親が掛け金を支払うことで、子供を個人年金保険に加入させられます

個人年金保険は例え受取人が本人以外であっても加入できるようになっており、自身の子供も被保険者として含まれます。一時払いや年払い、月払いなど保険料の支払い方法を問わず、親が掛け金を支払うことで子供の個人年金保険の契約が完了するようになっています。

個人年金保険は基本的に誰でも加入できるようになっており子供も対象です

個人年金保険とは国民年金とは別の保険会社などが提供している金融商品です。


60歳や65歳といった高齢になってから掛け金に対して年金が支払われるといった国民年金と同様のシステムがとられており、定年退職後にお金の心配をしたくないといった方に人気があるといった特徴があります。

子供も問題なく加入できます

国民年金の場合は20歳になってから年金保険料の支払いが開始されますが、個人年金保険の場合は子供の内からでも加入できるようになっています。


まだ自分でお金の使い方を決められない小学生や幼稚園児であっても、健康上に問題があるなどとった理由がない限り加入できるものと捉えておいてください。

掛け金は親が支払います

子供を被保険者にした個人年金保険の掛け金は、親など対象となる子供の保護者が支払います。祖父母などが払うことも出来ますが、基本的には親が支払うものと想像しておいてください。父親や母親が支払った個人年金保険を子供が何十年も先に受け取るといった形式がとられているのです。



子供を対象とした個人年金保険には様々な種類のものがあります

個人年金保険と一言で言ってもその種類は様々で、日本円で運用されるものもあれば外貨で運用されるものもあります。また受け取りが60歳以上ではなく加入後10年後となっているような個人年金保険もあるので、必要とあらば複数の個人年金保険を組み合わせて子供の将来に備えましょう。

円建ての個人年金保険とは

日本円で運用される個人年金保険とは、ほぼ国民年金と同じように掛け金に対して保険料が微増して返ってくるという形がとられています。途中で解約でもしない限りは間違いなくお金が増えて返ってきますので、為替の影響を受けない安定性のある個人年金保険に子供を加入させたい際におすすめです。

外貨建ての個人年金保険とは

アメリカドルやオーストラリアドルなどで運用される外貨建て個人年金保険とは、為替により受け取り金額が上下するといったリスクがあるものの利率が非常に高いといった特徴を持つ個人年金保険です。少々のリスクを容認してでも掛け金が大きく返ってくる可能性がある個人年金保険に子供を加入させたい際におすすめです。

10年ものの個人年金保険にも子供を加入させられます

日本建ての個人年金保険より外貨建ての個人年金保険に多いのですが、子供でも加入させられる10年ものの個人年金保険というものも存在しています。


10年後に返ってきた受取金を更に他の保険商品や当為商品に預け入れることで子供の将来に備えてたいといった場合に役立てることが出来ます。

10年ものの個人年金保険のメリットとは

10年ものの個人年金保険は通常よりずっと早くお金が返ってくるといったメリットがあります。


例えばまだ5歳の子供を10年ものの個人年金保険に加入させて、15歳になったときに返ってきたお金を高校の入学資金にあてるなどといったことが可能です。短期的な投資としても役立てられます。

利率が定期預金より良いのが特徴です

10年間お金を預け入れていたとしてもほぼお金が増えて返ってこない定期預金に比べると、10年ものの個人年金保険はかなり利率がいいといった特徴があります。


10年後に確実に返ってくる金融商品としては国債より利率がいい場合が多く、個人年金特有の保証も子供に付きますので利点が多いことを覚えておいてください。



子供を個人年金保険に加入させる際の注意点とは

子供を個人年金保険に加入させる際の注意点として忘れてはならないのが、お金を支払った親には一切お金が返ってこないといった点です。


子供が未成年の内は個人年金保険の管理も親が行いますが、子供が成人したら管理責任も子供に移りますので、親は親で自分名義の個人年金保険に入っておくといいでしょう。




途中で解約すると損をしてしまいます

通常の死亡保険や貯蓄性の高い養老保険などにも同じことが当てはまりますが、満期を迎えて年金が支給される前に途中解約をしてしまったり、支払い期間を変更して保険会社に支払う総額を引き下げたりすると、結果として子供が損をしてしまう可能性があります。


加入時にしっかり将来設計を考えるように心掛けておいてください。

必要なら2種類以上に加入するといいです

子供を対象とした個人年金保険は子供が老人になるまで放置されるような保険ですので、実際にいくらお金が返ってくるのかが今一つ分からないといった場合があります。


そこで安全策として安定性の高い個人年金保険と利率の高い個人年金保険の二種類以上に加入しておくといった方法があることも記憶しておくといいでしょう。

まとめ

親が掛け金を支払って子供の将来に備える個人年金保険は、途中解約をしない限り子供が損をすることはありません。


株やFXのように流動性の高い金融商品よりも、子供の将来への備えとしては安定感があると言えるでしょう。親が自身と家族の生活の負担にならない程度の金額から、子供を個人年金保険に加入させて親としての責任を果たすことを検討してみてください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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