分資産運用できます。
また、まだ年金保険に加入していない場合は、個人年金保険料控除も活用できますので、節税効果にも期待できます。
もちろん、積み立て期間が長いほど資産形成効果は高いですが、老後のゆとりある生活に向けて資産運用をする上で、50代からでも加入するのに遅いということは決してありません。
「個人年金保険に入るな」って聞いたことがあるんですけどなぜですか?
個人年金保険に加入するにあたって、注意しないといけないことが2点あります。
まず1つ目が、途中解約すると元本割れする点です。
加入の際に無理のない金額で加入する事は大切ですが、この場合も減額や払済保険にするという手段があります。
途中で解約してしまうと元本が割れてしまいますが、積み立て金額を少なくしたり、10年以上積立てているのであれば、払い込みを止めて払済保険に変更することが可能です。
2つ目が、インフレに対応できない点です。
多くの個人年金保険は、確定年金になりますので、契約時に将来の受け取り額がが決定します。
そのため、金利が低い時に契約して、今後数十年後のインフレ率の方が高ければ、お金の価値は減少してしまいます。
以上、2点に気をつけていただければ、個人年金保険はメリットの多い保険になります。
まとめ:50代からの個人年金保険をしっかりと検討しよう
50代からの個人年金保険についておすすめの商品や選び方、メリットデメリットを中心に解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
50代は老後の資産形成を行うのにけっして遅くはありません。個人年金保険やその他方法をうまく活用することでゆとりのある暮らしに向けて積立をしていきましょう。
もし資産形成に不安があればプロに相談すると良いでしょう。
保険相談窓口の中でも「マネーキャリア」はおすすめです。
全国対応で何度でも相談は無料、スマホ一つで簡単に相談できます。契約件数は12,000件以上にのぼり、顧客満足度は驚きの93%を誇っている信頼できる保険サービスです。
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ほけんROOMでは、保険に関する記事が数多くありますので興味のある方は合わせてご覧ください。
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